「ウルトラC(チャーミング)!」の版間の差分

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*コミック掲載。誌上ゲームの無い月はコミックが掲載される。
*コミック掲載。誌上ゲームの無い月はコミックが掲載される。
;2004年3月号
;2004年3月号
*第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は1,000票にすら達しなかった(946票)。しかも、フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。誌上ゲームのルールが変更される。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、0%。つまり、最短で後2回で誌上ゲームは終了となる。ひじりが最下位というのはほぼ確定してしまっているため、事実上の打ち切り決定。ちなみに第2回目のテーマは「裸Yシャツを着せて誰が男かを当てる」というものだった。
*第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は1,000票にすら達しなかった(946票)。しかも、フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。誌上ゲームのルールが変更される。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、0%。つまり、最短で後2回で誌上ゲームは終了となる。ひじりが最下位というのはほぼ確定してしまっているため、事実上の打ち切り決定。ちなみに第2回目のテーマは「裸ワイシャツを着せて誰が男かを当てる」というものだった。


編集部のコメント;「いまいちハガキが少ないような……?早くも企画存続の危機か!?」
編集部のコメント;「いまいちハガキが少ないような……?早くも企画存続の危機か!?」

2007年9月15日 (土) 12:36時点における版

ウルトラC(チャーミング)!は、電撃G's magazineメディアワークス)で2003年12月号から連載された読者参加企画である。

作品概要

本作は、シスター・プリンセス終了後の穴埋め企画として、Strawberry Panic!に続いてスタートされた。内容は、読者=主人公の前にヒロインの4姉妹が現れ、そのうちの一人を婚約者として選ぶという、これだけ見れば一般的な美少女企画である。

しかし、実は4姉妹のうち1人だけ男が混じっていて、誰が男なのかを読者の投稿で決めるという趣旨であった。電撃G's magazine自らが「おバカでアブノーマルな企画」と認めていたくらい、ぶっ飛んだ内容であった。恐らく編集部の目論見としては、誰かの男疑惑が高まると、そのファンが「俺のフィアンセを男にしてたまるか!」とハガキを送りまくり、物凄く盛り上がるという構図だったのだろう。

この目論見は完全に外れ、本作は僅か半年という短命に終わった。「聖女神天国」「Merry Little Park!」に続いて、打ち切りという悲惨な末路を辿った企画であったが、大崎はるいのイラストはG's誌面の中ではあまりに魅力に乏しかったことや、文芸もだんだん投げやりになってきたことから、配置されたスタッフからして編集部が本作に対して何処までやる気があったのか疑問が残る。

イラスト担当の大崎はるいについてだが、本作連載開始直後にG's本誌で「電撃G's Radio」のコーナーの挿絵を描き、本作終了後もG's本誌のいたる所や「双恋」のファンコーナーの挿絵を描いている「崎山すずの(当初は崎山ミナ)」と絵柄の特徴がほぼ一致している。それに「大崎はるい」というネーミング自体も「崎山すずの」と関連性が見受けられるとも考えられるが、同一人物であるかどうかは明確な証拠が無いため不明。

  • イラスト:大崎はるい
  • 企画・文:かのまるひ

歴史

※年号は、「電撃G'sマガジン」の発売号に合わせている。

2003年10月号
2003年12月号
  • 「みこと」のイラストとラフイメージ、「すばる」のラフイメージ紹介。ここで「男が混じっている」という設定が公表される。
2004年1月号
  • 長女「あかね」次女「みこと」三女「すばる」四女「ひじり」イラスト公開。誌上ゲーム開始。第1回目のテーマは「ブルマを着せて誰が男かを当てる」というものだった。ゲームのルールは、まず「フィアンセにしたいヒロイン」を決め、次に「男だと思う順番」に4人を並べていくというもの。一番男疑惑が高いヒロインは、男危険度が10%上昇。その次が5%、0%、-5%となる。
2004年2月号
  • コミック掲載。誌上ゲームの無い月はコミックが掲載される。
2004年3月号
  • 第1回誌上ゲーム結果発表。総投票数は1,000票にすら達しなかった(946票)。しかも、フィアンセにしたい票ではひじりがダントツの最下位で、男疑惑もトップだった。誌上ゲームのルールが変更される。「男だと思うヒロイン」「女の子だったらいいなと思うヒロイン」を二人ずつ選ぶ(重複は不可)。男疑惑が高いヒロインは、上から順に男危険度が50%、40%、30%、20%上昇。逆に女の子だったらいいなと思うヒロインは、上から順に男危険度が-30%、-20%、-10%、0%。つまり、最短で後2回で誌上ゲームは終了となる。ひじりが最下位というのはほぼ確定してしまっているため、事実上の打ち切り決定。ちなみに第2回目のテーマは「裸ワイシャツを着せて誰が男かを当てる」というものだった。

編集部のコメント;「いまいちハガキが少ないような……?早くも企画存続の危機か!?」

2004年4月号
  • コミック掲載。
2004年5月号
  • 第2回誌上ゲーム結果発表。総投票数はかろうじて1,000票を超えるも(1,189票)、ひじりが男疑惑トップだったため打ち切りにリーチがかかる。編集部のコメントも投げやりになってきた。第3回目のテーマは「スクール水着を着せて誰が男かを当てる」であった。

編集部のコメント;「次号の結果次第では男の子に確定確実なのです!そうなったら、この企画は即座に終了!だって男の子が決まったら、もう企画の意味ナイし。てなわけで、最終回を賭けた第3回誌上ゲーム、スタート!」

2004年6月号
  • コミック掲載。
2004年7月号
  • 第3回誌上ゲーム結果発表。ひじりがまたもや男疑惑トップで、男であることが確定。つまり、誌上ゲームは終了。僅か3回という短命に終わった。しかもページ数は僅か2ページで、投票数すら掲載されていないという体たらくだった。

編集部のコメント;「というわけで、G's始まって以来のおバカでアブノーマルな企画は、いかがでした?編集部的にはちょっとやり過ぎた?と反省しつつも、やっぱかわいければちょっとぐらい男の子でもいいじゃん!てわけで(笑)。」

2004年8月号
  • コミック編も最終回。「ウルトラC!」はこの号を持って完全に終了。

主な登場人物

  • 真乙女 あかね(まおとめ あかね)・長女
  • 真乙女 みこと(まおとめ みこと)・次女
  • 真乙女 すばる(まおとめ すばる)・三女
  • 真乙女 ひじり(まおとめ ひじり)・四女?