流域治水

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

流域治水(りゅういきちすい)とは[1]国土交通省によると、気候変動の影響による水災害の激甚化・頻発化等を踏まえ、堤防の整備、ダムの建設・再生などの 対策をより一層加速するとともに、集水域(雨水が河川に流入する地域)から氾濫域(河川等の氾濫により浸水が想定される地域)にわたる流域に関わるあらゆる関係者が協働して水災害対策を行う考え方である[2]岸由二の提唱が大きい。

流域治水プロジェクト

「流域治水プロジェクト」は、国、流域自治体企業等が協働し、河川整備に加え、雨水貯留浸透施設や土地利用規制、利水ダムの事前放流など、各水系で重点的に実施する治水対策の全体像を取りまとめたものである。

2021年3月30日に全国109全ての一級水系(119プロジェクト)、12の二級水系(12プロジェクト)で策定・公表された[3]

脚注

外部リンク