「紫」の版間の差分

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* 上記のように、[[ローマ皇帝]]はその着衣に紫をまとった。
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* 「ユダヤの王」といわれた[[イエス・キリスト]]はその死に際して、紫の衣をまとわされたと伝えられる。これに準じて[[カトリック]]教会では[[四旬節]]に[[司祭]]が紫の帯をまとい、[[受難]]の日にはイエス像を紫の布で覆い隠す。
* 「ユダヤの王」といわれた[[イエス・キリスト]]はその死に際して、紫の衣をまとわされたと伝えられる。これに準じて[[カトリック]]教会では[[四旬節]]に[[司祭]]が紫の帯をまとい、[[受難]]の日にはイエス像を紫の布で覆い隠す。
* [[紫禁城]]:[[北京]]の都心にある、歴代王朝の宮殿。
* [[聖徳太子]]の定めた[[冠位十二階]]では、紫は最上位の大徳の冠の色とされた。
* [[聖徳太子]]の定めた[[冠位十二階]]では、紫は最上位の大徳の冠の色とされた。
* [[江戸時代]]には江戸紫といわれる色が流行した。[[歌舞伎]]『[[助六由縁江戸桜]](すけろくゆかりのえどざくら)』で花川戸の[[助六]]が鉢巻にしているのがこの江戸紫である。それまでは、紫を染める草(紫根)が薬草であったため、武家などが病気の時に締るものとされていた。直情径行、頭に血がのぼり易い助六の熱さましとして巻かれた紫の鉢巻を、この芝居が大当りして以降、真似をして巻くものが現れたという。
* [[江戸時代]]には江戸紫といわれる色が流行した。[[歌舞伎]]『[[助六由縁江戸桜]](すけろくゆかりのえどざくら)』で花川戸の[[助六]]が鉢巻にしているのがこの江戸紫である。それまでは、紫を染める草(紫根)が薬草であったため、武家などが病気の時に締るものとされていた。直情径行、頭に血がのぼり易い助六の熱さましとして巻かれた紫の鉢巻を、この芝居が大当りして以降、真似をして巻くものが現れたという。

2008年9月3日 (水) 15:08時点における版


むらさき
 
16進表記 #A757A8
RGB (167, 87, 168)
CMYK (28, 66, 0, 0)
HSV (299°, 48%, 66%)
マンセル値 0.3RP 4.8/12.2
表示されている色は一例です

(むらさき)は寒色の一つ。の中間色であり、のようなである。英語ではパープル (purple) といい、菫色(すみれいろ、きんしょく)、バイオレット (violet) を紫に含む場合もある。また、古英語ではパーピュア (purpure) という。を構成する六色オレンジ)のうち、光の波長が最も短い(380~430nm)。これより波長が短いものを紫外線という。

名前の由来

紫 (むらさき)

「紫」はもともとムラサキ(紫草)という植物の名前である。この植物の根(紫根)を染料にしたことから、これにより染色された色も「紫」と呼ぶようになった。古来この色は気品の高く神秘的な色と見られた。また紫草の栽培が困難だったため珍重され、古代中国(代以降 - 時代が下ると黄色に変った)、律令時代の日本などでは、紫は高位を表す色とされた。

パープル (purple)

「紫色」の英語に相当する語句が"purple"である。もともとこの単語は、巻貝の一種"purpura"(ラテン語、プールプラ)に由来する。この巻貝の出す分泌液が染色の原料とされ、結果としてできた色もpurpuraと呼ばれた。この染色法を発明したのは現代のイスラエルレバノンの地域に住んでいた古代のカナーン人であるといわれる。巻貝1個から出る分泌液はわずかであったためこの染色布が貴重なものであり、ローマ帝国のころより西洋では高貴な身分の者が身に着けていた。この染色によって彩られた紫は若干赤みが勝っていたようである。詳しくは貝紫色を参照。

又、英語の"purple"は、紅みの勝った紫を指す語で、日本で言う所の京紫である。又、"purple"は、紫と紅の両義を含める場合がある。例えば、怒って顔を紅くする様相を、英語では"turn purple with rage"と表現する。細菌学においても、 "purple" は「紫」ではなく "red"(紅)を指す。紅色細菌 (purple bacteria) などの例がある。

バイオレット (violet)

「紫色」を指し示すことがあり、時にパープル(purple)に代わって基本色としての紫を指し示す単語として使われることがある。しかし、この"violet"は本来スミレを意味する単語であり、菫色(すみれいろ)と訳すのが妥当である。実際、パープルは紅みの勝った紫なのに対し、バイオレット(ヴァイオレット)は藍みの勝った紫であり、日本で言う所の江戸紫である。なお、の7色のうち最短波長の色である紫は英語では"violet"であり(これはニュートンの定義による)、"purple"ではないので注意。

