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2010年7月1日 (木) 03:22時点における版

ホタルブクロ
ホタルブクロ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キキョウ目 Campanulales
: キキョウ科 Campanulaceae
: ホタルブクロ属 Campanula
: ホタルブクロ C. punctata
学名
Campanula punctata
和名
ホタルブクロ

ホタルブクロ(蛍袋)とは、キキョウ科多年草。初夏に大きな釣り鐘状の花を咲かせる。

開けたやや乾燥した草原や道ばたなどによく見られる草本で、全体に毛が生えている。根出葉は長い柄があり、葉身はハート形。匍匐枝を横に出して増殖する。初夏に花茎を延ばす。高さは、最大80cmくらいにまでなり、数個の釣り鐘型の花を穂状につける。花は柄があって、うつむいて咲く。

山間部では人里にも出現する野生植物であるが、美しいので山野草として栽培されることも多い。花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が、関西では白が多い。

ホタルブクロの学名はCampanula punctata Lam. ホタルブクロの変種として、ヤマホタルブクロ(学名 Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi)がある。詳しくは下の項目を参照。

変種

ヤマホタルブクロ 学名、Campanula punctata Lam. var. hondoensis (Kitam.) Ohwi

ホタルブクロの変種で、山地に多く生育する。ほとんど外見は変わらないが、萼片の間が盛り上がっている。一方、ホタルブクロは萼片の間に反り返る付属片がある。
ホタルブクロの萼 ヤマホタルブクロの萼
ホタルブクロの萼
ヤマホタルブクロの萼

同属植物

園芸植物として親しまれているカンパニュラ(つりがねそう)は、同属植物で、主に地中海沿岸地方原産の植物を改良したものである。

ギャラリー