春風亭昇太

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春風亭しゅんぷうてい 昇太しょうた
Shunpûtei Shōta
春風亭(しゅんぷうてい) 昇太(しょうた) Shunpûtei Shōta
本名 田ノ下たのした 雄二ゆうじ
生年月日 (1959-12-09) 1959年12月9日(64歳)
出身地 日本の旗 日本静岡県静岡市清水区
師匠 五代目春風亭柳昇
弟子 春風亭柳太郎
春風亭昇々
春風亭昇吉
春風亭昇也
春風亭昇吾
春風亭昇羊
春風亭昇市
春風亭昇りん
春風亭昇咲
玉川太福
名跡 1. 春風亭昇八
(1982年 - 1986年)
2. 春風亭昇太
(1986年 - )
出囃子 デイビー・クロケット (The Ballad of Davy Crockett)
活動期間 1982年 -
活動内容 新作落語
配偶者 田ノ下林依(青山ケンネル株式会社代表取締役、元・宝塚歌劇団83期生宝珠小夏
(2019年 - )
所属 落語芸術協会
公式サイト 春風亭昇太
受賞歴
1989年 NHK新人演芸コンクール優秀賞
1998年 浅草芸能大賞新人賞
1999年 国立演芸場花形演芸大賞
2000年 文化庁芸術祭賞大賞
2016年 静岡県文化奨励賞
2016年 日本メガネベストドレッサー賞文化界部門
2020年 文化庁長官表彰[1]
備考
落語芸術協会理事(? - 2019年)
落語芸術協会会長(2019年 - )
日本演芸家連合理事

春風亭 昇太(しゅんぷうてい しょうた、1959年昭和34年〉12月9日 - )は、落語芸術協会に所属[2]している落語家日本タレント俳優。2019年より落語芸術協会会長[3][4]。現・『笑点』司会者。出囃子は『デイビー・クロケット (The Ballad of Davy Crockett)』。定紋は『五瓜に唐花』または『クラゲ』『赤鳥紋』[5][6]。血液型O型[7]。妻は元宝塚歌劇団雪組娘役の宝珠小夏静岡県静岡市清水区(旧・清水市)出身。

一門

師の春風亭柳昇は落語の道に入る前の兵役中の負傷で手の指を数本欠いていた自身の身体的特徴もあり、新作落語専門で大成した人物であったが、弟子たちは新作派(昔昔亭桃太郎)、古典派(9代目春風亭小柳枝瀧川鯉昇)とバラエティに富む。昇太は新作が売物であるが、古典もかなりの量を手掛けている。ただし、誰とも似ていない昇太流の強烈なアレンジが施されている。

元々テレビの視聴者参加番組から出てきて弟子入りしたという経緯もあるが、テレビ活動に力を入れるところも師・柳昇譲りである。

昇太は前述のごとく6代目春風亭柳橋の一門で、柳派であってもルーツは春風亭柳枝(4代目とそれ以前の)。同じ春風亭であっても、春風亭小朝はその大師匠林家彦六の一門で、3代目柳家小さんの系統。彦六が小朝の師匠・5代目春風亭柳朝の真打昇進時に6代目柳橋から「柳朝」の名跡を譲り受けた経緯があるものの、昇太と小朝の間には一門の関係はない。

生前の桂歌丸などから師匠の名跡である柳昇襲名を求める声もあるが保留している[8]

来歴

静岡県清水市(当時)高橋南町[9]出身。秋葉幼稚園[9]清水市立辻小学校[9]清水市立第六中学校[9]東海大学第一高校を卒業。父親は日本軽金属勤務のサラリーマン(研究職)[10]、2歳年上の兄がいる[11]。兄は小学生の時から落語を聴いているような子であったが、昇太は当時落語に興味は全くなかった。また、兄嫁は昇太の小学校時代の同級生である[11]

高校時代はソフトボール部に所属していた。1978年(昭和53年)東海大学文学部に入学し、ラテンアメリカ研究会に入ろうとして部室を訪ねたが、たまたま留守で、隣の部室だった落語研究部の先輩に「ここで待ってれば?」と声を掛けられて部室に招き入れられ、稽古等を見ていて「楽しそうなので」入部し同時に学生プロレスリングアナウンサー兼実況として活躍。落研時代の高座名は「頭下位亭切奴」(とうかいてい きりど[12]・「きりやっこ」表記もあり[13])。大学2年生の時にテレビ番組『大学対抗落語選手権』にて優勝して学生落語名人となる[13]。その後、落研の先輩[注釈 1][14]のすすめでテレビ朝日の『ザ・テレビ演芸』に漫才コンビ、ザ・まんだらーず[注釈 2][15]として出演。初代グランドチャンピオンになったのを期に大学を中退し、1982年(昭和57年)、春風亭柳昇に入門[16]

