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『'''双恋'''』(ふたこい)は[[2002年]]8月(10月号)から2005年8月(10月号)まで連載された、『[[電撃G's magazine]]』([[メディアワークス]])の[[読者参加型ゲーム|読者参加企画]]。[[双子]]の姉妹と主人公がつきあうという内容。また、同企画から派生したメディアミックス作品のことも指す。 |
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キャラクターデザインは[[ささきむつみ]]、企画・シナリオは双葉ひな。また、連載中のコミックやデフォルメ系のイラストは[[金閣寺ぷるる]]が担当していた。なお、双葉ひなに関しては連載を通してその素性が全く明らかにされていない。 |
キャラクターデザインは[[ささきむつみ]]、企画・シナリオは双葉ひな。また、連載中のコミックやデフォルメ系のイラストは[[金閣寺ぷるる]]が担当していた。なお、双葉ひなに関しては連載を通してその素性が全く明らかにされていない。 |
2008年2月5日 (火) 03:37時点における版
『双恋』(ふたこい)は2002年8月(10月号)から2005年8月(10月号)まで連載された、『電撃G's magazine』(メディアワークス)の読者参加企画。双子の姉妹と主人公がつきあうという内容。また、同企画から派生したメディアミックス作品のことも指す。
キャラクターデザインはささきむつみ、企画・シナリオは双葉ひな。また、連載中のコミックやデフォルメ系のイラストは金閣寺ぷるるが担当していた。なお、双葉ひなに関しては連載を通してその素性が全く明らかにされていない。
登場する双子
以下は原作の読者参加企画における基本設定。アニメ『双恋』やゲーム『双恋 -フタコイ-』でも基本的な部分は同じだが、各作品で異なる部分があるので各作品における説明も参照の事。
- 桜月キラ(さくらづき-)(声:伊月ゆい)・ユラ(声:綱掛裕美)
- 箱入りのお嬢様でずっと女子校通いだったが、ある日、主人公に一目惚れし、両親の反対を押し切って主人公の通う中学校へ転校してくる。身長:158cm、3月17日生まれ(うお座)、主人公と同学年の中学2年生。設定では活発なキラとおとなしめなユラとされていたが、作中での描き分けがほとんどできておらず、本来前髪が向かって右に流れるのがキラで左に流れるのがユラのはずが間違われていたり、本来キラが赤でユラが紫のはずのリボンの色が入れ替わっているケースがあった。また、キラは連載末期の6号のどの号の表紙にも登場していない(ユラが2回出ている)。
- 雛菊姉妹とそっくりであり、ゲーム版双恋でその事がエピソードの中に登場する。
- 一条薫子(いちじょう かおるこ)(声:堀江由衣)・菫子(-すみれこ)(声:小清水亜美)
- 主人公とは幼馴染みで、小さい頃は隣に住んでいた。公式にどちらが姉かという設定はないが、一般的には薫子が姉で菫子が妹とされている。男子生徒達の人気は高く、ファンクラブもあるほど。薫子がポニーテールなのに対し菫子はショートカット。姉妹共にテニス部に所属。身長:158.5cm、6月10日生まれ(ふたご座)、主人公と同学年の中学2年生。
- 白鐘沙羅(しろがね さら)(声:水橋かおり)・双樹(-そうじゅ)(声:門脇舞)
- 姉の双樹はおっとりしていて、妹の沙羅はぶっきらぼうと、各姉妹の中で唯一性格が正反対(本来ならこれが双子キャラの定石であり、本作の双子の中では一番人気であった。誌上ゲームでは常に1位となっていた)。双樹が幼い頃病弱だったこともあり、沙羅はずっと一緒に育ってきた双樹を守りたいと思っている。双樹のみ横髪をリボンで結んでいる。身長:151cm、8月8日生まれ(しし座)、主人公より年下の中学1年生。
- 雛菊るる(ひなぎく-)(声:長谷川静香)・らら(声:落合祐里香)
- 姉のららは少しマセており、妹のるるはどんな事があろうと物怖じしない性格。"双林寺"に住んでおり、母親であるみやびと3人で修行に行った父親の留守番をしている。主人公の従妹。ららの方が若干髪が長く、リボンの形も異なる。身長:142cm、12月3日生まれ(いて座)。6組の姉妹の中で最年少の小学4年生。
- 二人とも、母親であるみやびとそっくりだが、主人公のクラスメートでもある桜月姉妹にも似ている。
- 千草初(ちぐさ うい)(声:吉住梢)・恋(-こい)(声:桑谷夏子)
- 家が動物病院で二人とも動物が大好き。だがどちらも自分達から人に話し掛けるのが苦手。眼鏡が四角く髪をまっすぐなまま結んでいるのが初、丸い眼鏡で髪を三つ編みにしたのが恋。身長:161cm、9月19日生まれ(おとめ座)、主人公より年上の高校1年生。カトリック系の高校に通う。主人公よりも年上なのだが、主人公に対して敬語で話す。
- ちなみに、桜月・一条・白鐘の3組は主人公と同じ中学生であり(ただし同じ学校なのは桜月姉妹のみ)、雛菊姉妹は主人公と同居、桃衣姉妹は主人公の学校の先生である事から主人公と会う機会が多い一方、彼女達だけ主人公と会う機会が少なく、不遇な設定となっている。
- 桃衣愛(ももい あい)(声:たかはし智秋)・舞(-まい)(声:三五美奈子)