派生色

紫から派生した色で、紅と紫の中間色を赤紫(あかむらさき)やマゼンタと呼ぶことがある。赤紫は次のような色である。


又、藍と紫の中間色を青紫と呼ぶことがある。青紫は次のような色である。


光の色としての紫

purple (webcolor)
  16進表記 #800080
mediumpurple (webcolor)
  16進表記 #9370DB
violet (webcolor)
  16進表記 #EE82EE
mediumvioletred (webcolor)
  16進表記 #C71585
fuchsia (webcolor)
  16進表記 #FF00FF
magenta (webcolor)
  16進表記 #FF00FF

紫は一般に可視光波長のうち最小波長である、およそ380~430nmの波長の色として知覚される。

ウェブカラーでは基本16色として"purple"が定義されており、色を指定する際にpurpleと入力すると16進数表記にして#800080の色が表示される(右図)。

派生色としては"violet"やマゼンタ"magenta"などが定義されている。これらは、フクシャ"fuchsia"をのぞけば基本16色として定義されておらず、すべてのブラウザで正しく発色される保証はされていない。"magenta"と"fuchsia"は同色として定義されてはいるが、"magenta"は基本16色ではない。

物体色としての紫

JIS慣用色名
  マンセル値 7.5P 5/12
パープルJIS慣用色名
  マンセル値 7.5P 5/12
菫色JIS慣用色名
  マンセル値 2.5P 4/11
バイオレットJIS慣用色名
  マンセル値 2.5P 4/11

紫は代表的な色ではあるが、赤と青の絵具を混ぜ合わせてもつくることができる。

JISでは、紫とパープルが慣用色名として右表のように、両者が同色として定義されている。またそれとは別個に、菫色やバイオレットが同色として定義されている。

また、JIS慣用色名では、赤紫や青紫の色が次のように定義されている。

赤紫JIS慣用色名
  マンセル値 5RP 5.5/13
青紫JIS慣用色名
  マンセル値 2.5P 4/14

ほかにも近似色はいろいろ定義されている。詳しくはJIS慣用色名を参照。

紫の色料

顔料

無機顔料

酸化鉄紫 mars violet

青味の強い、暗種の酸化鉄赤のこと。天然にも存在し、日本では紫土(シド)として産する。近年では、1975年法輪寺の三重塔再建に際し彩色に用いられた。

紫群青 ultramarine violet

赤味の強い色目の合成ウルトラマリンのことである。

マンガン紫 manganese violet

1868年、ニュールンベルクで初めて製造された。極めて堅牢な顔料であり、水分にさらされない環境下での保存においては信頼性が高い。様々な異名がある。

コバルト紫 cobalt violet

砒酸コバルト、燐酸コバルト、コバルト-リチウム-燐 酸化物固熔体、含水燐酸アンモニウムコバルトなどがある。何れも粗粒で着色力に乏しい。また色がやや淡い。極めて高価な顔料である。また、一部では燐コバルト八水和物も顔料として使用されるが、安定性を欠くため好ましくない。

有機顔料

インジゴイド系紫
キナクリドン系紫
オキサジン系紫
アントラキノン系紫
カルボニウム系紫
キサンテン系紫

染料

天然染料

紫色およびその類縁色(とくに赤紫)の色素をもつ天然の色材の中には、染料や食品の着色料などに利用されるものに以下のものがある。これらの中には、溶液のpHによって大きく変色する性質があるために、pH指示薬として利用されているものもある。

