松戸市

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まつどし ウィキデータを編集
松戸市
松戸市旗 松戸市章
1949年12月27日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
市町村コード 12207-6
法人番号 4000020122076 ウィキデータを編集
面積 61.38km2
総人口 497,388[編集]
推計人口、2024年3月1日)
人口密度 8,103人/km2
隣接自治体 市川市柏市流山市鎌ケ谷市
東京都江戸川区葛飾区
埼玉県三郷市
市の木 シイノキユーカリサクラナシ
市の花 ツツジアジサイノギク
市の鳥
市の日
フクロウツバメシラサギ
4月27日
松戸市役所
市長 本郷谷健次
所在地 271-8588
千葉県松戸市根本387番地5
北緯35度47分16秒 東経139度54分11秒 / 北緯35.78764度 東経139.90317度 / 35.78764; 139.90317座標: 北緯35度47分16秒 東経139度54分11秒 / 北緯35.78764度 東経139.90317度 / 35.78764; 139.90317
外部リンク 公式ウェブサイト

松戸市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

地図
ウィキプロジェクト

松戸市(まつどし)は、千葉県の北西部に位置する

人口は約50万人。千葉県内では千葉市船橋市に次ぎ第3位の人口規模である[1]。旧東葛飾郡計量特定市に指定されている。1943年(昭和18年)市制施行。

概要

松戸駅西口広場の歩行者デッキ

江戸川を挟んで東京都に接し、東京都市圏東京都区部)のベッドタウンとしての性質が強い。東京都区部への通勤率は37.3%(2010年国勢調査)であり、いわゆる「千葉都民」が多い。日本の市の人口順位において非政令指定都市・非中核市としては最多の人口を有する。健康都市連合加盟都市。

江戸時代には水戸街道宿場町松戸宿として栄え、徳川将軍家ゆかりの地としての歴史を持つ。このため江戸水戸との関わりが深く、松戸神社徳川光圀水戸黄門)と縁があり、旧徳川家住宅松戸戸定邸は元水戸藩主徳川昭武明治時代に暮らしていた邸宅である。松戸には徳川将軍が鷹狩りをするために度々訪れていた記録もある。江戸川は古くから水運が盛んで、船底の浅い高瀬舟が野菜を満載して、農村地域の河岸と江戸の日本橋青物河岸を行き来していた。松戸にも河岸が置かれ農産物の集散地として賑わった。明治になると蒸気船が登場して内国通運日本通運の前身)が日本橋を起点に、古河茨城県)や小山栃木県)を結ぶ定期航路を開設した。「矢切の渡し」でも有名である。太平洋戦争後は宅地化が進んだ。東京との結びつきが強いが、逆に千葉県の県庁所在地である千葉市へ鉄道アクセスはよくない[2]

地理

江戸川と松戸市街地

千葉県の北西部に位置し、県庁所在地である千葉市から約20 - 30キロメートルの距離である。東京都日本の首都)の都心から10 - 20キロメートル圏内である。

南北に流れる江戸川を西端としている。平野部は関東平野に含まれ、江戸川の左岸にあたる西部地域は海抜4メートル前後の沖積平野で水路が縦横に走り、宅地化が進んだ現在でも、水田地が各所に見られる。

東部地域は下総台地(海抜20-30メートル)の西端となっていて、現在ではおおむね住宅地が広がっているが、1960年代以前は、山林や果樹園、畑が多く見られた。標高は市域のほぼ中央に位置する常盤平駅周辺が最も高く、ここを境にして市内の河川は西に向かい東京湾へ流れる江戸川水系と、東に向かい太平洋へ注ぎ込む東の手賀沼利根川水系に分かれている。なお、市内を流れる坂川は、北千葉導水路の一部として江戸川に流れている。

水戸街道と並走するように東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線が市の中西部から南北に貫き、北部の新松戸駅武蔵野線と交差している。松戸駅からは新京成電鉄新京成線が分岐し、ほぼ市の中央の八柱駅にて武蔵野線が通る新八柱駅と交差するように市の中央部を横断している。また、南部では北総鉄道北総線が東西に走り、東松戸駅で武蔵野線と連絡している。

地形

最高海抜は32.4メートル(21世紀の森地先)、最低海抜は1.1メートル(栄町三丁目地先)となっている。

市域 広袤(こうぼう):東西11.4キロメートル 南北11.6キロメートル

自然

河川江戸川一級河川)、北千葉導水路(流況調整河川)、坂川柳原水閘

隣接している自治体

(この節の出典:[3]

歴史

古代(前史)

市周辺の現代地図に小金牧(中野牧)の範囲を重ねた地図
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市周辺の現代地図に小金牧(中野牧)の範囲を重ねた地図

松戸市域は古くから人が居住し、縄文時代の遺跡が多数見つかっているほか、河原塚古墳などの古墳も存在する。古代から近世まで下総国葛飾郡に属し、下総国府(現・市川市国府台)にほど近い地であったが、中世以前の松戸市域の記録はほとんど残っていない。

平安時代に書かれた『更級日記』に登場する「下総の国と武蔵との境にてある太井川といふが上の瀬、まつさとの渡りの津にとまりて」という記述が、松戸と思しき地名の初出である。松戸は、太日川(現・江戸川)において、浅瀬を人やが渡河できる場所すなわち「馬の港」を意味する馬津(うまつ)[4]渡船場集落として生まれたようである。

歌川広重『富士三十六景 下総小金原』(1858年・安政5年)

江戸時代の市域は、天領大名領旗本領が入り組んだ近郊農村地域で、下総台地上は小金牧(中野牧)という放牧地(周辺集落の採草地を兼ねる)であった。

宿場

豊原周延『小金原牧狩引揚ノ図』(1897年・明治30年)

市内の松戸、小金および馬橋は水戸街道宿場町となっていた。水戸と江戸の間に存在するため、徳川将軍家および水戸徳川家とのつながりが強く、将軍はしばしば小金牧で鷹狩りを楽しんだ。松戸神社には水戸藩の二代藩主だった徳川光圀(水戸黄門)ゆかりの銀杏の樹があり、松戸には水戸藩最後(11代)の藩主徳川昭武が建てた旧徳川家住宅松戸戸定邸(旧水戸藩主別邸、後の松戸徳川家本邸)がある。

