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TVM『マインド・オブ・メアリード・マン 〜妻ある男の心情〜』で脚本とビアンカ・バーマン役として初出演を果たし、映画『[[ニューヨーク・ストーリー]]』で若い女性役で本格的に女優デビューし、その後『ニューヨーク・ジャスティス』にも出演し[[マイケル・キートン]]と共演した。
TVM『マインド・オブ・メアリード・マン 〜妻ある男の心情〜』で脚本とビアンカ・バーマン役として初出演を果たし、映画『[[ニューヨーク・ストーリー]]』で若い女性役で本格的に女優デビューし、その後『ニューヨーク・ジャスティス』にも出演し[[マイケル・キートン]]と共演した。


1992年の『続・蘭の女』で初主演を果たし[[デイヴィッド・ドゥカヴニー]]と共演。2人の男の間に揺れる悲しい魔性の女アレックスを演じて注目を集めた。本作、続・蘭の女と1993年の『ダーク・アイランド/堕ちた楽園』で[[ヌード]]と[[濡れ場]]を披露した。長身かつ少女体系で非常に細身であるが力強い女性を演じることが多い。『ダーク・アイランド』では現地人のエキストラの女性達よりもかなり背が高く、現地の男性と身長がほぼ同じであるためかなり目立っていた。2002年の[[トロント国際映画祭]]で紹介されたブリジットの最新作『St.モニカ〜』で、ジーニー賞の最優秀助演女優としてノミネートされた。 他にもブリジットは、1993年にも、プロデューサーのロバート・ラントスと初めて組んで製作した作品『I Love a Man in Uniform』で、ジーニー賞に最優秀女優としてノミネートされた。
1992年の『続・蘭の女』で初主演を果たし[[デイヴィッド・ドゥカヴニー]]と共演。2人の男の間に揺れる悲しい魔性の女アレックスを演じて注目を集めた。本作、続・蘭の女と1993年の『ダーク・アイランド/堕ちた楽園』で[[ヌード]]と[[濡れ場]]を披露した。長身かつ少女体系で非常に細身であるが力強い女性を演じることが多い。『ダーク・アイランド』では現地人のエキストラの女性達よりもかなり背が高く、現地の男性と身長がほぼ同じであるためかなり目立っていた。その他、2002年の[[トロント国際映画祭]]で紹介されたブリジットの最新作『St.モニカ〜』で、ジーニー賞の最優秀助演女優としてノミネートされた。 他にもブリジットは、1993年にも、プロデューサーのロバート・ラントスと初めて組んで製作した作品『I Love a Man in Uniform』で、ジーニー賞に最優秀女優としてノミネートされた。


ほとんどの映画のパターンとしてブリジット演じる登場人物の浮気が原因で悲惨な結末を迎えるのが定着している。ブリジットが演じた人物は映画の中では必然的に本人は意識してないものの魔性の女となっている場合があり、周りの男性達がブリジット演じる人物を取り合いするパターンが多く初主演映画の『続・蘭の女』ではブリジット演じる主人公の彼氏二人がバスケットで争い、その他の映画でもブリジットが演じる人物を男性達が取り合って激しい殺し合いを展開するというパターンが定着している。『ダーク・アイランド』ではブリジットが演じたアンディを巡って島中で乱戦が繰り広げられ、『パラノイア』ではジャナを巡って兄弟が争い、『ダブル・テイク』ではブリジットが演じたニッキを刑事と犯罪組織が取り合い、続投した『N.Y.殺人捜査線2』では、主人公と元彼氏がブリジット演じるニッキを取り合った。さらに、『ロード・オブ・ザ・リベンジ』ではメイシーを取り合ってギャングのフランクと医者の夫が取り合いをした。
ほとんどの映画のパターンとしてブリジット演じる登場人物の浮気が原因で悲惨な結末を迎えるのが定着している。ブリジットが演じた人物は映画の中では必然的に本人は意識してないものの魔性の女となっている場合があり、周りの男性達がブリジット演じる人物を取り合いするパターンが多く初主演映画の『続・蘭の女』ではブリジット演じる主人公の彼氏二人がバスケットで争い、その他の映画でもブリジットが演じる人物を男性達が取り合って激しい殺し合いを展開するというパターンが定着している。『ダーク・アイランド』ではブリジットが演じたアンディを巡って島中で乱戦が繰り広げられ、『パラノイア』ではジャナを巡って兄弟が争い、『ダブル・テイク』ではブリジットが演じたニッキを刑事と犯罪組織が取り合い、続投した『N.Y.殺人捜査線2』では、主人公と元彼氏がブリジット演じるニッキを取り合った。さらに、『ロード・オブ・ザ・リベンジ』ではメイシーを取り合ってギャングのフランクと医者の夫が取り合いをした。