紫草の根
ムラサキの根は紫根(しこん)と呼ばれ、これを乾燥して粉末状にした上で湯に溶かして色素を抽出し、生地に灰汁による媒染を数十回ほどこしてようやく染物が完成する。紫根のもつ紫色の色素は、この植物から名をとってシコニン (Shikonin) と命名されている。もともとムラサキが栽培困難なうえ染色に手間ひまがかかるため、紫根による染物は高価である。
なお、紫根は傷の殺菌作用などをもつために、漢方では生薬としても利用されている。
紫貝(パープル)
前述のとおり、巻貝の鰓下腺から出た分泌液が染料の原料とされた。この分泌物は、巻貝が外敵を退けるときに分泌する、強烈なにおいをもつ粘液であるが、この粘液が酸化すると鮮やかな紫色を発色することにより、染料として使われるようになった。なお、この色素は現在、臭化化合物の6,6'-ジブロモインディゴであることがわかっている(インディゴを参照)。
巻貝1枚から採取できる粘液は微量であるため、服1着の染色には巻貝数千から数万枚を必要とした。中世の地中海では染色目的による巻貝の乱獲が進み、大航海時代に入る頃には激減していた。
一方、マヤ文明のあったユカタン半島地方でも、別種の巻貝の分泌液を染料とする同様の染色が伝統的におこなわれている。ここでは巻貝から分泌液を採取した後巻貝を海に戻したため、巻貝の個体数はあまり減っておらず、現在でもこの染色法は行われている。
紫キャベツ(赤キャベツ)
紫キャベツ(赤キャベツ)のもつ紫色の色素はアントシアニン (anthocyanin) である("cyan" とあるが、シアン化物ではない)。この色素の水溶液は、強酸性下でマゼンタに近い鮮やかな赤紫色、弱酸性下で薄赤紫色、中性下で紫~青紫色、弱塩基性下で青緑色、強塩基性下で黄色を示す。このように水溶液の色が変化するため、pH指示薬として利用できる。また、酸性下で鮮やかな赤紫色を発色するため、食品への着色料として用いられることが多い。食品の原材料名には「紫キャベツ色素」「アントシアニン色素」などさまざまな呼称で明記されている。
アントシアニンは紫キャベツの葉のみならず、黒豆ブルーベリーアサガオ花弁など多くの植物に含まれている。アジサイの花弁にも含まれており、土壌のpHやアルミニウムイオン濃度などによって花弁の色は異なる。
この色素の溶液は、紫キャベツの葉やアサガオの花弁などを60℃程度の蒸留水または無水アルコールに30分ほど浸すと得られる。そしてこの溶液はそのままpH指示薬として利用できる。
コチニール
カルミン酸の構造式
北米大陸、メキシコの古代アステカ文明のあったあたりでは、コチニールカイガラムシとよばれる、ウチワサボテンに寄生する虫から色素を抽出して、赤紫色に染色することが伝統的に行われている。コチニールカイガラムシはエンジムシともよばれており、この虫のメスを乾燥して抽出した色素はコチニール色素とよばれる。(虫の生態についてはカイガラムシを参照のこと)
コチニール色素の実態はカルミン酸であり、この物質の水溶液は、酸性下で黄~橙、中性で紅赤色、弱塩基性で赤紫、強塩基性で紫に変色する。そのためpH指示薬として利用できる。この色素は、化粧品や食品、医薬品の着色料として利用されている。カンパリの色素でもある。赤色顔料として絵具などにも使われている。
ただ、カイガラムシによる染色はアメリカ大陸のみで行われていたわけではなく、カイガラムシの別種 "en:Kermes vermilio" による紅色の染色が地中海一帯やアナトリアにて古くからおこなれており、ヨーロッパやイスラム世界に広まっていた。このカイガラムシは樫の木の一種ケルメス・オーク (Kermes oak) に寄生する虫であり、この虫から採取された色素の色は Kermes にちなんでクリムソンカーミン(カーマイン、カルミン)とよばれ(これに相当する日本語の色名として臙脂色(えんじいろ)がある)、色素の物質名(カルミン酸)にもなった。西洋世界では紫色よりもむしろ紅色系の染色として使用されてきた。今日では、アカネ色素の研究により発明された合成染料アリザリンや、Kermes vermilio よりも効率のよいコチニールの存在により、かつてほどには使用されていない。
なお、細胞核や染色体を染色するための薬品として、この色素を利用した酢酸カーミン溶液がある。

人工染料

モーブ mauve
1856年に発明された、世界初の合成染料である。これはアニリン染料の一種であり、この色素はモーベイン (Mauveine) と命名された。「モーブ」(mauve) はフランス語で、とくにゼニアオイ (en:Malva) を意味する。
この発明は特にイギリスではニュースとなった。パープル貝の分泌液などきわめて高価な天然染料しかなかった発明当時、高級な色とされたものをより安価で染色できるようになったからである。間もなく別の赤紫系合成染料フクシン(後述)が発明されたため、合成染色市場を独占するほどには至らなかったが、この色の服は流行し、合成染色事業は大成功を収めた。
現在では染料としてはほかの合成染料が用いられていることが多く、この名は色名として用いられる(モーブ (色)を参照)。
フクシン (fuchsin, fuchsine)
モーブに続いて、1859年に発明されて発表されたた色素である。フランスの実業家ルナール・フレール (Renard Frères) の専属化学者ヴェルガンにより発明され、このアニリン系色素は固形では緑色をしているが、熱湯やエタノールに溶解させると赤紫色に変化する。さらに少量のアルデヒドを加えると紫色になる。マゼンタの染料・顔料に使われる。
現在ではこの色素による赤紫や紫色の染色が行われるほか、印刷インクや、実験観察のための細胞の染色やアルデヒドなどの分析試薬にも用いられる。
この鮮やかな赤紫色を発色する色素は、フクシアの花の鮮やかな赤紫色に見立ててフクシンと名づけられた。これは、フクシアの命名のもととなったドイツの植物学者フックス (en:Leonhart Fuchs) の単語の意味がドイツ語で「キツネ」(Fuchs)であることと、実業家ルナールのフランス語での意味もまたキツネ (renard) であることをなぞらえた命名でもある。
フクシンによって発色される色はフクシャとも、マゼンタとも呼ばれる。この色素による染色が発売された1859年、イタリアとフランスの連合軍がオーストリア=ハンガリー帝国軍を破る戦争が起きていた(マジェンタの戦い)。色名は、この戦いの最後の戦勝地マジェンタ (Magenta) を記念して名づけられたものである。
なお、この年とほぼ同じく、イギリスでドイツの化学者ホフマンにより同系統のアニリン赤色素・ローズアニリン (rosaniline) が発明されている。この色素も、マゼンタ色として使用される。