水戸街道

廃藩置県後

廃藩置県後の1878年、東葛飾郡役所が松戸駅鉄道駅ではなく宿駅)に置かれた。松戸地区には国・県の出先機関が置かれ、行政上の拠点都市の性格を持っている。1896年日本鉄道により現在の常磐線(東京・田端駅 - 水戸駅間)が開通。

1940年6月3日逓信省航空局松戸飛行場が竣工。また飛行場を使用する中央航空機乗員養成所が開所[5]

1943年に東葛飾郡松戸町高木村馬橋村が新設合併し、松戸市が発足。1954年には旧小金町の大半を編入した。

市名の由来

諸説あるが、有力な説として

  1. 松戸一帯には後に小金牧が設置されるなどの飼育が盛んであった。そこで「馬の里」から「馬里(うまさと)」から「まさと」になり、変化して「まつど」になったといわれる。
  2. 松戸神社の伝承では、ヤマトタケルが従者とこの地で待ち合わせたところに祠を祀ったという故事から、「待つ里」→「まつど」→「松戸」と称される由縁になったという。
  3. 松戸は太日川(現・江戸川)の川べりにある宿場町であり、渡し舟を「待つ里」から「まつど」に転じたとも考えられる。
  4. 太日川を馬連れで渡河できる馬津(うまつ)が語源とする解釈もある[4]

行政区域の変遷

建設中の常盤平団地(1960年)

