「ゆうきまさみ」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Tooka (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
27行目: 27行目:
*:[[1985年]]4月の創刊号から『月刊[[ニュータイプ]]』に掲載されている長寿漫画コラム。毎月1ページにもみたない掲載量ながら、二十年以上掲載されていたために、単行本と文庫本が出版されている。内容は著者の身辺雑記といったところで、時事的な話題も含まれ、今読むと時代を感じさせるコラムが多い。[[2005年]]現在も連載中。
*:[[1985年]]4月の創刊号から『月刊[[ニュータイプ]]』に掲載されている長寿漫画コラム。毎月1ページにもみたない掲載量ながら、二十年以上掲載されていたために、単行本と文庫本が出版されている。内容は著者の身辺雑記といったところで、時事的な話題も含まれ、今読むと時代を感じさせるコラムが多い。[[2005年]]現在も連載中。
* ヤマトタケルの冒険
* ヤマトタケルの冒険
*:「[[月刊OUT]]」および「アニパロコミックス」で連載された作品。記紀のヤマトタケルノミコト説話を基に展開した。のっけからヲウス(後のヤマトタケル)と妹マユラとの近親相姦が描かれたり、作者曰く「インモラルなまんが」。所々にパロディ色が強い部分があったりもするが、全体としては説話(原作)の流れに沿った物語。後のサンデー進出後の活躍を予感させる、隠れた名作。
*:「[[月刊OUT]]」および「[[アニパロコミックス]]」で連載された作品。記紀のヤマトタケルノミコト説話を基に展開した。のっけからヲウス(後のヤマトタケル)と妹マユラとの近親相姦が描かれたり、作者曰く「インモラルなまんが」。所々にパロディ色が強い部分があったりもするが、全体としては説話(原作)の流れに沿った物語。後のサンデー進出後の活躍を予感させる、隠れた名作。
* となりの異邦人
* となりの異邦人
* ぱろでぃわぁるど
* ぱろでぃわぁるど
*:「[[月刊OUT]]」および「アニパロコミックス」に掲載された[[アニパロ]]作品をまとめた、初の単行本。曰く付きのデビュー作『ざ・ライバル』(もともと4ページの持ち込み作品が、たまたま「[[月刊OUT]]」本誌で2ページの穴が空いた為、間の2ページを抜いて穴埋めで掲載された。細かい点でつじつまは合わないが、何故か話はキレイに繋がり、まとまってしまったから不思議)は4ページの完全版で収められている。
*:「[[月刊OUT]]」および「[[アニパロコミックス]]」に掲載された[[アニパロ]]作品をまとめた、初の単行本。曰く付きのデビュー作『ざ・ライバル』(もともと4ページの持ち込み作品が、たまたま「[[月刊OUT]]」本誌で2ページの穴が空いた為、間の2ページを抜いて穴埋めで掲載された。細かい点でつじつまは合わないが、何故か話はキレイに繋がり、まとまってしまったから不思議)は4ページの完全版で収められている。


==外部リンク==
==外部リンク==

2005年7月20日 (水) 17:48時点における版

ゆうき まさみ(1957年12月19日 - )は日本漫画家北海道虻田郡倶知安町出身。北海道倶知安高等学校卒業。本名 佐藤修司。

月刊OUT」、「ふぁんろーど」等でアニパロ漫画を書いていたのち、1980年代より、『アッセンブル・インサート』などのみのり書房、『マジカル☆ルシイ』ラポート社を中心にマイナー漫画家として活躍。その後「増刊少年サンデー」、「週刊少年サンデー」に進出。『究極超人あ~る』、『機動警察パトレイバー』などで人気を博す。