- ゲーム化発表の際に追加された双子の姉妹で、各姉妹の中で一番最年長。主人公が幼い頃に慕っていた双子の姉妹でもある(なお、原作の設定では主人公が一条姉妹の家の隣から引っ越した先の家の隣が桃衣姉妹の家であった)。現在愛は主人公が通う学校で主人公が所属するクラスの担任になっていて、舞は保健のカウンセラーをしている。基本的に舞は白衣を着て眼鏡をかけていることが多いが、イタズラ好きな舞は白衣と眼鏡を取って愛のふりをして現れることもある。女系家族の出身、父親はいない様子(双恋ノベルズ参照) 。身長:163cm、1月24日生まれ(みずがめ座)。大卒1年目。
- なお、当初の設定では一条姉妹同様どちらが姉かという設定はなかったが、アニメの設定で舞が姉とされて以降慣例的に舞が姉となっている。またゲーム開発初期は「花園ゆりの・ゆりな」という名前が仮に設定されていたらしく、ゲームのサントラCD『chunny chunny tunes』ではこの名前が使用されている。
- 誌上ゲームでは最終回(2004年10月号)のみ参加。この回も基本的な順位はそれまでと同じで、桃衣姉妹は一条姉妹と桜月姉妹の中間に入る形であった。
作品リスト
- ゲーム
- アニメ
- 2種類のアニメ化が発表され、前者は2004年10月~12月の間、後者は2005年4月~6月放送。
- 双恋
- フタコイ オルタナティブ
- 書籍
- 双恋ビジュアルズ
- 連載第1期~第2期のビジュアルノベルとイラストをまとめて収録。第2期読者参加ゲームの記録もある。 ISBN 4-8402-2856-6
- 双恋ノベルズ
- 連載第2期のノベルを収録したほか、書き下ろしの新作とコミックを収録している。 ISBN 4-8402-2855-8
- 双恋 ~双子たちといた季節~
- TVアニメ『双恋』のノベライズ。 ISBN 4-8402-3007-2
- 双恋メモリアルブック
- TVアニメ『双恋』の各話のプレイバック・イラスト集・設定資料集 ISBN 4-8402-2930-9
- 双恋ビジュアル&コミックス
- 連載第3期のイラストとコミック『双恋 ツインズ・ラブ・コメディ』を収録。 ISBN 4-8402-3201-6
- CD
- 双恋キャラクターソング
- 各双子のイメージソングを収録したマキシシングル。Vol.1~5がそれぞれ桜月・一条・白鐘・千草・雛菊姉妹、桃衣姉妹のEXTRAもある。
- 甘辛日夜 -Ama-Kara Night&Day-
- テレビアニメ『双恋』のイメージソングCD。
- はばたく未来
- テレビアニメ『双恋』のオープニング曲CD。カップリングでED曲も収録。
- FU・WA・RI 告白!
- ゲーム版『双恋 -フタコイ-』OP曲のCD。
- twinkle bright
- ラジオ『ムギュっと!双恋♥』のラジオドラマを収録。
- Sound of Twin Wish
- テレビアニメ『双恋』のサウンドトラックCD。
- chunny chunny tunes
- ゲーム版『双恋 -フタコイ-』のサウンドトラックCD。
- パカッ!と双恋島♪
- 『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』のドラマCD。
- 双恋ベストボーカルアルバム14×2
- キャラクターソング6枚と『FU・WA・RI 告白』の収録曲14曲を1つにまとめたアルバム。
- その他
- バレンタイン・パニック
- 2005年2月に行われたライブのDVD。
これらの他にも各種のキャラクターグッズが存在する。
歴史
日の表記がない物は、その月に発売された電撃G'sマガジン(G'sと略す)における出来事である。
- 2002年3月
- G's2002年5月号発売。『HAPPY★LESSON』のキャラクター紹介の後に、1ページで新企画の予告が掲載される。
- 2002年6月
- G's5月号の予告記事では連載はこの号からとなっていたが、2号延期の告知が掲載される。
- 2002年7月
- G's9月号で、企画の主軸が双子の姉妹であることが発表される。この際に、桜月・一条・白鐘姉妹のラフが掲載される。
- 2002年8月
- G's10月号発売、タイトルが正式に発表される。上記の3姉妹のプロフィールがメイン。
- 2002年10月
- G's12月号発売、残る二組である雛菊・千草姉妹のプロフィールが公開され、第1期誌上ゲーム開始(全5回)。この当時の誌上ゲームはあるシチュエーション(どの姉妹も共通)における5つの行動の中から1つを選び、それに対する自分が選んだ姉妹2人の反応を予想するという物であった。行動の選択肢は各姉妹に対応する5つがあり、反応は10種類であった。
- 2002年12月
- G's2003年2月号で第1回誌上ゲームの結果発表。人気の順位は白鐘・一条・桜月・千草・雛菊の順であった。同号で誌上ゲーム2回目。ちなみに、第1期誌上ゲームにおける人気は以後もこのまま推移するという結果であった。
- 2003年1月
- G's2002年10月号以降、隔月で誌上ゲームとイラストが交互に入る構成であったが、この号から誌上ゲームのない号でプロフィールに関するクイズ『双子白書』が開催されることになった(全4回)。
- 2003年6月
- 第1期誌上ゲーム最終回。
- 2003年7月
- G's9月号で5組の双子の夏服が発表、双子白書最終回。ちなみにこの号で『シスター・プリンセス』の連載が終了。
- 2003年8月
- 電撃G'sマガジンがリニューアル、この号(2003年10月号)以降双恋キャラが表紙を飾るようになる。
