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2007年3月22日 (木) 04:12時点における版
旧西ドイツのSoftwareAGが開発したリレーショナル型データベース なお、リレーショナル”型”となっているのは、コッド博士がリレーショナルデータベースの理論ができる前に設計されたためであり、純粋なリレーショナルデータベースとは大きく異なる。 メリットは、ネスティッドを許したので少ないディスク容量で済んだ。 (当時Adabasが稼動したメインフレームはメモリ・ディスクが高価だった。) デメリットは、SQLが出来るまでに時間を要した。 (いわゆるSQLで、他のデータベース連携がかなりテクニックがいる。)
実際、Adabasの開発をする場合Naturalという専用の4GLを使う必要がある。
日本では、ビーコン インフォメーションテクノロジー(ビーコンIT、当時の社名は「ソフトウェアエージ・オブ・ファー・イースト)が販売していた。
現在は開発元のSoftwareAGの日本法人が販売サポートをしている。
以下にAdabasの種類をあげる
Adabas C:当初メインフレームで開発され、オープン環境にも移植されたAdabas
Adabas D:SAPのR/3用に開発した、純粋なリレーショナルデータベース。
Adabas Cと互換性がないかわり、標準なSQLが利用可能。
SAPに売却され、現在はMax DBとなり、フリーDBとなっている。