「DRAMATIC BASEBALL」の版間の差分

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* [http://www.ntv.co.jp/base2009/ 日本プロ野球2009]
* [http://www.ntv.co.jp/baseball/profile/index.html 日テレ/元気を日本に日本プロ野球]
* [http://www.bs4.jp/sports/guide/baseball/index.html BS日テレ/PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球]
* [http://www.bs4.jp/sports/guide/baseball/index.html BS日テレ/元気を日本に 日本プロ野球]
* [http://www.ntv.co.jp/sportsmenu/ 日本テレビ・スポーツ]
* [http://www.ntv.co.jp/sportsmenu/ 日本テレビ・スポーツ]
* [http://www.ntv.co.jp/base/ 日本プロ野球]
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2010年4月16日 (金) 01:57時点における版

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元気を日本に 日本プロ野球』(げんきをにっぽんに にっぽんプロやきゅう)は、日本テレビ系列及び日テレG+BS日テレで放送されるプロ野球中継のタイトルである。

概要

日本テレビ放送網のプロ野球中継は基本的にゴールデンタイム読売ジャイアンツ戦オンリーで、主催ゲームの約9割(土曜日に行われる一部試合を除く)とビジターのうち阪神タイガース広島東洋カープ福岡ソフトバンクホークスとの対戦カードの中から年間10試合前後を放送する。また週末にはパシフィック・リーグのデーゲーム中継を行う場合もある。

ビジターゲーム中継やネット局地域で行われる地方ゲームの場合、制作協力・ネット局、制作著作・日本テレビとなる(ネット局のアナウンサーが実況した場合も例外無し)。ただし、甲子園球場での対阪神戦のみ、「制作著作・ytv」となる。また、マツダスタジアムの対巨人戦が地上波全国ネットとならず日テレG+と広島テレビの二者、あるいは日テレG+・BS日テレ・広島テレビの3者で放送された時は、日本テレビ主管制作で「制作協力・広島テレビ・制作著作・日テレ」の場合(2006年)と、広島テレビ主管制作で「制作著作・広テレ!」(2007年)、「制作協力・日テレ・制作著作・広テレ!」の場合がある。(広テレ!のロゴの前にマスコットの「PiPPi」も表示)さらに、巨人軍北海道シリーズでも「制作協力・札幌テレビ・制作著作・日テレ」となる。

2002年度から不定期で全国ネットの中継においてリアルタイム字幕放送を実施しているが、2005年度からはほぼすべての試合に拡大した(地上波のみ)。また、地上デジタル放送とBS日テレではハイビジョン制作、5.1chサラウンド放送を実施(一部地方球場開催分と、地方局ローカル中継を除く)。さらには地上デジタル放送とBS日テレではデータ放送も実施。

2010年度から画面アスペクト比が16:9に統一され、アナログ放送日テレG+の標準画質放送では全試合レターボックス16:9化された。

なお、読売テレビ、広島テレビ、福岡放送では、東京ドームの巨人ホームゲームに代えて、それぞれのエリアのホームゲームの中継に差し替えもしくは二元中継にすることがよくある。差し替え実施の場合でも、日テレG+(CSテレビ。受信装置を取り付けるかケーブルテレビ加入が必要)、BS日テレ、もしくは隣県系列局のいずれかを受信すれば巨人ホームゲームを見ることができる。また、札幌テレビは2006年まで、試合中継の合間に同局スタジオから数分間北海道日本ハムの試合情報を伝えているだけだったが、2007年度からは今まで実施されなかった差し替え放送を導入するようになった(この場合でも巨人のホームゲームは日テレG+、BS日テレで視聴可能。また、道南地方の一部地域では青森放送が受信できる場合でも視聴可能である)。しかし、中京テレビによる中日ドラゴンズ戦の差し替え放送は行われていない(中日主催ゲームの放映権がないため[1])。

毎年8月中旬頃に開かれる巨人ホームゲームでは、8月28日の日本テレビ開局記念日を祝して「開局記念ナイター」というサブタイトルで開催していた。日本テレビでのプロ野球テレビ中継第1回は1953年8月29日後楽園球場で開かれた読売ジャイアンツvs大阪タイガース(現:阪神タイガース)のナイターだった。2009年以降は行われていない。

また、同時期に24時間テレビ 「愛は地球を救う」の放映があるとその日の中継はサブタイトルとして「24時間テレビナイター」として行われ、実況アナウンサー及び解説者は24時間テレビオリジナルの黄色いTシャツを着用して中継を行う(日曜日に中継がある場合、24時間テレビが早く終了する。当該項を参照されたい)。ただし、2001年以後は巨人戦の中継(ホームマッチ、あるいは日本テレビ系が土曜日に中継権を有する広島、阪神戦のビジターマッチとも)は行われず、2005年から2009年(2007年除く)[2]の阪神vs巨人の甲子園土曜日開催も他局に中継権を譲渡している。今後も24時間テレビと並列放送することが困難とされているとも言われる。なお、2007年度は東京ドームの「巨人VS東京ヤクルト」戦をBS日テレに振り替えした。

その他、大型国政選挙衆議院参議院)の投開票日と重複することがある場合「選挙&ナイター」という体裁を取って、ナイター中継実施中の時間帯はL字型画面を使い、試合の映像を流しながら各政党・政治団体の獲得議席数(20時の投票締め切り直後=開票直前にはNNNの出口調査による予想議席数)と、随時当選者の表示テロップを流す形を取っている。なお状況によっては試合中継を中断し選挙速報のみ入れることもある。

また、ハワイのテレビ局であるKIKU-TVでも放送されていた(2004年度のみ。2005年度は放送無し)。

公式ホームページでは、1997年度からの試合結果が閲覧出来る。

なお、2010年度のテーマ「元気を日本に」は、読売ジャイアンツの2010年度のスローガンでもある。また2009年度までの「PRIDE&SPIRIT」は2009年までのジャイアンツのスローガン「GIANTS PRIDE」から取っている。

放送時間

2009年現在。なお表示の放送時間帯は全て日本時間である。

  • 基本放送時間は地上波では19:00 - 20:54、BS日テレでは18:00 - 20:54。地上波は延長オプションは原則無し。BS日テレでは2008年から最大21:54までの延長オプションを設ける。
    • BS日テレはこれまでは地上波での中継がないときに限り放送していたが、2009年シーズンからは日本テレビ地上波の全国放送があっても放送される。
    • 以前は試合の展開によってはオプションとして21:24まで5分単位で延長して対応していた。(2002年度は平日のみ21:54まで、2003年度は全曜日とも21:54まで、2004年度は平日21:24までに縮まり、土日が21:54までだった。)なお、1981年までは月曜日・金曜日のナイターが編成都合上生中継できなかった[3]ことがあり、その場合「11PMナイター」として録画中継された。また1980年代北海道遠征=この時はデーゲーム開催の時にも同様の処置が取られたことがあるほか、ゴールデンタイムに録画中継(2時間)を行ったこともある。
    • なお、1989~1992年度は、土曜日に限り18:30開始となっていた(一部の地域を除く)。これは、当時土曜18:30枠がアニメ枠「三井不動産アニメワールド」を放送していたローカルセールス枠だったからである。
    • 日テレG+において22時(ナイトゲーム)を過ぎても中継が終わらない場合は、BS日テレや地上波とは異なり、延長時間が30分単位となっている。そのため、中継終了時間によっては、1本又は2本の「GIANTS in 東京ドーム」を放送する。
  • 地上波・BSの中継が終了する時、実況アナウンサーが「さて、試合の途中ですがまもなく野球中継を終了します。大変申し訳ございません。この試合の結果は○時○分からの「NEWS ZERO」(土日は「SUPERうるぐす」)でお伝えします。なおCS放送日テレG+では引き続きこの試合の模様をお送りします。」とコメントしているが、CSではそのコメントを放送しているときは実況席の音声を消して会場の自然音(スタジアムサウンド)を放送している。その旨のテロップもCSでは表示されていない。
    • 1994~1996年にかけては、読売テレビのみ「スポーツうるぐす」が時差ネット放送となるため、該当テロップ表示中に読売テレビ出しで「関西地区では○時○分からお送りします」というテロップを画面上部に表示していた。また、読売テレビが直接制作する甲子園球場での試合においては、当該コメント中の「この試合の結果は○時○分からの…」のテロップの全国送出を行わなかった(ただしコメント自体は読売テレビではなく日本テレビの「うるぐす」の放送時間に合わせていた)。

日本テレビ以外の中継放送

地上波

原則として巨人戦のトップナイター・リレーナイターはG+と同一内容のものを放送している。

日本テレビが中継していない時間帯は、群馬テレビにおいて主催ゲームに限り18:00~19:00にトップナイター(リレー中継)ダッシュ60 ジャイアンツナイター」→「GTVプロ野球スタジアム」を2008年まで放送していた。(実況アナウンサーは全国放送とは別のアナウンサーが担当)以前はテレビ神奈川(ハイアップナイター)と千葉テレビ放送に向けてもトップ&リレーナイターを行ったこともあったが、巨人戦の中継延長が定着した関係から現在は廃止されている。

秋田放送では、2006年9月12日に秋田県立野球場(こまちスタジアム)で行われた「巨人×中日」戦を、18:30~19:00に「ABSトップナイター」として、トップ中継を行った。

福島中央テレビでは、2006年6月13日に福島県営あづま球場で行われた「巨人×オリックス」戦を、18:30~19:00に「FCTトップナイター」というタイトルで、トップ中継を行った。

静岡第一テレビでは、巨人主催試合が18時開始になった1980年代初期「プレイボールナイター」と題して裏送り中継が行われた。18時台前半のローカル枠を利用して18:02頃から中継を開始し、番組の冒頭に「静岡第一テレビでご覧の皆さん方こんばんは」と挨拶して中継を始めていた。映像は日テレから提供されたが、字幕出しはSDTから行われていた。その後1988年の東京ドーム開設後数年間も「ドームナイター」と題されたトップナイターが行われていた(時間帯は18時台の後半)。

中京テレビでは日テレ地上波中継のある平日の巨人×中日戦では、中京テレビNewsリアルタイムは短縮し、トップナイターとして18:18~19:00まで中京テレビローカルで先行中継される。その場合、川又米利が解説を務める場合が多い。

読売テレビでは、2006年以降、巨人戦のナイターを別カードに差替え中継、または日本テレビ系列の通常番組編成時にローカル放送する場合、阪神戦(ホーム、ビジター)に限り、平日(火~金)はローカルニュース「かんさい情報ネットten!」を17:15~17:50に前倒したうえで、18:16~20:54(巨人戦延長の場合21:24まで延長)枠で中継する。また、松井秀喜が巨人に在籍した時期に松井の打席のみ「ニューススクランブル」で一旦中継を切り替えたことがあった。

広島テレビでは、1980年代後半から、巨人戦のナイターを別カードに差替え中継、または日本テレビ系列の通常番組編成時にローカル放送する場合、広島戦(ホーム、ビジター)に限り、平日(火~金)はローカル情報番組(「テレビ宣言」~「旬感テレビ派ッ!」)を短縮して18時台から20:54まで(巨人戦延長の場合21:24まで延長)中継する。[4]2007年4月より観客席カメラ以外の映像がハイビジョン化し2009年のマツダスタジアムへの本拠地移転後から完全HD化。三次・尾道・呉などの地方戦の場合は16:9SD

長崎国際テレビでは、長崎県営野球場(長崎ビッグNスタジアム)で行われた2007年7月3日の「巨人×横浜」戦及び2009年4月21日の「巨人×東京ヤクルト」戦のトップ中継を行った。尚、この2試合共、地上波中継は無くBS日テレ及び日テレG+のみでの放送だった。 

地上波以外

CS放送・ケーブルテレビ

専門チャンネルの日テレG+において、巨人戦主催ゲームは地上波の日本テレビ系列で放送されない試合も含め試合開始から終了までノーカット中継する(CS放送のうちスカパー!e2ではデータ放送あり)。G+とBS日テレでの放送があることにより、沖縄県をはじめ、地上波で見られない地域や差し替え中継となる地域でも楽しむことができる。またG+では、読売テレビが制作する甲子園球場の阪神vs巨人戦、さらに広島市民球場の広島対巨人戦(2005年度から)も2008年まではトップ&リレー中継(地上波での全国中継を行わず、ローカル中継の場合は巨人戦主催ゲームと同様、試合開始から終了までノーカット中継)として放送していたが、2009年からは地上波全国中継の有り無しに関係なく巨人戦主催ゲームと同様に試合開始から終了までノーカット中継する。また、巨人主催試合については、2009年度から原則として当日試合終了後のノーカット再放送が行われる。(後述)

なおG+の中継では、地上波とは別の実況アナウンサーが用意され、地上波放送外の時間帯の実況を行う(トップ中継のみ リレー中継部分はそのまま地上波中継の実況アナウンサーを起用。トップ中継では通常解説者は出演しないが、中京テレビでトップナイターの放送がある場合、川又米利が出演することがある。)。なおG+単独中継(地上波がNHK、テレビ朝日、テレビ東京による中継となる場合)またはBS日テレ、G+のみで地上波の放送がない場合は解説者は試合開始から登場。実況アナウンサーは試合開始から終了まで交代無しで担当する(主に若手のアナウンサーが担当することが多い)。 

また、他球場の途中経過及びコーナー物の際に使われるVTRは、放送権の問題によりG+では放送されない。音声は流れるが映像は地上波・BS放送向けとCS放送向けに分かれて送出している関係から、他民放局のBS・CS放送やNHK国際放送「NHKワールド」の様に、お断り画面の静止画(蓋かぶせ)に差し替えるのではなく、球場内の中継映像を流したままで「権利の関係上、映像はお届けできません」という断りテロップを表示している。[5]ただし、メジャーリーグ日本人選手の情報については、2006年から日テレG+でも試合映像を使用できることになった[6]。また、地上波で次の番組案内が放送される部分も実況音声を割愛して球場内音声のみを流している(CSで地上波番組が放送されないことに配慮しているため)。

ナイトゲームにおいての基準となる放送時間は17:30~22:00で、試合が早く終了した場合はフィラーとして、過去に東京ドームで開催された巨人戦を年別に振り返る「GIANTS in 東京ドーム」[7]を放送する(以前はその日の試合をダイジェストVTRにして放送していた)。また、キャンプ期間中は連日午後の部の模様を中心に連日2時間半の生中継「巨人軍キャンプ中継」をサンマリンスタジアム宮崎から行う。(練習、紅白戦、練習試合等)日本選手権シリーズも基本的に日テレ系地上波で放送される試合は全てお送りする。

J SPORTSの「J SPORTS STADIUM」では、広テレ制作の広島戦を地上波と同時生中継(録画の場合あり)することがある。主にJ SPORTS 1で放送される。ただし、2009年からJ SPORTS仕様のテロップが表示されている。

また、ジャイアンツ球場などで開催されるイースタン・リーグの巨人主管ホームゲームを年数試合生中継(一部NEARLIVE方式による撮って出し)が行われる。

尚、「日テレG+」の放送で巨人主催試合以外の巨人戦(=日テレ制作分以外)の試合を放送する場合は、通常地上波及びBS日テレでしか流れない「飛び降り時のテロップとコメント」及び「次週のこの時間の番組」のテロップがそのまま放送される場合がある。[8]

