「実刑」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
経済準学士 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
6行目: 6行目:
執行猶予判決は猶予期間の満了によって実際に刑が執行がされない例がままみられる。そのため、執行猶予判決は一般的に罰とは考えられていない。
執行猶予判決は猶予期間の満了によって実際に刑が執行がされない例がままみられる。そのため、執行猶予判決は一般的に罰とは考えられていない。


それに対し、執行猶予がつかない実刑判決は猶予期間の除外がなく、実際に刑罰を受けるという認識が浸透している。しかし、実刑判決でも[[自由刑]]の期間が短い一方で長期に渡って留されたために[[未決勾留日数]]が長く算入された場合などは、刑が確定した後に[[刑務所]]に行かなくて済む場合もある。
それに対し、執行猶予がつかない実刑判決は猶予期間の除外がなく、実際に刑罰を受けるという認識が浸透している。しかし、実刑判決でも[[自由刑]]の期間が短い一方で長期に渡って留されたために[[未決勾留日数]]が長く算入された場合などは、刑が確定した後に[[刑務所]]に行かなくて済む場合もある。


==関連項目==
==関連項目==

2009年8月12日 (水) 13:47時点における版

実刑(じっけい)とは執行猶予が付されていない自由刑懲役禁錮拘留)判決のこと。

概要

実刑は日本の刑法に規定されている言葉ではないが、自由刑以外の有罪判決には用いないのが通例である。例えば、罰金刑のみの判決では実刑判決と報道されることはない。

執行猶予判決は猶予期間の満了によって実際に刑が執行がされない例がままみられる。そのため、執行猶予判決は一般的に罰とは考えられていない。

それに対し、執行猶予がつかない実刑判決は猶予期間の除外がなく、実際に刑罰を受けるという認識が浸透している。しかし、実刑判決でも自由刑の期間が短い一方で長期に渡って勾留されたために未決勾留日数が長く算入された場合などは、刑が確定した後に刑務所に行かなくて済む場合もある。

関連項目