「メイリン・ホーク」の版間の差分

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最終決戦では[[エターナル級|エターナル]]の管制官となる。姉のルナマリアが[[インパルスガンダム]]でエターナルに攻撃を仕掛けてきたときには、通信でルナマリアに止めるように叫んでいる。だがこの通信に気をとられたルナマリアは[[ドムトルーパー]]隊の攻撃を受け、危うく命を落とすところでもあった(ちなみに、小説版ではラクスがドム隊を制止し、[[アンドリュー・バルトフェルド]]がインパルスを追い払うにとどめるよう命令している)。
最終決戦では[[エターナル級|エターナル]]の管制官となる。姉のルナマリアが[[インパルスガンダム]]でエターナルに攻撃を仕掛けてきたときには、通信でルナマリアに止めるように叫んでいる。だがこの通信に気をとられたルナマリアは[[ドムトルーパー]]隊の攻撃を受け、危うく命を落とすところでもあった(ちなみに、小説版ではラクスがドム隊を制止し、[[アンドリュー・バルトフェルド]]がインパルスを追い払うにとどめるよう命令している)。


OPでは途中(第3クールから)アスラン女難の女性陣の中の一人とされていた。(それまでは登場ていなかった)
OPでは途中(第3クールから)アスラン女難の女性陣の中の一人とされていた。(それまでは登場ていなかった)
今のところ、アスランのメイリンへの感情は明確になっていない。
今のところ、アスランのメイリンへの感情は明確になっていない。



2007年6月13日 (水) 04:05時点における版

メイリン・ホークアニメ機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する、架空の人物。担当声優折笠富美子


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


個人データ

劇中での活躍

ザフトの戦艦ミネルバのクルー。赤服を着用するエリートパイロットであるルナマリア・ホークの実妹。有能なミネルバの管制官として働く縁の下の力持ち的存在で、歳は若いが高度なハッキング能力を有する。アスラン・ザラに対しては当初より強い興味を持っており、ミネルバ艦橋内の端末で彼について調べていた時もあった。

第3クールまではミネルバと行動を共にし、管制官として活躍。ジブラルタル基地にて、フリーダムガンダム撃墜事件によってギルバート・デュランダルに疑念を抱いていたアスランが彼から排除対象とされてしまい、その逮捕命令を受けた追跡部隊から基地内を逃亡中にアスランは偶然にも彼女の部屋に侵入してしまう。メイリンは彼に迫った身の危険を察知し、脱走を手助けする。その際はメイリンの部屋に捜索に訪れた兵士を「シャワーを浴びていた」と騙し、その後基地のメインコンピューターをハッキングして港から脱出するように見せかける警報を鳴らし、その隙に車を走らせ逃走する等の機転を利かせた。しかしレイ・ザ・バレルに目撃されたため脱走者と見なされてしまう。そして決断する余裕も与えられないままアスランの操縦するグフイグナイテッドに乗って脱走した。議長の命令を受けて追撃してきたシン・アスカデスティニーガンダムによりグフを撃墜されたが、その現場を追跡していたレドニル・キサカに助けられて一命は取り止めた(なおグフ撃墜の際アスランに庇われたため、彼女は軽傷で済んだ)。

その後、アークエンジェルに搬送され療養する。ザフト軍のオーブ侵攻が始まると、アスランからアークエンジェルを降りるよう勧められたが、アスランの傍にいることを望みアークエンジェルに残る。キラ・ヤマトやアスラン達が再び宇宙に上ることとなったとき、カガリ・ユラ・アスハからアスランを見守ってくれと頼まれている。やがてラクス・クラインとも友人となることができ、コペルニクスではショッピングを共にしている。また、ラクスの偽者として立てられていたミーア・キャンベルの最期も見届けた。

最終決戦ではエターナルの管制官となる。姉のルナマリアがインパルスガンダムでエターナルに攻撃を仕掛けてきたときには、通信でルナマリアに止めるように叫んでいる。だがこの通信に気をとられたルナマリアはドムトルーパー隊の攻撃を受け、危うく命を落とすところでもあった(ちなみに、小説版ではラクスがドム隊を制止し、アンドリュー・バルトフェルドがインパルスを追い払うにとどめるよう命令している)。

OPでは途中(第3クールから)アスラン女難の女性陣の中の一人とされていた。(それまでは登場していなかった) 今のところ、アスランのメイリンへの感情は明確になっていない。

その後のFINAL PLUS「選ばれた未来」ではメイリンとアスラン、キラとラクス、シンとルナマリアがそれぞれ自分達の道を歩いていくという描写がある。さらに追加された「自由の代償」ではザフトの制服を新たに着ているキラの側にザフト時の制服でいる為、ザフトに復帰したのかと思われる。ちなみにアスランはオーブ服のままである。

その他

ルナマリアを姉として、女性として尊敬している。

太りやすい体質なのか、あるいは仕事上あまり動かないのか劇中で体型を気にしている描写があり、姉のスカートをこっそりはいてウエストが閉まらなく、それを脱衣籠に投げつけるシーンも描写されている。 (ラジオDestinyにて裏話ではあるが、アテレコ中にタリア役の小山さんが「入るわけないでしょ」と言ったらしい) 外出許可が出た際は、街で美用品を大量に購入するなどで、ファッションに強い関心を有する一面も見せている。

アスランがザフトに復隊した際にはミネルバの通信士の席で彼の個人情報を閲覧し「トップエリート」と呟いていた。他者の長所や優秀さに、強い憧れを抱きやすいタイプである。

(あくまで劇中では)アスランとの接点が姉に比べて少なく、アスランからは「ルナマリア・ホークの妹」程度にしか認識されていなかったようだが(アスランのあまり他者に興味を持たない性格もあると思うが)、スーツCD9では長く会話をしており、アスランのシンに対する感情や思いを汲み取り、また彼の人間性を少なからず理解していた。

勤務時間外に管制室のコンピューターで情報収集をしていたり、アスラン脱走の際にザフト軍のメインコンピューターにハッキングするなど、情報収集やコンピューター関係に強い。普段は無邪気で可愛らしい性格をしているが、いざという時には優れた機転と度胸を見せる。 アスランは危険だからと、メイリンにアークエンジェルから降りるように促した際もそれを拒むところから、一度思ったらどこまでへもついていく性格ともとれる。

姉はメイリンが脱走した際に始終メイリンの事を気にかけていたが、ルナマリアが負傷した際にメイリンはオンという事で見舞いに行かず、姉の不興を買ったこともある。だが二人は血の繋がった家族であるため、劇中でも遠慮なく本音(怒り事等)での会話が多かった。

ヨウランヴィーノと一緒に買い物に行ったり、しゃべってるシーンが描写されていたため、異性の友人とは気兼ねなく話せるようである。ただし、アスランとの関係では、当初積極的な姉に遅れをとっていた。一方で、ディオキアのライブ会場では野次馬に突き飛ばされた振りをしてアスランに抱きつくなど、いざという時には抜け駆けに近い行動を取る一面もある(アスランの脱走を手引きした際にも、その性質が発揮されている)。

最終戦において、姉のルナマリアがインパルスにてメイリンの乗っているエターナルを攻撃しようとした際、通信で姉に制止を直接呼びかけてもいる。 (ちなみにルナマリアはメイリンは死んでしまった思っていて、かつメイリンがエターナルに乗っているとは知らなかった) またメイリンの通信を聞き、ルナマリアは攻撃を躊躇。エターナルを護衛していたドム3機に攻撃され、窮地に追い込まれてしまったが、赤服の実力を発揮してか撃墜されずには済んだ。

関連項目