町名

松戸市では、全域で住居表示を実施していない。新設年次が空欄のものは、明治以来の大字。並び順は、松戸市統計書による。

松戸市役所管内
町丁字名 読み 新設年次 以前の町名等 備考
松戸 まつど
小山 こやま
本町 ほんちょう 1974年 根本、松戸の各一部
二十世紀が丘柿の木町 にじゅっせいきがおかかきのきちょう 1981年 松戸、三矢小台の各一部
二十世紀が丘萩町 にじゅっせいきがおかはぎちょう 1981年 松戸、大橋、三矢小台の各一部
二十世紀が丘美野里町 にじゅっせいきがおかみのりちょう 1981年 松戸、大橋の各一部
二十世紀が丘中松町 にじゅっせいきがおかなかまつちょう 1981年 松戸、大橋の各一部
二十世紀が丘丸山町 にじゅっせいきがおかまるやまちょう 1981年 大橋の一部
二十世紀が丘戸山町 にじゅっせいきがおかとやまちょう 1981年 大橋の一部
二十世紀が丘梨元町 にじゅっせいきがおかなしもとちょう 1981年 大橋の一部
上矢切 かみやきり
中矢切 なかやきり
下矢切 しもやきり
栗山 くりやま
三矢小台一丁目 みやこだい 1968年 松戸、上矢切、中矢切、下矢切、小山の各一部
三矢小台二丁目 1968年
三矢小台三丁目 1968年
三矢小台四丁目 1968年
三矢小台五丁目 1968年
上本郷 かみほんごう
北松戸一丁目 きたまつど 1966年 上本郷、中和倉飛地、新作、中根の各一部
北松戸二丁目 1966年
北松戸三丁目 1966年
南花島 みなみはなしま
松戸新田 まつどしんでん
仲井町一丁目 なかいちょう 1962年 松戸新田、上本郷の各一部
仲井町二丁目 1962年
仲井町三丁目 1962年
稔台 みのりだい 1950年 和名ケ谷、松戸新田、日暮の各一部 旧陸軍八柱演習場
岩瀬 いわせ
胡録台 ころくだい 1949年 松戸新田、小根本、岩瀬の各一部 旧陸軍工兵学校作業場
小根本 こねもと
竹ケ花 たけがはな
吉井町 よしいちょう 1965年 小根本、竹ケ花の各一部
根本 ねもと
樋野口 ひのくち
古ケ崎 こがさき
野菊野 のぎくの 1975年 松戸新田、岩瀬、胡録台の各一部
稔台一丁目 みのりだい 2006年 稔台の一部
稔台二丁目 2006年 稔台の一部
稔台三丁目 2007年 稔台の一部
稔台四丁目 2007年 稔台の一部
稔台五丁目 2007年 稔台の一部
稔台六丁目 2007年 稔台の一部
稔台七丁目 2008年 稔台の一部
稔台八丁目 2008年 稔台の一部
南花島一丁目 * みなみはなしま
南花島二丁目 *
南花島三丁目 *
南花島四丁目 *
南花島中町 * みなみはなしまなかまち
南花島向町 * みなみはなしまむかいまち
緑ケ丘一丁目 * みどりがおか 1975年 岩瀬、小根本、南花島、上本郷、松戸新田の各一部
緑ケ丘二丁目 * 1975年
竹ケ花西町 * たけがはなにしまち
古ケ崎一丁目 * こがさき
古ケ崎二丁目 *
古ケ崎三丁目 *
古ケ崎四丁目 *
栄町一丁目 * さかえちょう 1965年 古ケ崎、伝兵衛新田の各一部
栄町二丁目 * 1965年
栄町三丁目 * 1965年
栄町四丁目 * 1965年
栄町五丁目 * 1965年
栄町六丁目 * 1965年
栄町七丁目 * 1965年
栄町八丁目 * 1965年
栄町西一丁目 * さかえちょうにし 1965年
栄町西二丁目 * 1965年
栄町西三丁目 * 1965年
栄町西四丁目 * 1965年
栄町西五丁目 * 1965年
紙敷 かみしき
和名ケ谷 わながや
大橋 おおはし
秋山 あきやま
高塚新田 たかつかしんでん
河原塚 かわらづか
田中新田 たなかしんでん
紙敷一丁目 かみしき 2001年 紙敷の一部
紙敷二丁目 2003年 紙敷の一部
紙敷三丁目 2003年 紙敷の一部
東松戸一丁目 ひがしまつど 2012年 紙敷の一部
東松戸二丁目 2012年 紙敷の一部
東松戸三丁目 2012年 紙敷の一部
東松戸四丁目 2012年 紙敷の一部
秋山一丁目 あきやま 2017年 秋山、高塚新田の各一部
秋山二丁目 2017年 秋山、高塚新田、紙敷の各一部
秋山三丁目 2017年 高塚新田、紙敷の各一部
馬橋 まばし
中根 なかね
新作 しんざく
三ケ月 みこぜ
幸谷 こうや
七右衛門新田 しちうえもんしんでん
主水新田 もんとしんでん
外河原 そとがわら
中根長津町 なかねながつちょう 1981年 中根の一部
西馬橋蔵元町 にしまばしくらもとちょう 1982年 馬橋の一部
西馬橋幸町 にしまばしさいわいちょう 1982年 馬橋、中根の各一部
西馬橋広手町 にしまばしひろてちょう 1982年 馬橋の一部
西馬橋相川町 にしまばしあいかわちょう 1982年 馬橋の一部
旭町一丁目 * あさひちょう 1970年 小金飛地、九郎左衛門新田、主水新田、馬橋の各一部
旭町二丁目 * 1970年
旭町三丁目 * 1970年
旭町四丁目 * 1970年
西馬橋一丁目 にしまばし 1990〜1991年
西馬橋二丁目
西馬橋三丁目
西馬橋四丁目
西馬橋五丁目
常盤平一丁目 ときわだいら 1962年 金ケ作、五香六実、日暮の各一部
常盤平二丁目 1962年
常盤平三丁目 1962年
常盤平四丁目 1962年
常盤平五丁目 1962年
常盤平六丁目 1962年
常盤平七丁目 1962年
常盤平西窪町 ときわだいらにしくぼちょう 1970年 金ケ作の一部
常盤平双葉町 ときわだいらふたばちょう 1970年 金ケ作の一部
常盤平柳町 ときわだいらやなぎちょう 1970年 金ケ作の一部
常盤平陣屋前 ときわだいらじんやまえ 1970年 金ケ作の一部
常盤平松葉町 ときわだいらまつばちょう 1970年 金ケ作の一部
金ケ作 かねがさく
日暮 ひぐらし
千駄堀 せんだぼり
中和倉 なかわくら
栗ケ沢 くりがさわ
八ケ崎 はちがさき
小金原一丁目 こがねはら 1971年 久保平賀、栗ケ沢、根木内、小金、金ケ作、八ケ崎の各一部
小金原二丁目 1971年
小金原三丁目 1971年
小金原四丁目 1971年
小金原五丁目 1971年
小金原六丁目 1971年
小金原七丁目 1971年
小金原八丁目 1971年
小金原九丁目 1971年
牧の原 まきのはら 1975年 金ケ作、日暮、五香六実、初富飛地の各一部
牧の原一丁目 1975年 牧の原の一部
牧の原二丁目 1975年 牧の原の一部
日暮一丁目 ひぐらし 1987年
日暮二丁目
日暮三丁目
日暮四丁目
日暮五丁目
日暮六丁目
日暮七丁目
日暮八丁目 2006年
八ケ崎緑町 はちがさきみどりちょう 1979年 八ケ崎の一部
八ケ崎一丁目 はちがさき 1992年
八ケ崎二丁目 1992年
八ケ崎三丁目 1992年
八ケ崎四丁目 1992年
八ケ崎五丁目 2000年
八ケ崎六丁目 2000年
八ケ崎七丁目 2000年
八ケ崎八丁目 2000年
五香六実 ごこうむつみ
串崎新田 くしざきしんでん
高柳新田 たかやなぎしんでん
松飛台 まつひだい 1954年 串崎新田、五香六実の各一部 旧松戸飛行場
高柳 たかやなぎ
串崎南町 くしざきみなみちょう 1976年 串崎新田、紙敷の各一部
六高台一丁目 ろっこうだい 1986年 高柳、六実の各一部
六高台二丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台三丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台四丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台五丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台六丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台七丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台八丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六高台九丁目 1986年 高柳、六実の各一部
六実一丁目 むつみ 1994年
六実二丁目 1994年
六実三丁目 1994年
六実四丁目 1994年
六実五丁目 1994年
六実六丁目 1994年
六実七丁目 1994年
五香一丁目 ごこう 1995年
五香二丁目 1995年
五香三丁目 1995年
五香四丁目 1998年
五香五丁目 1998年
五香六丁目 2001年
五香七丁目 2001年
五香八丁目 2001年
五香南一丁目 ごこうみなみ 1995年
五香南二丁目 1995年
五香南三丁目 1995年
五香西一丁目 ごこうにし 1997年
五香西二丁目 1997年
五香西三丁目 1997年
五香西四丁目 2000年
五香西五丁目 2000年
五香西六丁目 2000年
六高台西 ろっこうだいにし
上総内 かずさうち
小金 こがね
小金清志町一丁目 こがねきよしちょう 1961年 幸田、上総内の各一部
小金清志町二丁目 1961年
小金清志町三丁目 1961年
小金きよしケ丘一丁目 こがねきよしがおか 1962年 東平賀、小金、久保平賀の各一部
小金きよしケ丘二丁目 1962年
小金きよしケ丘三丁目 1962年
小金きよしケ丘四丁目 1962年
小金きよしケ丘五丁目 1962年
二ツ木 ふたつぎ
大谷口 おおやぐち
大谷口新田 おおやぐちしんでん
幸田 こうで
中金杉 なかかなすぎ
平賀 ひらが
殿平賀 とのひらが
東平賀 ひがしひらが
久保平賀 くぼひらが
根木内 ねぎうち
小金上総町 こがねかずさちょう 1967年 上総内の一部
横須賀一丁目 よこすか 1994年
横須賀二丁目 1994年
中金杉一丁目 なかかなすぎ 1983年
中金杉二丁目 1983年
中金杉三丁目 1983年
中金杉四丁目 1983年
中金杉五丁目 1983年
新松戸南一丁目 しんまつどみなみ 1986年
新松戸南二丁目 1986年
新松戸南三丁目 1986年
新松戸北一丁目 しんまつどきた 1994年
新松戸北二丁目 1994年
幸田一丁目 こうで 1986年
幸田二丁目 1986年
幸田三丁目 1986年
幸田四丁目 1986年
幸田五丁目 1986年
二ツ木二葉町 * ふたつぎふたばちょう
大金平一丁目 * おおがねだいら 1967年 大谷口、殿平賀、中金杉、横須賀の各一部
大金平二丁目 * 1967年
大金平三丁目 * 1967年
大金平四丁目 * 1967年
大金平五丁目 * 1967年
新松戸一丁目 しんまつど 1977年 殿平賀、小金、上総内、幸谷、大谷口、二ツ木、大谷口新田の各一部
新松戸二丁目 1977年
新松戸三丁目 1977年
新松戸四丁目 1977年
新松戸五丁目 1977年
新松戸六丁目 1977年
新松戸七丁目 1977年
新松戸東 しんまつどひがし
  • を付した町名の「〜丁目」「〜町」の部分は、独立した町名ではなく小字名である。

