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2007年1月21日 (日) 01:15時点における版

『背くらべ』(せいくらべ、『脊くらべ』とも)は、童謡。作詞海野厚、作曲中山晋平

歌詞

  1. きずは おととしの
    五月五日の 背くらべ
    (ちまき)たべたべ 兄さん
    計ってくれた 背のたけ
    きのうくらべりゃ 何(なん)のこと
    やっと羽織の (ひも)のたけ
  2. 柱に凭(もた)れりゃ すぐ見える
    遠いお山も 背くらべ
    の上まで だして
    てんでに背伸(せのび) していても
    帽子を ぬいでさえ
    一はやっぱり 富士の山

概要

1923年(大正12年)に発売された『子供達の歌 第3集』が初出。2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれた。

歌詞は端午の節句背丈を計る子供の視点で書かれている。これは海野の弟の視点から描いていると言われ、「兄さん」が海野である。柱の傷が「一昨年」なのは、「昨年」は海野が東京におり(早稲田大学に在学)、静岡県の実家に帰って来れず、弟の背丈を計ってやることができなかったからである。実家に帰れなかった理由は諸説がある。実家が静岡なので2番の歌詞に富士山が登場し、弟が自分の背丈と比較しているのである。

関連項目

外部リンク