出渕裕美樹本晴彦かがみ♪あきらとり・みきらと親交があり、1980年代中盤、彼らの間で巻き起こった原田知世ブームは夙に名高い。

松本零士新谷かおるラインの漫画家。 新谷かおるのアシスタント経験があり、遅筆な部分も影響を受けている。

第36回(平成2年度)小学館漫画賞受賞(『機動警察パトレイバー』)。

作品リスト


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


  • マジカル☆ルシイ
  • アッセンブル・インサート
  • 鉄腕バーディー
  • 究極超人あ~る
    1985年から1987年にかけて少年サンデー誌上に連載したSF学園マンガ。春風高校を舞台に、光画部という一般に言う写真部に属する生徒・OBたちとその周辺で起きるさまざまな奇妙な事件を描く。体育系のクラブ活動を描く既存の学園マンガと異なり、それまで日の当たらなかった文科系クラブの、社会的には変人に分類される生徒たちの生態をユーモアをこめて肯定的に描いた。第19回星雲賞受賞
  • 機動警察パトレイバー 
    土木工事用人型ロボット「レイバー」が普及した近未来を舞台とするSF作品。本作は、警視庁警備部特殊車両二課パトロールレイバー中隊に、篠原重工製「AV-98イングラム」が新規納入されたところから始まる。作中、「イングラム」に関わる人々の様々なドラマが展開され、少年誌での掲載とは思えぬ社会派的要素の強い作品となった。80年代に想像されていた10~20年後の世界が緻密に設定されているところも特徴的である。また、本作は所謂メディアミックスの先駆け的作品でもあり、その点に於いても注目に値いする。各メディアの詳細は機動警察パトレイバー参照のこと。
  • じゃじゃ馬グルーミン★UP!
    1994年から2000年にかけて少年サンデー誌上に連載した作品。北海道・静内を舞台に、ひょんなことから競走馬の生産に携わるようになった少年の成長と、それを取り巻く人々を描く長編競馬ロマン。ただし、レースに重点が置かれる通常の競馬まんがとは異なり、コアな競馬ファン以外知られることのない競走馬生産の牧場をメインに描いた点が出色。しかも本人が苦手としていたラブコメに、正面きって挑戦した点も見逃せない。ストーリーが進むに従って、少年まんがでは前代未聞の、ヒロインの妊娠・主人公とのできちゃった結婚・出産(一応全て成人してからの出来事)を描いたのも画期的。
  • パンゲアの娘 KUNIE
    2001年から2002年までに少年サンデーに連載された作品。いわゆる押し掛け女房モノのまんがで、小学生の主人公の元へ婚約者としてやってきたクニエとそこからはじまる物語。作者自身は長編のつもりで開始したがアンケート結果などや遅筆から打ち切りとなる。
  • ゆうきまさみのはてしない物語
    1985年4月の創刊号から『月刊ニュータイプ』に掲載されている長寿漫画コラム。毎月1ページにもみたない掲載量ながら、二十年以上掲載されていたために、単行本と文庫本が出版されている。内容は著者の身辺雑記といったところで、時事的な話題も含まれ、今読むと時代を感じさせるコラムが多い。2005年現在も連載中。
  • ヤマトタケルの冒険
    月刊OUT」および「アニパロコミックス」で連載された作品。記紀のヤマトタケルノミコト説話を基に展開した。のっけからヲウス(後のヤマトタケル)と妹マユラとの近親相姦が描かれたり、作者曰く「インモラルなまんが」。所々にパロディ色が強い部分があったりもするが、全体としては説話(原作)の流れに沿った物語。後のサンデー進出後の活躍を予感させる、隠れた名作。
  • となりの異邦人
  • ぱろでぃわぁるど
    月刊OUT」および「アニパロコミックス」に掲載されたアニパロ作品をまとめた、初の単行本。曰く付きのデビュー作『ざ・ライバル』(もともと4ページの持ち込み作品が、たまたま「月刊OUT」本誌で2ページの穴が空いた為、間の2ページを抜いて穴埋めで掲載された。細かい点でつじつまは合わないが、何故か話はキレイに繋がり、まとまってしまったから不思議)は4ページの完全版で収められている。

外部リンク