人口

2020年国勢調査より前回調査からの人口増減を見ると、3.06%増の498,293人であり、増減率は千葉県内54市町村中10位、60行政区域中11位。

松戸市と全国の年齢別人口分布(2005年) 松戸市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 松戸市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

松戸市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政

市長

歴代市長

氏名 就任年 退任年 備考
初代 門六郎 1943年 1946年
2代 川井卯之助 1946年 1947年
3代 恩田明 1947年 1951年
4代 坂巻林之助 1951年 1953年
5-8代 石橋與市 1953年 1969年
9-10代 松本清 1969年 1973年 在職中死去。マツモトキヨシの創業者。日本初の即応部署「すぐやる課」を創設。
11-16代 宮間満寿雄 1973年 1994年 在職中死去。
17-20代 川井敏久 1994年 2010年
21-23代 本郷谷健次 2010年 現職

行政機構

2018年4月1日時点の市職員数は4,123人で、このうち病院事業には1075人が配属されている。職員数は前年比で44人減少しており、職員数は年々削減されている[8]

市組織はおおよそ以下の通りである。

  • 市長
    • 会計管理者
      • 会計課
    • 副市長
      • 総務部、総合政策部すぐやる課、財務部、市民部、経済振興部、環境部、健康福祉部、福祉長寿部、子ども部、街づくり部、建設部
      • 消防局
    • 水道事業管理者
    • 代表監査委員
    • 病院事業管理者
    • 教育長
2013年4月から、市長、副市長、教育長、総務部長、総合政策部長、財務部長他による松戸市総合政策会議が設置され、通常月2回、市政運営方針や重要施策の審議がされている。

警察・消防

松戸警察署庁舎
松戸警察署庁舎
松戸市消防局本部
松戸市消防局本部

夕方になると防災無線で子供に帰宅を促す放送を行う。使用される曲は『歌の町』。

広域行政

当市と野田市柏市流山市我孫子市鎌ケ谷市の6市により構成されている東葛広域行政連絡協議会で、2006年(平成18年)5月政令指定都市問題研究会 が発足。2006年度(平成18年度)・2007年度(平成19年度)の2ヵ年をかけて、今後の政令指定都市の議論に役立てるため、構成市である6市の基礎データの収集や分析、広域的課題の整理などを行うとともに、政令指定都市制度の研究や東葛地域におけるシミュレーションなどの調査・研究を行った。

2007年(平成19年)4月27日市川市船橋市、当市、鎌ケ谷市がこの圏域の将来的な選択肢の一つとして、合併や政令指定都市への移行に関する共同研究を行う 東葛飾・葛南地域4市政令指定都市研究会(2008年9月1日時点の4市推計人口1,649,569人)を設立した。

2008年(平成20年)7月5日、政令指定都市移行による効果や影響、意義等について、より具体的な検証を行うため、松戸市、柏市の2市による 松戸市・ 柏市政令指定都市研究会を設立した。

国の機関

国土交通省
  • 関東地方整備局 首都国道事務所
  • 関東地方整備局 関東技術事務所
  • 関東地方整備局 江戸川河川事務所 松戸出張所

議会

市議会

県議会

  • 選挙区:松戸市選挙区
  • 定数:7人
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
  • 投票日:2019年4月7日
  • 当日有権者数:405,520人
  • 投票率:31.62%
候補者名 当落 年齢 所属党派 新旧別 得票数 備考
河上茂 70 自由民主党 22,946票
安藤じゅん子 42 立憲民主党 19,773票
三輪由美 63 日本共産党 17,539票
松戸隆政 40 国民民主党 15,494票
秋林貴史 59 公明党 14,452票
藤井弘之 61 公明党 14,246票
川井友則 43 無所属 11,537票 2022年5月20日に辞職
本清武人 46 無所属 10,615票

衆議院

千葉県第6区
  • 選挙区:千葉6区市川市の一部、松戸市の一部)
  • 投票日:2021年10月31日
  • 当日有権者数:369,609人
  • 投票率:52.99%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
渡辺博道 71 自由民主党 80,764票
比当 藤巻健太 38 日本維新の会 48,829票
浅野史子 55 日本共産党 32,444票
生方幸夫 74 無所属 28,083票
千葉県第7区
  • 選挙区:千葉7区(松戸市の一部、野田市流山市
  • 投票日:2021年10月31日
  • 当日有権者数:434,040人
  • 投票率:54.54%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
齋藤健 62 自由民主党 127,548票
竹内千春 53 立憲民主党 71,048票
内山晃 67 日本維新の会 28,594票
渡辺晋宏 36 NHKと裁判してる党
弁護士法72条違反で
4,749票

経済

産業

第一次産業(食品流通を含む)

松戸市綜合卸売市場

民設公営卸売市場の松戸市綜合卸売市場があり、主要商圏は東京都と埼玉県の東部、千葉県西部であり、約500万人の台所となっている。青果棟、水産棟、関連食品棟、食堂棟の4部門、約60店舗からなり、青果・鮮魚・肉類・生花・関連食品から包装資材まで、食に関するほとんどの商品を取り扱う。

農協

第二次産業

北松戸工業団地

稔台工業団地

松飛台工業団地

その他

第三次産業

松戸駅の西口に位置した旧宿場は、古くから商業拠点として賑わい、現在も集客力のある駅として松戸市の中心市街地および市内随一繁華街を形成する単独商圏都市となっており、千葉県内の常磐線沿線では柏駅の繁華街に次ぐ規模を有する[9][10]1960年代から大規模住宅団地が市内各地に造成され、住宅開発が進むと常磐線・新京成線の鉄道駅周辺が商業施設などの集まる市街地として発展した。また、幹線道路の整備・拡幅に伴い、ロードサイド型店舗が沿線に立地しているほか、小金馬橋には昔からの商店街も残っている。