海外放送

韓国・SBS…韓国では李承燁が読売ジャイアンツに移籍してから読売ジャイアンツの人気が上昇傾向で、他の日本のプロ野球球団よりも認知度が高い。その為韓国SBSのケーブルテレビチャンネル「SBSスポーツチャンネル」で毎日、地上波では不定期で巨人戦を中継している。但し巨人戦のみなので阪神-横浜・広島-ヤクルト戦など他球団同士の地方局制作中継は放送されない。また実況などはSBS側で差し替えているが、日本テレビ(もしくは地方局制作)の海外向け映像をそのまま使うため、日本側の実況者の顔が映ることもある。このことは日テレの『うるぐす』や『スッキリ!!』でも取り上げられた。巨人戦は日テレが制作する場合が多いが、地方戦の場合FNS系列局やTBS系列局で制作される場合もあるがそれらも全て放送される。

クロスネット局における対応

クロスネット局であるテレビ大分テレビ宮崎では深夜の最終版ニュースを日テレ系列(NNN)から配給しており、ゴールデンタイム(19:00~23:00)の枠において、それぞれのフジテレビ系列の番組をネットワーク受けする曜日(TOSは火、木、金曜日、UMKは火~木、土曜日(火曜日は~22:00))に日本テレビ系で巨人戦中継があり時間延長オプションを行使した場合はNEWS ZEROが始まるまで[9]巨人戦ハイライト」を時間調整のための穴埋め(フィラー)番組として放送する。[10]また、日曜薄暮開催の場合(2006年は薄暮なし)はフジテレビからのネット受け番組編成の関係上19:00~19:58(オプション最大~20:28)のみ放送される。

なお、以前はクロスネット局で日テレ系ナイター中継が放送される場合でも、曜日によって21~22時台に他系列の番組を放送する局(現在の福井放送のような例)では延長放送がなく、上記の通り「巨人戦ハイライト」が放送された。[11]当時、延長されない局があるときは「この試合の模様は、一部の地域を除いて放送時間を延長してお送りします」とアナウンスされていた。[12]また、日本テレビでは延長オプションを行使した場合でも試合が終了しなかった場合は、「引き続きラジオ日本でお楽しみください」のテロップが出る。このような背景があるため、この番組では放送延長時に表示される後続番組放送時間の情報テロップを日本テレビから全国送出することはせず、各系列局毎に表示する形を取っている。(青森放送や西日本放送のように一切表示されない局もある。)

また、1980年代前半ごろまでは他系列の番組を放送する関係から、局によって19:30、20:00からそれぞれスタートする局があったため、飛び乗りポイントを設けて放送した事があった(放送時間の項を参照)。

なお、土曜ナイター時代の1990年9月8日土曜日の放送では、巨人が吉村禎章の史上初となるサヨナラホームランによる優勝決定となったが、当時はクロスネット局やNNSマストバイ局の殆どでは、通常通り20時54分に飛び降りた為、優勝決定の瞬間が視聴出来なかった(一部系列局では「ニュース速報」で対応)。その為、これらの局に対しては、多くの苦情が寄せられた様である[13]

制作局と担当球団

備考
  • BS日テレは巨人主管試合以外の放送回数が限られているため、放映権がありながら地上波・BSともに全国放送がない試合は日テレG+の中継を利用しなければいけない。
  • 大阪府においては1958年8月に読売テレビが開局するまでは当時唯一の民放テレビで、ラジオ東京テレビクロスネットだった大阪テレビ放送(現・朝日放送)で放送を行っていた。
  • 地上波での中継(全国放送・ローカル放送の差し替えを含む)のない試合であっても、系列各局からのレポーター要員のアナウンサー派遣はある。
  • 中日ドラゴンズについてはベンチレポーターのみ中京テレビ(CTV)が担当するが、過去にはytv制作の甲子園球場の阪神対中日戦を、独自にCTVで実況を差替えて中継したことがあった他、ナゴヤ球場で開催された近鉄主催ゲーム(読売テレビと共同制作の場合あり)や、後楽園球場~東京ドームでの日本ハム対中日のオープン戦戦を自社制作した事があった。1995年までは後楽園球場→東京ドーム限定で副音声を利用した「ドラゴンズ応援放送」を行っていたこともあり、2008年8月28日の阪神戦(甲子園のナイトゲーム)では13年ぶりに復活した。1959年までは中部日本放送[14]1960年から1962年までは東海テレビ[14]がそれぞれネット局であった関係で、中日主催試合も日本テレビ系列で放送されていた時期があった。なお、日本テレビ系列のナイター中継は1962年から1972年までは木曜日を除きNETテレビ(現・テレビ朝日)とのクロスネットだった名古屋テレビ(メ~テレ)にネットされていた。[15]
  • 千葉ロッテマリーンズ埼玉西武ライオンズについては、交流戦=阪神戦=対応でytvへの裏送りを行っている。なお、千葉ロッテマリーンズについては1990年代前半まで主催ゲーム中継権を持っていたが、中継機会は少なかった。[16]
  • 日本テレビの国鉄・東映戦中継は、いずれも日本テレビが中継権を独占していた後楽園球場を本拠としていたため。その後、国鉄→サンケイ→ヤクルトはフジテレビTBS(1975年まで)・NETテレビ〜テレビ朝日東京12チャンネル〜テレビ東京が中継するようになった。[17]また、東映→日拓→日本ハムはNETテレビが中継するようになったが、1974年に球団が日本ハムに売却された際、球団とNETテレビとの関係が、1980年に関係を再構築するまで一時的に疎遠となったため、日本テレビによる放送が復活し、1979年まで週末のデーゲームを中心に放送した。[18]
  • 1975年まで広島テレビはフジテレビ系と完全クロスネットであり、火曜・木曜はフジテレビ系、1968年以前の水曜と1969年以降の土曜は日本テレビ系向けに制作していた。なお、1968年頃までは土曜の日本テレビ系向けを系列外の中国放送(TBS系)が制作していた。[19]
    • なお、1966年1970年1974年オールスターでは、上述と同じ理由で当時フジ・日テレクロスネットだった広テレはフジ系向けの全国放送を担当しているが、1966年と1970年の場合は日テレ向け裏送りも広テレが制作協力していたため2重制作となった。(1974年は広島ホームテレビ制作協力で日テレから解説者を派遣して放送した)
  • 1964年までは、福岡からの中継は当時日本テレビ系だったテレビ西日本が制作していたが、同年10月に同局がフジテレビ 系にネットチェンジしてから1969年に福岡放送が開局するまでの間は、山口放送が制作していた(実際、当時のNNNニュースの福岡県の取材もKRYが担っていた)。
  • テロップ出し、提供クレジット読みは全国放送の場合(ytv単独制作扱いの阪神対巨人戦を含め)原則として日本テレビから行われる。提供クレジットテロップ表示は他の日本テレビ制作の番組と違い、通常のフェードイン~フェードアウト表示ではなく、右から次々と出てきて、左へ引き込むスライド表示となっている(日テレG+も同様)。ただし、BS日テレと、日テレ以外の系列局(ローカルスポンサーの場合のみ)では通常のフェードイン~フェードアウトまたはカットイン~カットアウトでの表示[20]となっている。ローカルスポンサーでは提供コメントする場合と試合の進行上しない場合の2パターンがある。日テレG+は地上波・BS同時中継の時間帯はノンスポンサーとなっている。
  • 福岡放送への裏送りは対ソフトバンク戦が中心である。なお、2010年のオープン戦における福岡シリーズ・対ソフトバンク戦は2試合ともビジター扱いであるが、そのうちの1試合はFBS制作で福岡・東京向けの地上波とCSで放映される。これは前年まで行っていた巨人主管試合の開催の名残でもある。
  • 札幌テレビへの裏送りは対ファイターズ戦が中心である。

担当球団と中継曜日

  • 巨人(ホーム)月曜日~日曜日
  • 阪神(巨人戦)月曜日(祝日のみ[21])・火曜日(2010年に復活)・木曜日・土曜日(2006年シーズンはそのほかに8月25日金曜日にも実施[22]
    • (主権試合)月曜日・火曜日・木曜日・金曜日・土曜日=ナイトゲームは録画放送(トラトラナイター)が多いがまれに巨人戦を差し替えて生放送する。2007年以降は月曜開催の交流試合も差し替え放送あり
    • 甲子園で開催されるオープン戦の阪神対巨人戦(1試合のみ)も毎年放映権を得ている。
  • 広島(主催試合)巨人戦は基本的に火曜日・木曜日・土曜日が多い。但し、現在は局ごとに担当曜日を固定せず在広4局とキー局で適宜に調整するため、他の曜日での放送もある。
  • 日本ハム 月曜日~日曜日
  • 楽天 土曜日・日曜日(差し替え放送については実施していない)
  • ソフトバンク 月曜日~日曜日 ビジターの試合も遠征して中継することもある。

放映権を持っていない球団

  • 東京ヤクルトスワローズ(ホーム) - 1964年の球場を神宮球場に変更し、球団名を国鉄からサンケイに変更した時に放映権を失う。但し1978年の日本シリーズ第2戦のみ、ヤクルト球団に後楽園球場の使用を認めた見返りとして、例外的に放送した。
  • 横浜ベイスターズ(ホーム) - 前身の大洋ホエールズ時代には川崎本拠地時代で、かつ腸捻転時代は優先放映権を持っていたTBSから権利を購入する形で土曜日の試合を中心に中継していたが、腸捻転解消でNETテレビに優先権が移動した際に失った模様。(但し1980年代にtvk制作のデーゲーム中継を広島テレビが例外的に放送したことがある)。
    • (実例)読売新聞縮刷版で、1971年5月22日(土曜)対巨人戦の放送が確認されている。
  • 中日ドラゴンズ(ホーム) - 親会社が対立関係にある事や放映権の獲得に中日株の保有が条件となっているため(但し前述の通り、過去にCBC東海テレビが日テレ系の放送を行っていた時代に、中日球場からの試合中継はあった)。
以下は試合毎の個別契約等で放映権取得は可能とされるが、2008年は日本テレビでの放送実績なし。
  • 埼玉西武ライオンズ(ホーム) - BS日テレ(2001年4月9日に対オリックス戦を放送。解説:新浦壽夫・実況:小川光明)や系列局のSTV(2008年のクライマックスシリーズ・2009年の1試合)・ytv・FBSが試合毎の個別契約で放送した事があるが、日本テレビでは1983年に対阪急・南海のデーゲーム各1試合をテレビ埼玉と並列で放送したのと、入団1年目の松坂大輔投手の登板試合を巨人戦と二元中継で放送した以外は放映権を取得していない(但し福岡本拠地時代はTNC→KRY→FBSを通じて放映権があった)。
  • 千葉ロッテマリーンズ(ホーム) - 1990年代前半までと2005年の開幕戦(対東北楽天戦)は日本テレビでも放送していたが、現在はytvやFBSへの裏送りが主である。
  • オリックス・バファローズ(ホーム) - 球団合併前は近鉄の放映権が昭和期からあり、オリックスも神戸移転以降放映権を確保し、対巨人のオープン戦も放送していた。球団合併後も2006年、2007年にそれぞれ1試合録画中継していたが、現在はFBSへの裏送りが主である。2008年以降はホームゲームでの中継は行われていない。

タイトルの変遷

  • 開局時:「スイートナイター[23]
  • ? - 1991年:「○曜ナイター
    • 1970年代〜1984年ごろまではアーチ状のタイトルロゴが流れていた。
    • 1987年から日本テレビ・読売テレビではCGでタイトルを表記するようになったが、広島テレビのローカル放送ではロゴの書体のみCGと同じにしただけで旧来の紙焼きテロップだった。
  • 1992年 - 2001年:「劇空間プロ野球」(末尾に西暦が付される)
    • このタイトルに改題後、NTV開局以来の「スポーツ行進曲」は使用されなくなった。
    • 1995年のタイトルロゴは、同時期にNTVで放送していた「ロバの耳そうじ」のそれと同じ書体だった。
  • 2002年2003年:「THE BASEBALL 2002(2003) バトルボールパーク宣言」--コナミの野球ゲームソフトとのタイアップによるもの。
  • 2004年2005年:「1球の緊張感 THE LIVE 2004(2005)
  • 2006年 - 2009年:「PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球」(末尾に西暦が付される)
  • 2010年 - 「元気を日本に 日本プロ野球2010

字幕テロップ

かつては最低限の情報しか表示しなかった。1980年代は画面左上にボールカウンター(この時は数字ではなくボールを模したランプ形式)、右下にスコア表示(チーム名は各チームの英語頭文字だったが、その後は日本語の略称に。他局の中継では現在攻撃中のチームにアンダーラインを引くが、日テレの中継ではそれを引かなかった)。字幕テロップが大きく変わったのは、「劇空間プロ野球」2年目の1993年。1998年に一旦大幅リニューアルを行い、2001年にはスコア表示が左上に移り、2002年からスコア及びカウント表示(ランプ形から数字に)、得点時のテロップが大幅に変わった。特に得点時のテロップは2パターンある(得点原因による差異-日本テレビを例に挙げて)。

