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[[音声学]]での'''音価'''は、書き表される[[文字]]がどのような[[音声]]を表しているかを示す語である。たとえば「か」の音価は/ka/である。 |
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[[Category:音楽理論|おんか]] |
2004年11月3日 (水) 16:53時点における版
音価(おんか)とは、音楽において、ある音(または休止)に与えられた楽譜上の時間の長さをいう。例えば、楽譜に二分音符が示されているならば、その二分音符の音の長さ(当然二分音符分)が、その二分音符の音価である。
音価は、その音符または休符が支配する時間を示すものであるから、その符の開始点から次の符の開始点までがその符の音価である。人間の耳は音の開始には敏感であるが、音の終了にはあまり注意を払わない傾向がある。特にものを叩く時のような音がだんだん弱くなっていくような音においてその傾向は顕著である。よって、音を音価の途中で始めることはなくても音価の途中でやめることはよくあることである。スタッカートは、音を音価の途中でやめることを明示する記号のひとつであるし、音が持続しない打楽器や撥弦楽器では実際の音がどこで終わったのか明確でないこともある。
また、楽譜上における符が、拍に対する相対的な長さを示す以上、音価もそうであって、拍の長さが(すなわち、テンポが)変われば、それに伴って同じ音価も長くなったり短くなったりする。