主な商業施設
ダイエー松戸西口店

本社・本店を置く企業

姉妹都市・提携都市

日本国外 オーストラリアの旗 ホワイトホース市(オーストラリア連邦 ビクトリア州)<姉妹都市>

  • 1971年5月12日、旧ボックスヒル市との間に姉妹都市提携。その後、1977年に完成した松戸駅ビル内のショッピングモールは「ボックスヒル」と名付けられた[注釈 1]

日本国内 倉吉市鳥取県)<提携都市>

  • 2004年7月25日に交流都市として提携を結び、交流が行われている。松戸市から導入されて倉吉市の特産品となった「二十世紀梨」と、元横綱琴桜がこの松戸市に「佐渡ヶ嶽部屋」を作ったことがきっかけで始まった。

愛知県の旗 小牧市愛知県

地域

住宅団地
  • 常盤平団地(旧日本住宅公団)、郊外団地、1959年 - 日本初(計画時)の大規模公団住宅団地
  • 常盤平駅前団地(旧日本住宅公団)、市街地住宅 1963年
  • 小金原団地(旧日本住宅公団)、郊外団地、1969年
  • 牧の原団地[12](旧日本住宅公団)、郊外団地、1975年
  • 野菊野団地(旧日本住宅公団)、郊外団地、1975年
  • 梨香台団地(旧日本住宅公団)、郊外団地、1975年
  • 小金原けやき通り団地(旧日本住宅公団)、郊外団地、1985年
放送
活動

施設

森のホール21
森のホール21
松戸市民劇場
松戸市民劇場
松戸市民会館
松戸市民会館
図書館

人形劇紙芝居等を上演する、専門家による財団「おはなしキャラバン」があった。市内各地を循環し、子供達を楽しませていたが、当市の行政改革に伴いボランティアを担い手とする方針が打ち出され、2009年3月に解散した[13]

郵便局
  • 松戸郵便局(05016)
  • 小金郵便局(05070)
  • 松戸六実郵便局(05203)
  • 松戸日暮郵便局(05281)
  • 松戸根本郵便局(05292)
  • 常盤平郵便局(05330)
  • 松戸矢切郵便局(05348)
  • 松戸東口郵便局(05371)
  • 松戸仲井郵便局(05394)
  • 五香駅前郵便局(05397)
  • 松戸稔台郵便局(05398)
  • 松戸上本郷郵便局(05419)
  • 秋山駅前郵便局(05423)
  • 松戸小金原郵便局(05434)
  • 松戸栄郵便局(05452)
  • 松戸北郵便局(ゆうちょ銀行 松戸店)(05458)
  • 松戸松飛台郵便局(05469)
  • 松戸梨香台郵便局(05483)
  • 松戸元山郵便局(05494)
  • 松戸野菊野郵便局(05510)
  • 牧の原団地内郵便局(05511)
  • 松戸中和倉郵便局(05514)
  • 松戸大金平郵便局(05515)
  • 松戸馬橋西郵便局(05518)
  • 松戸二十世紀ケ丘郵便局(05519)
  • 松戸西窪郵便局(05539)
  • 新松戸郵便局(05559)
  • 新松戸南郵便局(05571)
  • 松戸六高台郵便局(05574)
  • 松戸胡録台郵便局(05575)
  • 新松戸北郵便局(05583)
  • 松戸新作郵便局(05595)
  • 新松戸駅前郵便局(05643)
  • 松戸八ヶ崎郵便局(05656)
  • 松戸駅西口郵便局(05663)
  • 常盤平駅前郵便局(05667)
  • 松戸南郵便局(05678)
  • 八柱駅前郵便局(05688)
  • 松戸河原塚郵便局(05694)

郵便番号は以下が該当する。2集配局が集配を担当する。

樹林地

松戸市は条例で樹林地の保全を目的に保全樹林地区及び特別保全樹林地区を指定している。

面積は、約20ヘクタールにおよぶ。指定されているのは、栗山・矢切の斜面林、千葉大学園芸学部(松戸キャンパス)の敷地約3分の1にあたる樹林地約5ヘクタール、他には、風早神社の樹林地、関さんの森浅間神社極相林、幸谷観音の樹林地などがある。またその一部は、国の法律による特別緑地保全地区に指定している。

医療

千葉西総合病院
千葉西総合病院
日本大学松戸歯学部付属病院
日本大学松戸歯学部付属病院
東葛クリニック病院本館
東葛クリニック病院本館

二次医療圏(二次保健医療圏)としては東葛北部医療圏(管轄区域:鎌ケ谷市を除く東葛地域)である[14]。三次医療圏は千葉県医療圏(管轄区域:千葉県全域)。

医療提供施設は特筆性の高いもののみを記載する[14]

医療法人社団

設立学会

上水道

松戸市は水道部があるが、供給範囲は小金地区(水源:深井戸及び江戸川の表流水)給水面積 : 6.1平方キロメートル、小金浄水場と幸田浄水場、大金平浄水場(休止)による)と常盤平地区(常盤平1丁目 - 7丁目 給水面積 : 1.7平方キロメートル、常盤平浄水場にて)のみで、根木内の一部は流山市上下水道局が供給している。のこり大半の区域は千葉県企業局(市川水道事務所 松戸支所)が供給。

古ヶ崎浄化施設(江戸川河川事務所管理)から流水保全水路ふれあい松戸川、ちば野菊の里浄水場をへて、栗山配水塔にて方々に供給される。なお、ちば野菊の里浄水場のできる前は古ヶ崎浄水場(千葉県水道事務所江戸川水源工場、2007年(平成19年)廃止)にて浄水し、供給を行っていた。

教育

1970年 - 1980年代の人口急増に伴い児童、生徒の数が1000名を超えるようなマンモス校が増え、仮設校舎での授業や学校の新設が相次いだ。2004年から公立のすべての小学校中学校学校選択制が導入されている。