- 第2期誌上ゲーム開始(全6回)。第2期では一つのイベントにおいて姉妹ごとにシチュエーションが用意され、5つの行動の中から2人がそれぞれ喜ぶ物を選ぶ方式であった。
- プレイステーション2でのゲーム化の発表が掲載される。
- 2003年9月
- この号から読者参加ゲームの合間にフルカラーコミックとキャラクターノベルが掲載される。
- 2004年1月
- ゲーム化に関する続報が発表され、ここで新キャラである桃衣姉妹が公開される。
- 2004年4月
- ゲーム版のキャストという形で、各双子のキャスティングが発表される。
- 2004年5月
- 2種類のアニメ化が発表される。
- 2004年6月
- 第2期読者ゲーム最終回。この回に限り桃衣姉妹も対象に加わり、さらに反応の選択肢も3つ選べるというルールであった(正解はそれまでと変わらず2つ)。
- 2004年7月
- 4日 - ラジオ『ムギュッと!双恋♥』放送開始(~2005年3月27日)。
- 桃衣姉妹のキャラクターノベル掲載。
- 2004年8月
- 4日 - キャラクターソング#1(桜月姉妹)発売。
- 25日 - キャラクターソング#2(一条・白鐘姉妹)発売。
- 第2期誌上ゲーム最終回の結果発表&桃衣姉妹のフルカラーコミック掲載(桃衣姉妹に限りコミックとノベルが別の号で掲載された)。
- 2004年9月
- 23日 - キャラクターソング#4(千草・雛菊姉妹)、TVアニメ『双恋』イメージソング『甘辛日夜 ~Ama-Kara Night&Day~』発売。
- 25日 - 東京ゲームショウ2004のステージに桜月&一条両姉妹と白鐘双樹の担当声優が出演。
- 27日 - 第2期のフルカラーコミックを収録した『双恋ビジュアルズ』発売。
- G's11月号で連載が第3期に突入。第3期では読者参加ゲームはなくイラスト+コミックという形式。
- この号から4号連続でG'sの付録が双恋関係になる。1回目の本号では第2期のフルカラーコミックをボイスドラマ化したCDがついていた。なお、このドラマは『電撃G's radio』内で放送されたもの。
- 2004年10月
- 6日 - TVアニメ『双恋』放送開始(北海道地区は11日より)。
- 21日 - TVアニメ主題歌『はばたく未来』発売。
- 27日 - 第2期のキャラクターノベルと、新規書き下ろしを収録した『双恋ノベルズ』発売。
- 30日 - 電撃アニマガVol.14の付録は桜月姉妹フィギュア。
- G's12月号の付録として『双恋 -フタコイ-』の体験版が添付される。
- 2004年11月
- 3日 - キャラクターソングEXTRA(桃衣姉妹)発売。
- G's2005年1月号の付録は白鐘双樹フィギュア。
- 2004年12月
- 9日 - プレイステーション2版『双恋 -フタコイ-』発売。
- 22日 - プレイステーション2版『双恋 -フタコイ-』OP曲『FU・WA・RI 告白!』発売。
- 29日 - TVアニメ『双恋』最終回(北海道地区は2005年1月5日)。
- G's2005年2月号に白鐘沙羅フィギュアが付録としてつく。また、『フタコイ』の主人公の名前が"双葉恋太郎"であることが発表される。
- 2005年1月
- 26日 - TVアニメ『双恋』のDVD第1巻およびBOX上巻(単品は以降毎月(全6巻)、BOX下巻は3月24日)、ドラマアルバム『twinkle bright』発売。
- G's2005年3月号でアニメ『フタコイ』の主人公の職業と、『フタコイ』ゲーム化発表。
- 2005年2月
- 12日 - ライブイベント『バレンタイン・パニック』開催。ここで発表されたのは以下の通り。
- アニメ『フタコイ』のタイトルが『フタコイ オルタナティブ』と正式決定、2005年4月から放送。
- 新たなゲーム作品『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』が発表される。
- 23日 - TVアニメ『双恋』のサントラCD『Sound of Twin Wish』発売。
- 28日 - TVアニメ『双恋』のノベライズ『双恋 ~双子たちといた季節~』発売。
- G's2005年4月号でファンページ『ふたコミ』開始。同ページで新作『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』に登場する水着&アイテムの一般公募開催。
- 12日 - ライブイベント『バレンタイン・パニック』開催。ここで発表されたのは以下の通り。
- 2005年3月
- 27日 - ラジオ『ムギュッと!双恋♥』放送終了(文化放送・ラジオ大阪・東海ラジオ。BSQRでは翌日の28日)
- G's2005年5月号から、連載のイラストが『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』のものになる。また、表紙がそれまでの双子1組ではなく6組12人の中から2人という構成となった。
- 2005年4月
- 6日 - TVアニメ『フタコイ オルタナティブ』放送開始(テレビ大阪・テレビ愛知。テレビ埼玉・神奈川は7日、キッズステーション・青森放送は11日、ちばテレビは12日)
- 27日 - 『双恋 -フタコイ-』サントラCD『chunny chunny tunes』発売。
- 2005年6月
- 22日 - 2月に行われたライブ『バレンタイン・パニック』のDVD発売。
