「分圧」の版間の差分

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*[[分圧回路]]
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2008年9月19日 (金) 14:04時点における版

ここでは、電気工学、及び気体(物理)における分圧を説明する。

1.分圧(ぶんあつ)とは、電気回路において二つ以上の抵抗器を直列に接続したときに一方の抵抗器に掛かる電圧は二つの抵抗器に掛かる電圧より低くなる。このようにして電圧を下げ、必要な電圧を取り出すことを分圧という。二つの抵抗器に掛かる電圧は抵抗器の抵抗値に比例する。

2.分圧(ぶんあつ)とは、多成分から成る混合気体における、ある一つの成分が混合気体と同じ体積を単独で占めたときの圧力のこと。

混合気体における、ある成分 i の分圧を Piモル分率Xi、混合気体の圧力(全圧)を P とすると、

のように全圧に係数としてモル分率を使って簡単に表す事が出来る。これはドルトンの法則から導かれる。

関連項目