「ReiserFS」の版間の差分

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{{Infobox filesystem |
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'''ReiserFS'''は、[[Linux]]における初期の[[ジャーナリングファイルシステム]]の実装の一つ。[[カーネル|kernel]] 2.4.1から標準実装となった。1996年から[[ハンス・ライザー]](Hans Reiser)率いる開発チームにより開発されている。Linuxカーネルのソースコードに取り込まれたはじめてのジャーナリングファイルシステムであり、[[SUSE|SUSE LINUX]]、[[Slackware]]などのデフォルトの[[ファイルシステム]]である。
'''ReiserFS'''は、[[Linux]]における初期の[[ジャーナリングファイルシステム]]の実装の一つ。[[カーネル|kernel]] 2.4.1から標準実装となった。1996年から[[ハンス・ライザー]](Hans Reiser)率いる開発チームにより開発されている。Linuxカーネルのソースコードに取り込まれたはじめてのジャーナリングファイルシステムであり、[[SUSE|SUSE LINUX]]、[[Slackware]]などのデフォルトの[[ファイルシステム]]である。
しかし、2006年10月23日にNovellが[[ReiserFS]]から[[ext3]]に乗り換えを発表し、
しかし、2006年10月23日にNovellが[[ReiserFS]]から[[ext3]]に乗り換えを発表し、

2007年1月27日 (土) 19:05時点における版

ReiserFS
開発者 Namesys
正式名 ReiserFS
導入 2001年 (GNU/Linux 2.4.1)
パーティション識別子 Apple_UNIX_SVR2 (Apple Partition Map)
0x83 (MBR)
EBD0A0A2-B9E5-4433-87C0-68B6B72699C7 (GPT)
構造
ディレクトリ B+ 木
領域管理 Bitmap [1]
限度
最大ファイル サイズ 8 テラバイト [2]
最大ファイル数 232 (~4億) [3]
最大ボリューム サイズ 16 テラバイト [4]
ファイル名の文字 NULと/以外使用可能
特徴
タイムスタンプ 修正, メタデータ変更, アクセス
日付範囲 1901年12月14日から2038年1月18日
日付分解能 {{{date_resolution}}}
フォーク 強化属性
パーミッション Unixパーミッション, ACL, 任意のセキュリティ属性
透過的圧縮 なし
透過的暗号化 なし
重複排除 {{{single_instance_storage}}}
対応OS GNU/Linux
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ReiserFSは、Linuxにおける初期のジャーナリングファイルシステムの実装の一つ。kernel 2.4.1から標準実装となった。1996年からハンス・ライザー(Hans Reiser)率いる開発チームにより開発されている。Linuxカーネルのソースコードに取り込まれたはじめてのジャーナリングファイルシステムであり、SUSE LINUXSlackwareなどのデフォルトのファイルシステムである。 しかし、2006年10月23日にNovellがReiserFSからext3に乗り換えを発表し、 次期バージョンのSUSE LINUXで、デフォルトのファイルシステムがext3に変更される。

kernel 2.5からはセキュリティやツリー構造、プラグイン機能等、様々な改良を施したReiser4が採用されている。

主な特徴

  • ext2/ext3ファイルシステムと互換性は無い。
  • 最大16TiBまでのボリュームサイズをサポートする。
  • 最大8TiBのファイルをサポートする。
  • ext2/ext3よりもパフォーマンスに優れるとされており、特にサイズの小さいファイルを多数処理する際に優れている。

外部リンク

ReiserFS