部活動改革
伝統的に部活動は突出して盛んで小学校・中学校は早朝から、中学校は休日も部活動の練習がある学校がほとんどであったが[16]スポーツ障害の予防、地域活動等への参加、心身のリフレッシュ、教員働き方改革等の社会的要請から、2019年1月に「松戸市運動部活動指導の指針」が作成された[17]
指針は市内の全ての小学校、中学校に適用され、大会の参加は生徒と顧問職員の過度な負担にならないよう、学校長による精査責任が新たに明確にされた。主な内容は次の通り。
  • 中学校
    • 休養日:(平日)週1日以上、(土日)週1日以上、(年間)100日以上
    • 活動時間:(平日)2時間程度、(土日)3時間程度
  • 小学校
    • 休養日:(平日)週1日以上、(土日・冬季休業等)行わない
    • 活動時間:(平日)2時間程度

松戸市公共施設再編整備基本計画

2019年1月に「松戸市公共施設再編整備基本計画(案)」が公開され、その中で松戸市内すべての公立の小学校、中学校を対象に「統廃合の検討」、「再配置の検討」が行われる案が出されている[18]

さらに、市立東部小学校と第五中学校を統廃合し9年制の小中一貫校にする「東部学園」構想の検討も公表されている[19]。ただし、両校の学区は宅地開発等による人口増加が見込まれる地域でもあり、公共施設再編整備推進審議会に出された資料によれば、2030年に東部小の児童数は738名(25学級)、第五中の生徒数は1,315名(44学級)に膨れ上がる推計となっている[20]。小中一貫校化後の児童生徒数は約2,000名(70学級)と見込まれ(さらに特別支援学級も加わる)、全国で最大規模のマンモス校になる可能性もあるなど課題も多い[注釈 2]学校教育法施行規則による小中一貫校(9年制の義務教育学校)の標準学級数は1校あたり18 - 27学級でこれを大幅に超える)。

大学

千葉大学園芸学部(松戸キャンパス)
千葉大学園芸学部(松戸キャンパス)
聖徳大学(10号館)
聖徳大学(10号館)
日本大学松戸歯学部
日本大学松戸歯学部
流通経済大学新松戸キャンパス
流通経済大学新松戸キャンパス

専修学校

高等学校

技能教育施設と連携校

中学校

市立中学校(20校)

※新松戸北中学校は2009年、小金中学校と統合した。

私立中学校

小学校

市立小学校(45校)
  • 旭町小学校
  • 大橋小学校
  • 柿ノ木台小学校
  • 貝の花小学校
  • 金ヶ作小学校
  • 上本郷小学校
  • 上本郷第二小学校
  • 河原塚小学校
  • 栗ヶ沢小学校
  • 幸谷小学校
  • 古ヶ崎小学校
  • 小金小学校
  • 小金北小学校
  • 相模台小学校
  • 寒風台小学校
  • 新松戸西小学校
  • 新松戸南小学校
  • 中部小学校
  • 東部小学校
  • 殿平賀小学校
  • 高木小学校
  • 高木第二小学校
  • 常盤平第一小学校
  • 常盤平第二小学校
  • 常盤平第三小学校
  • 南部小学校
  • 根木内小学校
  • 八ヶ崎小学校
  • 八ヶ崎第二小学校
  • 東松戸小学校
  • 北部小学校
  • 牧野原小学校
  • 松ヶ丘小学校
  • 松飛台小学校
  • 松飛台第二小学校
  • 馬橋小学校
  • 馬橋北小学校
  • 稔台小学校
  • 六実小学校
  • 六実第二小学校
  • 六実第三小学校
  • 矢切小学校
  • 横須賀小学校
  • 梨香台小学校
  • 和名ヶ谷小学校

※梨香台・寒風台の両小学校は、日本で最初の5階建て建築の小学校である。

私立小学校

特別支援学校

高齢者教育

千葉県は、高齢者生涯教育としての学習機会が得られるよう、県内5地域に生涯大学校を設置しており、松戸市内には千葉県生涯大学校 東葛飾学園浅間台校舎(松戸市上矢切と松戸市中矢切)が開設されている。

スポーツ

松戸市七草マラソン大会が、松戸運動公園で毎年正月明けに開催されている。

スポーツ施設

松戸運動公園(陸上競技場)
  • 松戸運動公園
  • 松戸競輪場
  • 古ケ崎河川敷スポーツ広場[22]
  • 矢切スポーツ広場
  • 宝酒造グラウンド
  • 千駄堀多目的スポーツ広場[23]
  • 六高台スポーツ広場
  • 東部スポーツパーク[24]
  • 柿ノ木台公園体育館[25]
  • 小金原体育館[26]
  • 常盤平体育館[27]
  • 和名ケ谷スポーツセンター[28]
  • 江戸川ラインゴルフ松戸コース
  • 北小金ボウル
  • ときわ平ボウリングセンター

(テニスコート)

  • SYSテニスクラブ
  • 栗ヶ沢公園庭球場
  • 金ヶ作公園庭球場
  • 松戸中央公園庭球場
  • 紙敷庭球場
  • 新松戸庭球場
  • IHSMテニスアリーナ松戸(室内コート)
  • 紫陽花テニスクラブ
  • 塚山テニスクラブ
  • 松戸テニスクラブ
  • アルドールテニスステージ北松戸(室内コート)
  • SOL Tennis College

(格闘技ジム)

  • アントジム - ムエタイジム。
  • グラント ボクシング&フィットネス
  • キックボクシングアカデミーROOTS
  • 新松戸高橋ボクシングジム
  • Fitness Boxing Gym RPG
  • TEPPEN GYM
  • PIRIKA TP GYM
  • 格闘技パラエストラ松戸
  • FANG-BASE
  • キックボクシングFANG-GYM
  • 松戸平沼ボクシングジム
  • キックボクシングシェアリングジム
  • KICKBOXING-SQUARE
  • グラント ボクシング&フィットネス
  • リーベル松戸
野球

当市を本拠地とし日本野球連盟に所属する社会人野球

相撲

松戸市を本拠地とし日本相撲協会に所属する相撲部屋

テニス

テニス日本リーグ所属

  • 新松戸山喜(日本最高峰の団体戦であるテニス日本リーグに出場している選手や日本ランキング30位前後のプロテニス選手が多数在籍している。山喜は千葉県初の日本リーグチームである。)
サッカー

日本プロサッカーリーグ所属

  • 柏レイソル(ホームタウンは隣の柏市であるが、東葛印旛地域の我孫子、印西、鎌ケ谷、白井、流山、野田、松戸の8市を活動エリアとして、サッカースクールや各市の市民招待デーなどを企画、また、各市で開かれる市民祭りなどでのサイン会などをしている)