前座時代より『演芸ひろば』司会など、テレビに多数出演している。前座名の昇八は、柳昇の8番弟子であることから付けられている。師匠が新作落語の名手と謳われた柳昇ということもあり、同じく新作落語を活動の中心に置き、「悲しみにてやんでい」など型破りな新作落語で人気を得た[注釈 3]

1986年(昭和61年)に二つ目に昇進、春風亭昇太に改名[16]

1988年(昭和63年)NHK 銀河テレビ小説「新橋烏森口青春篇」(原作・椎名誠)に高橋イサオ役で出演。

1989年平成元年)にNHK新人演芸コンクール優秀賞受賞。

1992年(平成4年)に席亭推薦による抜擢で真打に昇進[16]

1998年(平成10年)に平成9年度の浅草芸能大賞新人賞受賞[16]

2000年(平成12年)二つ目時代すでに独演会で古典落語に挑戦し、昇太風アレンジを加えた「初天神」を披露しているが独演会「古典とわたし」など独自の解釈を加えた古典落語にも挑戦する。同年国立演芸場花形演芸大賞、文化庁芸術祭大賞受賞[16]

2003年(平成15年)、柳家喬太郎らとともに「SWA(創作話芸アソシエーション)」を旗揚げした。SWAでの背番号は「4」。同年、タレントの松尾貴史、マジシャンのパルト小石(ナポレオンズ)、コメディ作家の須田泰成らと、東京都世田谷区のバー「bar-closed」の共同経営をはじめた。

2005年(平成17年)には落語を題材にしたテレビドラマタイガー&ドラゴン』に出演し、自ら出演俳優らに落語の演技指導も行った。同年10月からは『オールナイトニッポン』のパーソナリティーを務める。伊東四朗三宅裕司を中心に2004年に結成された演劇ユニット熱海五郎一座に参加、その後の作品に出演を続ける。

2006年(平成18年)1月8日には、毎日放送制作のドキュメンタリー番組『情熱大陸』で特集された。落語家によるデキシーバンドにゅうおいらんず」でトロンボーンを担当。東西落語界の壁を超えた六人の会の一人である。

2006年5月21日より、日本テレビ『笑点』の大喜利メンバーに加入。

2007年2月13日から25日まで、下北沢演芸祭をプロデュース。[17]

2008年、大名古屋らくご祭(主催:東海テレビ放送)がスタート、毎年中心メンバーとして出演する[注釈 4]

2012年3月[18]静岡市観光親善大使の委嘱を受ける[19]

2012年4月、落語家生活30周年を記念して歌と落語のCD「ざぶとんとおたまじゃくし」をリリース。それに先立って2月にCDに収録した本人作詞・岡田徹作曲の昭和ムード歌謡風の楽曲「城好きの人」を配信、歌手デビューした[20]

2013年4月、プロデューサーをつとめる清水にぎわい落語まつり静岡市清水文化会館マリナートでスタート[21]。年1回開催。

2013年11月24日、滋賀県長浜市お城大使に就任[22]

後述の通り2019年まで独身を通し、出演番組でもそのことをネタにされることが多かった。本人はしばしば「結婚はしない」と発言しており、弟子の春風亭昇也が2014年5月6日に挙式をした際に、昇太は「仲人」「師匠」ではなく「友人代表」として出席した[23][24]

2016年5月、平成28年度静岡県文化奨励賞を受賞[25]。8月25日に川勝平太静岡県知事を表敬訪問[26][27]

2016年5月22日、『笑点』5代目司会者・桂歌丸の勇退により6代目司会者に抜擢され、翌週5月29日から就任[28]

2016年9月、富山県砺波市増山城の名誉城主に任命[29]。2018年からは城の音声ガイドのナレーションも務めている[30]

同年、第29回日本メガネベストドレッサー賞・文化界部門を受賞[31]

2016年12月31日、第67回NHK紅白歌合戦にゲスト審査員として登場したが、事前収録された裏番組『絶対に笑ってはいけない科学博士24時』の「DVD 笑点大喜利」コーナーにも出演した[32]