  • 本塁打での得点の場合
    当該チームの枠がズームでフェードインして(やや斜め)、画面上部から得点の数字が落下する。そして数字が宙返りしながら引きの状態になり両チームの得点が並ぶ。その後テロップ全体が手前に迫って消える。
  • 本塁打以外での得点の場合
    画面の左右両側よりチーム名がフェードイン(回数表示は下側から)。このとき、当該チームの点数だけが空いており、そこへ得点の数字が横回転をしながら飛んでくる。収まったあと、テロップ全体がその数字を押し上げ、数字は宙返りをして再び収まる。その後左右に分かれて消える(回数表示は下側へ消える)。
系列局による差異
  • 読売テレビ・福岡放送・札幌テレビ・日テレG+二軍中継
    読売テレビ・福岡放送・札幌テレビの3局は、日本テレビが使用する北海道日興通信のテロップを使用しているため、基本ベースはほぼ日本テレビと同じだが、日テレG+のイースタン・リーグ中継と福岡放送はランニングスコアや得点表示などの動画が簡略化されている。また、読売テレビも2002年は阪神vs巨人戦以外は簡略化版だったが、2003年以降は日本テレビと同様の動画を使用している。
    甲子園球場での阪神vs巨人戦(過去にはオープン戦を含む全国ネット時のオリックス・近鉄主催試合)では読売テレビが自局でテロップ出しを行うが、大阪ドーム・福岡ドーム・札幌ドームで開催される巨人主催ゲームや、交流戦のソフトバンクvs巨人戦、オープン戦の同カード(巨人主催時を含む)では、日本テレビがテロップ出しを行う。[24]
    なお、読売テレビにおける深夜の録画放送の場合、編集(試合の撮って出し素材を抜粋して放送する)の関係上、CM前の次のイニングスに立つ打者の表示はされていない(スコアテーブルは出る。日テレG+の2軍戦の録画中継=これはノーカット=も同様である)。
    巨人の二軍戦中継のうち、東京ドーム開催分は東京ケーブルネットワークのテロップが使用される場合がある。
    なお、2010年から読売テレビでは解説・実況・製作スタッフの表示位置が中央から右下に移動され、球速表示も画面下部の中央から、わずかながら右側に移動している。
    札幌テレビは、2009年までデザインを模しただけで、文字フォントや配色、配置等が異なり、簡略化の度合いが激しいSD対応のものをアップコンバートさせただけの旧型のテロップを使用していたが、2010年から日本テレビと同一のものに更新された。動画についても簡略化せずにフル使用している。但し、『札幌国際ハーフマラソン』や『ANAオープンゴルフ』など他のスポーツイベント中継のため自社コーダが使用できない場合は、日本ハム球団制作公式映像のテロップが使われる。また、ランニングスコアの番組名が「ぞっこん!ファイターズ2010」となっているほか、カウント表示の下にスポンサー企業名(AEON等)が入る場合がある。
    交流戦の日本ハム対阪神戦が札幌テレビで放送せず読売テレビ単独放送のみとなる場合は、読売テレビがテロップ出しを行うが、2局ネットの場合は札幌テレビのテロップを使う。
  • 広島テレビ
    デザイン・フォント等は日本テレビと完全に準拠しているが、機材メーカーが違うため、基本ベースが異なる。
    福岡放送・日テレG+イースタンリーグ中継と同様に動画が簡略化されている他、時々、スコア・カウント表示の下に「ここまで○球」と球数表示が入る(2008年からは日本テレビ,読売テレビも一部で使用)。
    また、2006年までランニングスコアの後の顔写真を省略して、フォントや文字の配置が異なっていた他、カウント表示や選手データの「今シーズン」等の切り替わる時の点滅がなかったが、2007年にハイビジョン対応のために改修した後は顔写真が入るようになった他、フォントや文字の配置や点滅などが日本テレビと近似したものとなった。
    この結果、全体的には外観が福岡放送や日テレG+二軍戦とほぼ同様なものとなったため、広島対巨人戦をBS日テレ・日テレG+の両方またはいずれかにネットする場合(地上波がHTVのみの場合)も使用する様になったが、ハードウェアが違うためか、少しドットが荒い。また、ハイライトVTR時はスコア表示を消去している他、右上の表示が「HIGHLIGHTS」ではなく、日本語表記で「ここまでのハイライト」または「きょうのハイライト」となっている。[25]
    広島対巨人戦の地上波全国中継及び日テレ・HTV2局ネットでは、日本テレビがテロップ出しを行う。
    対ソフトバンク戦を福岡放送に、対中日戦を中京テレビにネットする場合は、広島テレビがテロップ出しを行っているが、制作協力として両局の名前が各局公式のロゴでクレジットされている。
  • 2009年から広島テレビ制作中継のJ SPORTS配信分は、実況は同一ながらテロップは地上波と異なり、マツダスタジアムからの放送時は、テレビ新広島(フジテレビ系列)の関連会社・TSSプロダクションのものを使用しているため、2009年はテレビ新広島と同デザインのもの使用したが、2010年はTSSプロダクションがJ SPORTSデザインのテロップを別途用意している。地方球場での開催時は2009年からJ SPORTSがテロップ出しを行う。
  • ミヤギテレビ
    ローカル放送では2005年のみ日本テレビのテロップを使用したが、2006年から2008年までは楽天ティービー制作映像のテ ロップ[26]をそのまま使っていたた。
    2009年からは再び日本テレビのテロップを使用。宮城球場で開催される巨人主催ゲームでは、日本テレビがテロップ出しを行う。

1997年~2001年は画面右下にスコア及びカウントが表示されており、スコア表示の左に青の縁取りでイニングが表示され、その右上にカウントが表示された(カウントのSBOの部分は1997年までが白の縁取りで青字、1998年以降は青の縁取りで白字)。ランナーが出るとカウントの左にランナー(ダイヤモンド)が表示された。このタイプが使用されるようになってから同時にスピードガン表示も画面センターに移った(その後、2000年の日本シリーズ中継より/hの部分が省略される)。

データ放送について

  • デジタル放送におけるデータ放送ついては、CS放送の「日テレG+」と地上波・BS放送の「BS日テレ」ではフォーマットが異なっている。ただし、「日テレG+」では巨人主催試合以外のデータ放送は原則実施しない。(主にトップ&リレーナイターなど)
  • なお、2008年『セ・リーグ クライマックスシリーズ第2ステージ「巨人×中日」戦』及び『日本シリーズ「巨人×埼玉西武」』において、「日テレG+」ではデータ放送を未実施、地上波ではデータ放送を実施した。
  • 日テレG+では2009年の放送では、データ放送を実施しない。また、地上波とBS日テレでは、フォーマットが異なっている。

イメージソング

ハイライトや中継時間内に試合が終了した場合にエンディングで流れる(STVでは中継終了時(試合が継続している場合も同様)のみ流れる)。

※「劇空間・・・」以前の「○曜ナイター」時代は、黛敏郎作曲の「スポーツ行進曲」(日本テレビスポーツのテーマ)が使われていた。

劇空間プロ野球
THE BASEBALL バトルボールパーク宣言
1球の緊張感 THE LIVE
PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球
元気を日本に 日本プロ野球

札幌テレビローカル中継のイメージソング

STVのローカル中継では、2008年以降別の曲を使用している(北海道地区と関係の深いアーティストが中心)。また、ビジターチームの地元局と同時ネットされる時も札幌テレビ制作の中継をそのまま放送するためテーマソングもそのまま流れる。

読売テレビローカル中継のイメージソング

読売テレビのローカル中継では、別の曲を使用している。また、ビジターチームの地元局と同時ネットされる時も読売テレビ制作の中継をそのまま放送するためテーマソングもそのまま流れる。

  • 2004年 センチライン(2008年1月に解散)「sun glow」
  • 2005年 TRIPLANE「あの雲を探して」
  • 2006年 TRIPLANE「monopoly」(ハイライトではオリジナル曲)
  • 2007年 RSP「A Street Story 」
  • 2008年 スケルト・エイト・バンビーノ「神様がくれたもの」
  • 2009年からは、全国中継と同一となっている。(理由は不明)

その他

広告活動

「劇空間プロ野球」時代になると広告活動にも力を入れ始め毎年趣向を凝らしたポスターや番宣CMが作られている。1992年頃は巨人の星星一徹を起用したり(実写版CMでは一徹役を“リアル星一徹”と称されていた俳優の高松英郎が演じた)、1996年〜1997年頃は当時人気絶頂のSMAPをジャイアンツの選手や長嶋茂雄監督と共演させたりした。

「巨人を棄てる」事件

巨人軍創立60周年を迎えた1994年、「劇空間プロ野球」のポスターやCMには、長嶋茂雄(当時巨人監督)の選手時代の引退セレモニーの写真に大きく×を付けその下に「巨人を棄てる」という刺激的なコピーと長嶋からの「過去60年の栄光に捉われずまっさらな新球団の様な気持ちで取り組む、60年目の節目を迎えたジャイアンツにご期待ください」旨の内容のメッセージが書かれたデザインが発表された。しかし一部の巨人ファンや別所毅彦等の大物OB、渡邉恒雄ら読売グループ内部から「巨人軍を馬鹿にしている」「長嶋が許してもわしらが許さん」「過去の栄光は何だったのか、ということになる」などと日テレ側に抗議があり、CMはわずか3日でお蔵入りとなった。

2004年以前の出来事

早朝の録画ナイター(関西ローカル)
1987年8月29日に行われた阪神×中日甲子園)の土曜ナイターは読売テレビが関西ローカルで放映権を持っていたが、当時、世界陸上競技大会ローマ大会が行われ、通常録画ナイターを行う深夜1時台から2時台はそれを優先せざるを得なかったため、競技終了後の日曜日4:45から6:00に「モーニングナイター」として放送したことがあった。(当時は24時間放送は24時間テレビ開催日と年末年始以外はめったになかった。また中継は途中のCMを一切挟まなかった)
ドーム球場初の試合中止の対応
1990年8月10日に行われる予定だった巨人×中日戦(東京ドーム)は、中日の選手が東京へ移動する際の手段として使われる東海道新幹線が豪雨による浸水で不通となり、移動が出来なくなり試合中止となるドーム球場で初めてのアクシデントに見舞われた。その為予定していた19時からの中継は30分で切り上げとし、東京ドームからは当日の選手らの表情やペナントレースの行方などを伝え、19:30からはドキュメンタリー映画を急遽編成した。
他に1996年9月22日の巨人-中日、2001年8月22日の巨人-横浜、並びに2002年10月1日の巨人-ヤクルト(全て会場:東京ドーム)も台風接近による観客の安全を考慮して中止したことがあり、その時は台風情報を折込みながら東京ドームから特集を放送した。
1994年セ・リーグ優勝時の対応
1994年10月8日、中日×巨人の最終(26回)戦でナゴヤ球場で行われた(通称10.8決戦)。中継はフジテレビ系列25局で放送され、日本テレビ系列(テレビ大分を含む)では19:00に「欽ちゃんの第43回全日本仮装大賞」を放送していた。21:00ごろの巨人優勝時ではこのとき日本テレビ系列は「夜も一生けんめい。」のスペシャル版「芸能人ザッツ宴会テイメント」の番組内でニュース速報として放送され、同時に23:00に「優勝祝賀会」の放送予告そして放送をした。そのため本来23:00開始の予定だった「恋のから騒ぎ・大騒ぎスペシャル」は30分繰り下がり23:30からの放送となった。
人気バラエティ番組放送時の対応
1995年~1998年の木・金曜日についてはクイズ番組バラエティ番組が好調だったため[27]、野球中継を休止することもあった。
2000年セ・リーグ優勝時の対応
2000年9月24日放送の巨人×中日21回戦で9回表までで0-4と中日リードの9回裏に、巨人が中日の先発前田幸長をようやく攻略し、無死満塁の場面を作った。そこで中日は前田をマウンドから引きずり落とし、抑えの守護神ギャラードを投入させた。マルティネスが三振に切ってとられたものの、江藤智(同点満塁)・二岡智宏(サヨナラ優勝決定)の2者連続ホームランで巨人が5x-4で4点差をひっくり返して勝利し、1996年以来4年ぶりのリーグ優勝を決めた。当時の中継の実況は小川光明アナウンサーで、二岡の優勝決定ホームランの瞬間には「右へ!!どうだ!?入ったー!!ジャイアンツ優勝ー!!29回目、覇権を取りました!!とてつもないドラマ!!2000年のペナントレースは大変なドラマです!!」とコールした。中継自体は22時24分まで放送し、その後「NNNニューススポット・あすの天気」を挟み、22時30分~23時には「優勝祝賀会」を生中継した。そのため、本来21時から放送する予定だった「サイコメトラーEIJIスペシャル」が予定より2時間遅れて23時開始となり、本来23時(通常は22時)から放送する予定だった「おしゃれカンケイ」・「進ぬ!電波少年」・「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(およびそれ以降の)レギュラー番組が予定より2時間(通常より3時間)遅れてそれぞれ翌25日(月曜日)の1時・1時30分・1時56分開始となった。
FIFAワールドカップ放送で2転3転の試合日延期
2002年6月11日に巨人-ヤクルト戦の試合を予定していたが、日テレでは「2002 FIFAワールドカップ 1次リーグ・カメルーンvsドイツ戦」編成の為10月1日の同一カードに振り替え。しかし当日は季節外れの台風の為中止。10月10日に延期されたが予定通り試合が行われた。
FIFAワールドカップ放送で薄暮&デーゲーム開催
同じく2002年6月15日阪神甲子園球場で阪神-巨人戦があったが、その後日テレ系列では「2002FIFAワールドカップ 決勝トーナメント・デンマークvsイングランド戦」が20:30にキックオフされるため、試合開始時刻が17:00に変更された。番組は18:10~20:04(延長なし)に放送。そのため、「TVおじゃマンボウ」を休止し、その後の「NNNニュースプラス1・サタデー」と「モグモグGOMBO」を50分繰上げた。
更に同年6月23日から25日に開かれた広島カープ戦(札幌ドーム)も6月25日に日テレ系で準決勝・ドイツvs韓国の試合中継を行うことを考慮し、3日間とも14時からのデーゲームとして行った。また、この年の6月23日に放送された「タマノイ酢よみうりオープン」(読売テレビ制作)の最終日は1998年以来の生中継になった。
北海道シリーズでは2000年まで使われた札幌市円山球場旭川スタルヒン球場などに於ける主催試合を平日ながら(これらはナイター設備が現在ないため)デーゲームで行っていたが、2001年に札幌ドームが竣工してからは原則ナイターで行われている。(ただし2008年は旭川での平日デーゲームが復活する)
SMAP MIJナイター
2003年6月25日、巨人VS横浜戦を「スーパーテレビ情報最前線 MIJ SMAP×JAPAN」の番宣として『SMAP MIJナイター』と称した特別企画が組まれ東京ドームにメンバーが招かれた。

2005年の出来事

楽天開幕戦
3月26日、この年発足した東北楽天ゴールデンイーグルス千葉マリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズとの開幕戦を日テレの制作でミヤギテレビテレビ信州にネットされた。日テレがパリーグ開幕戦を中継するのは極めて異例。
本来この試合はテレビ東京で中継されるはずだったが、「楽天の本拠地宮城に系列局がない」「競馬中継があるため編成が中途半端になる」という障害が出てしまい日テレが中継する事になり本年の交流試合の対巨人戦と枠を交換する形となった。
薄暮開催
2005年度は、春季を中心に一部の東京ドーム巨人ホームゲームで日曜日の試合開始が17時からの薄暮開催(実質上はデーゲーム扱い)が行われ、その場合については16:25~17:30に放送されている「特上!天声慎吾」・「ロンQ!ハイランド」(以上は一部の地域除く)、17:30~19:00に放送されている「笑点」・「真相報道 バンキシャ!」をそれぞれ30分ずつ前倒して放映し、バンキシャ!の時間帯で随時東京ドームからの速報中継を行った。本編は18:30~19:58(この時はザ!鉄腕!DASH!!休止、ASundayスペシャル通常;展開により20:28までのオプションあり)に放送された。なおデーゲームでは5月1日と9月4日に「広島×巨人」(14:30~16:25)、5月5日にはホームゲームとしては14年ぶりに復活となる「巨人×横浜」(15:00~16:55)をそれぞれ放送した(3試合とも展開により30分までのオプションあり)。
よみうりテレビが楽天主催試合中継
この年誕生した楽天と阪神の対戦をよみうりテレビ主導で中継し、ミヤギテレビ青森放送秋田放送にネットされた。[28]制作のテロップは制作協力:宮城テレビ 制作著作:よみうりテレビだった。
放送延長時間の短縮
2005年は巨人が早い段階で優勝争いから脱落し、ついに8月9日の横浜戦からは、一方的な試合展開となった場合については延長なしとなった。接戦になったり、あるいはシーズン終盤の優勝や個人賞争いに関わる試合については従来どおり延長が行われることになっていたが、8月19日の試合では巨人が接戦でリードしていたにもかかわらず、金曜ロードショーを優先したり、クロスネット局でも放送されている「プリティガレッジ」「NNNきょうの出来事」などのNNN30局ネットで放送されている番組を定時開始させるために中継を定時で打ち切ったという例もある。また9月19日のヤクルト戦以後は、優勝争いに絡む試合以外は試合の展開にかかわらず定時(20:54まで)で終了に変更となった。但し、9月29日の阪神対巨人戦(阪神のセ・リーグ優勝決定試合)は、試合終了まで中継された。
地上波生中継なし
2005年9月、日テレは同年10月の公式戦ナイター4試合の地上波生中継を行わないことを決めた。これは巨人軍の自力優勝消滅は勿論、優勝争いの先行きが具体的に見えてきたことや、野球以外の番組に対するニーズを考慮したものと、日テレは明らかにしている。また、8月分の日テレを含めた在京キー局の野球中継の平均視聴率が10%を切ったことも理由の一つである。
なおこれらの試合はG+の他、BS日テレが開局以来初めて巨人戦の生中継を行った。[29]地上波では深夜放送(一部地区除く)で30分の録画ダイジェストを行った。BS日テレでの放送は2006年10月の該当試合でも同様の体制となっている。[30]
史上初、球団制作映像の野球中継放送
2005年6月15日の対広島戦の交流戦で日本ハムダルビッシュ有選手の初登板試合に1度だけダイジェストでスコア字幕表示を球団制作映像の状態にしながら放送した。これは日テレでも異例の中継であり、史上初だった。

