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2010年11月23日 (火) 08:20時点における版

ファイル:Suvarnabhumi express train.jpg
SA Express に運用される シーメンス Desiro Class 360/2
SA City Line に運用される シーメンス Desiro Class 360/2

エアポート・レール・リンク (รถไฟฟ้าเชื่อมท่าอากาศยานสุวรรณภูมิ, Airport Rail Link, ARL) は、タイスワンナプーム国際空港バンコクの中心部を結ぶ高速鉄道である。2010年8月23日に正式開業した[1]

概要

タイ国鉄(SRT)の運営である。東線の敷地を利用し、路線距離は28.6km、8つの駅が設置された。マッカサン駅にはシティ・エアターミナルと呼ばれるチェックイン・カウンターが設置される予定[2]。マッカサン駅は、バンコク・メトロペッチャブリー駅に接続する。

交流25kV電源による架線集電方式で電化されており、軌間は1435mmである。

2007年8月完成予定であったが、高架支柱のひび割れなどに工事が遅れ、2009年10月7日からマッカサン駅~スワンナプーム国際空港駅間で一般市民による試乗が開始された。2009年12月5日に開業、翌年3月から有料化される見込みであった[3]。しかし、12月5日からも時間を限定した試運転が行われ、正式開業の見込みは立たなかった[4]。2010年6月1日よりスワンナプーム〜パヤタイ間において、7時-10時、16時-19時に限り、無料で試験運行を開始した[5][6]

正式開業日は2010年8月23日となり、有料化された[7]

タイ国鉄マッカサン鉄道工場の東方に建設中の駅及びシティ・エアターミナル(2009年8月撮影)

SA Express

空港駅とマッカサン駅を約15分のノンストップで結ぶ急行列車。

  • 6時から24時まで運行 30分間隔
  • 運賃 100バーツ (150バーツに値上げ予定)
  • 最高時速 160km/h

SA City Line

空港駅からマッカサン駅を経由し、パヤータイ駅までを約30分で結ぶ各駅停車。

  • 6時から24時まで運行 15分間隔
  • 運賃 15バーツ (15~45バーツに値上げ予定)

Expressは150バーツ、CityLineは15~45バーツに値上げし、24時間運行にする計画がある[8]

駅一覧

番号 駅名 タイ語/英語 SA Express SA City Line 乗り換え
エアポート・レール・リンク
1 スワンナプーム駅 (空港) สุวรรณภูมิ
Suvarnabhumi
2 ラートクラバン駅 ลาดกระบัง
Lat Krabang
タイ国有鉄道
東線
3 バーンタップチャーン駅 บ้านทับช้าง
Ban Thap Chang
4 フアマーク駅 หัวหมาก
Hua Mak
5 ラームカムヘーン駅 รามคำแหง
Ramkhamhaeng
6 マッカサン駅
(シティ・エア・ターミナル)
มักกะสัน
(สถานีรับส่งผู้โดยสารอากาศยานในเมือง)
Makkasan (City Air Terminal)
バンコク・メトロ
ブルーライン:ペッチャブリー駅
タイ国有鉄道
東線:アソーク駅[9]
7 ラーチャプラーロップ駅 ราชปรารภ
Ratchaprarop
8 パヤータイ駅 พญาไท
Phaya Thai
バンコク・スカイトレイン
スクムウィット線

車両

SA City Line の車内

ドイツシーメンス社製の鉄道車両・デジロ(デジロUK)が導入された。バンコク・スカイトレイン及びバンコク・メトロと同じメーカーが選定される結果となっている。Express向けに4編成、City Line向けに5編成が運用されている。Express向けの編成はシティ・エア・ターミナルからの手荷物積載スペースを設けている。

脚注

関連項目

外部リンク