桐生天満宮

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桐生天満宮

拝殿(2007年3月30日撮影)
所在地 群馬県桐生市天神町1丁目2番1号
位置 北緯36度25分19.70秒 東経139度20分46.85秒 / 北緯36.4221389度 東経139.3463472度 / 36.4221389; 139.3463472 (桐生天満宮)座標: 北緯36度25分19.70秒 東経139度20分46.85秒 / 北緯36.4221389度 東経139.3463472度 / 36.4221389; 139.3463472 (桐生天満宮)
主祭神 天穂日命
菅原道真公
創建 伝・景行天皇時代
別名 礒部明神
地図
桐生天満宮の位置(群馬県内)
桐生天満宮
桐生天満宮
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桐生天満宮(きりゅうてんまんぐう)は、群馬県桐生市天神町にある神社天満宮)。

現在の桐生市街は、桐生天満宮を基点として成立しており、天満宮鳥居前が本町一丁目となっており、桐生市は多くの高校が存在するため、受験シーズンには多くの参拝者が訪れる。また、天満宮の近くに群馬大学工学部桐生工業高等学校があり、緑の多い静かな環境となっている。

歴史[編集]

社伝では景行天皇の時代(71年 – 130年)に天穂日命を祀る神社として創建されたと伝えられ、当初は礒部明神といった。南北朝時代初期に桐生綱元桐生氏の祖)が現在の所在地に移し、菅原道真を合祀して天満宮となった。江戸時代には徳川家祈願所となっていた。現在の社殿は1789年に建造されたものである。

文化財[編集]

重要文化財(国指定)[編集]

  • 天満宮 2棟(建造物) - 2023年(令和5年)9月25日指定[1][2]
    • 本殿・幣殿・拝殿 1棟(附 宮殿1基、棟札4枚、絵図1枚、文書1冊)
    • 末社春日社本殿 1棟(附 末社機神神社本殿1棟)

国の重要文化財への指定以前、天満宮社殿は1990年(平成2年)9月25日に群馬県指定重要文化財に指定され[3]、末社春日社は1991年(平成3年)1月8日に桐生市指定重要文化財に指定されていた[4]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

参照[編集]

  1. ^ 令和5年9月25日文部科学省告示第108号。
  2. ^ 文化審議会の答申(国宝・重要文化財(建造物)の指定)(文化庁報道発表、2023年6月23日)。
  3. ^ 桐生天満宮
  4. ^ 桐生天満宮