2006年の出来事

2年連続のロッテ×楽天
4月29日、千葉マリンスタジアムで同カードが中継された。制作局の日テレと楽天のお膝元であるミヤギテレビで放送され日テレは13:30~15:25、ミヤギテレビは13:30~16:55(最大延長17:55)で放送された。
読売テレビ向け、阪神タイガース交流戦の4日間連続放送
読売テレビでは日テレからの裏送り放送として、5月24日から27日にビジターに出向いた阪神タイガースの対千葉ロッテマリーンズ西武ライオンズとの交流戦4試合を生中継した。うち24日から26日については、全国放送の読売ジャイアンツホームマッチ(前者2日間は北海道日本ハムファイターズ戦、26日だけ千葉ロッテ戦)を差し替えて中継(但し、実質的には2元中継。CSは完全中継したので、CS受信装置かケーブルテレビ=対応局のみ=で視聴できた)を行った。
ワールドカップサッカーによる延長対応なし
6月16日のセ・パ交流戦、巨人楽天戦は21時からワールドカップサッカー・ドイツ大会のデイリーハイライト放送並びにC組のアルゼンチンセルビア・モンテネグロ戦の中継のために延長対応を行わなかった(CS放送日テレG+では試合終了まで中継した)。[31]今回と同様のケースとしては1995年にスウェーデンイェーテボリで行われた世界陸上の女子マラソン中継[32]、2002年の「2002 FIFAワールドカップ」(この時は阪神対巨人の薄暮試合)、2004年の「アテネオリンピック中継」も同様に延長対応しなかったことがある。
試合続行中にもかかわらず地上波中継打ち切り
7月に入っても巨人のふがいない試合が続き、視聴率が低迷する中、試合が続いているにもかかわらず延長オプションを行使せず地上波の中継を20時54分で打ち切るケースが続出した。途中で打ち切られた試合は下記の通りである(なお日テレG+では試合終了まで中継)。
  • 7月6日:対中日戦(東京ドーム)
  • 7月11日・12日:対横浜戦(札幌ドーム)
  • 7月25日・26日・27日:対広島戦(東京ドーム)
ちなみに7月6日は序盤で巨人が中日に大量リードされたためか、同年最低の4.6%の視聴率(ビデオリサーチ・関東地区)だった。また、7月26日は僅差で巨人がリードしている場面、翌27日は広島が先制し、8回裏に巨人が同点に追いついた場面でいずれも中継を打ち切った。そして、8月1日の阪神戦からは延長を原則的に行わないこととなった。
全国放送なし
8月12日、9月19日の広島vs巨人戦は日テレ系列の担当であったが、視聴率の著しい低下を懸念したのか全国放送を中止し、広島テレビ放送(広島県)と日テレG+のみの放送となり、東京地方ではCS受信装置かケーブルテレビを通さないと視聴できないという状態になった。
9月5日の阪神vs巨人戦においても全国放送が行われずに、よみうりテレビによる関西ローカルでの放送と日テレG+による完全中継となった(この日は7月17日雨天中止の予備日程になっていた)。そのため、差し替えられた番組(伊東家の食卓踊る!さんま御殿!!)は、9月9日の昼に代替放送され同局では異例のかたちとなった。なお、翌々日9月7日は全国ネット及び日テレG+トップ&リレー中継で放送。
さらに巨人のホームマッチである9月30日・10月1日の広島戦と10月3-5日の横浜戦(会場:東京ドーム)も、地上波では一切中継がない(東京・広島=広島戦=のローカル放送や録画中継含む)。巨人戦のホームマッチが地上波で全く放映されないこともきわめて異例だった(なお衛星放送のBS日テレ・日テレG+の放送はあるので衛星受信機かケーブルテレビを通して視聴できるが、BS日テレは20:54以後の延長オプション行使なし)。
10月10日の中日戦(9月13日のフルキャストスタジアム宮城中止の振替)は地上波、BS日テレでの中継が行われず、BS放送のみNHK衛星第1が代わりに中継した(日テレG+はいつも通り中継)。この日は中日勝利でリーグ優勝決定となったが、もし日テレ系の地上波で中継が行われていれば、2年連続でセ・リーグ優勝決定試合を放送出来るはずだった。系列の中京テレビは中継権を持っておらずローカル放送すらできず(ローカルニュースで日テレG+の映像を使った中継をわずかに行ない、後は番組中に字幕スーパーで経過を速報した)、日本テレビと中京テレビは地元のドラゴンズファンからの怒りを買い抗議が殺到した。翌日の中日新聞には、放送したくてもできない中京テレビの苦しい事情を説明しているともとれる内容の記事が掲載された。
その他
5月7日の巨人対ヤクルト戦及び6月30日の巨人対阪神戦の地上波中継では、日本テレビではなくテレビ東京BSジャパン含む)で中継された(日テレG+では中継を行っている)。
8月29日(火)・31日(木)・9月30日(土)は阪神タイガースvs中日ドラゴンズ戦を読売テレビ中京テレビで放送。
日本シリーズ
2006年度は巨人が優勝できなかった(セ・リーグは中日ドラゴンズが優勝。パ・リーグは北海道日本ハムファイターズが優勝)ため、テレビ東京系列(第4戦、テレビ北海道制作協力)を含む民放各局が挙って中継する中で、日本テレビ系列だけが中継できず孤立する形となる。日テレ系列の日本シリーズ中継は2005年にも阪神×千葉ロッテ第5戦(阪神甲子園球場)が読売テレビ制作で予定されていたがロッテが4勝0敗で勝利したため中継が消滅。これで3年連続で日テレは日本シリーズの中継ができなかったことになる。
日米野球
11月2日の巨人vs大リーグの親善試合及び3日の開幕戦(いずれも東京ドーム)、7日の第4戦(京セラドーム大阪)、8日の最終戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)を中継。放送時間はいずれも19:00~20:54(延長なし)。
アジアシリーズ
11月9日に東京ドームで行われた第1戦、北海道日本ハムファイターズvsサムスンライオンズ韓国)を中継。当初は延長オプションなしの19:00~20:54の予定だったが、30分の延長オプションを行使して21:24まで放送した。この試合が2006年の日本テレビ系での最後の野球中継となった。

2007年の出来事

中継試合の削減
この年から日本テレビでの巨人戦中継は大幅に削減された。日本テレビが中継した巨人戦主催試合は年間72試合中42試合で、地上波での削減分の一部はテレビ朝日テレビ東京NHKに譲渡されたが、地上波での中継放送そのものがなくなった試合もある。BS日テレは日本テレビで地上波中継を行わない30試合のうち22試合を生中継し、日テレG+は従来通り全試合の完全生中継を実施した。また、BS日テレでは放送権がある阪神・広島のビジターゲームも地上波中継がない場合に限り放送した。このため、地上波で放送されない試合は受信装置の取り付けやケーブルテレビへの加入がないと受信できなくなってしまった。
日本テレビが放送しなかった巨人戦の主催試合(特記しない限り会場は東京ドーム)は次の通り。
  • 4月7日 阪神戦(NHK総合テレビジョンNHKデジタル衛星ハイビジョン全国中継)
  • 4月13-15日 ヤクルト戦(15日はテレビ朝日系列・BS朝日全国中継)
  • 4月17日 広島戦(会場:スカイマークスタジアム
  • 4月24日 横浜戦(会場:フルキャストスタジアム宮城 テレビ朝日系列とBS朝日全国中継)
  • 5月4-6日 ヤクルト戦(4日はテレビ朝日系列・BS朝日全国中継、5日はNHK総合テレビジョン(NHKハイビジョンは放送なし)、6日はテレビ東京系列・BSジャパン全国中継 巨人主催3連戦がBS・地上波を含め日テレ系列で放送されないのは異例のこと)
  • 5月13日 中日戦(テレビ東京系列・BSジャパン全国中継)
  • 5月27日 オリックス戦
  • 5月30日 ソフトバンク戦(NHKハイビジョン全国中継。この日、地上波では藤原紀香陣内智則の結婚披露宴中継を放送)
  • 6月9日  楽天戦(NHK総合テレビジョンとNHKハイビジョン全国中継)
  • 6月19日 ロッテ戦
  • 6月24日 西武戦
  • 7月3日  横浜戦(会場:長崎ビッグNスタジアム
  • 7月11日 阪神戦
  • 7月13-14日 広島戦(14日はNHK総合テレビジョンとNHKハイビジョン全国中継)
  • 7月25日  横浜戦
  • 7月28-29日 広島戦 (29日はZERO×選挙放送のため)
  • 8月17-19日 ヤクルト戦(18日と19日、地上波では24時間テレビを放送のため)
  • 8月22日 中日戦
  • 9月8日 阪神戦(NHK総合テレビジョン全国中継)
  • 9月16日 広島戦
  • 9月21日 横浜戦
  • 9月24日 中日戦(BS日テレ初、7年目にしての延長放送)
  • 10月2日 ヤクルト戦(BS日テレ(22:54までの延長オプションあり)、NHKBS1にて全国中継)
  • 10月3日 横浜戦
※BSの特記がないものはBS日テレで全国中継。原則延長無し(4月3日から5日までの読売ジャイアンツ中日ドラゴンズ戦については30分の延長枠を設けた)。
全体的に、定時番組の視聴率が好調な土曜・日曜の放送が減っている傾向にあり、このあおりを受けて読売テレビ(関西地区)でも阪神戦の中継数が削減されることとなった。特に7月11日に開催された巨人対阪神戦は、ytvでも差し替え生放送や録画中継を行わない前代未聞のケースとなってしまっていた。
札幌テレビでの日ハム戦への差し替え
札幌テレビは、この年から巨人戦を日本ハム戦に差し替えての中継を開始した。行われたのは4月26日の対ロッテ戦、7月12日の対オリックス戦、8月9日の対楽天戦、そして急遽追加となった9月26日の対楽天戦(会場はいずれも札幌ドーム)の4試合だった。なお、4月26日と7月12日では試合が早く終了したため、十数分間ではあったが東京ドームの巨人戦(4月26日は横浜戦、7月12日は阪神戦)を中継した。
リーグ優勝時の対応
10月2日の巨人-ヤクルトの最終戦(地上波の中継なし)。9回表まで4対3とヤクルトにリードされ9回裏、清水隆行の内野安打と宮本慎也の悪送球で巨人が2002年以来5年ぶりのリーグ優勝を決めた。この時、日本テレビでは「踊る踊る踊る!さんま御殿!!トーク秋場所!超豪華どすこいスペシャル!」を放送しており、優勝が決まった後は左下にサブ画面を出して優勝の模様を流していた。そして、21時30分からその模様をまとめたVTRを10分放送。「優勝祝賀会」の中継は「NEWS ZERO」内にて行った。なお、CS放送日テレG+では優勝の瞬間から優勝祝賀会まで生中継した。[33]BS日テレでは21時40分まで放送した。昨年の同時期に中日が優勝した時との扱いの差に疑問を持つ声も聞かれた。
クライマックスシリーズ
クライマックス・セ - 10月18日と20日の第1戦・第3戦を地上波で中継。中日の3連勝でシリーズが終了したため、第4戦(21日)は放送されず。第3戦は落合博満監督のインタビューが行われている途中(21:23分ごろ)で放送を終了した(日テレG+は完全中継)。
クライマックス・パ - 10月13日に札幌テレビのローカルで「クライマックスシリーズ・パ」第2ステージを中継(日本テレビでの中継は無し)。ソフトバンクが第2ステージに進出した場合に福岡放送での放送権を持っていたが、進出できなかったため、放送無し。
日本シリーズ
2007年の日本シリーズは中日・日本ハムともに放送権を獲得できず、テレビ東京系を含め他系列が放映権を得た中で日テレは4年連続で日本シリーズを放送できない事態となった。
アジアシリーズ
例年通り、日テレ・TBS・テレ朝での放送。日テレが放送したのは中国戦(11月10日)と決勝戦(11日)で、10日の試合では中京テレビ開局以降としては初めて中日ドラゴンズがホームユニフォーム着用して行う単独チームとしての中日戦の中継が放送されることとなった。
その他
  • 3月18日の14:30~16:25に、「開幕直前!プロ野球オープン戦巨人-阪神~星野JAPAN始動SP」として放送した。日本テレビと一部地域は15:00~16:25までの放送。阪神タイガースのお膝元であるytvは放送しなかった。
  • 4月12日の広島対巨人戦は広島テレビ放送の担当だったが、広島県ローカルのみで全国放送せず。制作著作のクレジットも「広テレ!」のみ表記され、字幕テロップも広島テレビ側で出していたが、スタッフは日本テレビ側からも参加していた(なお衛星放送は日テレG+で中継した)。8月14日も同様だったが、衛星放送は日テレG+とBS日テレで放送された。
  • 4月29日の12:55~16:25に、フルキャストスタジアム宮城の楽天対日本ハム戦を制作局のミヤギテレビと札幌テレビ、青森放送(15:55まで)、福島中央テレビ(13:30~15:25)で放送した(MMTおよびネット局ではハイビジョン映像で中継。映像は一部を除き楽天ティービー制作のものを使用)。なお札幌テレビでは攻撃の合間に視聴者から同局に寄せられた日本ハム選手へのメッセージを紹介した(ナビゲーター:内山佳子福永俊介両アナ)。
  • 6月8日の巨人VS東北楽天戦では、V9復刻ナイターと題して6回裏限定でV9当時(1960年代)の野球中継をBGMから字幕スーパーにいたるまで忠実に再現されていた(ただし、リプレイ時の演出は通常のものだった)。これは、巨人軍5000勝記念企画としてV9当時のユニフォームを着用して試合を行ったことにあやかったもの(6月10日からの対北海道日本ハム2連戦でも7回裏限定で実施)。なお、この日は広島テレビと福岡放送は広島対ソフトバンク戦(両局とも同内容で放送し、福岡放送からもリポーターを派遣。J SPORTS同時)に、ytvは阪神対オリックス戦にそれぞれ差し替えていた。
  • 7月20日は、ガリバーオールスターゲーム第1戦を東京ドームから中継。副音声では、日テレ系情報番組の出演者が番組を進行した(副音声は日テレG+でも実施。そのため、この時地上デジタル未開局で地上アナログによる音声多重放送の行われていなかった札幌テレビの道央圏以外の地域でも聴くことができた)。地上波・日テレG+ともに試合終了まで完全生中継をおこなった。
  • 7月27日の巨人VS広島戦は早終了のために20時40分過ぎから数分間に亘り、ytv(読売テレビ)で差し替えとなった甲子園球場の阪神VS横浜戦をハイライトと生の映像を交えて放送した。こういうケースはごく稀である。ytvが中継する阪神戦では基本的には文字多重放送は行われていない。この日は日テレ系で放送された巨人対広島戦は文字多重放送で放送されたため、そのまま流された。
  • 8月7~9日の巨人VS阪神戦は「日本テレビ開局記念 GIANTS PRIDE キッズシリーズ」と題して3戦とも日テレ系列で放送。24時間テレビの宣伝も兼ねて7日は滝沢秀明、8日はタカアンドトシ、9日は萩本欽一がそれぞれゲストに登場する。なお、3戦ともに地上波で放送されるのは、4月3~5日の東京ドーム開幕戦中日戦以来。なお札幌テレビは9日については先述の通り差し替え放送(日本ハム対楽天戦)を行った。
  • 9月14日は全国ネットで「読売ジャイアンツ対広島東洋カープ」戦(東京ドーム)を生中継するが、中京テレビと読売テレビは「阪神タイガース対中日ドラゴンズ」戦(阪神甲子園球場)に差し替え中継をする。また「阪神対中日」戦は、15日にもデーゲームで13:55から16:00まで生中継する。
  • 9月17日は読売テレビの関西ローカルと日テレG+で「阪神タイガース対読売ジャイアンツ」戦(阪神甲子園球場)を生中継。読売テレビは19:00~20:54。日テレG+は17:30から試合終了まで完全生中継を行う。他局のテレビ中継ではサンテレビでも試合開始から完全生中継される。BS日テレを含むBSでは放送なし(最もこの3連戦は地上波の全国中継どころかBSでも放映がなかった)であるため、関東など他地域の視聴者はCS受信機、またはケーブルテレビ(対応局のみ)での視聴しか出来ない。
  • 9月21日の放送において、BS日テレでは初の延長オプション(最大22時54分まで)を設けたが、試合自体が早く終了した為、定刻の20時54分で終了した。
  • 9月24日の日テレG+とBS日テレでの放送ではBS日テレが7年目にして初の延長放送を行った。
  • 9月26日は全国ネットで「読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ」戦(東京ドーム)を生中継するが、札幌テレビは、「北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルス」戦(札幌ドーム、但しミヤギテレビでの放送はなし)に、福岡放送は「福岡ソフトバンクホークス対オリックスバファローズ」戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)に、広島テレビは「広島東洋カープ対東京ヤクルトスワローズ」戦(広島市民球場)にそれぞれ差し替え中継を行った。