- 23日 - 『フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン』発売。
- 30日 - 『フタコイ オルタナティブ』最終回(テレビ大阪・テレビ愛知。テレビ埼玉・神奈川は7月1日、キッズステーション・青森放送は7月4日、ちばテレビは7月5日)
- 2005年7月
- 6日 - 『フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン』OP/ED曲『恋泥棒ごっこ』発売。
- 21日 - 『フタコイ オルタナティブ』サウンドトラックCD『HAPPY DETECTIVE LIVES』発売。
- 30日 - 『フタコイ オルタナティブ』ノベライズ『フタコイ オルタナティブ THE NOVELS』発売。
- 2005年8月
- 24日 - 『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』ドラマCD『パカッ!と双恋島♪』発売
- 25日 - 『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』発売
- G's2005年10月号で読者参加企画『双恋』は連載終了。
- 同号のG'sリニューアル予告では次号からノベル『フタコイ オルタナティブ2』が連載されると発表(発表当時は"2"であったが、実際は"G"に変更されている)。
- 2005年9月
- 22日 - 『フタコイ オルタナティブ』サウンドトラックCD『A STORY OF LOVE』と、『双恋ベストボーカルアルバム14×2』発売
- 30日 - 『双恋ビジュアル&コミックス』発売
- 『フタコイ オルタナティブG』連載開始。
- 2006年2月
- 28日 - 『ささきむつみ画集 ART WORKS 1998-2005』発売。
- G's2006年4月号で『フタコイ オルタナティブG』連載終了。
- 2006年3月
- 2日 - 電撃SP『双恋/双恋島 双恋COLLECTION 』(PS2『双恋』『双恋島~恋と水着のサバイバル~』を統合した廉価版)、『フタコイオルタナティブ 恋と少女とマシンガン Best Collection』(PS2『フタコイオルタナティブ 恋と少女とマシンガン』の廉価版)発売。
- 27日 - 『フタコイ オルタナティブ』電撃コミックス発売。
- G's2006年5月号でファンページ『ふたコミ』終了。G's誌面から『双恋』関連のコンテンツは全て終了。
- 2006年7月
- 29日 - 『フタコイ オルタナティブG』電撃文庫版発売。
雑誌上の連載
電撃G'sマガジン上の連載は2002年10月号~2005年10月号までの3年間であった。以下ではその連載に関して述べる。
第1期(2002年10月号~2003年9月号)
2002年10月号から2003年9月号までの連載では読者参加ゲーム(12月号~)とイラストが交互に掲載された。
この時期の読者参加ゲームでは、参加者は5組の双子から1組を選び、その双子とある状況になった時にどのような行動をし、それに対して2人がそれぞれどうするかを選ぶ方式であった。状況は各姉妹共通で、行動は各姉妹に対応する5つがあり、反応は10通りで5組10人にそれぞれ対応しており、参加者は自分で選んだ姉妹に対する行動とそれに対する反応(一方でよい)が選んだ姉妹のものと一致すれば賞品がもらえるという形式であった。
イラストの回では特定のテーマにあったイラストが掲載され(11月号~2003年7月号)、2003年3月号からはこの各双子のプロフィールを当てるクイズ「双子白書」も開催された。また、「双子白書」と平行する形でキャラクターファイルが掲載された。
ちなみに、正解発表の回ではその回における参加者数が姉妹毎に集計され順位も発表されたが、この順位は全て白鐘→一条→桜月→千草→雛菊であった。
総投票数は、第1回(2003年2月号)が5628票、第2回(4月号)が5290票、第3回(6月号)が3699票、第4回(8月号)が3026票となっている。
第2期(2003年10月号~2004年10月号)
2003年10月号では電撃G'sマガジンの書面自体もリニューアルされ、この号から本作のキャラクターが表紙に描かれることになった。
また、同号から読者参加ゲームもリニューアルされ、舞台となるイベントは同じだが状況が姉妹毎に異なる物となり、回答は5つの中から2つを選ぶという形式となった。ちなみに、この第2期のルールでは両方とも正解しないと賞品はもらえなかった。
- 豆知識:ちなみに、第1回の千草姉妹における正解は本作の読者参加ゲーム誌上唯一2人とも同じ行動であった。
また、読者参加ゲームの合間にはコミック『双恋 -twins Love Stories-』とノベル『双恋 -twins wonder life-』が掲載された。
なお、連載リニューアルの2003年10月号で最初のゲーム化『双恋 -フタコイ-』が発表され、後に2種類のアニメ化も発表された。
また、ゲーム化に関する情報の中で新キャラクター桃衣姉妹も発表され、第2期読者参加ゲームの最終回である2004年8月号では桃衣姉妹も登場した。また、同号の読者参加ゲームは回答を3つ選ぶことができた(3つの内2つが一致していれば正解となり賞品がもらえた)。ちなみにこの第2期でも人気順位は第1期と同様全ての回において白鐘→一条→桜月→千草→雛菊となり、最終回では桃衣姉妹が桜月姉妹の上という結果であった。
