杉田雷麟

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すぎた らいる
杉田 雷麟
生年月日 (2002-12-10) 2002年12月10日(21歳)
出生地 日本の旗 日本栃木県
身長 172 cm
職業 俳優
ジャンル テレビドラマ映画CM
活動期間 2017年 -
事務所 アレ
主な作品
映画
半世界
 
受賞
ヨコハマ映画祭
最優秀新人賞
2019年半世界
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2019年長いお別れ
高崎映画祭
最優秀新進俳優賞
2020年『半世界』
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杉田 雷麟(すぎた らいる、2002年12月10日 - )は、日本俳優栃木県出身。アレ所属[1]

来歴・人物[編集]

杉田雷麟は本名[2]である。中学生まではサッカー選手を目指したが[2]、14歳で進路を考えて現所属事務所のオーディションを受ける[2]刑事に憧れ、俳優ならば続けてきたサッカーも無駄にならず、役柄として刑事になることもできるという考えた[3]

2017年8月に救急絆創膏『ケアリーヴ』(ニチバン)のシネアド「母と娘、恋の味方」篇で男子中学生[4]を演ずる。

2018年9月21日放送のテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『Aではない君と』の子役オーディションで、佐藤浩市が主演する吉永圭一の息子である青葉翼役に抜擢[5]される。佐藤浩市と初対面の際に「この世界で食ってくのか?」と問われ、杉田は「はい」と即答した。この態度が気に入られたのか、続いて佐藤から「俺と関わる場面ならお前が納得行くまで何度でも付き合ってやる」と言葉を掛けられた[5]。ドラマを終え、役者を続けていく気持ちが一層強くなった[6]

2019年に映画『半世界』の演技が評価され、第41回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞、第34回高崎映画祭最優秀新進俳優賞を受賞する[7][8]

2022年4月に笹谷遼平監督映画『山歌』で主演した[3]

特技として、4歳のころからサッカーを、11歳のころからボクシングを経験している[1]。親の影響でガンダム洋画が好きだと語り[2]、趣味に読書を挙げている[1]

共演したい俳優に椎名桔平を挙げる[3]。映画『教誨師』で大杉漣が演ずる人物の少年時代を演じ、大杉と共演シーンはなかったものの同映画の試写で対面した。大杉の「脇でも主役でもどっちでも大丈夫って気概がないといけない」の発言に、どんな役でどんなシーンでどういう風に出ても、ちゃんと自分らしく自分を残せるような俳優になりたいと気づかされ、俳優として大きな転機になる[3]

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

CM[編集]