2008年の出来事

  • 年間テーマは「強くあれ、プロ野球」
  • 1月28日に巨人主催ゲーム72試合のうち、41試合(前年より1試合増)を地上波で生中継することを発表した。4月1日の東京ドーム開幕週に放送する5試合(4月1日~3日の対中日戦と4月4日、6日の対阪神戦)は30分延長で対応。
  • BS日テレでは地方開催5試合を含む19試合(地上波1試合増の分、BSは1試合減らされた)を最大21時54分まで延長。日テレG+はこれまでどおり主催72試合を完全中継する。
日テレ系地上波で放映されない試合(特記なしはBS日テレで中継)
  • さらに地上デジタル放送におけるワンセグ放送において、独自のプレミアム・ナイター中継を計画していることも併せて発表した。5月以後の一部の試合で首都圏限定でテスト的に試合展開に応じたワンセグだけの1時間延長放送を開催する予定である(日テレ関東地方エリア以外の日テレ系列各局のワンセグ放送は日テレからの裏送り送出で12セグ放送と同じ通常番組を放送)。
  • 4年ぶりに開催されるメジャーリーグ・ベースボールの公式戦開幕シリーズ「08リコーMLB公式戦 ボストン・レッドソックスオークランド・アスレティックス」(3月25日3月26日)に先駆けて、3月22日3月23日に東京ドームで行われた巨人と阪神とのオープン戦を生中継。(変則ダブルヘッダーで、第1試合が日中の阪神戦、第2試合がゴールデンタイム枠で行われる巨人戦)
  • 3月23日福岡Yahoo!JAPANドームで行われたソフトバンク楽天戦を福岡放送ミヤギテレビで放送。それぞれ独自のスタッフで放送したが、ミヤギテレビは福岡に乗り込まず特設スタジオでFBS製作の映像を使って解説・川尻哲郎、実況・伊藤拓で放送した(いわゆるカラ出張)。また札幌テレビ札幌ドームで行われた北海道日本ハム千葉ロッテの試合を中継した。
  • 3月29日にytvローカルで阪神対横浜の2回戦を京セラドーム大阪から生中継。18時まで放送時間延長のため「土曜はダメよ!」は放送休止。
  • 4月1日4月3日の巨人対中日の3連戦すべてを全国ネットで30分延長対応で中継するが、札幌テレビと福岡放送では3連戦ともソフトバンク対日本ハム戦(1日と3日は福岡Yahoo!JAPANドーム、2日は北九州市民球場で開催)の試合に差し替える。STVは福岡に乗り込まず特設スタジオでFBS製作の映像を使って(テロップは差し替え)解説・実況で放送する(いわゆるカラ出張)。また、広島テレビも3連戦ともに広島対阪神戦(広島市民球場)に差し替える(大阪地区・読売テレビでは差し替えせず、このカードは1日はテレビ大阪、2・3日はサンテレビジョン=3日は京都放送テレビ和歌山にもネットで送る)。
  • 4月5日は福岡放送で千葉ロッテ対ソフトバンク戦をビジター遠征して放送。
  • 4月6日の巨人対阪神戦デーゲーム中継(東京ドーム)は地上波で14時30分から16時30分(最大16:55まで延長)で送るが、この試合は「デーゲーム副音声スペシャル」と題し(正式タイトルは「SAPPOROデーゲームスペシャル」)、元木大介徳光和夫THE・サンデーから連続出演)が巨人応援実況を担当した。アナログ・デジタルともモノラル二重音声での放送。札幌テレビ放送の道央圏以外のアナログ放送エリア(デジタル放送は道内全域で受信可能)およびCS・日テレG+は非対応(通常のステレオ放送。地上波が主音声でも副音声が流れている間、CSでは球場内音声のみ放送)。
  • 4月13日の巨人対東京ヤクルト戦デーゲーム中継でも地上波では「デーゲーム副音声スペシャル」として(このときの正式タイトルは「e2 by スカパー!デーゲームスペシャル」)宮本和知藤井貴彦アナなどズームイン!!サタデーの出演者が巨人応援実況を担当した。
  • 4月19日の広島対巨人は広島テレビ(広島県)と日テレ(東京都)のローカルと日テレG+のみの生中継(BS日テレは編成の都合上放送無し)。この3連戦は初日(18日)と最終日(20日)はナイターで、その中間19日がデーゲームという変則日程だった。
  • 4月23日は巨人対横浜戦を東京ドームから放送するが、札幌テレビは北海道日本ハム対オリックスの試合に差し替えた。
  • 5月6日の巨人対阪神戦デーゲーム中継(地上波で15:00~16:53 延長オプションなし)で地上波では「デーゲーム副音声スペシャル」として徳光和夫ビビる大木千秋が出演。巨人ファンの徳光&ビビるVS阪神ファンの千秋による応援バトルが繰り広げられた(THE・サンデーのコーナーである「美女とジャイアンツおやじ観戦バトル 」のノーカット版ともいえる)。阪神が得点を入れる度に番組スタッフは阪神グッズを買い、徳光とビビるに阪神の法被を着せられた。結果は阪神が勝ったため事実上、千秋の独り勝ち状態となった。今回の放送はアナログはモノラル二重音声、デジタルはステレオ二重音声だった。STVの道央圏以外のアナログ放送エリア(デジタル放送は道内全域で受信可能)およびCS・日テレG+は非対応(通常のステレオ放送。地上波が主音声でも副音声が流れている間、CSでは球場内音声のみ放送)。
  • 5月9日の巨人対中日戦はBS日テレの放送のみだが中京テレビでは18:16~19:00のみ放送を行った。元々巨人対中日戦の場合は19:00からの全国ネットの前にローカルで先行放送を行っていたが、この時間のみとなったのは初めてである。番組中「この試合の中継は午後7時までです。短い時間ですがお楽しみください」というテロップを随時出して対応した。映像はBS日テレと同じものを使用した。
  • 6月1日は札幌テレビと読売テレビで日本ハム対阪神を札幌ドームから生中継した。この時は2局での同時中継(製作は札幌テレビ。読売テレビは解説者とレポーター派遣)となった。
  • 7月1日7月3日は巨人対ヤクルト戦を放送するが、札幌テレビは日本ハム対西武に、読売テレビと中京テレビは阪神対中日(7月2日を除く)に差し替えた。
  • 7月11日7月13日は巨人対横浜戦を放送。11日と13日は日テレ系列と日テレG+、12日はBS日テレと日テレG+で放送する。なお、13日は「デーゲーム副音声スペシャル」として「NEWSリアルタイム」の出演者が巨人応援実況を担当した(アナログはモノラル二重音声、デジタルはステレオ二重音声)。
  • ytvは巨人戦の放送がある7月11日は阪神対広島、7月26日は阪神対中日戦に差し替え、7月21日の阪神対巨人戦は18:16-21:10まで、関西ローカルで放送となる。[35]
  • 7月27日・巨人対ヤクルト戦のデーゲームを14:30-16:30に放送。副音声は北京オリンピック直前情報を放送した。
  • 7月28日・日テレG+のみで東京ドームで行われるイースタン・リーグ巨人対ロッテを生中継。(TCN協力)
  • 7月29日・広島対巨人戦は広島テレビローカルと日テレG+のみ放送。BS日テレは編成の都合上放映無し
  • 8月は北陸シリーズを含めホームゲーム12試合が組まれているが、8月6日8月7日の横浜戦(6日石川県立野球場・7日富山市民球場アルペンスタジアム)、8月12日8月13日の阪神戦、8月15日8月17日の広島戦、8月24日の中日戦(以上東京ドーム)の9試合は地上波での放送がなくBSとCSのみとなった。1ヶ月間で大量数の試合が地上波で放映されないのは異例だが北京オリンピック開催に伴う特別体制である事も考えられる。後者6試合は対戦相手のローカル局にも放映されなかった。特に阪神戦は2年連続して大阪地区での巨人主管試合放映なしという事態にもなった。
  • 8月26日からの巨人対横浜3連戦を「日本テレビ開局55周年記念ナイター」として開催。この3連戦は延長オプションを設け、8月26・27日は10分、28日は20分延長した。また、日テレのワンセグは27日に「ワンセグプレミアムナイター」を実施、今回は放送開始する19:00を前に17:50から先行放送された。
    • ytvと中京テレビは26日と28日は阪神対中日戦に差し替えされるが、28日は13年ぶりに中京テレビで過去に行われていた副音声を利用した中日応援放送を行うが、過去に後楽園東京ドームで行われたのみで、甲子園で行うのは初めて・放送席はスタンド最上段に設置された(当日の放送中の会話より)。またドラゴンズ応援放送初の甲子園ということで、7回ウラ攻撃前の阪神ファンのジェット風船飛ばしを、当日の出演者である、解説の川又・サブアナの鶴木陽子・実況の佐藤が行った。
    • 広島テレビは27日・28日は広島対東京ヤクルト戦に差し替え。
  • 9月19日~21日の巨人対阪神の3連戦をいずれも日テレ系列で放送。この3連戦は延長オプションを設ける。(15分延長)
    • 広島テレビと中京テレビは19日の広島対中日戦に差し替え。
  • 10月4日、5日の「巨人対中日」はデーゲームとして15:00~16:55の時間帯に放送される。
  • 10月8日の巨人対阪神戦はもともとBS日テレの中継だったが、急遽地上波でも放送することが決まった。日テレ系列では19:00~20:54枠で放送される。ちなみに、21:00~21:55の時間帯は「ザ!世界仰天ニュース」が組み込まれる形となった。当初日テレがこの時間帯に放送を予定していた「日本史サスペンス劇場3時間スペシャル」は翌週の10月15日放送の予定である。この緊急生中継の理由は、2006年の「巨人対中日」での中日リーグ優勝の瞬間と2007年の「巨人対東京ヤクルト」での巨人リーグ優勝の瞬間が地上波の生中継で放映できなかった教訓であるが、前者(2006年)後者(2007年)ともに胴上げが中継できなかったのは「踊る!さんま御殿3時間スペシャル」を放送していたことが要因である。なお、この試合は日本テレビ系列に加え、BS日テレ日テレG+でもサイマル放送される。日テレ系列の放送局が地上波BSCSがこぞって並列中継するのは2007年7月15日「巨人対広島」戦(デーゲーム)以来約1年3ヶ月ぶりである。また、優勝決定戦だった場合、地上波放送での延長オプションを22:48までもうけ、さらに緊急延長も予定していたが、当日両チームとも優勝する可能性は無くなったため延長オプションは21:09まで(15分)となる。[36]
  • 10月18日、読売テレビ・中京テレビローカルで京セラドーム大阪のセ・リーグクライマックスシリーズ1stステージ第1戦(阪神対中日)を19:00から20:54まで生中継。
  • 10月22日10月25日(10月23日を除く)はセ・リーグクライマックスシリーズ2ndステージ(巨人対中日)を全国ネットで30分延長(優勝決定試合は試合終了まで)対応で中継したが、札幌テレビでは10月22日はパ・リーグクライマックスシリーズ2ndステージ第4戦(西武対日本ハム戦)の試合に差し替えた。当初は10月26日も組まれる予定だったが、1位チームの1勝と第2戦での引き分けで最上位チームが1勝に加え4勝になった為、放送がなくなった。なお、巨人が日本シリーズ進出が決定した10月25日の第4戦は久々に20%の高視聴率を叩き出した。
  • 11月1日及び11月8日11月9日の日本シリーズ・巨人対西武戦の中継を実施。なお、土曜日は10月25日のセ・リーグクライマックスシリーズと11月1日・8日の日本シリーズと3週連続で日テレが中継した。

