「恋人よ (1995年のテレビドラマ)」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Zvx123 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
編集の要約なし
1行目: 1行目:
{{otheruses|1995年放送のテレビドラマ|五輪真弓のシングル|恋人よ (シングル)}}
{{otheruses|1995年放送のテレビドラマ|五輪真弓のシングル|恋人よ (シングル)}}
{{基礎情報 テレビ番組
|番組名 = 恋人よ
|画像 =
|画像説明 =
|ジャンル = ドラマ
|放送時間 = 木曜 22:00 - 22:54
|放送分 = 54
|放送枠 = 木曜劇場
|放送期間 = [[1995年]][[10月19日]] - [[12月21日]]
|放送回数 = 10
|放送国 = {{JPN}}
|制作局 = [[フジテレビジョン|フジテレビ]]
|企画 =
|製作総指揮 =
|監督 =
|演出 = [[光野道夫]]、[[永山耕三]]
|原作 = [[野沢尚]]
|脚本 = [[野沢尚]]
|プロデューサー = [[喜多麗子]]
|出演者 = [[鈴木保奈美]]、[[岸谷五朗]]、<br/>[[鈴木京香]]、[[長瀬智也]]、<br/>[[櫻井淳子]]、[[水野美紀]]、<br/>[[夏八木勲]]、[[佐藤浩市]]ほか
|音声 = [[ステレオ放送]]
|字幕 =
|データ放送 =
|OPテーマ = [[To Love You More]]
|EDテーマ =
|外部リンク =
|外部リンク名 =
|特記事項 = 最終話は30分拡大で放映
}}
『'''恋人よ'''』(こいびとよ)は、[[1995年]]10月19日から12月21日まで、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列で放映された、連続[[テレビドラマ]]。
『'''恋人よ'''』(こいびとよ)は、[[1995年]]10月19日から12月21日まで、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系列で放映された、連続[[テレビドラマ]]。



2009年10月11日 (日) 18:24時点における版

恋人よ
ジャンル ドラマ
原作 野沢尚
脚本 野沢尚
演出 光野道夫永山耕三
出演者 鈴木保奈美岸谷五朗
鈴木京香長瀬智也
櫻井淳子水野美紀
夏八木勲佐藤浩市ほか
オープニング To Love You More
製作
プロデューサー 喜多麗子
制作 フジテレビ
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1995年10月19日 - 12月21日
放送時間木曜 22:00 - 22:54
放送枠木曜劇場
放送分54分
回数10

特記事項:
最終話は30分拡大で放映
テンプレートを表示

恋人よ』(こいびとよ)は、1995年10月19日から12月21日まで、フジテレビ系列で放映された、連続テレビドラマ

制作 フジテレビ。放映 フジテレビ系列全10回。木曜22時放送 。最終回のみ30分拡大で22:00~23:24の放送。平均視聴率は15.2%。

出演

ほか

原作・脚本

野沢尚

音楽

デイヴィッド・フォスター

スタッフ

主題歌

『To Love You More』
セリーヌ・ディオン with クライズラー&カンパニー

插入歌

『Just Walk Away』セリーヌ・ディオン
入院中に看病する航平と愛永との日々に流れた曲
『O Holy Night』セリーヌ・ディオン
航平と愛永の病院内での結婚式で流れていた曲

ストーリー

1995年4月、とある結婚式場で出逢った愛永(鈴木保奈美)と航平(岸谷五朗)。それぞれの結婚式を数時間後に控えていた二人は、ともに婚約者の裏切りを知り、途方に暮れていたのだった。しかし、互いに励まし合い、再会を約束し、無事式を挙げた。その後何の連絡も無く、航平は愛永のことを忘れかけていたが、式から半年後、航平と妻粧子(鈴木京香)が暮らす家の隣に、愛永と夫遼太郎(佐藤浩市)が引っ越してきた。

各話タイトル、放送日、視聴率

各話 放送日 サブタイトル 視聴率 備考
第一回 1995年10月19日 結婚一時間前の恋 14.4%
第二回 1995年10月26日 私書箱恋愛 16.9%
第三回 1995年11月2日 情熱の隠された場所 16.0%
第四回 1995年11月9日 日帰りの不倫旅行 13.1%
第五回 1995年11月16日 誰も裏切らない恋 15.3%
第六回 1995年11月23日 誕生 13.0%
第七回 1995年11月30日 許されない告白 13.7%
第八回 1995年12月7日 愛しているのは君じゃない 15.1%
第九回 1995年12月14日 あんたなんか死んでしまえばいい 14.5%
最終回特別編 1995年12月21日 最後の恋文 18.0% 90分拡大版

その他

  • 野沢尚本人によるノベライズ版の発売は上巻が1995年9月30日初版、下巻が同年10月30日初版となっている。つまり本放送前に上巻が、放送が始まった直後に下巻が出版されたわけで、これは異例のことであり、事前に物語の構想がかなり煮詰められた段階で撮影が始められたことが伺える。上巻の解説は鈴木保奈美が、下巻の「あとがき」は岸谷五朗が担当している。また下巻の「作者からの言葉」の中で、野沢尚は当時のドラマブームの中で、安易に脚本家が名前だけを貸した(つまりゴーストライターが実際の小説を書いている)内容の薄いノベライズ本が書店に並ぶことに苦言を呈している。
  • このドラマは主婦を初め20代女性を中心にヒットしたドラマで懐かしさや哀愁を感じさせる演出が話題となり、最終回では高視聴率を獲得する。他にも不倫や交換恋愛といったトレンディ性溢れる要素もふんだんに盛り込んでいることで主婦層に受けたといえる。
  • 主人公の愛永が神戸市出身で、放映同年に発生した阪神・淡路大震災で、実家であり、父宗市が経営するバーが被災したという描写がある。
  • この作品の6年後の2001年、同じ野沢尚脚本の『水曜日の情事』(フジテレビ系)というドラマの中で、登場人物である小説家の新作に『恋人よ』のストーリーが、一部盛り込まれている。
  • 本作主演の鈴木保奈美が事実上女優を引退していたことや、主題歌が洋楽であり、権利関係が複雑であることなど様々な理由があり、視聴者からの要望が多数寄せられながらもなかなかソフト化されず、再放送も1996年夏に1度されただけだったが、2004年6月に脚本の野沢尚が急死したため、それに対する哀悼の念を込め、翌月、実に8年ぶりに再放送され、その年の11月にはDVD化されることになった。
  • リメイク版の放送が2007年3月30日から韓国・SBSの金曜ドラマ枠で始まった。全20話(一夜で2話を放送)の予定。SBSでは2006年放送の「恋愛時代」に次ぐ2作目の野沢作品であり、主演するユンソナの7年ぶりの韓国ドラマ復帰作としても話題となった[1]。テレビ放映に合わせ、原作小説の正式な韓国語版も出版された。
  • 長瀬智也はこのドラマでは一脇役にすぎなかったが、本作の次に同じ枠で放送された「白線流し」では堂々の初主役を務めている。また鈴木京香も放送直後の1996年1月期に放送開始されたドラマ「オンリー・ユー~愛されて~」で主役を演じている。つまりこの番組から俳優女優)が二人主役に昇格したことになる。

脚注

  1. ^ ユンソナが7年ぶりに韓国ドラマ出演 Chosun Online 2007年2月22日

外部リンク

番組の移り変わり

フジテレビ 木曜劇場
前番組 番組名 次番組
恋人よ