千葉県社会人サッカーリーグ所属

  • SFC nomu matsudo[29]
陸上
ラグビー

ジャパンラグビートップリーグ所属

  • NECグリーンロケッツ東葛(東葛飾地域の松戸市・柏市・野田市・流山市・我孫子市・鎌ケ谷市、印西市、白井市をホストエリアに設定)
バスケットボール

ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ所属

  • 千葉ジェッツ(ホームタウンは隣の船橋市であるが、松戸市ともブーストタウン協定を締結)

市外局番

松戸市の市外局番は04739(市川MA)となっていたが、1964年昭和39年)7月26日より、0473(市内局番は62)に変更。1997年(平成9年)1月1日には、松戸市を含めた0473区域の市内局番の不足に伴い、047に変更された。

収容局は以下の4ビルが該当し、市内局番は以下の通り。

  • 松戸局
    • 303(2000、4000番台)
    • 308(0000 - 8000番台)
    • 312(2000 - 5000番台)
    • 330(0000 - 3000番台)
    • 331
    • 360 - 368
    • 369(0000 - 5000番台)
    • 394(8000 - 9000番台)
    • 703(0000 - 1000、3000 - 6000番台)
  • 五香局
    • 311(0000 - 3000、5000 - 9000番台)
    • 330(6000 - 7000番台)
    • 383(0000 - 8000番台)
    • 384 - 389
    • 394(0000 - 1000
    • 5000 - 7000番台)
    • 704(4000 - 6000番台)
    • 710(1000番台)
  • 松戸小金局
    • 312(0000 - 1000番台)
    • 330(4000 - 5000番台)
    • 340(0000 - 6000番台)
    • 341 - 348
    • 349(0000 - 7000番台)
    • 394(2000 - 3000番台)
  • 松戸高塚局
    • 312(7000 - 9000番台)
    • 330(8000 - 9000番台)
    • 391
    • 392

交通

鉄道路線

松戸駅(JR東日本・新京成電鉄)
松戸駅(JR東日本・新京成電鉄)
東松戸駅(JR東日本・北総鉄道)
東松戸駅(JR東日本・北総鉄道)
馬橋駅(JR東日本・流鉄)
馬橋駅(JR東日本・流鉄)

市内には6つの事業者が運行する8の旅客鉄道路線と、20の鉄道駅がある。

※常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線へ直通しており、地元住民や不動産業者からは「(JR)千代田線」と呼称される場合もある。

計画・構想段階

地下鉄11号線(半蔵門線)の松戸延伸が、「2015年までに整備し着手するのが適当である路線」と位置づけられている。[30](「東京直結鉄道」参照)

バス路線

松戸駅東口バスターミナル
松戸駅東口バスターミナル
松戸新京成バス
松戸新京成バス
コミュニティバス

2017年(平成29年)12月16日からバスの空白地帯であった中和倉地区への交通の便を確保する目的で実証運行を開始。

  • 松戸市立総合医療センター - 中和倉商店街 - 馬橋駅入口 - 北松戸駅 - 松高裏門 - 松戸市立総合医療センター(左回りルート・逆の右ルート、松戸新京成バスに運行委託)

道路

松戸IC(東京外環自動車道)
松戸IC(東京外環自動車道)
常盤平さくら通り(日本の道100選)
常盤平さくら通り(日本の道100選)

高速道路

一般国道
自転車道
選定道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

名所・旧跡

神社

松戸神社

寺院

万満寺

礼拝堂

遺跡

城跡・陣屋跡

松戸市戸定歴史館

旧跡

※かつては以下のような著名な劇場が多く存在していた。

2023年現在、市内の映画館は、ユナイテッド・シネマテラスモール松戸のみ。

21世紀の森と広場(芝生広場)
自然・公園
その他
  • 新京成鉄道模型館(2012年4月8日をもって閉館)
  • 江戸川
    • 松戸フラワーライン[31]
    • 江戸川カッパ市[32]
    • 江戸川アースディ 自転車ライド[33]
    • 水辺の健康エコロード[34]
    • 下矢切スーパー堤防(さくら並木[35]バーベキューエリアなどがある)
    • 江戸川土手の菜の花
  • 千駄堀#史跡・千駄堀湧水広場
  • 小山樋門橋(通称レンガ橋・めがね橋)
  • 常磐緩行線流山ガード(明治期煉瓦遺構)
  • JR東日本 新松戸変電所(直流)
  • 元禄まつど村(千駄堀民芸資料館と民芸かぼちゃ展の村)[36]
  • 松戸ラブマツ(松戸市の地域SNS。2022年運営修了[37]
  • 月刊 Hello!まつど(毎月22日頃発行、松戸のタウン情報誌[38]。株式会社エムズジャパンが発行[39]
  • 月刊新松戸(1979年7月に創刊。毎月1日に約1万部を発行している無料のタウン情報誌[40]
  • 新京成ドッグラン松戸(広さ約13,000平方メートル)[41]
  • ウエキ・アート・ミュージアム[42]
  • 昭和ロマン館(浅野工務店内)
  • 昭和の杜博物館[43]
  • 関東地方整備局建設技術展示館[44]

祭事・催事

  • 松戸宿坂川献灯まつり
  • 松戸宿坂川河津桜まつり
  • 小金宿まつり
  • 東部地区・東松戸まつり
  • 松戸まつり
  • コスモスまつり
  • 松戸花火大会

文化財

国・県指定および国登録文化財一覧[45]

