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2009年12月1日 (火) 07:24時点における版
いぶり漬け(いぶりづけ)とは秋田県内陸部に伝わる漬物である。大根などを囲炉裏の上に吊るして干したのち、主に米糠と塩で漬け込んだもの。
囲炉裏火の煙で燻されるため表面は茶褐色(きつね色)になり、味も燻製の香りがついた独特なものになる。秋田県内陸の山間地では降雪の時期が早く、秋に採れた大根を天日で干すことができなかった。そのため室内に吊るして干したのがはじまりと思われる。雪深いこの地方の保存食として古くから親しまれてきた。
近年は囲炉裏を有する家屋も少なくなり、また作り手の減少で各家庭でいぶり漬けを作ることは難しくなっている。 最近では県内の漬物製造業者が専用の燻製小屋を使っていぶり漬けを再現した製品(いぶりがっこ、いぶりたくあん、大綱漬、桜おばこ漬、いぶりごんげん、など)を数多く作るようになった。