総投票数は、第1期最終回(2003年10月号)が4823票、第2期第1回(12月号)が4208票、第2回(2004年2月号)が3348票、第3回(4月号)が3729票、第4回(6月号)が3507票、第5回(8月号)が3437票、最終回(10月号)が3308票だった。開始時に5600票あった投票数はその後は3500票前後で推移しており、伸び悩みは明らかであったといえる。
なお、この第2期連載のコミックと読者参加ゲームは『双恋ビジュアルズ』に、ノベルは『双恋ノベルズ』に収録されている。
第3期(2004年11月号~2005年10月号)
2004年11月号からはそれまでの読者参加ゲームとイラストが交互という構成ではなく、イラストとコミック『双恋 ツインズ・ラブ・コメディ』の連載となった。
イラスト連載は前半の6回が各姉妹の日常を描いた物、後半6回は『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』のダイジェスト的な物となった。コミックは以前から読者参加ゲームのコミックを担当していた金閣寺ぷるるによる。
また、この第3期連載の最初4ヶ月間では第2期連載のコミックをボイスドラマ化したCDや『双恋 -フタコイ-』の体験版、白鐘姉妹のフィギュアがG'sの付録となった。また、同時期に発売された電撃アニマガ14号では桜月姉妹のフィギュアが付録となっていた。
なお、この第3期連載のイラストおよびコミックを収録した『双恋ビジュアル&コミックス』が2005年9月30日に発売されている。また『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』の発表と時期を同じくしてファンページ「ふたコミ」が開始され、2005年10月号で本編の連載が終了した後も「ふたコミ」は続いていたが、2006年5月号で終了となった。
ゲーム
電撃G'sマガジンがリニューアルし連載が第2期に入った2003年10月号で、1本目の『双恋 -フタコイ-』が発表され2004年12月に発売された。その後、2005年に新たに2つのゲーム作品が発表され同年に発売された。
2006年3月に、『双恋』『双恋島~恋と水着のサバイバル~』の2本を統合した廉価版『双恋/双恋島 双恋COLLECTION 』と、『フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン』の廉価版が発売された。
双恋 -フタコイ-
ジャンル | ラブコメ |
---|---|
対応機種 | プレイステーション2 |
発売元 | メディアワークス |
発売日 | 2004年12月9日 |
レイティング | CERO12 |
コンテンツアイコン | セクシャル |
キャラクター名設定 | 可 |
エンディング数 | 11*1 |
セーブファイル数 | 36 |
セーブファイル容量 | 128KB |
メディア | DVD-ROM1枚 |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | なし |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | 全文 |
オートモード | あり |
備考 |
|
2004年12月9日にメディアワークスよりプレイステーション2用ソフト『双恋 -フタコイ-』が発売された(CEROレーティング12才以上対象)。
後述するアニメ『双恋』と異なりほぼ原作のゲーム化に等しくアニメ版よりも評価が高い、舞台設定的には共通する部分がある。ゲーム中の期間は中学2年の4月~7月で、この間の数日を1つの話とした全11話構成(11話は各姉妹のエンディング)。
基本システムは一般の恋愛アドベンチャーゲームと同じだが、双子と会話をする際に画面が2分割される場合(ツインビュー)があり、この会話が終わったときに両者のバランスによって好感度が算出されていく。また会話によっては途中でタイマーが出現し、的確に素早く答えることで好感度を更に上げることもできる(バキューンシステム)場合がある。また、ストーリーの途中で"ジャンクション"と呼ばれる特殊な選択肢が出現することがあり、これにより次の話が誰の物になるかを変更することもできる(なお、話によっては次の話数が同じであったり2つ先へ飛んだりする場合があるが、これはジャンクションが発生した話とジャンクション先の姉妹における次の話の日付の関係による。この現象は雛菊姉妹が絡んだ時に発生する)。
登場キャラクター
双子キャラ12人のキャスティングは他作と同じ。
- 桜月キラ・ユラ
- 原作同様、主人公に一目惚れして、主人公が通う「双愛中学校」にやってきた転校生。なお、転校以前から高級住宅地「桜舞丘」に住んでおり、昔はここから別のお嬢様学校「月華学園」に通っていた。
- 一条薫子・菫子
- 隣町の女子中学「一心学院」に通う。幼なじみだが、最近は学校が違う関係でやや疎遠気味。なお、本作の主人公は他の作品とは違い遠く離れた街に引っ越したわけではなく、小学校時代はこの姉妹と同じ学校であった。そのため、桃井姉妹とも幼い頃からの知り合いである。
- 白鐘沙羅・双樹
- ゲームでは高級住宅街「鐘響坂」の一角に住んでおり、桜月姉妹と並ぶお嬢様姉妹となっている。
- 雛菊るる・らら
