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2007年10月29日 (月) 18:35時点における版
サンアントニオ・スパーズ No.44 (永久欠番) | |
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ポジション | フォワード |
基本情報 | |
愛称 | アイスマン |
英語 | George Gervin |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1952年4月27日 |
出身地 | アメリカ・ミシガン州・デトロイト |
身長 | 201cm (6 ft 7 in) |
体重 | 82kg (181 lb) |
Stats Basketball-Reference.com | |
ジョージ・ガービン(George Gervin, 1952年4月27日 - ) はアメリカ合衆国の元バスケットボール選手である。プロバスケットリーグNBAで活躍した往年の名選手である。80年代後半から90年代前半のサンアントニオ・スパーズの黄金期を支え、スパーズの5回のディヴィジョン優勝の原動力となった。1996年にバスケットボール殿堂入りした。
経歴
カレッジ時代
ガービンは地元のマーティン・ルーサー・キング高校を1969年に卒業すると、ロングビーチ州大学に2年、イースタンミシガン大学に2年在籍した。高校時代はアメリカ高校代表メンバーにも選ばれた彼は、大学でも1972年にアメリカ学生代表に選ばれる。イースタンミシガン大学在籍の2年間で12,044ポイント、ゲーム平均26.8ポイント、14.4リバウンドをマークし、彼の背番号24番は1986年1月22日に永久欠番になる。
ABA時代
大学卒業後の1972年にABAのバージニア・スクワイアーズに入団する。スクワイアーズではあまり出場時間はなかったが、ABAルーキーオールチームに選出される。その後、1974年に当時ABAに所属していたサンアントニオ・スパーズに移籍した。
スパーズ移籍後はチームの中心選手となり、ゲーム平均20ポイント以上を獲得し2年連続でオールスター出場、オールセカンドチーム選出された。ABAは1976年に解体されるが、スパーズはそのままNBAに編入され、以後ガービンはNBA所属の選手となる。
NBA時代
ABA解散時に解体することなくそのままNBAへ編入したスパーズであったが、ガービンを中心に最初の黄金期を築きつつあった。スパーズは5回に渡って地区優勝しプレーオフの常連となり、強豪と呼ばれるチームになった。ガービン自身も4回得点王に輝き、1980年にNBAオールスターゲームのMVPを獲得するなどチームの「顔」となっていった。NBA史上で4回以上得点王を受賞したのはウィルト・チェンバレン、マイケル・ジョーダン、ガービンの3人だけである。
ガービンは引退前の1年をシカゴ・ブルズで過ごしたが、10年以上にわたってスパーズを牽引した。
キャリア平均26.2ポイントというNBA歴代8位の記録を残して1986年にガービンは引退したが、その後はヨーロッパに渡りイタリアやスペインでプレーをした。
1996年にNBA史上最も偉大な50選手に選出され、同年に殿堂入りした。
特長
ガービンはコート上では動揺を顔に出さず、表情を変えない選手だった。闘志を内面に秘めて黙々とプレーをするため、「アイスマン」のあだ名で呼ばれ、相手チームに恐れられた。逆にチームからは頼りにされチームの精神的支柱ともなり、また、スパーズを代表する選手として多くのスパーズファンに愛された。強いスパーズを象徴する選手として"提督"デビッド・ロビンソンとともに今でもファンに愛されている。ガービンもサンアントニオを愛し、引退後はサンアントニオに居を構え、「ジョージ・ガービン・ユースセンター (George Gervin Youth Center) 」を設立して若者を数多の危険や誘惑から救おうという活動を続けるなど、コミュニティに貢献している。
成績および受賞歴
通算成績
得点、リバウンド、アシストの成績は下記の通りである。[1]
レギュラーシーズン (14シーズン) | プレーオフ (13シーズン) | ||||
---|---|---|---|---|---|
1,060試合総計 | ゲーム平均 | 40分平均 | 84試合総計 | ゲーム平均 | |
ポイント数 | 26,595 | 25.1 | 29.9 | 2,218 | 26.4 |
リバウンド数 | 5,602 | 5.3 | 6.3 | 579 | 6.9 |
アシスト数 | 2,798 | 2.6 | 3.1 | 240 | 2.9 |
ブロック数 | 1,047 | 1.0 | 1.2 | - | - |
スティール数 | 1,283 | 1.2 | 1.5 | - | - |
主な受賞トピックス
- オールスターゲーム出場:12回 (1974 - 1985)
- NBAオールスターMVP:1回 (1980)
- ABAオールルーキー1stチーム:1973
- ABAオール2ndチーム:2回 (1975, 1976)
- NBAオール1stチーム:5回 (1978 - 1982)
- NBAオール2ndチーム:2回 (1977, 1983))
- NBA得点王:4回 (1978, 1979, 1980, 1982)
- NBAベスト50選手:1996
関連項目
脚注
- ^ Basketball-reference.com George Gervin Statisticsより引用。March 2, 2007