2009年の出来事

  • 2009年度は日テレが中継権を持つ巨人主催62試合を主としてBS日テレでの中継に特化し、地上波では好カードを中心に放送カードの大幅な削減を行う方針を明らかにした。その結果、BS日テレがBS全体の視聴率のトップを取ることになり、場合によっては地上波の日テレを上回ることもある(BSでの放送は52試合(残り20試合のうちNHKで総合テレビは4試合・BS1は6試合・BShiは10試合))。[37]地上波での放送は26試合のみ。地上波は延長原則なし。但し4月3日の広島戦と、優勝に関連する試合のみ延長する場合がある。BSの放送時間はナイターの場合18:00から20:54、最大で21:54まで。なお、BSでの放送はこれまでは他系列を含め地上波の中継がないときに限り放送していたが、2009年シーズンから日本テレビ系列地上波の全国中継があるときでも放送される(NHKデジタル衛星ハイビジョンで中継を行う試合を除く)。そのため、日によっては日本テレビ系の地上波・BS・CSの3波が揃って同時放送されることもある。
  • なお従来どおり日テレG+は全試合完全生放送とする。また視聴者からの要望に答えて、2009年度からホームゲームに限り試合当日深夜の完全録画中継「日本プロ野球アンコール」(原則試合当日23:00から翌朝3:00。日曜日はMotoGPの開催と重なる場合当日の録画中継はせず、月曜日の同時刻に放映。またデーゲームの場合はゴールデンタイム相当の時間帯で録画放送する場合もある)実施[38]
  • 4月3日からの巨人対広島開幕3連戦(東京ドーム)は地上波全国ネットで3日17:50、4日・5日は19:00開始(BS日テレは18:00開始。日テレG+は17:30開始。開幕3連戦で史上初めて地上波・BS・CSの3波が揃って試合開始から生中継を行う。)、4月3日は地上波・BSとも60分延長対応で中継するが、地上波では読売テレビは阪神対東京ヤクルト戦(京セラドーム大阪)に、札幌テレビは北海道日本ハム対東北楽天戦(札幌ドーム)にそれぞれ差し替えた。なお、巨人対広島に関しては4月4日、4月5日も地上波で30分の延長対応することが決定した。
  • 4月10日・12日に全国放送で巨人対阪神戦を生中継(BS日テレは12日のみ放送。BSは14:00~16:54だが、17:24までの延長オプションあり。10日はBS日テレでは放送せず、NHKデジタル衛星ハイビジョンで放送。)。なお、10日はHTV・CTVでは広島対中日戦(マツダスタジアム・J SPORTS同時)に差し替え、CTVでは中日応援放送の副音声を実施。12日はMMTでは東北楽天対埼玉西武戦(クリネックススタジアム宮城)に差し替え終了後飛び乗りを行った。
  • 4月18日にSTVローカルで埼玉西武対北海道日本ハム戦(西武ドーム)を中継した。
  • 4月22日にSTVローカルで北海道日本ハム対福岡ソフトバンク戦(東京ドーム)を中継。なお、サプライズは休止、1億人の大質問!?笑ってコラえて!4月26日11:45 - に放送(字幕放送なし 通常、再放送として放送している時間帯)。また5月1日にも北海道日本ハム対埼玉西武戦(札幌ドーム)を中継するため、4月22日同様にサプライズは休止。太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。は翌2日13:30 - の放送となる(字幕放送・データ放送ともなし)。
  • 5月2日に全国放送で阪神対巨人戦(甲子園球場)を15:00(ytvは13:35)~16:55まで生中継するが、ytvのみ最大延長17:30まで放送。なお、日テレG+でも13:45から(最大延長20:00)放送。なお、このカードは甲子園では18年ぶりのデーゲーム開催で、ナイター以外で中継するのは2002年の薄暮試合(17時開始)以来7年ぶり。
  • 5月3日にSTVローカルで北海道日本ハム対埼玉西武戦(札幌ドーム)を、FBSNIBTOSKKTUMKKYTローカルで福岡ソフトバンク対千葉ロッテ戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)をHTVローカルで広島対東京ヤクルト戦(マツダスタジアム・J SPORTS同時)を中継する。
  • 5月17日に日テレ、HTVローカルで広島対巨人戦(マツダスタジアム)を14:30-15:55まで放送。本来は13:30試合開始の予定だったが、雨天で1時間遅れでのプレーボールとなったため、開始から放送した。
  • 5月25日、ytvローカルで阪神対千葉ロッテ戦を放送するが、過去2年間の交流戦月曜ナイターで行ってきた巨人戦全国放送の差し替え生中継が、巨人戦の地上波放送大幅削減に伴い出来なくなったため、深夜(日付上は26日未明)に撮って出し素材を90分に編集した録画中継で放送する。
  • 5月27日に全国放送で巨人対福岡ソフトバンク戦(東京ドーム)放送するが、HTVローカルで広島対千葉ロッテ戦(マツダスタジアム・J SPORTS同時)を中継する。なお、ytvでの阪神対埼玉西武戦(甲子園球場)差し替えは行わなかった。[39]
  • 5月28日、巨人対福岡ソフトバンク戦を福岡放送ローカルで録画中継(撮って出し素材を1時間に編集したものを29日0:38-1:33放映。日テレから裏送り)で放送。巨人主管試合が日テレでは放送されず、対戦相手の地域のみで放送されるのは中京テレビが中日戦を放送する例はあったが、これは試合開始の冒頭部分のみの生放送だった。編集ながら試合全体を放送するのは珍しい例(この試合はBS日テレで放送された)。なお同日、ytvローカルでは阪神対埼玉西武戦を90分編集で録画放映した。
  • 6月5日、全国放送での巨人対北海道日本ハム戦(東京ドーム)は「ジャイアンツecoナイター」として放送するが、HTV・FBSでは広島対ソフトバンク戦(マツダスタジアム・J SPORTS同時)を中継する。なお、ytvローカルでの阪神対オリックス戦(甲子園球場)の差し替えは行わない。[40]
  • 6月6日にytvローカルで阪神対オリックス戦(甲子園球場)を中継した。
  • 6月8日、全国放送で巨人対東北楽天戦(東京ドーム)を生中継。なお、ytv・FBSは阪神対福岡ソフトバンク戦(甲子園球場)に、HTVは広島対オリックス戦(尾道しまなみ球場)に差し替え。
  • 6月16日、全国放送で巨人対埼玉西武戦(宇都宮清原球場)を生中継(地上波、BS日テレ、日テレG+の3波同時放送)するが、ytv・STVは阪神対北海道日本ハム戦(京セラドーム大阪)に差し替え。
  • 6月30日と7月2日にSTVローカル(MMTでは放送せず)で北海道日本ハム対東北楽天戦(札幌ドーム)を生中継。これに伴い、両日ともに『サプライズ』は休止、『踊る!さんま御殿!!』は7月4日16:30に、『ぐるナイゴチ10』は7月5日12:30にそれぞれ振替放送。なお両日ともにランニングスコアなど一部を除いて日本ハム球団制作映像のテロップを使用した(7月5日に開催された札幌国際ハーフマラソンの中継の関係で自社コーダを使用できなかった措置)。
  • 7月7日・8日、HTVローカルで広島対阪神戦(HARD OFF ECOスタジアム新潟)を放送。なお、HTVでは『サプライズ』は休止(7日の『がんばれ!ブカツの天使』のみCM枠で放送)、『踊る!さんま御殿!!』・『1億人の大質問!?笑ってコラえて!』は7月11日に振替放送。TeNY・ytvでは放送しなかった(7日の試合は関西地区はテレビ大阪で放映)が、TeNYは技術協力としてクレジットされ、『夕方ワイド新潟一番』の中で入中を行った。新潟県内では同時放送のJ SPORTSで視聴可能。またラジオでは7日はBSNで放送した(『RCCカープナイター』・『TBSラジオ エキサイトベースボール』同時・JRN全国ネット)。
    • なお、J SPORTSでの中継ではJ SPORTSと広島テレビ共同制作(TeNYのクレジットは省略)とあり、J SPORTS STADIUM野球好き!!で使うスコアフォントを使用していた。
  • 7月10日、全国放送で阪神対巨人戦(甲子園球場)を放送。又、この日は金曜日で、本来は毎日放送(TBS系)または関西テレビ(フジ系)に放映権があり、このカードが金曜日に放送されるのは3年ぶり(7月11日の試合は関西テレビで放送、ただし関西ローカル。CSではフジテレビTWOが関西テレビと同内容で放送)。
  • 7月17日、全国放送で巨人対阪神戦(東京ドーム)を放送するが、HTVでは広島対ヤクルト戦(マツダスタジアム・J SPORTS同時)を中継する。
  • 7月19日、巨人対阪神戦(東京ドーム)のデーゲームを15:00から16:55まで放送(BS日テレは14:00から16:55=最大延長17:25、日テレG+は13:30から17:45=試合終了まで。[41]
  • 7月21日、ytvローカルの深夜放送=22日2:32-3:57で阪神対ヤクルト戦を放送する予定だったが、雨天中止となった。[42]
  • 7月24日、18:20(UMKは19:00から飛び乗り)から20:54(試合終了まで延長のため21:34)まで全国ネットでマツダオールスターゲーム第1戦(札幌ドーム)を放送。
  • 7月30日、全国放送で巨人対中日戦(東京ドーム)を放送[43]するが、ytvは阪神対横浜戦(甲子園球場[44])、STVでは千葉ロッテ対北海道日本ハム戦(千葉マリンスタジアム)、FBSでは福岡ソフトバンク対オリックス戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)を中継する。
  • 8月1日、ytvローカルで阪神対巨人戦(甲子園球場)を19:00から20:54まで中継。なお、『天才!志村どうぶつ園』は8月8日13:00、『世界一受けたい授業』は同13:55からそれぞれ振替放送。また、日テレG+でも17:30から試合終了まで放送された他、NHK BSハイビジョンが並列放送した。
  • 8月4日、STVローカルで巨人対広島戦(旭川スタルヒン球場)を13:55から15:55まで中継。STVが巨人戦をローカル放送で中継するのは史上初となるが(これまではデーゲームでも全国ネットだった)、巨人主催である事や、日テレG+とBS日テレでの放送もあるため制作主管が日テレになり、STVは制作協力となる。また、HTVでは放送なし(ラジオではRCCラジオがTBSラジオ制作・HBCラジオ技術協力の裏送りで放送)。なお、STVでは情報ライブ ミヤネ屋は休止(HTVでは通常通り放送)。8月5日、札幌ドームでの試合は衛星(BS・CS)のみで中継する(ラジオではニッポン放送制作NRN全国ネットで、広島ではRCCラジオがネット受け)。
  • 8月13日、広島対巨人戦(マツダスタジアム)をHTVローカルと日テレG+で放送(制作主管はHTVで日テレは制作協力)。HTVでは『サプライズ』は休止、『ぐるぐるナインティナイン』は15日(土)13:30から放送。
  • 8月15日・16日、巨人対阪神戦(東京ドーム)のデーゲームを共に15:00から16:55まで放送(BS日テレは14:00から16:55=最大延長17:25、日テレG+は13:30から17:45=試合終了まで。)するが、16日はSTVで北海道日本ハム対埼玉西武戦(札幌ドーム)を13:00から放送する(なお、16:55前までに終了した場合は巨人対阪神戦に飛び乗りの予定だったが、試合が終わらなかったためなし)。なお、8月14日は地上波では放送されなかった上、ytvでも差し替えや録画放送が一切なかったが、15日のみ上記の時間に加えて、13:30から15:00にも放送された。16日の試合は日本テレビ・町田浩徳アナウンサーが地上波で久しぶりに実況を務めることになる。特に16日の中継に至っては近畿広域圏での中継がCS・BSを除くと地上波のytvのみでラジオでの中継(ABC・全国高校野球選手権大会、MBS・中央競馬中継(『みんなの競馬』))が一切なかった。
  • 8月22日、FBSとSTVでは福岡ソフトバンク対北海道日本ハム戦(福岡Yahoo!JAPANドーム)を放送。STVは福岡に乗り込まず特設スタジオでFBS制作の映像を使って(テロップは差し替え)解説・実況で放送(いわゆるカラ出張)。
  • 9月6日、巨人対東京ヤクルト戦(東京ドーム)を『バナHデーゲーム・スペシャル』として15:00から16:55まで放送(BS日テレは14:00から16:55=最大延長17:25、日テレG+は13:30から17:45=試合終了まで。)するが、MMTでは東北楽天対北海道日本ハム戦(Kスタ宮城、STVではテレビ・ラジオ共になし)を13:00から放送した(なお、16:55前までに終了した場合は巨人対ヤクルト戦に飛び乗り予定だったが試合が長引いたため飛び乗りができなかった)。
  • 9月16日・17日、全国放送で巨人対阪神戦(東京ドーム)を放送するが、2日間共にHTVとCTVでは広島対中日戦(マツダスタジアム)に、17日のみSTVでは北海道日本ハム対東北楽天戦(札幌ドーム、MMTは放送なし)に差し替え。なお、15日は地上波での放送はytvローカルを含めて中継なし(NHK BS1で放送)。
  • 9月21日~23日、3日間連続して全国放送で巨人対中日戦(東京ドーム)を14:55~16:53の枠で放送。(これにより情報ライブミヤネ屋は前半1時間のみで終了。21日、22日NHKデジタル衛星ハイビジョン14:00~17:30=試合終了まで、23日BS日テレ14:00~16:54=最大延長18:54[45]、CS放送日テレG+は3日間ともに、13:30~18:00=試合終了まで)。
    • 9月21日はネットCMの殆どが「アナザースカイ」の番宣に割られており、ゲストに同番組のレギュラー出演者・宮尾俊太郎が出演。残りの2日間は『三菱東京UFJ銀行カードローンデーゲーム・スペシャル』として放送した。
    • なお、9月23日の放送分は結局地上波は16:53、BSは17:24で[46]終了となったが、CS放送ではその後の原監督の優勝会見、および東京ドームホテルで行われた祝勝ビールかけを放送した[47]。ちなみに地上波中継の関東地区の平均視聴率は10.0%で、瞬間最高は優勝が決まった後の原辰徳監督の胴上げの16:45に記録した16.6%(ビデオリサーチ調べ)[48]だった。
  • 10月21日~26日、セ・リーグクライマックスシリーズ第2ステージ、巨人対中日戦(東京ドーム)を19:00~20:54(最大延長は21:24まで。日本シリーズ進出決定戦がある場合は試合終了まで延長)まで放送。巨人が4勝1敗(リーグ優勝チームに与えられる1勝のアドバンテージを含む)で日本シリーズ進出を決めたため、第5、6戦の放送がなくなった。なお、STVとMMTは10月21日、22日のみパ・リーグクライマックスシリーズ第2ステージ、日本ハム対楽天戦(札幌ドーム)を放送した。
  • 11月3日~5日、日本シリーズ、巨人対北海道日本ハム・第3~5戦(東京ドーム)を全国ネットで17:50~試合終了まで完全生中継を行った。

地方球場開催分の放映

  • 2009年度は地方開催分(9試合)のうち、地上波で全国放送されたのは6月16日の巨人対西武交流戦(宇都宮清原球場)だけ(BS日テレ・CS日テレG+と同時放映)。ローカル枠での放送も4月21日は巨人対ヤクルト(長崎県営野球場)を長崎国際テレビの県内ローカルでトップ中継(18:16-19:00)と深夜の録画中継(24:29-25:54)(制作・著作はNTVが行い、NIBは制作協力だった BS日テレ・CS日テレG+と同時放映)、8月4日は巨人対広島(旭川)を札幌テレビ放送の道内ローカル(制作主導・著作はNTVが行い、STVは制作協力団体だった BS日テレ・CS日テレG+と同時放映)のみ。他6試合は地上波での放送が一切無く、4月22日のヤクルト戦(佐賀県立森林公園野球場)、23日の同カード(福岡ヤフードーム)は福岡放送、6月30日の広島戦(長良川球場)は中京テレビ、8月5日の同カード(札幌ドーム)はSTV、9月1日の横浜戦(京セラドーム大阪)は読売テレビ(試合後援団体兼務)、9月2日の同カード(福井県営球場)は福井放送がそれぞれ制作協力団体(以上すべて制作主導・著作は日テレ)としてかかわっているが、地上波でのローカル差し替えや深夜の録画中継を含めた放送は一切無く、BS日テレとCS日テレG+での中継を視聴することになる。