- 両親の海外転勤でひとりぼっちになった主人公の下宿先の娘。ゲームではネコ耳としっぽが生えるイベントがある。
- 千草初・恋
- 近くの高校「千星学院」(せんのほしがくいん)に通っている。
- 桃衣愛・舞
- クラス担任の愛と保健カウンセラーの舞という基本設定は原作及びアニメ『双恋』と同様。ただし、ゲームにおいては桃衣姉妹は独自のシナリオを持たず、一定条件下でこの2人のシナリオ(全6話、6話はそれ自体この2人のエンディングでもある)が挿入される。
- 雛菊みやび(声:雪野五月)
- 雛菊姉妹の母親。寺の跡取り娘にして、謎の美女。
- 剣持(声:佐藤正治)
- 桜月家の執事で、主人公に対する目は鋭い。日本刀を所持している。
- 護国寺(声:丸山詠二)
- 桜月家の執事で、桜月姉妹の運転手。
- 五頭(声:遠近孝一)
- 一条姉妹ファンクラブ「一条姉妹のさわやかさを永遠に守る会」(略称:ISEM)会長。
- 会員からは「団長」と呼ばれている。
- 大坂(声:菅沼久義)
- 主人公のクラスメート。ISEM会員だが、桜月姉妹の転入で浮気気味。ネコ耳少女が好きなオタクでもある。
- 天道(声:加瀬康之)
- 主人公のクラスメート。自意識過剰な性格(ナルティー)。
- 千草遥(声:大川透)
- 千草姉妹の父親で動物病院の院長。
スタッフ
関連アイテム
- FU・WA・RI 告白! - OP曲のCD
- chunny chunny tunes - サウンドトラックCD
- twinkle bright - ドラマCD
- ハッピー2倍!ラブ2倍!! 双子と遊ぶ 双恋パーフェクトプレイガイド ISBN 4-8402-2900-7
フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン
フタコイ オルタナティブ#ゲーム「フタコイ オルタナティブ 恋と少女とマシンガン」を参照のこと。
双恋島 ~恋と水着のサバイバル~
ジャンル | ラブコメ+サバイバルアドベンチャー |
---|---|
対応機種 | プレイステーション2 |
発売元 | メディアワークス |
発売日 | 2005年8月25日 |
レイティング | CERO15 |
コンテンツアイコン | セクシャル |
キャラクター名設定 | 可 |
エンディング数 | 20 |
セーブファイル数 | 15 |
セーブファイル容量 | 128KB |
メディア | DVD-ROM1枚 |
キャラクターボイス | 主人公以外 |
CGモード | あり |
音楽モード | なし |
回想モード | なし |
メッセージスキップ | 全文 |
オートモード | あり |
備考 | 一条姉妹フィギュア同梱 |
2005年8月25日に『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』がメディアワークスより発売された(CEROレーティング15才以上対象)。時期設定としては『双恋 -フタコイ-』の直後(同じ年の夏休み)となっており、その意味では続編とも言える作品であるが、本作は無人島を舞台としたサバイバル的要素を含む内容である。
本作に登場する水着や服、小物といったアイテム類のコンテストが、発表と時期を同じくして開始されたファンページ『ふたコミ』の企画として開催された。
本作では理由不明のまま無人島に流れ着いた主人公+6組の姉妹が、以下にあげる一日の進行を繰り返しつつ10日間島を探検していく(11日目がエンディングとなる)。
- 朝6組の中から1組を選び、18時まで島を散策する。なお、どの姉妹も連れず一人で散策することも可能で、イベントの中には一人でいる場合に発生する物もある。
- 移動は隣接するポイントの中から移動先を選ぶことで行う。移動した後はそこで主人公もしくは同行している姉妹の内一方にその場所を調べさせたり、姉妹の一方にアイテムをあげることができる。
- 朝選んだ姉妹以外もそれぞれ別に行動しており、遭遇する場合がある。遭遇した場合、その場で会った姉妹にアイテムをあげることができる。
- 各ポイントを調べることで各種のアイテムが発見できる。また、場合によっては『双恋 -フタコイ-』の様にツインビューやバキューンシステムのある会話イベントが発生することもある。
- 夜は12人それぞれにアイテムをあげることができる。なお、12人それぞれに各アイテムの好みが設定されており、それにより姉妹の他個人の好感度も変動する。また、水着や衣装の場合は翌朝あげた相手が起こしに来ることがある。
エンディングを迎えた後の状態を記録することで、次のプレイで残っていたアイテムを引き継ぐという特徴がある。また、内容としては『双恋 -フタコイ-』とは独立しているが、繰り返しプレイの際に同作のセーブデータがあれば同作のイベントの内1つ(姉妹により異なる)を見ることができる。
以前電撃アニマガの付録として桜月姉妹、電撃G'sマガジンの付録に白鐘姉妹のフィギュアがついていたことがあるが、本作には一条姉妹のフィギュアが同梱されている。
キャラクターおよびスタッフについては基本的に『双恋 -フタコイ-』と同様。ただし、サブキャラは回想で出る者もいるが基本的に登場しない。
関連アイテム
- パカッ!と双恋島♪ - ドラマCD
- 双恋島 ~恋と水着のサバイバル~ パーフェクトプレイガイド ISBN 4-8402-3168-0
アニメ