2018年4月、研ナオコ百田夏菜子らとともに、静岡県からふじのくに観光大使を委嘱される[33]

2019年6月27日、落語芸術協会会長に就任[3][4]

2019年6月30日放送の笑点の番組エンディングで、自身の結婚を報告した[34]。当初相手は40代の一般人女性としていたが、その後『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』で昇太本人が認めたことや『女性自身』の取材から、青山ケンネル専務取締役の下薗(旧姓)利依(「林依」表記もあり、元宝塚歌劇団83期生・雪組娘役の宝珠小夏)である事が明らかとなった[35][36]

2019年10月19日、東京・帝国ホテルで結婚披露宴を行う。落語家や芸能人を中心に400名あまりが出席した[37]。新婦側のスピーチに立った笑福亭鶴瓶の話の中で、鶴瓶が2人の出会いを取り持ったキューピッド役であることが明かされた[38][39]

2021年10月1日付で、母校である東海大学の海洋学部客員教授に就任[40]

芸歴

  • 1982年、春風亭柳昇に弟子入りし、春風亭昇八と名乗る。
  • 1986年9月、二つ目に昇進、春風亭昇太に改める。
  • 1992年5月、席亭推薦により抜擢にて真打昇進。
  • 2000年、独演会「古典とわたし」の成果が認められ、文化庁芸術祭(演芸部門)大賞受賞[16]

人物

趣味など

人間関係

東海大学映画研究会出身の映画監督の松本貴子は、東海大学落語研究会出身の昇太とは旧知の仲(昇太が先輩)。松本が制作したドキュメンタリー映画『氷の花火 山口小夜子』(2015年)には、主要出資者としてエンドロールに昇太の名前が出ている[44][45][46]

笑点でのキャラクター

『笑点』の大喜利メンバーとして

正式加入前

  • 1980年代の『若手大喜利』にて大喜利メンバーの1人として出演していた事があり、1990年代後半に入ってからは『大喜利下剋上』→『若手大喜利』の司会を担当するようになった。後に派生番組である『BS笑点』→『笑点Jr.』での総合司会に繋がった。

回答者時代

  • 2006年5月に4代目司会者の5代目三遊亭圓楽が勇退し、桂歌丸が回答者から5代目司会者に昇格した事に伴い、歌丸の後継で大喜利レギュラーメンバーに加入。以後、10年間に渡ってレギュラー回答者を務めた。大喜利では、銀鼠の色の高座着を着用している。
  • 大喜利メンバー加入のオファーがあった際には、『笑点』でのキャラクターが落語の仕事の邪魔になるのではないかと考えていたが、落語家の親に孝行したいという思いでオファーを引き受けた[2]。メンバーが前座時代から一緒にいる人たちでかつ後輩の林家たい平林家こん平の代理として先に大喜利メンバー入り(昇太の加入と同時に、正式メンバーに昇格)していた事が、自身にとっては楽だったと語っている[47]。自身の「嫁いないキャラ」が定着したきっかけは6代目三遊亭円楽が「昇太には嫁がいない」などというようなことを最初にいったのがウケたことであり、周りのメンバーがそれに便乗していつの間にかそうしたキャラが完成した[47]
  • 喋る途中で呂律が回らない、舌を噛むという欠点があり、「カミカミ王子[2]を自虐ネタとしている。
  • 歌丸司会時代の10年間では座布団10枚を4回経験している一方で、6代目円楽(楽太郎)が率いるブラック団の一員として団長の6代目円楽以上に毒のきつい、歌丸罵倒ネタを時折言い放つ事も何度かあった。
  • 派生番組の『笑点Jr.』では、『BS笑点』として放送開始から放送終了に至るまで総合司会を務めていた。
  • 加入して日が浅い頃には、奇をてらうことのない答えが多く、答えた後に会場が一瞬沈黙状態になることもしばしばあった。
  • 大喜利冒頭の挨拶では、自身や他メンバーの間抜け話を語っては「それじゃあダメじゃん、春風亭昇太です」という口上で一人突っ込みをする終わらせ方を多用していた。2006年末頃より、他のメンバー(特に三遊亭好楽)もこのパターンを踏襲した挨拶をしばしば用いている。
  • 喋る途中で舌が回らない・舌を噛む事を自虐ネタに用いたり、他のメンバーがからかったりするのだが、これは元々落語家・昇太にしても同じであり、師匠柳昇もまた同様である。普通、落語家にとって噺の途中で噛むというのは聴き取り辛く、不快に思う聴き手も居ることからあまり好ましく無いのだが、この師弟にとっては語り口調としての一つの味わいともいえる。
  • 歌丸に次ぐ高齢である木久扇(旧名、林家木久蔵)の罵倒ネタも多く、最近では、「病院に戻りましょうね」や、「ハイカイ王子」等、徘徊老人扱いするネタをすることがある。
  • たい平のみが「昇太兄(あに)さん」と呼んでいるが、これは年齢が近い年上だからではなく、落語界での決まりごとで、自分が落語界入りした際に、既に存在する前座ないし二ツ目の落語家を基本的に先輩として「兄さん」と呼ぶことになっている(※同じ一門で既に真打の兄弟子が居る場合は、基本的には「師匠」だが、歳が近かったり、上下関係を気にしない兄弟子なら「兄さん」と呼ぶ事を許す場合もある)。「兄さん」と呼ぶ事に関しては入門先は勿論の事、所属団体も一切関係無い。つまり、たい平がこん平一門に入門した時(1988年)、昇太は二ツ目であり、「兄さん」と呼べる位置に居たという事がわかる。尚、「兄さん」という呼び方をしていた先輩の落語家が先に真打(“師匠”と呼ばれるようになる地位)に昇進しても「兄さん」という呼び方に変わりは無い(因みに上方(関西)は昇進制度が基本的に無いので関東と基準などが異なる)。
  • 歴代大喜利メンバー加入年齢では当時46歳と、歴代最高齢を更新した。
  • 歌丸からは、「役員」と呼ばれることがある(小遊三の「副会長」と同じ理由で)。
  • 地方収録での挨拶は「お待たせしました。ついに、春風亭昇太が“(その地方)”にお嫁さんを見つけにやって参りました!!」などのフレーズをお決まりとして言っていた。
  • 2016年5月22日、桂歌丸の司会勇退に伴い6代目司会に抜擢[28]。その起用理由は、プロデューサーから「消去法」と冗談めかして語られた[48]