2010年の出来事

  • 2010年度の巨人主管試合の中継は地上波22試合(内訳はナイター8試合・デーゲーム14試合)、BS日テレ56試合(うち16試合は地上波同時)、CS日テレG+は全72試合の放送に決定。
    • 地上波はナイターの視聴率が低下していることなどを受けて8試合だけに減らし、その分週末や祝日に行われるデーゲームの試合に特化する。「若い視聴者層を確保したい」という観点であり、デーゲーム放送がナイターよりも多くなるのは史上初のこと。
  • また新たに前年度で現役を引退した清水崇行(元巨人→西武・専属契約)、立浪和義(元中日 中京テレビと他系列在名局兼務・本数契約)、赤星憲広(元阪神 読売テレビと他系列在阪局兼務・本数契約)の3氏を解説陣に加える。
3月26日・27日・28日
4月3日・4日
  • 3日は日テレ・HTVローカル、CS日テレG+で広島東洋カープ対読売ジャイアンツ戦(マツダスタジアム)を生中継。
    • 放送時間は日テレは15時から16時55分、HTVは14時から16時55分、日テレG+は完全生中継。
    • BS日テレでの放送なし。
  • STVローカルで北海道日本ハムファイターズ対埼玉西武ライオンズ戦(札幌ドーム)を3日は13時30分から16時55分まで(なお17時25分までの延長オプションがあったが行使せず終了)、4日は12時55分から16時(最大延長16時55分)まで生中継。
  • MMTローカル(FBSでの放送なし)で東北楽天ゴールデンイーグルス福岡ソフトバンクホークス戦(Kスタ宮城)を4日の12時55分から15時55分まで(最大延長16時55分までで、以降もミヤテレスタジアム内で放送、実質の最大延長は17時25分)まで生中継。
4月6日
  • ytv制作の全国放送で阪神タイガース対読売ジャイアンツ戦(阪神甲子園球場)を19時から生中継。
    • ytvは18時30分から先行放送。
    • このカードが火曜日に放送されるのは1997年9月23日以来となり、木曜日の中継は毎日放送が担当する事になる。
4月13日・14日

企画もの

※過去に開催されたものも含む
  • 三塁打クイズ
  • 8時の男
  • ラッキー7携帯クイズ
  • 夏休みプレゼントクイズ「私は誰だ」(読売新聞紙面とのメディアミックス企画)
  • ファミリーキャッチボール(週末の東京ドーム巨人ホームゲーム開催日に実施。参加者は事前に視聴者公募)
  • 副音声での実況(クリス・ペプラーなど)※地上波のみ実施(札幌テレビ放送アナログ波の道央圏以外の地域とCS放送日テレG+〔2007年7月20日のオールスターゲーム中継では実施〕、1996年から2000年まで放送されていたCS★日テレは除く)投球や打撃、選手の動作、審判のジャッジ等に効果音を交え、FM放送を聴いている雰囲気を出していた。また、以前は中京テレビのみ独自にドラゴンズ応援放送を副音声で実施したことがあった。
  • 7時のダイジェスト(2005年度より。中継に入る前の6時台の試合の流れを実況ダイジェストで振り返る)
  • 7時半のナイター速報(2005年度より。他球場で開かれる試合の途中経過、あるいはデーゲームの結果)。なお2006年まではこの時に札幌テレビでは「Live F」(ライブ・ファイターズ)と題して日本ハムの情報を同局スタジオから伝えていた。更に試合情報を伝えた後に日本ハムの試合展開に動きがあった場合はその都度字幕スーパーで速報を入れていたり、再度スタジオから試合情報を伝えていたが、2007年以降は行われていない。
  • 8時のMLB(2005年度より。その日の大リーグ日本人選手の活躍ぶりを振り返る)
  • 松井秀喜ホームランカード(巨人入団の1993年からホームランを打つたびに希望者(会員制)に実費プレゼント。番組で告知されることはほとんど無くなったが、企画は現在も続けられている。)
  • GWGカード(ジャイアンツ・ウィニングゲーム・カード。2009年の公式戦において、巨人が勝利した試合=ホーム・ビジターを問わず=の記録をトレーディングカード形式で発行する。表面はその日の試合におけるヒーローの選手1名のプレー写真、裏面は公式記録を掲載。日テレッス携帯サイトで会員制申し込み。お届けは月間単位)
  • 2009年度からBSでは試合ごとに視聴すれば「G-Po」へのポイント(その日の試合で最低1イニングでも視聴していれば1ポイントが加算される。10ポイントで50G-Poのボーナスポイントに交換できる。)を還元するサービス(G-Po会員限定)、CSでは東京ドーム観戦ツアーご招待付きプレゼントクイズが行われる。
    • CSでのクイズは、試合中に4-5問程度、その日の試合の対戦チームなどについて出題するが、そのうちの1問がプレゼントクイズとなる。出題後すぐに放送&ウェブで回答がわかるようになっているが、プレゼントクイズについてはウェブではその回答を隠してある。視聴者はテレビの中継を見て回答を調べ、それをウェブの申し込みフォームに入力して応募する。プレゼント問題でない場合は「なお、この問題はプレゼントクイズではありません。ご了承ください」というアナウンスがある[50]
  • 東京ドームで行われるデーゲームについては「一瞬の技にこだわるデーゲーム」と銘打って、毎回ある野球の技術に関するテーマを決めて、それに沿った映像を交えながら解説を加える企画を実施する。

解説者

※印は地方局解説者でありながらも日本テレビと契約し、全国中継にも出演する解説者

現在

日本テレビ

レギュラー解説者

スポット契約

読売テレビ
  • 川藤幸三※
  • 赤星憲広※
  • 佐野慈紀NHK-BS1大リーグ中継兼、本数契約 日本テレビ制作中継には登場しない)
  • 若菜嘉晴(2010年より、福岡放送解説者兼)
中京テレビ
  • 川又米利※
  • 立浪和義※
広島テレビ
※全員日本テレビの解説者を兼務する。
  • 山本浩二
  • 池谷公二郎
福岡放送
  • 長池徳士(RFラジオ日本解説者兼、2009年までは日本テレビ解説者も兼任していた)
  • 若菜嘉晴(2009年から本数契約で出演。2010年は日テレG+向けのソフトバンク主催オープン戦・読売テレビの阪神戦にも出演)
札幌テレビ
※道内向けの中継は出演するが、日本テレビ制作の全国放送には出演していない。
ミヤギテレビ
  • 川尻哲郎(本数契約で2006年より、2005年は中畑・水野が、2006年1試合のみ池谷が担当)

過去

日本テレビ
読売テレビ
広島テレビ
  • 濃人渉
  • 小林誠二(聖始)※(現・中日コーチ)
  • 岩本章(章良)※(クロスネット時代にCX系向けを主体に担当)
  • 白石勝巳※(クロスネット時代にCX系向けを主体に担当)
  • 村山実※(一時期読売テレビ・日本テレビと兼任)
  • 水沼四郎(読売テレビ兼任。甲子園球場からのHTV制作中継を担当)
  • 山内泰幸(2005年、解説者が池谷一人だったため、広島三軍コーチを務める傍ら、ゲスト出演)
  • 野村謙二郎※
中京テレビ(ローカル副音声と差し替え実況・系列局派遣のみ)
中部日本放送(1957 - 1959年)
東海テレビ(1960 - 1962年)
福岡放送
札幌テレビ

実況・リポート担当アナウンサー

中継の基本シフトとしては次のとおりである。
  • 実況アナウンサー1-2名
    • 地上波放送がある時は日テレG+での前半の1時間の中継担当者(担当終了後も地上波がCM中の解説を担当)+後半の地上波の中継担当者
    • 衛星(BS日テレと日テレG+)のみの放送の時は実況は1名だけだが、BSのCM中に日テレG+用の解説を担当するアナウンサー1名が付く
    • 日テレG+のみの放送の時は実況1名だけ
  • ベンチサイドレポーター2名(各チーム1名ずつ。関東地区以外のチームは各系列局から派遣されたアナウンサー)
  • ヒーローインタビュアー1名(テレビ用収録のみであるビジターチーム勝利の場合でも日テレアナウンサーが担当する)
  • 他球場の経過・結果、及び各種告知を担当するアナウンサー1名

現在

日本テレビ

※実況、リポーターのほかに球場内イベントの進行役やインタビュアーおよびスタジオサブからの他球場の途中経過情報なども務める。

読売テレビ

※以下の3名は、2008年5月現在ではベンチリポートやヒーローインタビュー,他球場情報のみの出演で実況を担当していない。

広島テレビ
中京テレビ(ベンチリポートのみ)
札幌テレビ
福岡放送
ミヤギテレビ

過去

日本テレビ
読売テレビ
広島テレビ
中京テレビ(ベンチリポート・副音声実況)
札幌テレビ(巨人札幌シリーズ時)
福岡放送
大阪テレビ(現・ABCテレビ 1957年 - 1958年途中)
中部日本放送(1957年 - 1959年)

スタッフ

  • 技術:古井戸博、飯島章夫、杉本裕治、山本英雄、加藤浩、神田洋介、福王寺貴之
  • ディレクター:木戸弘士、市川浩崇、鶴田史隆、木村拓也、紀内良彦
  • チーフクリエイター・プロデューサー:岡田謙吾
  • チーフプロデューサー:高橋知也
  • 技術協力:日テレ・テクニカル・リソーシズNiTRo、東京ドーム開催時のみ)
  • 制作協力:日テレアックスオンAX-ON、東京ドーム開催時のみ)
  • 制作著作:日本テレビytv(阪神戦のみ)

歴代のスタッフ

  • プロデューサー:若月寿朗
  • チーフプロデューサー:小湊義房→松本達夫今村司

※その他、系列局の技術スタッフ、ディレクター、プロデューサーが携わる。

王756号における顛末

1977年9月3日後楽園球場の巨人×ヤクルト戦は巨人・王貞治のプロ通算本塁打756号の世界新記録がかかっており、全国民が注目した。当時の中継の放送時間は19:30~であった。ところが、3回裏、王の756号本塁打が達成された19:10、その時間、NTV系列では「そっくりショー」(19:00~19:30)を放送しており、記録達成の瞬間を見られなかった視聴者からの苦情がNTVに殺到。物議を醸す結果となった。

  • なお、この当時の実況映像は王の関連ドキュメンタリーなどで見ることができる。当時の実況は浅見源司郎アナウンサー。
  • この模様はその後のNNNスポーツニュース、更には全日本プロレス中継を急遽繰り下げて行った特番でも放送された。
  • 皮肉にもその前日の9月2日では、『歌まね合戦スターに挑戦!!』と『カックラキン大放送!!』を中止して19:00~20:00の予定で放送した(本来なら『11PM』内で放送だが、生の迫力を見せるためあえて放送)が、それでも756号が出ないので、急遽『太陽にほえろ!』を中止して(『太陽にほえろ!』が野球で中止になるのはこれが初)、20:54までの予定で放送し続けたが、とうとうその日は756号が出ない結果となった。

放送時間について

  • 1985年~1994年までは19:00からナイター情報を放送し19:03から本中継が放送されていた。なお、1990年代半ば頃までクロスネット局やNNS非マストバイ局では延長オプションを行使せず20:54で飛び降りしたほか、月曜に放送があった場合は19:30や20:00から飛び乗りしていた局があった。その為、飛び乗り用のタイトル(「○曜ナイター(改行して)巨人-(対戦相手チーム)」の字幕を出してから提供クレジットを出したこともあった。尚、1994年度のナイター情報は、「(スポンサー名)ナイトゲームトピックス」のタイトル。

派生企画

一部終了したものもある
  • 「ジャイアンツビンテージ」 - 日テレに保存されている映像資料のうち、V91965年から1973年)を中心にして日テレ開局前期の実況映像を紹介する。
  • 「ジャイアンツタイムマシーン」 - 1980年代から1990年代を中心にした実況映像を年度別に取り上げる。
  • 「ジャイアンツベストセレクション」 - 巨人軍に所属していたかつての名選手を取り上げて、その選手の印象に残る場面を集めて送る
  • 「ジャイアンツフラッシュバック」 - 主に年末年始に放送される。当該年度巨人主管試合から、好ゲームを選び、それを共通のテーマ(例・サヨナラゲーム特集、活躍した若手選手特集など)にまとめて再構成して送る
  • 「ジャイアンツプレミアム」 - 上述各番組を更にコンパクトに30分にまとめた新番組(2010年開始)。毎回あるテーマに沿った名勝負・名場面の特集(例・優勝決定戦特集、大記録達成試合集など)を送る。試合後のフィラー扱いの番組で年度ごとに編集した「GIANTS in 東京ドーム」の派生編ともいえる。
  • 「ジャイアンツ名場面カウントダウン」 - 日本テレビプロ野球解説者(一部広島テレビ・読売テレビ解説者含む)が毎回1名ずつ登場し、巨人軍の歴代の試合からの名勝負の数々を選び、ベスト10カウントダウン形式で取り上げる。
  • 「GIANTS in 東京ドーム」 - 東京ドーム開場以降の名場面を放送。2009年現在、日テレG+の放送時間が余っている場合に放送されることが多い。
以上の番組は2009年まで従来の4:3サイズで制作されているが、2010年の録画再放送後の「GIANTS in 東京ドーム」は標準画質でもレターボックス16:9であるため、超額縁状態となる。
以上は日テレG+で放送。(ジャイアンツ広場は読売新聞ニュース&カルチャータイムの枠で随時放映)
  • 「GIANTS ストリーム」 - 読売ジャイアンツ公式ホームページで1週間分のジャイアンツ主催試合をオンデマンド配信。

テレビゲーム

日本テレビの野球中継とタイアップをした野球ゲームが数作発売されている。

『劇空間プロ野球』時代

もともと、2000年3月30日にスクウェア(現・スクウェア・エニックス)から「劇空間プロ野球 AT THE END OF THE CENTURY 1999」というタイトルでプレイステーション2用ソフトとして発売される予定だった。新ハードであったプレイステーション2の性能を生かした当時としてはハイレベルなグラフィックや、前年新人王を獲得した松坂大輔が登場することもあって、発売前から注目されていた。