2010年11月4日 (木) 06:52時点における版

ブリジット・バーコ
Brigitte Bako
生年月日 (1967-05-15) 1967年5月15日(56歳)
出生地 カナダの旗 カナダ
ジャンル 女優
活動期間 1989年-現在
主な作品
ニューヨーク・ストーリー
続・蘭の女
ダーク・アイランド/堕ちた楽園
ガーゴイルズ
ゴジラ ザ・シリーズ
恋するハリウッド日記
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ブリジット・バーコBrigitte Bako, 1967年5月15日 - )は、カナダ生まれの女優声優作家モントリオール出身。「ブリジット・バコ」「ブリジット・バコー」「ブリジッド・バコ」「ブリジット・ベイコー」とも表記される。『続・蘭の女』のビデオパッケージではブリジット・バコー、『ダーク・アイランド』ではブリジット・バコ、『ロード・オブ・ザ・リベンジ』ではブリジット・ベイコー、『ダーク・エスケープ』ではブリジット・ベコ、『レプリケーター』及び『N.Y.殺人捜査線2』ではブリジット・バーコで一貫していないが、一般的にはブリジット・バーコと表記される。右利き。特技は水泳ダンスゴジラのファンである。

映画『ニューヨーク・ストーリー』の若い女性役で本格的に女優デビュー。TVM『世にも悲しい放浪者たち』やその後の『ニューヨーク・ジャスティス』にも出演している。『続・蘭の女』のアレックス役で主演を務め、恋するハリウッド日記では出演・制作総指揮・企画を担当した。声優としては『ガーゴイルズ』で自らをモデルにしたキャラクターであるアンジェラ役や『ゴジラ ザ・シリーズ』のモニク・デュプレ役などの強いボーイッシュな女性役が有名。現在は声優活動は休止中であるが、ガーゴイルズのイベントには他のキャストと共に出演しておりガーゴイルズのアフレコ演劇でアンジェラの役を今でも演じている。

人物・来歴

TVM『マインド・オブ・メアリード・マン 〜妻ある男の心情〜』で脚本とビアンカ・バーマン役として初出演を果たし、映画『ニューヨーク・ストーリー』で若い女性役で本格的に女優デビューし、その後『ニューヨーク・ジャスティス』にも出演しマイケル・キートンと共演した。

1992年の『続・蘭の女』で初主演を果たしデイヴィッド・ドゥカヴニーと共演。2人の男の間に揺れる悲しい魔性の女アレックスを演じて注目を集めた。本作、続・蘭の女と1993年の『ダーク・アイランド/堕ちた楽園』でヌード濡れ場を披露した。長身かつ少女体系で非常に細身であるが力強い女性を演じることが多い。『ダーク・アイランド』では現地人のエキストラの女性達よりもかなり背が高く、現地の男性と身長がほぼ同じであるためかなり目立っていた。その他、2002年のトロント国際映画祭で紹介されたブリジットの最新作『St.モニカ〜』で、ジーニー賞の最優秀助演女優としてノミネートされた。 他にもブリジットは、1993年にも、プロデューサーのロバート・ラントスと初めて組んで製作した作品『I Love a Man in Uniform』で、ジーニー賞に最優秀女優としてノミネートされた。

ほとんどの映画のパターンとしてブリジット演じる登場人物の浮気が原因で悲惨な結末を迎えるのが定着している。ブリジットが演じた人物は映画の中では必然的に本人は意識してないものの魔性の女となっている場合があり、周りの男性達がブリジット演じる人物を取り合いするパターンが多く初主演映画の『続・蘭の女』ではブリジット演じる主人公の彼氏二人がバスケットで争い、その他の映画でもブリジットが演じる人物を男性達が取り合って激しい殺し合いを展開するというパターンが定着している。『ダーク・アイランド』ではブリジットが演じたアンディを巡って島中で乱戦が繰り広げられ、『パラノイア』ではジャナを巡って兄弟が争い、『ダブル・テイク』ではブリジットが演じたニッキを刑事と犯罪組織が取り合い、続投した『N.Y.殺人捜査線2』では、主人公と元彼氏がブリジット演じるニッキを取り合った。さらに、『ロード・オブ・ザ・リベンジ』ではメイシーを取り合ってギャングのフランクと医者の夫が取り合いをした。

