朝日放送テレビ平日早朝のローカル枠

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朝日放送テレビ平日早朝のローカル枠(あさひほうそうテレビへいじつそうちょうのローカルわく)は、朝日放送テレビ(ABCテレビ)[注 1]にて平日の早朝に放送している情報番組の総称の一覧である。

各番組の歴史[編集]

1975年の腸捻転解消後、朝日放送(当時)では朝の情報番組が消滅した。そのことに危機感を抱き、1979年に『おはよう朝日です』を開始。『おはよう朝日です』を成功させた朝日放送ではさらに早朝時間帯を開拓すべく、1983年10月に『おはよう6』を開始させ早朝番組に参入する[注 2]。関西地区ではMBSの『おはよう4チャンネル』やKTVの『ザ・モーニング630』に続いて3番目となった。内容としては天気予報を中心とした関西ローカル編成にこだわり、テレビ朝日からの番組供給は全国ネットである『ANNニュースセブン』→『ANNニュースフレッシュ』を除けば『CNNデイブレイク』の6:45 - 7:00を一時期ネットしていた程度である[注 3]。その点は『ザ・モーニング630』と共通するものの、キー局のネット番組の影響をほとんど受けないのもABCの特徴であった。

1995年10月、『おはようコールABC』を開始。このころから天気予報中心からニュースショー番組の性格を強めていく。

2020年10月、それまでのニュースショー番組『おはようコールABC』が関西のトレンドや生活情報中心の『おはよう朝日です』に吸収される形で終了。『おはよう朝日です』は3時間に大幅拡大されるものの、6時30分を境として2部制を導入。第1部は『おはようコール』の流れを継ぐコーナーが引き続き放送され、第2部は従来の『おはよう朝日です』の流れをくむ。これにより、実質早朝と朝のローカル枠が統合されたことになる。

現在放送している番組[編集]

過去に放送していた番組[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2018年3月(2017年度最終放送日)までは、同年4月1日の認定放送持株会社移行に伴う商号変更並びに分社化前のため、朝日放送(ABC、現・朝日放送グループホールディングス[1][2][3][4]
  2. ^ 余談であるが、テレビ朝日が早朝番組に参戦したのが『おはよう!CNN』を開始した1984年。『おはよう朝日です』を追いかけて『おはようテレビ朝日』を開始したのと同じく、「関西の成功例を受けて関東でも放送を開始する」形となった。
  3. ^ 同番組は事実上『ニュースフレッシュ』とのコンプレックス編成をとっていた。

出典[編集]

関連項目[編集]