潮風の消える海に

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潮風の消える海に
ジャンル ADV
対応機種 Windows 2000/XP
PlayStation Portable
発売元 light
キャラクターデザイン ぽよよんろっく
シナリオ 早狩武志
音楽 樋口秀樹
エンディングテーマ セイリング(WHITE-LIPS
発売日 DL版:2007年1月18日
パッケージ版:2007年1月26日
UMD-PG版:2011年7月29日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 1
セーブファイル数 80+10(Auto)+10(Quick)
ゲームエンジン Malie
メディア パッケージ版:DVD-ROM
UMD-PG版:UMD
アクチベーション あり(ID・Pass入力)
画面サイズ 800×600
BGMフォーマット OggVorbis
キャラクターボイス 主人公含めフルボイス
CGモード あり
音楽モード なし
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
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潮風の消える海に』(しおかぜのきえるうみに)は、lightよりダウンロード版が2007年1月18日、パッケージ版が1月26日に発売された18禁恋愛アドベンチャーゲームである。

2011年7月29日には、PalaceよりUMD-PG版が発売された[1]

概要[編集]

神奈川県横浜市鶴見区の工業地帯を背景に、海に沈んだヨットを引き揚げて再生しようとする4人の仲間の友情や恋愛、家族に対する想いなどを描く物語である[2][3][4]鶴見線沿線が主な作品舞台となっており、実在の風景や駅などが作中に登場する[5]

恋愛アドベンチャーゲームだが、作中に選択肢は存在せず、攻略ヒロインも1人だけである[3]

2008年4月4日に発売されたセットパッケージ『light BOX 2008』には、本作品のVista対応版が収録された[6]

ストーリー[編集]

(出典:[2][4]

無気力に日々を過ごしていた宮地進は、工業地帯の無人駅で偶然出会った東上浩介に、海に沈んだヨットを引き揚げて再生する計画を持ちかけられる。同じく偶然知り合った美潮や莉佳子も交えて、ヨットに明け暮れる進の毎日が始まる。

登場人物[編集]

(出典:[2][4]

主人公[編集]

宮地 進(みやち すすむ)
木島宇太
本作品の主人公。川崎国際1年。国道駅のそばに住む。両親が離婚したため父親と2人暮らしだが、その父親とよく喧嘩しては学校をサボって鶴見線に乗り、海芝浦駅で海を眺めている。自己評価が低く、無気力な毎日を過ごしている。
海芝浦駅で偶然出会った浩介の「海に沈んだヨットを引き揚げ、自分達の手で再生して、どこか知らない場所へ行く」という突拍子も無い計画に引きこまれ、ヨット修理とバイトに明け暮れる日々を送ることになる。

ヒロイン[編集]

榎木田 美潮(えのきだ みしお)
声:安玖深音
聖ヨハネス1年。工業地帯で進と浩介が偶然出会った少女。美人だが気が強く、進のことをよく蹴っており、ヨットの修理作業現場に来ては様々な悪戯を仕掛けている。川崎の高級マンションに住み、ミッション系のお嬢様学校・聖ヨハネスに通う。クラスでは明るい人気者だが、両親が再婚しており(本人は母の連れ子)、家族に対しては複雑な想いを抱えている。

サブキャラクター[編集]

東上 浩介(とうじょう こうすけ)
声:杉崎和哉
鶴見工業1年。素直でお人好しだが、時に無鉄砲で適当な天才肌。海に沈んだヨットの再生計画を進に持ちかける。工業系の知識を持ち、ヨットの修理作業でそれを活かしている。自宅は安善駅前にある。
椎木 莉佳子(ついき りかこ)
声:佐本二厘
聖ヨハネス1年で美潮の同級生。気さくで明るく穏やかな性格。進の家の近所にある飲み屋の一人娘で、母子家庭なので夜はいつも家業を手伝っている。育ちのせいか、周りの雰囲気や心情を読む事に長ける。美潮を通じて進と知り合い、ヨットの修理作業を手伝うようになる。浩介とは昔の学校で同級生だったが、彼女は憶えていた一方で浩介は忘れていた。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

エンディングテーマ「セイリング」
作詞・作曲:樋口秀樹 / 歌:WHITE-LIPS

※公式サイトに歌詞が掲載、また各ミラーサイトでMP3データがダウンロード配布されている[7]

脚注[編集]

  1. ^ PalaceGame - light「潮風の消える海に」UMD-PG Edition”. Palace. 2013年12月4日閲覧。
  2. ^ a b c BugBug(2007年3月号) p.146.
  3. ^ a b BugBug(2007年4月号) p.249.
  4. ^ a b c 『潮風の消える海に』”. light. 2013年12月4日閲覧。
  5. ^ 『潮風の消える海に』 - 舞台背景”. light. 2013年12月4日閲覧。
  6. ^ lightBox2008”. light. 2013年12月4日閲覧。
  7. ^ 『潮風の消える海に』- ダウンロード”. light. 2013年12月4日閲覧。

外部リンク[編集]