「全日本新人王決定戦」の版間の差分

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|51||2004||[[荒井操]]||[[草加有澤ボクシングジム|草加有澤]]||ウェルター級
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※[[リングネーム]]及び[[ボクシングジム|所属ジム]]、[[体重別階級|階級名]]は当時。
※[[リングネーム]]及び[[ボクシングジム|所属ジム]]、[[体重別階級|階級名]]は当時。フェザー級1972年同大会優勝者[[根本重光]]の所属先[[草加協栄ジム|草加協栄(現在・草加有澤)]]やフライ級1962年同大会優勝者[[高山勝義]]の所属先[[新日本木村ボクシングジム|木村ジム(現・新日本木村ジム)]]や1965年同大会優勝者[[垂水茂]]の所属先[[ヨネクラボクシングジム|ヨネクラジム]]等はMVP創設後の同受賞者皆無。階級別では2009年にミドル級から選出されたのに伴い、MVPが出ていないのは現在実施されている12階級では[[ミニマム級]]のみとなった。


== 過去の主な全日本新人王 ==
== 過去の主な全日本新人王 ==

2010年4月16日 (金) 13:19時点における版

全日本新人王決定戦(ぜんにほんしんじんおうけっていせん)はプロボクシングの新人ボクサー日本一決定戦。主催は神戸新聞社

概要

毎年春頃から始まるC級ライセンス(=エントリー時4勝未満が原則だが、細かい出場資格は各地区によって異なる)選手による「新人王トーナメント」の決勝戦で、毎年12月に後楽園ホールで開催される(1996年までは隔年で大阪府立体育会館で開催されていた)。

全日本決勝までの道程は、まず東日本・西日本・中日本・西部日本各地区で各地区・各階級(ただし、スーパーウェルター級に関しては現在実施されていない。また、ミニマム級は東日本地区でのみ実施されていたが、2007年より他地区でも開催されることになった)の代表決定トーナメントを勝ち抜かなければならない。さらに東日本地区以外の3地区の新人王は「西軍代表」を決定するトーナメントを勝ち抜かねば全日本決勝まで進めない。そうして東日本新人王(=東軍代表)と西軍代表が、この全日本新人王決定戦に辿り着くのである。

西日本決勝はスカイA sports+で、東日本決勝と決定戦は日本テレビ系列ダイナミックグローブで毎年テレビ中継されている。

会場となる後楽園ホールには関係者をはじめ、各選手の応援団や熱心なボクシングファンが全国から駆けつけ、例年立錐の余地の無い超満員となる。

この全日本新人王決定戦に勝利し、全日本新人王を獲得した選手は該当年度の12月付日本ランキングで各階級の最下位にランクされる特典を得る。ただし、早ければ翌月のランキングでランク外に陥落する選手も毎年数人見受けられ、この特典の意義を疑う向きもある。

第22回(1976年)よりMVPを始めとする各賞が創設され、新人王の中から選ばれる。

歴史

  • 1946年 第1回東日本新人王決定戦が開催される。
  • 1955年 第1回西日本新人王決定戦・全日本新人王決定戦が開催される。
  • 1980年 韓国の各級新人王との日韓対抗戦開催。

歴代MVP

選手 ジム 階級
22 1975 服部義広 笹崎 ライト級
23 1976 阿南弘生 小島 バンタム級
24 1977 夏山嘉徳 大阪帝拳 フェザー級
25 1978 丸内徳男 大阪帝拳 ジュニアライト級
26 1979 渡辺二郎 大阪帝拳 フライ級
27 1980 山本智春 ミカド フェザー級
28 1981 六車卓也 大阪帝拳 フェザー級
29 1982 田端信之 コーエイ工業小田原 ジュニアウェルター級
30 1983 相馬俊石 セキ バンタム級
31 1984 マーク堀越 八戸帝拳 フェザー級
32 1985 高橋直人 アベ バンタム級
33 1986 淺川誠二 神戸 フェザー級
34 1987 中谷幸男 大鵬 ジュニアバンタム級
35 1988 ピューマ渡久地 ビクトリー フライ級
36 1989 日内地勇一 西遠 フライ級
37 1990 玉城信一 帝拳 ジュニアフライ級
38 1991 守山範一 グリーンツダ ライト級
39 1992 瀬徹 陽光アダチ ジュニアバンタム級
40 1993 畑山隆則 京浜川崎 ジュニアライト級
41 1994 木村鋭景 帝拳 ジュニアフェザー級
42 1995 岡本泰治 勝間 ジュニアバンタム級
43 1996 杉田竜平 畑中 ジュニアライト級
44 1997 中野博 畑中 ジュニアバンタム級
45 1998 大塚陽介 松田 ジュニアウェルター級
46 1999 ユウジ・ゴメス 八王子中屋 フェザー級
47 2000 小林秀徳 角海老宝石 フェザー級
48 2001 音田隆夫 トクホン真闘 ウェルター級
49 2002 金井晶聡 姫路木下 フェザー級
50 2003 前堂真人 具志川 フェザー級
51 2004 荒井操 草加有澤 ウェルター級
52 2005 渡辺信宣 協栄 ウェルター級
53 2006 黒田雅之 新田 ライトフライ級
54 2007 古口学 古口 スーパーバンタム級
55 2008 斉藤司 三谷大和スポーツ フェザー級
56 2009 胡朋宏 横浜光 ミドル級

リングネーム及び所属ジム階級名は当時。

過去の主な全日本新人王

後の世界王者

世界王者以外の後のダイナミックグローブ・メインイベンター