「JFマリンバンク」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
Wakkubox (会話 | 投稿記録)
Wakkubox (会話 | 投稿記録)
8行目: 8行目:
なお、JFマリン“バンク”を自称しているが、公認会計士等による[[外部監査]]は任意であり、ほとんど行われていないという点が銀行と大きく異なり、規制改革会議などでその信頼性が問題視されている。ただし、[[小切手法]]上は銀行と同等と見なされている。
なお、JFマリン“バンク”を自称しているが、公認会計士等による[[外部監査]]は任意であり、ほとんど行われていないという点が銀行と大きく異なり、規制改革会議などでその信頼性が問題視されている。ただし、[[小切手法]]上は銀行と同等と見なされている。


JFマリンバンクは、[[秋田県]]・[[山形県]]・[[栃木県]]・[[群馬県]]・[[埼玉県]]・[[山梨県]]・[[長野県]]・[[岐阜県]]・[[滋賀県]]・[[大阪府]]・[[奈良県]]・[[岡山県]]・[[熊本県]]の各漁協では信用事業を一切行っていない。
JFマリンバンクは、[[秋田県]]・[[山形県]]・[[栃木県]]・[[群馬県]]・[[埼玉県]]・[[山梨県]]・[[長野県]]・[[岐阜県]]・[[滋賀県]]・[[大阪府]]・[[奈良県]]・[[岡山県]]・[[熊本県]]には信漁連(信漁連から信用取扱県一漁協へ事業譲渡された事例を除く)が存在せず、また該当府県各漁協では信用事業を一切行っていない。


== キャラクター ==
== キャラクター ==

2009年1月31日 (土) 00:26時点における版

JFマリンバンクとは、信用取扱の漁業協同組合 (JF) ・水産加工業協同組合(水産加工協)・信用漁業協同組合連合会(信漁連)・農林中央金庫(農林中金)・全国漁業協同組合連合会(JF全漁連)で構成する信用事業(貯金貸付等)の総称。運営主体は農林中央金庫である。

概要

銀行における預金に相当する漁協貯金を中心に、漁業を営む方への資金融資や各種ローン、さらに三菱UFJニコスの提供するNICOSブランドの『(新)マリンクレジット』カードの受付などを取り扱う。JFの金融事業であることから担い手支援などの漁業向け融資メニューが充実しているのが特徴。

2003年1月施行の再編強化法に基づいた『マリンバンク安心システム』(相互援助制度を更に強化させたもの)と言うセーフティーネットを構築させ、そのシステムと貯金保険制度との2つの防波堤により、組合員を中心とした利用者の貯金を保護している。

なお、JFマリン“バンク”を自称しているが、公認会計士等による外部監査は任意であり、ほとんど行われていないという点が銀行と大きく異なり、規制改革会議などでその信頼性が問題視されている。ただし、小切手法上は銀行と同等と見なされている。

JFマリンバンクは、秋田県山形県栃木県群馬県埼玉県山梨県長野県岐阜県滋賀県大阪府奈良県岡山県熊本県には信漁連(信漁連から信用取扱の県一漁協へ事業譲渡された事例を除く)が存在せず、また該当府県各漁協では信用事業を一切行っていない。

キャラクター

過去

カード利用について

JFマリンバンクのキャッシュカードは、「漁協キャッシュサービス」を活用した全国の信用取扱漁協・信漁連店舗窓口やATMでの入金(預入)・出金(引出・払戻)等の取引のほか、「全国キャッシュサービス(MICS)」のネットワークを通じ、JAバンク農協・都道府県信連)をはじめ、銀行(一部の銀行・商工中金等を除く)・信用金庫信用組合労働金庫の各ATM・CD機でも出金取引ができ、更に郵便局に設置のゆうちょ銀行ATMでも入金・出金取引が可能である。

また、全国のセブン-イレブンイトーヨーカドー等に設置のセブン銀行ATMでも入金・出金取引が可能で、平日日中・土曜日中の指定された時間帯において利用手数料が無料となっている。

なお、自県の漁協・信漁連で開設された口座のカードを、自県の漁協・信漁連ATMで入出金を行う場合の利用手数料は無料(所定の時間帯に限る)となるが、他都道府県の漁協・信漁連ATMで利用する場合の手数料についてはそれぞればらつきがあるので、利用する信用取扱漁協・都道府県信連などで確認が必要。

関連記事

外部リンク