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'''陸羽'''(りく・う) |
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*陸羽 |
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**[[1868年]]([[明治元年]])の[[陸奥国]]・[[出羽国]]の分割により生まれた[[陸前国]]・[[陸中国]]・陸奥国・[[羽前国]]・[[羽後国]]の5国の総称。「[[三陸]][[両羽]]」とも言う。 |
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**上記の「陸羽5国」から、陸前国の[[仙台]]以南を除いた地域を指す言葉。[[大正デモクラシー]]期以前はよく用いられた。 |
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**分割前の陸奥国と出羽国の2国の総称。現在、この2国の総称を言う場合は[[奥羽]]を用いており、陸羽を用いる例は少ない。 |
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'''陸 羽'''(りく う、[[733年]] - [[804年]])は、[[唐]]の復州竟陵郡(現在の[[湖北省]][[天門市]])出身の文筆家。[[茶]]の知識をまとめた『[[茶経]]』3巻などを著述した。またの名を疾、[[字]]は鴻漸、季疵、号は桑苧翁と称した。他の著作に『毀茶論』、『君臣契』、『源解』、『陸文学自伝』(『茶経』以外は散逸)がある。 |
'''陸 羽'''(りく う、[[733年]] - [[804年]])は、[[唐]]の復州竟陵郡(現在の[[湖北省]][[天門市]])出身の文筆家。[[茶]]の知識をまとめた『[[茶経]]』3巻などを著述した。またの名を疾、[[字]]は鴻漸、季疵、号は桑苧翁と称した。他の著作に『毀茶論』、『君臣契』、『源解』、『陸文学自伝』(『茶経』以外は散逸)がある。 |
2008年2月3日 (日) 07:02時点における版
陸 羽(りく う、733年 - 804年)は、唐の復州竟陵郡(現在の湖北省天門市)出身の文筆家。茶の知識をまとめた『茶経』3巻などを著述した。またの名を疾、字は鴻漸、季疵、号は桑苧翁と称した。他の著作に『毀茶論』、『君臣契』、『源解』、『陸文学自伝』(『茶経』以外は散逸)がある。
捨て子として3歳くらいのときに浜で競陵龍盖寺の智積禅師に拾われ陸羽と名づけられた(他からは竟陵子と呼ばれた)。至徳元年(756年)、安史の乱を避け、江南に行き、上元元年(760年)頃、現在の浙江省に住んだという。14年の茶の研究を『茶経』にまとめ10年後に建中元年(780年)に補足をつけた『茶経』3巻を著す。