ほとんどの場合は奪い合う男達は善悪に分かれてブリジットが演じた人物を奪い合うことも特徴である。このパターンはアニメでも健在でブリジットをモデルにデザインされたキャラクターであり外見がそっくりなアンジェラも奪い合いされるキャラクターであり、映画と比べても取り合いも最も壮絶なもので主人公夫婦の義兄弟がアンジェラを奪い合った他、アンジェラを巡って主人公夫婦が人類を巻き込んで地球規模で死闘を展開した。基本的に不幸な人物の役がほとんどで現在のところブリジットが演じた人物の中で幸せになった人物はほとんどいない。また、演じた役は一応は悪人ではなく基本的に善人がほとんどであるが悪役よりも悲惨な結末を迎える場合が多いのが特徴。

そして、必ず闇をイメージした女性の役を多く演じておりほとんどの人物がどこか影のある闇をイメージするような人物である。かよわい女性役から戦う女性などいわゆる強い女性を多く演じており演じた人物全員が気の強い女性である。映画の中ではリチャード・タイソンラリー・ドレイクなどの『闇からの使者』である大柄な男性と殴り合いをすることも多い。しかし、男性と殴り合いで戦うことは多いが同じ女性と戦うことはない。ジェームズ・キャメロンが脚本を担当した1995年の映画ストレンジ・デイズ/1999年12月31日にはアイリス役で出演し脇役ながらレイフ・ファインズと共演。僅かながらの出演であったがその凄さまじい出演シーンで見る者に衝撃を与えた。

テレビアニメ『ガーゴイルズ』では自らが声を担当するキャラクターであるアンジェラのデザインに自分の体格やプロポーションなどを提供した。そのため、アンジェラの外見はブリジットにそっくりであり、身長と体重もほぼ同じで設定上はスリーサイズはブリジットと同じである。アンジェラの設定年齢は18歳であるが、当時アンジェラにデザインを取り込んだ際のブリジットの年齢は30歳である。これは当時のブリジットが18歳時と変わらないプロポーションを保っていたため実現した。ブリジットが演じた人物の中でアニメのキャラクターであるが映画の人物も含めてこのアンジェラがもっとも人気があり知名度も高かった。

このアンジェラを演じた縁から『ゴジラ ザ・シリーズ』にモニク・デュプレ役でリノ・ロマノと共に出演することとなった。本作では慣れない日本語も披露している。因みに、リノ・ロマノは『ガーゴイルズ』ではブリジット演じるアンジェラと敵対するギャングのリーダーを演じていた。アンジェラ役が評価され以降はアンジェラに似た境遇の登場人物を多く演じるようになり1997年の『パラノイア』ではアンジェラと同様に(幼い頃に一家惨殺の被害にあった女性)ジャナ役や2000年の『ロード・オブ・ザリベンジ』ではアンジェラの母親であるデモーナと同様に(夫と娘がいる復讐鬼)メイシー役を演じた。

自らが出演・総指揮・企画を担当した2005年のTVドラマ恋するハリウッド日記でもやはり幸せとは言えない女優を演じている。日本ではブリジットの出演した映画のほとんどが劇場未公開でビデオ発売のみに止まっており、DVD化された作品は3作品のみである。既に女優としてのピークを過ぎていることを本人も自覚しているようで連続ドラマへの出演の声がかからなかったため自らドラマの主役を得るために起死回生を図り恋するハリウッド日記の製作総指揮と出演を担当した。(公式サイトより)本作は日本では一般的にカナダ版SEX and the CITYと称されている。本作、恋するハリウッド日記でカナダ版エミー賞であるジェミニ賞の2006年ベスト個人パフォーマンス(コメディ部門)にノミネートされた。

