上野清章

上野 清章（うえの きよあき、1950年2月7日 - ）は日本中央競馬会(JRA)元騎手で現在は調教助手。福岡県出身。1975年から1987年は婚姻により姓名を変更し「伊藤 清章」（いとう きよあき）を名乗った。

来歴

1969年に梶与三男厩舎所属騎手としてデビュー。1974年に伊藤修司厩舎に移籍。翌年に伊藤の娘と結婚し、姓名を「上野」から「伊藤」に変更。以降は主に伊藤厩舎に所属する馬に騎乗し、数々の重賞を手にした。特に「華麗なる一族」の血脈であるイットーの仔であるハギノトップレディ、ハギノカムイオーの姉弟での活躍が顕著であった。

しかし妻と不和になり、1987年に離婚。これが引き金となって義父であった伊藤調教師とも縁を切る形となり、姓名も旧姓に戻す（後に別の女性と再婚した）。

1998年1月20日付で騎手を引退。現在は須貝彦三厩舎の調教助手として活躍している。

同期生には田村正光、須貝四郎（彦三の実弟）、内田国夫、楠孝志、西浦勝一ら。

通算成績

5390戦561勝（うち重賞32勝、障害競走24勝）

主な騎乗馬

• バンブトンコート - 阪神3歳ステークスなど重賞6勝
• ハギノトップレディ - 桜花賞、エリザベス女王杯など重賞4勝
• ハギノカムイオー - 宝塚記念、高松宮杯など重賞6勝
• ニシノライデン - 重賞4勝のうち、阪神大賞典など3勝と、1位失格となった朝日チャレンジカップ