「テラ (キングダム ハーツ)」の版間の差分

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2010年5月8日 (土) 10:03時点における版

テラTerra)は、コンピュータゲームキングダム ハーツ シリーズ』に登場するキャラクター。声優は置鮎龍太郎が務める。

設定

キングダム ハーツ バース バイ スリープ』に登場する、マスター・エラクゥスの三人の弟子のうち一人であり、「旅立ちの地」で修行を積んでいるキーブレード使い。

真面目かつ実直な青年で、落ち着いた雰囲気を持っているが、内面は正義感が強く熱い心を持っている。夢はキーブレードマスターになる事で、同時にそれは親友であるアクアヴェントゥスの夢でもある。アクアによれば「純粋」で、それ故にエラクゥスには闇に捕らわれやすいと危惧されている。テラ自身も、ヴェントゥスやアクアと違って自分には心に闇があることに負目を感じており、心の闇を制する方法を求めている。

キーブレードマスターの試験をアクアと共に受けるが、心の闇が制御できていないとの事で落選。落ち込む最中、突如ゼアノートに言葉をかけられ、それからすぐに失踪したゼアノート捜索とアンヴァース討伐の任務にあたる。

その最中、マレフィセントを初めとする者達の干渉により苦しい思いを抱きつつ旅を進め、仮面の少年の存在を知り、調査を進めて行く中でアクア・ヴェンと再会。しかし、その旅路を見てきたアクアから、「闇に近づき過ぎているのでは」という指摘され、ショックを受けたテラはその場を立ち去ってしまう。

別れた後、ブライグに捕らわれたゼアノートを救い、キーブレードマスターとしてゼアノートに認められ、仮面の少年『ヴァニタス』を追って再び旅立つ。

その後、ゼアノートの導きで、激昂したエラクゥスがヴェンを抹消しようとする瞬間を目撃し、師と交戦。辛くも勝利を収めて和解するが、その直後エラクゥスはマスター・ゼアノートにトドメを刺され消滅してしまう。その時、今までのことがゼアノートの策略であることを知り、自分の過ちを正すためにキーブレード墓場へ向かった。

キーブレード墓場での戦いでゼアノートを追い詰めるも、憤怒から生まれた闇の心を利用され、ゼアノートに身体を乗っ取られてしまう。しかし、テラの思念は鎧に宿り、その執念によって自身の身体に憑依したゼアノートを撃破した。その後χブレード消滅の衝撃で墓場にいた者たちが別の世界へ飛ばされていった中、思念が宿った鎧は荒野に残り、以後留まりし思念として墓場に留まり続けている。

テラの身体はマスター・ゼアノートに乗っ取られたまま、レイディアントガーデンに飛ばされた。レイディアントガーデンでのアクアとゼアノートの戦いを経て、最終的に「ゼアノート」はテラとしての記憶もマスター・ゼアノートとしての記憶も失い、倒れていたところを賢者アンセムに拾われ、以後彼の弟子として過すようになった。シークレットムービーでは、記憶を失った「ゼアノート」の中にはマスター・ゼアノートとテラの心が存在し、互いに心の主導権を争っている描写が見られた。

キングダムハーツII ファイナルミックス

テラの思念が宿った鎧が『BbS』に先行し、留まりし思念という名で『KH2FM』で登場した。ディズニーキャッスルの礎の間に現れた、キーブレード墓場の荒野につながっている異空間から、かつて自分が会ったことがある2人の内1人の少年が成長した現在のキーブレードの勇者のソラを見て、継承した筈のリクではなくソラがキーブレードを持っていた事に不審に思い、彼とその仲間達を、仲間だったヴェンとアクアを苦しめ、自分の体を乗っ取ったマスター・ゼアノートの関係者と勘違いして、彼らに襲い掛かった。ソラ達との戦いに決着が着いた後、ソラの中にいるヴェントゥスの気配を感じて停止、再び異空間に留まった。

戦闘・能力

「BbS」の三人の主人公の中で、大きなキーブレードで敵をなぎ払う、力あふれる戦闘を得意とするパワータイプ。それ故に、一つ一つの行動に隙が目立ち、下手をすると反撃を受ける可能性が他の二人より大きいが、その分見返りも多く、与えるダメージも大きい。

使える技や魔法も、彼に見合ったパワフルなものが多い。また「ダーク」の名がつく闇の力を使った技も、三人の中では彼しか使えない。