「世界の料理ショー」の版間の差分

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== 番組で紹介された料理 ==
== 番組で紹介された料理 ==
*ビーフステーキ ニューオーリンズ風
*ビーフステーキ ニューオーリンズ風
*マッシュルームスープ イタリア風
*マッシュルームスープ イタリア風
*ビーフステーキ カンヌ風
*ビーフステーキ カンヌ風
*うさぎのロースト カンヌ風
*うさぎのロースト カンヌ風
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*フィッシュサラダ スペイン風
*フィッシュサラダ スペイン風
*チキンのサンドイッチ モスクワ風
*チキンのサンドイッチ モスクワ風
*牛肉と野菜炒め メキシコ風
*牛肉と野菜炒め メキシコ風
*フェトチーネのパスタ イタリア風
*フェトチーネのパスタ イタリア風
など


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2009年1月10日 (土) 06:48時点における版

世界の料理ショーせかいのりょうりショー、The Galloping Gourmet)は、1968年から1971年まで、カナダ放送協会(CBC)で制作・放送された料理バラエティー番組。料理研究家のグラハム・カーが司会を務めた。

カナダ本国の他、海外37ヶ国でも放送された。アメリカでは1969年から1971年まで放送され、1970年1971年エミー賞にノミネートされている。

番組内容

グラハムと、その妻で番組プロデューサーのトリーナ(Treena Kerr)が世界各地の料理について現地で取材し、それの体験談を基に実際に同じものをスタジオで調理していく。グラハムがワイングラス片手に登場し、ユーモラスなトークと顔を見せないスタッフ、スティーブとの掛け合いが特徴である。出来上がった料理は番組の最後にスタジオ観覧者のうち一名を招きいれて試食するのが恒例だった。「ルーシー・ショー」や「奥さまは魔女」のように、スタジオ観覧者が笑うのも特徴だった。しかし1971年にカー夫妻が交通事故で大怪我を負い、テレビ出演が困難となってしまったために番組は惜しまれつつ打ち切られることとなった。

1990年代には、「新・世界の料理ショー」(原題:The Graham Kerr Show)が放送され、健康志向の時代にあわせ、低カロリーでおいしく作れるレシピを提案していた。この方針変更には、カー夫人のトリーナが循環器系疾患で倒れたため、従来の高脂肪・高カロリー・高コレステロール料理への自省の念をカーが持っていた、という事情もある。 現在アメリカではこれらの流れをくむ「The Gathering Place」が放送中である。

日本では

日本では「世界の料理ショー」は1974年4月28日から1978年12月29日まで、東京12チャンネル(現・テレビ東京)が放送したのを皮切りに、国内数局が再放送を含め断続的に放送した。日本語版の吹き替えは当初は浦野光大野しげひさ、のち黒沢良が務めた。それまでの日本の料理番組にないスタイルであり、「料理バラエティ番組」という新しい概念を日本のテレビ界に持ち込む事になった。

1990年代には「新・世界の料理ショー」がTOKYO MX毎日放送ほかで放送され、吹き替えを池田勝が務めた。

2004年に週刊モーニングで掲載していた「大使閣下の料理人」の中にもグレアム・カーンという料理家で、TVホストで鳴らしたという明らかにグラハム・カーをモデルにした人物が出てくる。

オマージュ番組

2002年NHKで『中国四千年料理ショー』という番組で金萬福がグラハムさながらに料理パフォーマンスを繰り広げ、声優を天の声(兵馬俑)を黒沢良、金萬福を池田勝の新旧吹き替えで繰り広げ、料理ショーファンを喜ばせた。

パロディ

世界の猟奇ショー 著・唐沢俊一(幻冬舎文庫)で最後の方にグラハム・カーでネタにするのがあり、残酷ネタを例の口調(グラハム節・炸裂)でおもしろおかしく解説。

また弟で漫画家の唐沢なをきも「電脳なをさん2」の中で取り上げている。グラハム(何故か髪の毛が黄色だが)が最後に女の子(若い女性)を客席から引っぱって(明らかにとんでもないモノだが)試食させるところまで再現して見せた。

銀魂』内でもネタとしてショートコーナー風に取り上げられた。

小ネタ

番組で紹介された料理 

  • ビーフステーキ ニューオーリンズ風
  • マッシュルームスープ イタリア風
  • ビーフステーキ カンヌ風
  • うさぎのロースト カンヌ風
  • ビーフ辛味いため メキシコ風
  • テンダーロインステーキ アムステルダム風
  • フィッシュサラダ スペイン風
  • チキンのサンドイッチ モスクワ風
  • 牛肉と野菜炒め メキシコ風
  • フェトチーネのパスタ イタリア風

など

続編

関連リンク

外部リンク