「江吉良駅」の版間の差分
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2009年5月13日 (水) 17:29時点における版
江吉良駅 | |
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江吉良駅駅舎 | |
えぎら Egira | |
◄羽島市役所前 (0.7 km) (1.3 km) 新羽島► | |
所在地 | 岐阜県羽島市江吉良町東郷中 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 竹鼻線・羽島線(直通運行) |
キロ程 | 10.3 km(笠松起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
378人/日(降車客含まず) -2006年- |
江吉良駅(えぎらえき)は、岐阜県羽島市江吉良町東郷中にある、名古屋鉄道の駅である。当駅で大須方面と分岐していた時代は、普通列車の約半数が当駅を通過していたが、現在は全ての列車が停車している。
利用可能な鉄道路線
駅構造
単式1面1線ホームを持つ地上駅。駅南方には、かつて大須駅まで延びていた廃線跡がある。現在の駅舎は駅集中管理システム(名鉄岐阜駅管理)に対応した簡易駅舎である。2007年(平成19年)11月27日12:00から駅集中管理システムが導入されている。
なお、羽島線が高架で建設され、その後に大須駅までの区間が廃止となり、当駅~羽島市役所前が高架となったので、一旦地上に降りてから再度上昇する珍しい形となった。
駅周辺
- 江吉良コミュニティセンター
- 羽島市立中央小学校
- 羽島市医師会准看護学校
利用状況
2006年度の1日平均乗車人員は、378人である。
歴史
江吉良駅は竹鼻線の前身である竹鼻鉄道が竹鼻駅から大須駅までの路線を開業させた際、一中間駅として開設された。
その後、太平洋戦争中に合理化を目的として駅の整理を行うことになり、同線においても江吉良駅を含む11駅が休止とされた。この時休止になった11駅は戦後も営業を再開することなく、戦後20年余り休止駅として存置されていた。
しかし運輸省の指導を受け、営業再開の見込みがない休止駅は廃止することになり、1969年(昭和44年)4月5日にこの江吉良駅を除く10駅は廃駅となった。江吉良駅が存続したのは、東海道新幹線の岐阜羽島駅へ連絡する羽島新線(現:羽島線)の敷設計画があり、その分岐点とする予定であったためである。なおこの時、竹鼻線以外でも同様に休止駅を廃止する措置が図られたが、瀬戸線の東大手駅も同じように新線建設の関係で休止駅として存続している(栄町延伸工事に伴うもので、1978年に営業を再開)。
そして羽島線が開通した1982年、江吉良駅は竹鼻線から羽島線が分岐する駅として38年ぶりに営業を再開した。しかしながら隣接する羽島市役所前駅との距離が700mしかなかったこともあり、営業再開後も利用客は少ないと見込まれ、竹鼻線・羽島線ともにこの時新設された急行のみならず、普通の半数も当駅を通過する措置が図られた。
2001年、竹鼻線の江吉良-大須間廃止に伴って江吉良駅は分岐駅としての機能を失い、書類上は2路線の境駅となるものの、機能的には再び中間駅となった。一方でこのとき当駅に対する普通の特別通過は取りやめられ、同時に竹鼻線・羽島線における急行運転も廃止されたため、江吉良駅を通る全営業列車が当駅に停車するようになった。
- 1929年(昭和4年)4月1日 竹鼻鉄道の栄町駅(現:竹鼻駅)-大須駅間開業に伴い開設。
- 1943年(昭和18年)3月1日 竹鼻鉄道が名古屋鉄道に合併、同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年) 戦中の合理化により休止。
- 1982年(昭和57年)12月11日 羽島線開業にともない復活。分岐駅となる。なお、復活時より無人駅。
- 2001年(平成13年)10月1日 江吉良-大須間廃止。途中駅となる。
- 2005年(平成17年) 羽島市役所前-江吉良間の高架化工事により、駅設備が一新。駅舎が出来る。
- 2007年(平成19年)12月14日 トランパス導入。