現在はアメリカロサンゼルスに在住。

その他

  • 『ガーゴイルズ』のアンジェラのデザインはブリジットをモデルにしているが、アンジェラの母親であるデモーナの人間体であるドミニク・デスティーヌのモデルもブリジットである。ドミニクが会社を秘書と2人で営んでいたのは、ブリジットの初出演作である『続・蘭の女』のブリジット演じるアレックスが秘書と2人で会社を営んでいるのがモデルとなっている。さらに、ドミニクが着ている赤い社長服と赤いハイヒールのデザインはアレックスの着ていた服とハイヒールとほぼ同じである。
  • 『続・蘭の女』でブリジットが演じたアレックスの彼氏の愛称は「トム」であるが、ガーゴイルズのアンジェラの養父の名前も「トム」である。さらに、映画『ダーク・アイランド』でブリジットが演じたアンディの彼氏の名前は「ティム」であるが、アンジェラの父親である主人公ゴライアスの夢の中の世界に登場した現実世界のアンジェラに当たる存在のゴライアスの娘の名前も「ティム」である。これは、ガーゴイルズの公式サイトによるとアンジェラのデザインがブリジットをモデルにしたためのオマージュとされている。
  • 『恋するハリウッド日記』のジジはブリジット本人の分身であるとされ、ジジがドラマ内で体験することはかつてブリジットが体験した出来事も含まれている。ブリジットは同作で、テレビドラマにもかかわらず乳房を披露している。
  • 『ロード・オブ・ザ・リベンジ』のメイシーはブリジットをモデルにしたキャラクターのアンジェラの母親のデモーナと多くの共通点があり、2人共夫と娘を裏切って男に騙され戦いに生きる女となり冷酷に振舞うが、娘のことだけは愛しており命がけで守り、あらゆる銃器の扱い方に慣れているなど共通点が多い。さらに、メイシーの不倫相手で後に敵対するギャングのボスであるフランクは『ガーゴイルズ』でアンジェラと敵対する銃の名手のギャングのボスであるトニー・ドレイコンの吹き替えを務めていたリャード・グリーコが演じており、因縁の対決、夢の対決ともいえるものとなっておりベッドシーンも披露している。その他、メイシーの夫の名前は「マット」であるが、アンジェラらマンハッタン一族の協力者の刑事の名前も「マット」であり、さらにマンハッタン一族と対になるミュータント軍団の紅一点である「マギー」と同じ名前の人物も本作に登場している。
  • ザ・バットマン』のバットガールのポジションはグレッグ・ワイズマンによるとアンジェラをモデルにしているとされているが、ブリジットは初代バットマンことマイケル・キートンと『ニューヨーク・ジャスティス』で共演している。他にも、『恋するハリウッド日記』では3代目バットマンことジョージ・クルーニーと共演している。
  • 『ダブル・テイク』のニッキ・カベリと『N.Y.殺人捜査線2』のニッキ・カベリは同一人物である。
  • 『ストレンジ・デイズ』でブリジットはアンジェラ・バセットと共演しているが、後にガーゴイルズで演じたキャラクターの名前は「アンジェラ」であった。本作の脚本はジェームズ・キャメロンが担当しているが、アンジェラの父親であるゴライアスが見た夢の中に登場した息子の名前は「ジェームズ」である。このことについてはガーゴイルズのブリジットの声優紹介の部分にも明記されている。
  • 『ザ・バットマン』に登場したエレン・インエリサ・マーザとアンジェラをモデルにしたキャラクターであるが、作中でインがパーティーの際に着ていた赤いドレスは『ダブル・テイク』でブリジットが演じたニッキ・カベリが着ていた赤いドレスと同じデザインである。

吹き替え

  • 石塚理恵(『恋するハリウッド日記』、ジジ)
  • 魏涼子(『N.Y.殺人捜査線2』、ニッキ・カベリ)
  • 竹内順子(『ガーゴイルズ』、アンジェラ)アニメのキャラクターであるが一応、ブリジットの分身的なキャラクターであるため。

出演作品

映画

  • ニューヨーク・ストーリー(1989年)- 若い女性役
  • ニューヨーク・ジャスティス(1991年)- ジョージーン・ウィルコックス役
  • 続・蘭の女(1992年)- アレックス・ウィンターズ役
  • ダーク・アイランド/堕ちた楽園(1993年) - アンディ役
  • レプリケーター(1994年)- キャシー役
  • アーヴィング(1995年)- ナイトクラブのヴァンパイア役
  • ストレンジ・デイズ/1999年12月31日(1995年) - アイリス役
  • ダブル・テイク(1997年)- ニッキ・カベリ役
  • パラノイア(1997年) - ジャナ・マーサー役
  • N.Y.殺人捜査線2(1999年)- ニッキ・カベリ役
  • ロード・オブ・ザ・リベンジ(2000年) - メイシー役
  • サブマリン アタック(2000年)
  • セントモニカ(2002年)

テレビドラマ

  • ロー&オーダー (1990)- キャリー・ソルター役
  • 赤い靴(ヒール)を抱く女(1994)- アレックス・ウィンターズ役
  • ダーウィン(2004)
  • 恋するハリウッド日記 (2005 -2006)- ジジ役(出演・制作総指揮・企画も兼任)
  • カリフォルニケーション(2007)- カーディーラー

TVM

  • マインド・オブ・メアリード・マン 〜妻ある男の心情〜- ビアンカ・バーマン役(脚本も兼任)
  • 世にも悲しい放浪者たち/サスペンス編(1990 -1995)
  • 世にも悲しい放浪者たち/ミステリー編(1990 -1995)
  • ダーク・エスケープ(1996)- サラ役

テレビアニメ

外部リンク