先述したとおり、2種類のアニメ化が発表され、『双恋』は2004年10月~12月の間、『フタコイ オルタナティブ』は2005年4月~6月の間放送された。
双恋
アニメでは1作目となる『双恋』は2004年10月~同年12月(北海道のみ最終回は2005年1月5日)の間、テレビ東京系列4局(テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビ北海道)にて放送された。全13話。なお、先述のゲーム『双恋 -フタコイ-』とは年代設定・舞台設定(主人公は中学3年)などに違いがあるが、主人公の下宿先が「双林寺」であるとこは共通している。ラブコメである原作と違い本作は、中学生の青春物語となっている。
主人公が幼少時代に住んでいた街に戻ってきてからの1年間を描いた作品。1クールの中でのストーリーのまとまりを保つために、6組の双子のうち桜月姉妹と一条姉妹との関係をメインに描いている。白鐘姉妹は、最終話を除けば中盤の8~9話にしか登場しない。 制作に、美少女アニメとは縁遠い古参スタジオのテレコム・アニメーションフィルムとベテラン女性脚本家金春智子を配した。 しかしながら、原作とあまりにも絵柄が違う事と古臭い演出等が目立つ為、原作ファンからの不満の声もある。 放送終了後の2005年1月26日から6ヶ月間に2種類のDVDが発売された。BOXでは上巻が1~6話、下巻が7~13話、DVD単品は1巻が1~3話、それ以降は2話ずつの収録である。また2月28日には本アニメのノベライズ版『双恋 ~双子たちといた季節~』が発売されている(全10章、各話の順番はアニメと同じであるが、2~4話は一部ずつまとめた形で、8~9話はつなぎ合わせた形で1つの章となっている)。
あらすじ
主人公の二見 望は、幼い時に母を亡くしそれ以来父親と二人暮し、その父親が仕事でハワイに転勤することになり、それを機に昔住んでいた街に帰ってきた。街を歩いていたら桜月姉妹と偶然出会い、更に幼馴染みの一条姉妹や、下宿先の雛菊姉妹など会う女の子はみんな双子ばかり。どうもそれには、下宿先である『双林寺』にある『双子塚(アニメオリジナルの設定)』が関係しているらしい……。
主な登場人物
双子キャラ12人のキャスティングは他作と同じ。
- 桜月キラ・ユラ
- 原作やゲームのように主人公に一目惚れして転校してきたのではなく、15歳の誕生日を迎えたのを機に、父の言いつけで普通の人と同じ生活を体験するために望と同じ学校に転校してくる。なお、転校にあたって父親から多数の試練を与えられている。(最終的に100番まで登場したが、99番と100番は実際に父親から受けた物とは異なっている[1])
- 一条薫子・菫子
- 望の幼馴染。アニメでは一条姉妹は主人公と同じ中学校に通うが、クラスが異なる。
- 原作やゲームよりも前髪が、かなり短い。
- 白鐘沙羅・双樹
- アニメでは中盤の8~9話と最終話のみ登場。望と同じ街に住んでおり白氷学院に通っていたが、後に引っ越すことに。
- 雛菊るる・らら
- 望が下宿することになる家、双林寺の娘。
- 原作やゲームでは、お色気行動を取り主人公を誘惑するがアニメでは幼い子供そのものの性格をしている為そういった描写は一切ない。
- 千草初・恋
- 同じ街にある動物病院の娘。原作やゲームと同じで内気な性格。
- 桃衣愛・舞
- 愛は望が通う学校のクラスの担任、舞は同じく保健のカウンセラー。原作やゲームと違い主人公とは初対面。
- 雛菊みやび(声:折笠愛)
- 雛菊姉妹の母親。しっかり者。
- 二見望(声:高城元気)
- 主人公。天文学者の父親と2人暮らしであったが、父の転勤を機に昔住んでいた町に帰ってきた。トラブルに巻き込まれることもしばしば。天体観測が趣味。
- 小坂敬介(声:木内レイコ)
- 望の同級生。実家は寿司屋。
- 桧山優也(声:石井真)
- 宇宙に憧れる、望の幼なじみ。一条姉妹とは小学校時代の同級生という間柄。薫子に好意を抱いてる。また、合気道の心得もある。
- 剣持 (声:佐藤正治)
- 桜月家の執事。キラとユラを溺愛している。
- ビリー(声:たかはし智秋)
- 雛菊姉妹が飼っている山羊。望の邪魔をすることしばしば。一度だけ、次回予告で人間の言葉を喋った(本編では一度も人間の言葉は喋っていない)。
- 千草宣之(声:相沢正輝)
- 千草姉妹の父親。 動物病院の院長。クレジットで姓を「千種」と誤記されていた。
- 権田純太郎(声:小野大輔)
- アニメ版の一条姉妹ファンクラブ会長。外見・性格共にドラえもんのジャイアンのようなガキ大将的存在。東尾(声:小林由美子)、西本(声:萩道彦)、南浦(声:松林大樹)、北川(声:小尾元政)という4人の子分がいる。
各話タイトル
タイトルの後ろの数字は『双恋 ~双子たちといた季節~』における章割りにおいて対応する章の番号。
- 双子塚のある街で (1)
- 思い出のアイスクリーム (2)
- アップルパイは恋の味 (2)
- イチゴタルトで待ち合わせ (2)
- 動き出した時間 (3)
- 夏のロケット (4)
- 真夏の宝石箱 (5)
- 白いスケッチブック (6)
- 夕焼けのパステル (6)
- トライアングル・クリスマス (7)
- 迷い心で初詣 (8)
- バレンタイン・パニック (9)
- 春遠からじ… (10)
スタッフ
- 監督:富沢信雄
- キャラクターデザイン:上田峰子
- シリーズ構成:金春智子
- 脚本:丸尾みほ・横谷昌宏
- アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
- オープニングテーマ:はばたく未来(1話-13話)
- 作詞:riya
- 作曲:菊地創
- 歌:eufonius(ユーフォニアス)
- エンディングテーマ:やわらかい風の中で(1話-13話)
- 作詞:riya
- 作曲:菊地創
- 歌:eufonius(ユーフォニアス)
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ東京(制作局) | 2004年10月6日 - 12月29日 | 水曜 25時00分 - 25時30分 |
愛知県 | テレビ愛知 | 2004年10月 - | 水曜 25時28分 - 25時58分 |
大阪府 | テレビ大阪 | 水曜 25時30分 - 26時00分 | |
北海道 | テレビ北海道 | 2004年10月 - 2005年1月5日 | 月曜 25時30分 - 26時00分 |
豆知識
- オープニングからエンディング、サブタイトルからプレゼントのお知らせまで、テロップはすべて「FGタカマル」という丸ゴシックに統一されていた。
- スタッフが『無人惑星サヴァイヴ』の制作にも一部関与していたためか、群衆の中に同作のキャラがいるシーンがある。また、第1話で望と敬介が「昔よくガンバマンごっこで遊んだ」という話をしているシーンがあるが、これの元ネタは同作の祖先に当たる『飛べ!イサミ』の劇中劇「バーチャル戦隊ガンバマン」である。
- 第1話と第9話で登場した電車は国鉄80系電車。塗装は実在しなかった修学旅行用車両に使われた色に酷似していた。
関連アイテム
- 甘辛日夜 -Ama-Kara Night&Day- - イメージソングCD
- はばたく未来 - OP/ED曲CD
- Sound of Twin Wish - サウンドトラックCD
- 双恋 ~双子たちといた季節~ - ノベライズ版 ISBN 4-8402-3007-2
- 双恋メモリアルブック - プレイバック・イラスト・設定資料集 ISBN 4-8402-2930-9
フタコイ オルタナティブ
フタコイ オルタナティブを参照のこと。
その他
ラジオ
2004年7月4日より2005年3月27日まで、文化放送をキー局としてアニラジ『ムギュッと!双恋♥』が放送された。パーソナリティは伊月ゆい・小清水亜美・門脇舞の3人。(同枠の後番組は文化放送が「いちご100%sweetCafe」、東海ラジオが「祥太郎・麻衣CUREHOUSE(FM-FUJIとの共同制作)、ラジオ大阪が「アニプレックスアワーハガレン放送局」となり、「シスタープリンセスお兄ちゃんと一緒」以来続いた東名阪とBSQRの同時放送はこの番組を持って解消された。)
アニメ『双恋』やゲーム『双恋 -フタコイ-』に先立ち、2004年9月にはドラマが放送され、これに未放送分も含めたドラマアルバム『twinkle bright』が2005年1月26日に発売されている。
ちなみに、『フタコイ オルタナティブ』の公式サイトで放送されていたラジオ『フタコイ メルっと★コレクティブ』や、『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』と同時期に発売された同作のドラマCD『パカッ!と双恋島♪』もこの3人の出演である。
イベント
東京ゲームショウ2004
2004年9月25日に東京ゲームショウ2004のステージに桜月&一条両姉妹と白鐘双樹の担当声優が出演し、アニメ『双恋』やゲーム『双恋 -フタコイ-』のプレビュー公開やミニライブなどが行われた。このときに一条薫子役の堀江由衣に対してファンが上げた奇声が話題になり[2]、このことが紹介されると瞬く間にこの奇声がネット上で流行した。その反響は、2005年9月にこの奇声が現代用語の基礎知識に収録されることが発表された[3]ほどである。
バレンタイン・パニック
2005年2月12日にライブイベント『バレンタイン・パニック』が開催され、メインとなる6組の双子の担当声優が各姉妹のイメージソングなどを歌ったほか、eufoniusもアニメ『双恋』のOP・ED曲を歌った。このライブの場でアニメ『フタコイ オルタナティブ』の正式名称や『双恋 -フタコイ-』の流れをくむゲーム作品『双恋島 ~恋と水着のサバイバル~』も発表された。なお、このライブの模様を収録したDVDが2005年6月22日に発売されている。
注釈
- ^ その99は2人の冗談、その100は剣持のでっち上げである。参照:「双恋メモリアルブック」 p23
- ^ 歓声と奇声が飛び交った! メインステージで『双恋』イベント開催
- ^ 『現代用語の基礎知識2006』掲載キーワード発表
関連項目
- みなみけ(放送構成の経緯が似ている)
外部リンク
テレビ東京 水曜25:00枠 テレビ大阪 水曜25:30枠 |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
双恋
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AT-X すたチャンX前半枠 日曜13:00/23:00、金曜3:00、土曜17:00枠(30分1話) | ||
双恋
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