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2009年11月16日 (月) 00:30時点における版
カッパーベルト州(Copperbelt Province)は、ザンビアの州。ザンビア北部に位置し、北東をコンゴ民主共和国のカタンガ州と接する。面積31,328km²、人口1,581,221人。ザンビアではルサカ州に次いで2番目に面積の小さな州だが、人口はザンビアの9つの州の中で最も多い。その名の通り全域がカッパーベルトに位置し、州内いたるところで銅を産出する大鉱山地帯である。州都はンドラ。北西から順に30kmから40kmほどの間隔を置いてチリラボンブウェ、チンゴラ、ムフリラ、キトウェ、ンドラ、ルアンシャと、人口20万人から30万人ほどの都市が6つ並び、都市圏を形成している。
主産業は銅の採掘ならびに精錬。鉱山労働者が多く集まるためザンビアで最も都市化が進んだ地域であり、また地域特性上労働組合が非常に強く、1990年の民主化ではこの地の労働組合の指導者であるフレデリック・チルバを先頭に民主化運動が最も盛んだった。
気候は温暖で土地が肥沃であるため農業も有望であるが、鉱業に労働力が集まりすぎており、農地開発は進んでいない。