「愛人萌子 性生活」の版間の差分

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'''愛人萌子 性生活(あいじんもえこ せいせいかつ)'''は、2006年10月に公開された[[ピンク映画]]作品である。[[倒産]]で全てを失った初老の男と[[キャバクラ]]嬢の、[[セックス]]に耽溺する日々を描く。[[テレビドラマ]]・[[オリジナルビデオ]]・[[映画]]で活躍し、[[格闘漫画]]『[[軍鶏 (漫画)|軍鶏]]』の[[原作]]者でもある橋本以蔵が[[脚本]]を担当。監督は[[日活ロマンポルノ]]出身の北畑泰啓。出演し、[[モノローグ]]も担当しているなかみつせいじは、Xces Film以外にも数多く出演しているピンク映画[[男優]]の[[ベテラン]]である。
'''愛人萌子 性生活(あいじんもえこ せいせいかつ)'''は、2006年10月に公開された[[ピンク映画]]作品である。[[倒産]]で全てを失った初老の男と[[キャバクラ]]嬢の、[[セックス]]に耽溺する日々を描く。[[テレビドラマ]]・[[オリジナルビデオ]]・[[映画]]で活躍し、[[格闘漫画]]『[[軍鶏 (漫画)|軍鶏]]』の[[原作]]者でもある橋本以蔵が[[脚本]]を担当。監督は[[日活ロマンポルノ]]出身の北畑泰啓。出演し、[[モノローグ]]も担当しているなかみつせいじは、Xces Film以外にも数多く出演しているピンク映画[[男優]]の[[ベテラン]]である。


なお、作中に登場する[[映画館]]として、Xces Filmの上映館である「[[日活|シネロマン池袋]]」が[[ロケ]]地となった。また、作品中で上映されているピンク映画には、この作品の[[プロデューサー]]である[[工藤雅典]]が監督した『[[昭和の女 団地に棲む人妻たち]]』(2006年、Xces)が起用されている。
なお、作中に登場する[[映画館]]として、Xces Filmの上映館である「[[日活|シネロマン池袋]]」が[[ロケーション撮影|ロケ]]地となった。また、作品中で上映されているピンク映画には、この作品の[[プロデューサー]]である[[工藤雅典]]が監督した『[[昭和の女 団地に棲む人妻たち]]』(2006年、Xces)が起用されている。


== キャスト ==
== キャスト ==

2009年6月9日 (火) 12:57時点における版

愛人萌子 性生活
R-18指定作品)
監督 北畑泰啓
脚本 橋本以蔵
製作 スタッフアズバーズ
出演者 葵あげは
なかみつせいじ
石川雄也
音楽 たつのすけ関口雄弘
撮影 鈴木耕一
編集 三條知生
配給 (提供)Xces Film
公開 2006年10月
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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愛人萌子 性生活(あいじんもえこ せいせいかつ)は、2006年10月に公開されたピンク映画作品である。倒産で全てを失った初老の男とキャバクラ嬢の、セックスに耽溺する日々を描く。テレビドラマオリジナルビデオ映画で活躍し、格闘漫画軍鶏』の原作者でもある橋本以蔵が脚本を担当。監督は日活ロマンポルノ出身の北畑泰啓。出演し、モノローグも担当しているなかみつせいじは、Xces Film以外にも数多く出演しているピンク映画男優ベテランである。

なお、作中に登場する映画館として、Xces Filmの上映館である「シネロマン池袋」がロケ地となった。また、作品中で上映されているピンク映画には、この作品のプロデューサーである工藤雅典が監督した『昭和の女 団地に棲む人妻たち』(2006年、Xces)が起用されている。

キャスト

スタッフ

ストーリー


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


東京都内のあるピンク映画館。いつものように映画を見てる男達の前に、露出的な服装の痴女が現れる。ポップコーンを食べつつ、男達に身体を弄らせる女を、森下寛三(なかみつ)はジーッと眺めていた。思わず興奮し、自慰するために森下が便所に行くと、そこにはあの女がいた。女の名は萌子(葵)。森下と萌子は便所のコンパートメントで互いに貪り合った。すべては森下と萌子が企んだプレイだった。

数ヶ月前に森下は自分の会社を倒産させた。そして、妻も家を出ていってしまった。森下は、妻や管財人債権者の目を掻い潜り隠してあった金でキャバクラ通いを始めた。全てを失い、それ故に開放感すら感じていた森下の前に、一人のキャバクラ嬢が現われる。萌子だった。森下と萌子は飽きる事無くセックスに耽った。シャワー室、トイレ差し押さえを逃れた森下の工場兼自宅……普通のセックスに飽き足らない二人は、次第に過激なプレイに興じていった。今の森下にとって、萌子が全てだった。

そんなある日、森下と萌子は夜道でフリーターだという永山(石川)を飲みに誘う。そして、二人はうだつの上がらない風情の永山を連れて森下の自宅に帰る。永山を交えての3Pに、ややマンネリになっていた森下は新鮮味を感じていた。だが、翌朝、昨晩限りであったはずの永山が、萌子と一緒に台所にいるではないか。森下は永山に早く出て行って欲しいと思っていた。せっかく掴んだ萌子との生活を、他人にぶち壊しにして欲しくなかった。
永山を含めての3人の朝食。森下は萌子が作った味噌汁を飲んだ途端、身体に異変を感じた。全身が痺れて動けなくなり、その場に倒れる森下。萌子と永山が一服盛ったのである。萌子は、瀕死の森下に見せ付けるように、永山とセックスを始める。森下の胸中に萌子を奪われた怒りと悔しさがこみ上げる。と同時に、二人の痴態にどうしようもない興奮と快感を覚えていた。やがて、森下は意識混濁していった……

森下は自宅に入り込んだホームレスに助けられ、奇跡的に一命を取り留めた。だが、その場にはすでに萌子も永山もいなかった。

今、ピンク映画館の暗がりで露出的な服装で挑発し、男達に身体を弄ばせる痴女(水原)が現われた。だが、森下はその痴女が萌子でない事に気づくなり興味を失った。森下は、萌子との日々を懐かしみ、萌子を探し続けている。