紫に関する事項

  • 植物ムラサキの根(紫根)を染料にしたことが紫の名の由来。栽培が困難だったため珍重され、古代中国(代以降 - 時代が下ると黄色に変った)、ローマ帝国、律令時代の日本などでは、紫は高位を表す色とされた。
    一般に、紫は「優雅」や「高貴」を表すことが多い。
    • 紫がや最上位を表すようになったのは、ローマ帝国皇帝が、ティルス紫で染めた礼服を使ったことに始まる。以来、ほとんどの国で、王位や最上位を表す色に紫を使うようになった。尚、貴族や第2位を表す色にはが使われた。
  • 上記のように、ローマ皇帝はその着衣に紫をまとった。
  • 「ユダヤの王」といわれたイエス・キリストはその死に際して、紫の衣をまとわされたと伝えられる。これに準じてカトリック教会では四旬節司祭が紫の帯をまとい、受難の日にはイエス像を紫の布で覆い隠す。
  • 紫禁城北京の都心にある、歴代王朝の宮殿。
  • 聖徳太子の定めた冠位十二階では、紫は最上位の大徳の冠の色とされた。
  • 江戸時代には江戸紫といわれる色が流行した。歌舞伎助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』で花川戸の助六が鉢巻にしているのがこの江戸紫である。それまでは、紫を染める草(紫根)が薬草であったため、武家などが病気の時に締るものとされていた。直情径行、頭に血がのぼり易い助六の熱さましとして巻かれた紫の鉢巻を、この芝居が大当りして以降、真似をして巻くものが現れたという。
  • 筑波山の別名は「紫峰」である。これは、紫に霞む山裾に因んでいる。また、昔は醤油が「紫」と綽名されたが、これは筑波山に因んで「紫」というブランドを付けたことが始まりらしい。
  • イタリアでは不吉な色とされ、オペラ鑑賞にはあまり好ましくないとされた。
  • の中間色である点から、孔子は、紫を曖昧などっちつかずとして嫌った。
  • 西洋の紋章学において紫色はパーピュアと呼ばれる。古フランス語。ペトラ・サンクタの方法では向かって右上から左下方向の45度の斜線で表現する。
  • 京都市では、都市のイメージ色として紫が用いられている。例として、京都市営バスの方向幕は、下地の色が紫となっている。
  • Jリーグには紫をクラブカラーとしているチームはサンフレッチェ広島京都サンガの2つあるが、京都は2007年にクラブ名から「パープル」を取ってしまった。
  • 東京メトロ半蔵門線のラインカラー。8000系の場合は単色帯、08系の場合は濃淡二色帯である。
  • 名古屋市営地下鉄名城線のラインカラー。名港線のラインカラーは紫に白のストライプ。
  • JR西日本嵯峨野線山陰本線 京都園部間)のラインカラー。
  • 大阪市営地下鉄谷町線のラインカラー。谷町線が、周辺に仏閣が多く所在する谷町筋の地下を走ることからの連想である。
  • ゆかりの色」とも言う。これは、古今和歌集の「紫の 一本ゆゑに 武蔵野の 草は皆がら あはれとぞ見る」という歌に由来している。
  • 日本テレビ系列の長寿番組「笑点」で、三遊亭楽太郎が着ている袴の色は紫である。
  • 俗に「紫」の字を分解すると「此」と「糸」になるところから、「此の糸」と呼ばれることがある。また、これは紫式部を指す語でもある。
  • 現在では高級な印象を感じさせる色として認識されているが、日用品で用いられることは少なく、一部の中高年の女性が衣類や装飾品などに好むぐらいである。
  • 同性愛者の国際的なシンボルカラーは紫である。
  • ポケットモンスターシリーズ』に登場する地名であるシオンタウンのシンボルカラーである。

紫(パープル)を含む語

紫を名前に含む色

  • 本紫
  • 偽紫
  • 京紫 - 赤みを帯びた紫
  • 江戸紫 - 青みを帯びた紫
  • 貝紫 - 螺などの貝から取った染料で染めた紫

近似色

関連項目