番号 指定・登録 類別 名称 所在地 所有者または管理者 指定年月日 備考
1 国指定 重要文化財(建造物) 旧徳川家松戸戸定邸(表・中・奥・離座敷棟、玄関・台所棟、湯殿、内蔵) 戸定が丘歴史公園 松戸市 平成18年7月5日 8棟
2 重要文化財(彫刻) 木造金剛力士立像 松戸市馬橋2547 萬満寺 大正5年8月17日 2躯
3 重要文化財(工芸品) 梵鐘建治四年在銘) 松戸市平賀63 本土寺 昭和52年6月11日 1口
4 重要文化財(古文書) 大学三郎御書(日蓮筆/七月二日) 松戸市平賀63 本土寺 昭和43年4月25日 1巻
5 諸人御返事(日蓮筆/弘安元年三月廿一日) 松戸市平賀63 本土寺 昭和43年4月25日 1巻
6 重要文化財(考古資料) 千葉県幸田貝塚出土品 松戸市立博物館 松戸市 平成6年6月28日 一括
7 記念物(名勝) 旧徳川昭武松戸別邸(戸定邸)庭園 戸定が丘歴史公園 松戸市 平成27年3月10日
8 県指定 有形文化財(工芸品) 銅透彫華籠 松戸市平賀63 本土寺 昭和63年3月30日 12枚
9 有形文化財(古文書) 富城殿御返事 松戸市平賀63 本土寺 昭和52年3月8日 1幅
10 本土寺過去帳天正本)・本土寺過去帳(明暦本) 松戸市平賀63 本土寺 昭和62年2月27日 3帖
11 無形民俗文化財 松戸の万作踊り 松戸市千駄堀・日暮・上本郷 万作踊り松戸保存会 昭和45年4月17日
12 記念物(天然記念物) 浅間神社の極相林 松戸市小山664-1 浅間神社 昭和41年12月2日
13 国登録 登録有形文化財(建造物) 旧齋藤家住宅主屋 松戸市紙敷588 松戸市 平成29年6月28日 1件
14 千葉県水道局栗山配水塔 松戸市栗山198 千葉県 平成29年10月27日 1件

出身者・ゆかりのある人物

出身人物

芸能・マスコミ
政治・経済
学術・文化
スポーツ

ゆかりのある人物

松戸市を舞台・ロケ地とした作品

当市を舞台にした作品・歌謡
当市でロケが行われた作品

脚注

注釈

  1. ^ その後、同じく常磐線の取手駅茨城県取手市)にも「ボックスヒル」が展開した。
  2. ^ 1,500人以上の児童生徒数を収容する9年制義務教育学校(小中一貫校)は全国に存在しない[21]
  3. ^ 駒木根葵汰ではない。

出典

  1. ^ 令和2年国勢調査結果「速報」について(要計表による千葉県の人口と世帯) より
  2. ^ 新京成電鉄新京成線東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線などで千葉県の東京湾岸と行き来することは可能である。「#鉄道路線」で後述
  3. ^ 松戸市の位置・交通・地形・地名の由来|松戸市”. 2020年3月26日閲覧。
  4. ^ a b 更級日記、東国知る史料に1000年前の旅の記録に光」『日本経済新聞』朝刊2020年9月30日(文化面)2020年10月10日閲覧
  5. ^ 松戸飛行場と乗員養成所の開所式『東京日日新聞』(昭和15年6月4日夕刊)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p467 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  6. ^ 松戸市制施行70周年記念特集 松戸市公式サイト、2016年2月29日閲覧。
  7. ^ 平成30年中に予定される選挙/千葉県
  8. ^ 松戸市人事行政の運営等の公表” (PDF). 松戸市. 2019年2月6日閲覧。
  9. ^ 千葉県. “平成30年度消費者購買動向調査(千葉県の商圏)”. 千葉県. 2019年5月31日閲覧。
  10. ^ 千葉県、6年連続で転入超過 北西部中心に”. 日本経済新聞 電子版. 2019年3月11日閲覧。
  11. ^ 松戸市 (@plare_matsudo) - Instagram
  12. ^ 牧の原団地 UR都市機構
  13. ^ 松戸市おはなしキャラバン”. moon-light Inc. 2019年2月28日閲覧。
  14. ^ a b 千葉県. “千葉県保健医療計画(平成30年度~平成35年度)”. 千葉県. 2019年6月14日閲覧。
  15. ^ 千葉県. “災害拠点病院の指定について”. 千葉県. 2019年6月14日閲覧。
  16. ^ 「松戸市の小学校運動系部活動の実態と課題」(全教『月刊クレスコ2017年6月号』)
  17. ^ 「松戸市運動部活動指導の指針」、同「小学校版」(運動部活動指導の指針作成委員会)
  18. ^ 松戸市公共施設再編整備基本計画(案)について (計画案p.23~24ほか)
  19. ^ 松戸市教育委員会・平成31年度教育施策方針」など
  20. ^ 平成28年度第2回 松戸市公共施設再編整備推進審議会「学級数推計結果」
  21. ^ 平成30年度学校基本調査(文部科学省)
  22. ^ 古ケ崎河川敷スポーツ広場 松戸市
  23. ^ 千駄堀多目的スポーツ広場-松戸市
  24. ^ 東部スポーツパーク 松戸市
  25. ^ FACILITY 柿ノ木台公園体育館
  26. ^ 小金原体育館
  27. ^ 常盤平体育館
  28. ^ 和名ケ谷スポーツセンター - 松戸市
  29. ^ matsudocity-fc
  30. ^ 東京メトロ半蔵門線延伸|鉄道計画データベース”. 2018年12月20日閲覧。
  31. ^ 松戸フラワーライン
  32. ^ 江戸川カッパ市
  33. ^ 江戸川アースデイ自転車ライド - MAD City
  34. ^ 24.水辺の健康エコロード まつどの観光・魅力・文化 - 松戸市
  35. ^ 江戸川スーパー堤防さくら並木 松戸市観光協会
  36. ^ 元禄まつど村
  37. ^ https://www.facebook.com/lovematsudo/posts/4990209897713343?ref=embed_post ラブマツ出張所 2022年3月18日]
  38. ^ 松戸の生活情報サイト::Helloまつど.com
  39. ^ 月刊Hello!
  40. ^ 別冊!月刊新松戸
  41. ^ 日本最大級!新京成ドッグラン松戸
  42. ^ ウエキ・アート・ミュージアム
  43. ^ 昭和の杜博物館 松戸市観光協会
  44. ^ 建設技術展示館
  45. ^ 千葉県. “松戸市の国・県指定文化財および国登録文化財”. 千葉県. 2019年6月27日閲覧。
  46. ^ 後藤仁公式ブログ「後藤 仁(GOTO JIN)の制作・旅日誌」
  47. ^ 千葉の高校をモデルにした漫画「青のオーケストラ」のテレビアニメ化が決定!地元NewDays店舗とのコラボも実現!”. ちばとぴ!タウン. 千葉日報社 (2022年4月14日). 2023年4月29日閲覧。


関連項目

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