配信ドラマ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 杉田 雷麟 プロフィール”. area [アレ]. 2018年11月29日閲覧。
  2. ^ a b c d "杉田雷麟「原点でバイブル」、役者としての考え方をガラリと変えた大杉漣さんの言葉". 週刊女性PRIME. 主婦と生活社. 22 April 2022. 2022年4月23日閲覧
  3. ^ a b c d 杉田雷麟(インタビュアー:前田かおり)「期待しかない!注目の19歳・杉田雷麟、主演映画で光る演技」『イケメン発掘調査隊』、シネマトゥデイ、2022年4月24日https://www.cinematoday.jp/page/A00083622023年1月2日閲覧 
  4. ^ a b 「ケアリーヴ」発売20周年を記念したシネアドを制作“ちいさな味方、ばんそうこうのケアリーヴ”「母と娘と、恋の味方」篇 〜全国のユナイテッド・シネマにて8月12日(土)より期間限定上映〜』(プレスリリース)ニチバン株式会社、2017年8月7日https://www.nichiban.co.jp/news/17-08/02.html2018年11月29日閲覧 
  5. ^ a b “佐藤浩市×天海祐希『Aではない君と』に新人・杉田雷麟 追加キャスト発表”. CINRA.NET (株式会社CINRA). (2018年8月24日). https://www.cinra.net/news/20180824-adehanaikimito 2018年11月29日閲覧。 
  6. ^ “ドラマアウォード女優賞の清原果耶、黒木華が授賞式で喜びの声、作品賞は「3年A組」”. 映画ナタリー. (2019年10月28日). https://natalie.mu/eiga/news/353125 2019年12月2日閲覧。 
  7. ^ 第41回ヨコハマ映画祭 2019年日本映画個人賞” (2019年11月30日). 2019年12月1日閲覧。
  8. ^ 高崎映画祭、最優秀作品賞に「嵐電」 最優秀主演男優賞は稲垣吾郎さん 授賞式は3月22日”. 毎日新聞 (2020年1月15日). 2020年1月18日閲覧。
  9. ^ 青葉翼(杉田雷麟)キャスト”. テレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル「Aではない君と」. テレビ東京. 2018年11月29日閲覧。
  10. ^ “山田裕貴主演『ここは今から倫理です。』メインビジュアル&生徒役11人発表”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年12月15日). https://www.oricon.co.jp/news/2179293/full/ 2020年12月15日閲覧。 
  11. ^ "NHKスペシャル"宗教2世"を生きる ドラマ編「神の子はつぶやく」放送決定". ドラマ情報. 日本放送協会. 12 October 2023. 2023年10月12日閲覧
  12. ^ 望月歩が彼女の浮気で“恋の痛み”を知るドラマ3月放送 相手役に小川未祐、河村花”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年2月9日). 2024年2月9日閲覧。
  13. ^ “死刑と向き合う宗教者の姿 映画『教誨師』対談 佐向大監督× 川上直哉牧師”. キリスト新聞 (株式会社キリスト新聞社). (2018年11月1日). http://www.kirishin.com/2018/10/31/20257/ 2018年11月29日閲覧。 
  14. ^ キャスト”. 映画『半世界』公式サイト. 2018年11月29日閲覧。
  15. ^ “【ご招待】キャスト登壇!『長いお別れ』舞台挨拶付き特別試写会に10組20名様”. cinemacafe.net. (2019年4月11日). https://www.cinemacafe.net/article/2019/04/11/61103.html 2019年4月28日閲覧。 
  16. ^ “いじめ、性暴力…子供を取り巻く闇描いた映画公開、主演は鎌滝えり”. 映画ナタリー. (2019年11月16日). https://natalie.mu/eiga/news/355554 2019年12月2日閲覧。 
  17. ^ 杉田雷麟くんのこと”. CAMPFIRE. 日本の山々に実在した漂流民族「サンカ」をモチーフにした長編映画支援プロジェクト (2019年10月9日). 2020年6月29日閲覧。
  18. ^ “井浦新、田中麗奈ら出演「福田村事件」初映像 公開日は9月1日に決定”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年5月9日). https://natalie.mu/eiga/news/523828 2023年5月9日閲覧。 
  19. ^ 「止められるか、俺たちを」の続編が来年3月に公開 井浦新、東出昌大、芋生悠ら出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2023年10月11日). 2023年10月11日閲覧。
  20. ^ 杉田雷麟と寛一郎が禁じられた熊狩りに挑む、小説「プロミスト・ランド」映画化”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年2月6日). 2024年2月6日閲覧。
  21. ^ マタギ文化がテーマの「プロミスト・ランド」に三浦誠己、占部房子、渋川清彦、小林薫”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年2月26日). 2024年2月26日閲覧。
  22. ^ “稲垣吾郎出演「多重露光」真飛聖の息子役に杉田雷麟・小澤竜心、バクステツアー開催も決定”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年8月25日). https://natalie.mu/stage/news/538266 2023年8月25日閲覧。 
  23. ^ “柳楽優弥主演のサイコスリラー「ガンニバル」に笠松将、吉岡里帆らが参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年10月19日). https://natalie.mu/eiga/news/498041 2022年10月19日閲覧。 

外部リンク[編集]