「ウルトラC(チャーミング)!」の版間の差分

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* イラスト:[[大崎はるい]]
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* 企画及び文:[[かのまるひ]]
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両者とも、本作以外の作品を手がけた情報が無く、素性も明らかにされていない。


== 主な登場人物 ==
== 主な登場人物 ==
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; 2004年3月号
; 2004年3月号
: 第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は946票。内約は上位からすばる338票(男危険度0%)、みこと288票(同-5%)、あかね260票(同+5%)、ひじり60票(同+10%)。フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。
: 第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は946票。内約は上位からすばる338票(男危険度0%)、みこと288票(同-5%)、あかね260票(同+5%)、ひじり60票(同+10%)。フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。
: 第2回誌上ゲーム開始。テーマは「裸ワイシャツを着せて誰が男かを当てる」というもの。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)よう、誌上ゲームのルールが変更となる。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、0%。
: 第2回誌上ゲーム開始。テーマは「裸ワイシャツを着せて誰が男かを当てる」というもの。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)よう、誌上ゲームのルールが変更となる。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、0%(つまり、最短であと2回で男確定=誌上ゲーム終了となる計算である)
; 2004年4月号
; 2004年4月号
: コミック掲載。
: コミック掲載。

2008年2月22日 (金) 17:12時点における版

ウルトラC(チャーミング)!』は、『電撃G's magazine』(メディアワークス)で2003年12月号から連載された読者参加企画である。

作品概要

本作は、『シスター・プリンセス』終了後の企画として、『Strawberry Panic!』に続いて開始された。

内容は、読者=主人公の前にヒロインの4姉妹が現れ、そのうちの一人を婚約者として選ぶというもので、これだけ見れば一般的な美少女物企画である。しかし、実は4姉妹のうち1人だけ男が混じっており、誰が男なのかを読者の投稿で決めるという主旨もこの企画は内包していた。当時より男性のオタク層にも支持されつつあったショタコン属性を取り入れ企画されたものであったともいえ、それまでのG's読者参加企画の路線を覆す内容からして『ストパニ』同様、「脱・『シスプリ』路線」を目指した作品であるともいえる。

読者投稿によるイラストやコメントは少なくなかったものの、誌上ゲーム第1回の総投票数が1,000票に達しなかったように絶対的な投票数は少なく、第2回で簡単に終了するようなルール変更が行われたこともあって『シスプリ』や『ストパニ』のようにメディアミックスには至らず、2004年8月号で連載終了。G'sの読者参加企画としては『聖女神天国』や『Merry Little Park!』に次ぐ短期間連載となった。

本作の終了以降、G'sはそれまでのオリジナル企画中心路線から転換し、他社製品ゲームを原作としたノベルやコミックを並行して連載するようになり、2005年11月号のリニューアルへと繋がった。

スタッフ

両者とも、本作以外の作品を手がけた情報が無く、素性も明らかにされていない。

主な登場人物

4人のヒロインは皆、血の繋がった姉妹である。また、読者に対する呼び方がそれぞれ異なる。

真乙女 あかね(まおとめ あかね)
4姉妹の長女。高校2年生。モデル事務所に所属するほどのスレンダー美人。
イタズラ好きのお茶目な性格で、ダーリンの前では素顔を見せてくれる。
真乙女 みこと(まおとめ みこと)
4姉妹の次女。中学3年生。
控えめで大人しい、純情な性格。幼い頃からアナタの事を想い続けてきた。
真乙女 すばる(まおとめ すばる)
4姉妹の三女。中学1年生。
気が強そうに見えるが、実は照れ屋なボーイッシュな少女。ダンナ様に会うと、ついスネた態度を取ってしまう。
真乙女 ひじり(まおとめ ひじり)
4姉妹の末っ子。小学4年生。
甘えん坊で気が弱い。大好きなご主人様の言うことは、何でも聞いてしまう。
メイド
4姉妹の実家である「真乙女家」に仕えるメイド。本名から年齢まで、一切が不詳。
4姉妹の許婚であるフィアンセ様を迎えに来たのだが、パンツァーロケットをぶっ放したり、いつの間にかベッドに入り込んでいたりとやりたい放題。このキャラクターは、誌上ゲームの選択対象ではなかった。
主人公
4姉妹とは幼馴染の関係。自分の両親と4姉妹の両親が勝手に交わした約束のせいで、4姉妹の中から結婚相手を選ぶ羽目になる。

歴史

年号は、『電撃G's magazine』の発売号に合わせている。

2003年10月号
シスター・プリンセス』終了後の新企画の第2弾として告知が掲載される。
2003年12月号
「みこと」のイラストとラフイメージ、「すばる」のラフイメージ紹介。ここで「男が混じっている」という設定が公表される。
2004年1月号
長女「あかね」次女「みこと」三女「すばる」四女「ひじり」イラスト公開。
第1回誌上ゲーム開始。テーマは「ブルマを着せて誰が男かを当てる」というもの。ゲームのルールは、まず「フィアンセにしたいヒロイン」を決め、次に「男だと思う順番」に4人を並べていくというもの。一番男疑惑が高いヒロインは、男危険度が10%上昇。その次が5%、0%、-5%となる(男確定には最低でも10回、つまり1年8ヶ月となる計算である)。
2004年2月号
コミック掲載。誌上ゲームの無い月はコミックが掲載される。
2004年3月号
第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は946票。内約は上位からすばる338票(男危険度0%)、みこと288票(同-5%)、あかね260票(同+5%)、ひじり60票(同+10%)。フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。
第2回誌上ゲーム開始。テーマは「裸ワイシャツを着せて誰が男かを当てる」というもの。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)よう、誌上ゲームのルールが変更となる。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、0%(つまり、最短であと2回で男確定=誌上ゲーム終了となる計算である)。
2004年4月号
コミック掲載。
2004年5月号
第2回誌上ゲーム結果発表。総投票数1,189票。内約は「男だと思うヒロイン」票が上位からひじり520票(+50%)、あかね289票(+40%)、すばる225票(+30%)、みこと155票(+20%)で、「女の子だったらいいなと思うヒロイン」票が上位からすばる494票(-30%)、みこと390票(-20%)、あかね241票(-10%)、ひじり64票(+-0%)で、男疑惑総合はひじり60%、あかね35%、すばる0%、みこと-5%。依然としてひじりが男疑惑トップのままで、誌上ゲーム終了にリーチがかかる。
第3回目誌上ゲーム開始。テーマは「スクール水着を着せて誰が男かを当てる」というもの。
2004年6月号
コミック掲載。
2004年7月号
第3回誌上ゲーム結果発表。ページ数はそれまでの4ページから2ページに減少し、どういうわけか投票数は公開されなかった。内約は「お気に入り」が上から順にすばる、みこと、あかね、ひじりで、「男かも」がひじり、あかね、すばる、みことで「女だったらいいな」がすばる、みこと、あかね、ひじりで、男疑惑上昇がひじり+50%、あかね+30%、すばるとみことが共に+-0%で、累計男疑惑がひじり110%、あかね65%、すばる0%、みこと-5%という結果であった。ひじりの男疑惑が110%となり、男であることが確定。それと同時に誌上ゲームは終了した。
2004年8月号
コミック編も最終回を迎え、『ウルトラC!』はこの号を持って完全に終了した。