しかし、ソフトの開発が遅れ、発売の延期が決定。前年にコナミ(現・コナミデジタルエンタテインメント)が日本野球機構(以下NPB)から「NPBが保有する知的財産権を野球ゲームにおいて独占的に使用する権利」を取得していたため(権利期間は2000年4月から2003年3月まで)、スクウェアはコナミからサブライセンスを取得しなければならなくなった。しかしコナミが権利を保有する4月1日以降もソフトの宣伝活動を続けため、NPBの知的財産権を侵害する結果となった。NPBとの問題解決は6月1日まで長引いてしまい、コナミとのサブライセンス契約に至っては7月28日にようやく締結することとなった。ソフトの発売もペナントレースが終盤に差し掛かった9月7日にまでずれ込んだ。選手データは開発時点(1999年シーズン終了時)のままであったため、「2000年シーズン終盤に1999年シーズン終了時のデータの野球ゲームを発売する」という事態になってしまった。これら一連の騒動は大きな話題となった。

こうしたトラブルがあったが前評判は高く、出荷本数は60万本を超えるなど売り上げは好調だった。ゲーム内容については試合のバランスやゲームモードの少なさへの批判が多い。

2002年に同じくスクウェアから発売した「日米間プロ野球 FINAL LEAGUE」があるが、本作とは別物であり、プロ野球中継との関係もない。また、CGIゲームの「劇空間ぱわふるリーグ」も無関係。

プレイステーション2
実況
解説

『THE BASEBALL (西暦) バトルボールパーク宣言』時代

2002年にコナミが、ナムコ(現・バンダイナムコゲームス)とフジテレビのタイアップで「熱チュー!プロ野球2002」を発売することを発表したのを受けて、前年暮に発売していた「プロ野球JAPAN2001」の続編「日本プロ野球2002」として発売する予定だった作品を急遽、日本テレビの野球中継とタイアップする形でタイトル変更し、発売された。

2004年にタイアップを解消し、プロ野球スピリッツ2004を発売する(一部システムは本作を踏襲している)。

プレイステーション2
Xbox
  • THE BASEBALL 2002 バトルボールパーク宣言 - 2002年7月11日
ゲームキューブ
  • THE BASEBALL 2003 バトルボールパーク宣言 パーフェクトプレープロ野球 - 2003年3月20日

※ゲームキューブ版は、プレイステーション2版との同時発売であり、内容も同一。

声の出演

2002年版はプロ野球JAPAN2001、2003年版はTHE BASEBALL 2003 バトルボールパーク宣言 パーフェクトプレープロ野球を参照。

プロデューサー

脚註

  1. ^ 但し過去(1989~90年頃)には読売テレビが阪神対中日戦を放送した際に実況をCTV側で差替えて2時間単発枠を差替えて放送したことはあった
  2. ^ なお、2006年度は代わりに8月25日金曜日に地上波の中継を実施した。
  3. ^ 月曜は公開生放送の「NTV紅白歌のベストテン」「ザ・トップテン」、金曜は「太陽にほえろ!」が優先された。
  4. ^ 長らく18:30~19:00に「PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球・トップナイター」の番組名で放送していたが、2008年4月現在は18:16-46頃で「旬感テレビ派ッ!」での内包扱いにて行っている。
  5. ^ 2008年7月21日の阪神対巨人戦が地上波では大阪ローカルで放送された際、岩田稔投手を取り上げたミニ特集を送ったが、これも「権利の都合上映像はお送りできません」として、甲子園球場のバックネットの静止画写真と、岩田のインタビュー音源を放送した
  6. ^ これと同様の例としてCS放送・TBSニュースバードが地上波ローカルの完全生中継を行う場合、他球場の途中経過・ハイライトでは「おことわり・著作権等の問題で映像を削除しました」という旨がかかれた静止画像となる(音声部分のみ放送)。ただし、同じ同時放送を行うBSデジタル放送BS-iではお断り画面は一切表示されず地上波放送そのままで途中経過・ハイライト映像も流している。
  7. ^ 1本あたり10分程度。初期は1年毎のもの、後期は2年を一つのくくりとしたものが制作されている
  8. ^ 2008年7月21日及び2009年7月10日の「阪神vs巨人」(阪神甲子園球場・ytv制作)や2009年8月13日の「広島vs巨人」(マツダスタジアム・広テレ制作)などが該当した。
  9. ^ 報道番組の性質上野球が延長した場合でも撮って出しなど録画放送はできず、必ず生放送で行わなくてはいけないので。ただ、80年代前半までの大事件がない際は延長オプションを行使した局では後述の裏送り分を録画して放送していた。
  10. ^ 以前はこの2局以外にもクロスネット局が多かったため、最終版ニュースをNNNから配給される放送局で巨人戦の生中継がなかった地域でも「巨人戦ハイライト」が放映されたものがあるものと思われる。
  11. ^ 21時・22時台共に日テレ系の番組を放送する日は延長されていた。なお、1980年前半位までは「巨人戦ハイライト」の放送は無く、これらの局向けに「きょうの出来事」を先行制作し、裏送りしていた。
  12. ^ 青森放送等一部のラ・テ兼営局ではその後に「引き続き××ラジオでお楽しみください」のテロップが出た。
  13. ^ ちなみに、これら飛び降り局では後時間にテレ朝の「土曜ワイド劇場」(多くは22:02から放送)やフジの「ゴールデン洋画劇場」(21:02から放送)を放送していた。
  14. ^ a b 当時は東海地方の民放がCBCしかなかったために日テレ向けの放送も行っていた。1958年にTHKが開局した時もその名残として日曜ナイターはCBC制作・またはネット受けを日テレが、またTHK制作・またはネット受けはラジオ東京テレビ局(KRT。現・TBSテレビ)が行った。1960年からCBC制作・ネット受けはKRT→TBSに一本化された
  15. ^ 木曜日のみ1969年=開局時=から72年に関しては同じくNETテレビとのクロスネットだった中京テレビが放送。
  16. ^ ただし、2005年と2006年に主催ゲームを中継している。
  17. ^ 1978年の日本シリーズヤクルト対阪急の第2戦は、本来ヤクルトの主管試合を独占的に放映するフジテレビ系ではなく日本テレビ系で放送されたが、これはヤクルトの本拠・神宮球場東京六大学野球の日程との関係で使用できなかったための振り替え処置として後楽園で開催される際、巨人側が後楽園使用許可の条件としてフジテレビ系での全試合独占放送(第3-5戦・阪急主催の西宮開催も系列の関西テレビ放送が制作することになっていた)を避けるようにという条件をヤクルト側が呑んだ形で、日テレ系に放映権を譲ったものとされている。これが影響し、ヤクルト主管試合放送権を持っているテレビ朝日は1979・80年の2年間、放映権を返上してフジテレビに委譲してしまった
  18. ^ この事情から、1978年のオールスターゲーム (日本プロ野球)第3戦は日本ハム主管(パ・リーグホーム扱い)でありながら、後楽園からの中継が日本テレビ系から行われた。
  19. ^ なお、1969年以降の水曜・日曜は中国放送(TBS系)が担当した。また、広島ホームテレビ(当時は事実上NET(現・テレビ朝日)系・フジ系・日テレ系クロスネット)の中継については木曜日は日テレ系向けによみうりテレビが番組制作と配信・広島ホームテレビが技術協力という形で制作していたという説があるが(実況アナウンサー・解説者もよみうりテレビが派遣)、関東地区では広島テレビ - フジテレビの中継のみ放送されていたため、広島ホーム - よみうりの2局ネットでの広島テレビ・関西テレビとの並列放送で、またはこの2局にフジ系の置局がない地域の日テレ系列局が加わって放送していたかは不明。広島ホームテレビは金曜日及びデーゲームはNETテレビ系向けに制作していたが、NETテレビ系向けの本数は少なかった。また、火曜日の巨人・阪神等他球団主催の全国中継は広島テレビがフジテレビ系同時枠の為広島ホームテレビにネットされていた。
  20. ^ BS日テレの場合、画面下部中央に、90秒以上の筆頭協賛スポンサーについては薄い白地のじゅうたんをバックにスポンサーをカラー表示。60秒以下の一般協賛スポンサーはじゅうたんなしのカラー表示
  21. ^ 2007年は7月16日の中継権をテレビ大阪が獲得。
  22. ^ 翌日土曜日に24時間テレビの放送があるために本来金曜日に放送権を持つ毎日放送と放送枠を交換したもの。この日はNHK BS1とBSハイビジョンでも放送された。
  23. ^ 昭和二万日の全記録第10巻「テレビ時代の幕開け」 - 1990年2月講談社発行 ISBN 4-06-194360-X
  24. ^ 2006年のオープン戦で福岡放送がテロップ出しを行った試合があるが、ワールド・ベースボール・クラシックの開催時期と重なり、日本テレビのスタッフが不足していたために採られた措置。
  25. ^ 広島テレビでは、全国高等学校サッカー選手権大会全日本少年サッカー大会広島県大会決勝戦中継のテロップも、ハイビジョン化後は日本テレビとほぼ同じデザインとなっている。
  26. ^ 制作提携している東京ケーブルネットワーク(TCN)傘下企業のTCPのスポーツコーダ。TCN制作の中継等で使われているテロップのシステムを元に特別デザインとしたもの。
  27. ^ 当時の番組・嗚呼!バラ色の珍生!!マジカル頭脳パワー!!ウッチャンナンチャンのウリナリ!!)が再会企画、マジカルバナナポケビブラビの人気で毎週20%の視聴率を叩きだしていたため
  28. ^ 解説:川藤幸三、実況:小澤昭博、阪神リポーター:尾山憲一、楽天リポーター:伊藤拓、LIVEスタジオ(中継内で小澤がよみうりテレビ本社スタジオからという表現を使った):山本純也というスタッフでテロップもよみうりテレビ送出で行われた。おそらくミヤギテレビが長らく野球中継の経験がなかったためと思われた処置である(楽天誕生直前の頃は、宮城球場で行われた日テレ制作主管の巨人主催ゲーム全国中継・HTV制作主管の広島主催ゲーム裏送りで技術協力を行った程度)。
  29. ^ BS日テレでは5.1chサラウンド放送を実施。延長オプションなし。過去には2001年にパ・リーグの中継を放送したことがある。
  30. ^ なお、かつては1995年~2000年のBSアナログハイビジョン実用化試験放送でも完全生中継で放送されていた(日本テレビは民放のBSアナログハイビジョン実用化試験放送の当番局は火曜日だった)。
  31. ^ なお7月1日に放送されたセ・リーグ公式戦、巨人対阪神戦もワールドカップサッカーのため6月16日と同様に延長対応を行わない予定だったが、20時41分に試合が終了したため回避された。
  32. ^ 当時世界陸上は現在のTBSテレビ(当時:東京放送)ではなく日本テレビが中継を行っていた。
  33. ^ なお、優勝祝賀会の中継時に何度か選手にビールをかけられる徳光和夫の姿が映し出されていた。
  34. ^ a b 6月7日は土曜日であるが、NHK総合テレビジョンと衛星ハイビジョンがNHK地球エコ2008テレソン(6月6-8日の3日間連続放送。7・8日は午後~深夜長時間テレソン)を、また6月8日は日本テレビ系列でも開局55年特番でNHKとほぼ同じ趣旨の環境テレソンを行うために枠の都合が付かなかった
  35. ^ 7月21日は他の日テレ系列が特番「歴史大河4時間スペシャル」を放送する。ytv・は21:10から22:58の第2部=「女たちの中国・第2弾」からの飛び乗りとなるが、第1部「古代エジプト三大ミステリー第2弾」の放送が19:00から21:10に設定されている関係で、このような形となった。なおこの「女たちの中国・第2弾」へはステブレレス=途中のCM無しでつないだ。また「古代エジプト三大ミステリー」は7月26日日中に振り替え放送された。BS日テレは放映無し、日テレG+は放映する。尚、この日の日テレG+での放送では通常地上波及びBS日テレでしか流れない「来週のこの時間の番組」と飛び降り時に放送されるコメント・テロップがそのまま流れた。
  36. ^ 尚、フィラーで放送される「GIANTS in 東京ドーム」では、この試合開催日は、10月10日と表示されている。
  37. ^ テレビ朝日系列、テレビ東京系列は2008年度を最後に巨人主催試合の中継からは撤退する事になった。
  38. ^ 但し、日曜日の試合が極端に試合が長引いた場合、月曜の再放送では編成上次の番組を必ず(火曜日の)早朝3:00から放送しなければいけない都合もあり一部抜粋し4時間の放送に編集するケースがある。(2009年4月12日開催・13日深夜に再放送の巨人対阪神戦が該当)
  39. ^ 阪神主管試合のうち、水曜と日曜日は朝日放送が独占権を持っている関係であるため。(巨人戦の予備日復活開催の例外あり)
  40. ^ BSはBS日テレではなく、NHK BSハイビジョンで巨人対北海道日本ハム戦を放送。また、関西ローカルでの阪神対オリックス戦の放送はNHK大阪放送局総合テレビ(地上デジタル放送サブチャンネルで18時から21時半。地上アナログ放送と地上デジタル放送メインチャンネルは19時半から20:45)で、サンテレビと並列放送する。
  41. ^ なお日テレG+については、この試合の再放送が当日Moto GP開催と重なったため7月20日に行われるが、時間帯が17時30分から21時30分での設定だったため、それぞれ同日に開催される横浜対巨人=TBSニュースバードで放映、阪神対ヤクルト=スカイ・エー生放映、GAORA当日録画放映の試合時間と重複する事態となった
  42. ^ なお当初はこの中継録画が終わった3:57から「新世紀エヴァンゲリオン一挙放送・第12話 奇跡の価値は」を放送する事になっていたが、雨天中止に伴う編成変更で23分繰り上げの3:34から4:05に繰り上げられ、それ以後の番組(イベントガイド、フィラー日テレNEWS24=Oha!4)も当初の放送局・新聞番組表発表から23分繰り上げ・前倒しで放送された
  43. ^ この日のBSはNHKハイビジョンでの中継
  44. ^ 7月28日の試合も同日深夜(29日未明)に録画中継で放送された。なおこの30日の試合は2時間15分ほどで終了したので、残りの時間は巨人対中日の放送を行う
  45. ^ 当初は17:24までの予定だったが、巨人が優勝に王手をかけたため延長時間を90分拡大となっている。
  46. ^ BS日テレでは原監督の優勝会見が始まる直前で飛び降り
  47. ^ この日は日テレG+では19:00(実際は18:39)まで放送
  48. ^ 『巨人V3視聴率、瞬間最高は16.6% 』サンケイスポーツ2009年9月25日付)
  49. ^ 今年度からマクドナルド社は巨人主管試合での東京ドームエキサイトシート(フィールドシート)の協賛社となった他、「BIG MAC TWIN ARCH」として、交流戦を除く東京ドーム巨人主管全試合で巨人と対戦相手双方にホームランが出た場合、エキサイトシートの観客に特典として、全国のマクドナルド店舗でビッグマックを無料贈呈(どちらか一方かホームラン無しの場合でも200円優待)されるクーポン券を配布。また双方にホームランが出た翌日には「ホームランセット」(ビッグマック、ポテトMサイズ、ドリンクMサイズ、チキンナゲットのセット。650円)が全国各店舗で発売される 参考・マクドナルドニュースリリース
  50. ^ 2010年は有料会員制の巨人軍選手のカルトクイズ「ジャイアンツグランプリ2010」とコラボレーションして展開する。

関連項目

以下は系列局(STVは子会社)のラジオ局で放送されているナイター番組

他局内部リンク

外部リンク