司会者時代

  • 代理司会や司会就任当初は後輩にあたるたい平、2代目三平を指名するときは、君付けで、逆に先輩の小遊三好楽木久扇、6代目円楽は師匠付けで呼んでいたが、2016年6月19日(第2518回)放送分以降は全員に「さん」付けで統一された[49]。また、相手が先輩であろうと罵倒されたりツッコミを入れる際にはタメ口で話したり、「こいつ」呼ばわりすることがある。
  • 司会就任当初はメンバーが番組中に無駄話をして昇太の話を全然聞かず、小遊三から「学級崩壊」と呼ばれていた[50]
  • 以前は独身をいじる回答で罵倒される事が多かったが、2019年6月末に結婚してからは離婚ネタや新婚生活を冷やかす回答で罵倒される事が多くなっている。

主な持ちネタ

以下の新作がある。

  • 『悲しみにてやんでい』
  • 『ワシントン伝』
  • 力士の春
    • 立川藤志楼・演によるリニューアル作品『力士の春'08』もあり
  • ストレスの海
  • 宴会の花道
  • リストラの宴
  • 『愛犬チャッピー』
  • 『お父さんの決断』
  • 『夫婦に乾杯』
  • 『吉田さんのソファー』
  • 『マサコ』
  • 『遠い記憶』
  • 『人生が二度あれば』
  • 『花粉寿司』
  • 『伊与吉幽霊』[注釈 5]

新作中心ではあるが、円熟期に入り古典落語を演ずる機会も多くなっており『時そば』『看板のピン』『寝床』『愛宕山』『崇徳院』『不動坊』などを持ちネタとしている。

出演

現在

ラジオ

テレビ

過去

ラジオ

テレビ

  1. 1993年5月12日:お父さんの決断
  2. 1993年6月9日:へっつい盗人
  3. 1993年7月14日:看板のピン
  4. 1993年8月11日:Jリーグの悲しみ
  5. 1993年8月18日:権助魚
  6. 1993年9月22日:ちりとてちん
  7. 1993年9月29日:悲しみにてやんでぃ
  8. 1993年12月29日:愛犬チャッピー
  9. 1995年1月2日:宴会の花道

NHK紅白歌合戦出演歴

年度/放送回 備考
2016年平成28年)/第67回 [59] ゲスト審査員として出演

ドラマ

映画

舞台

CM

作品・出版物

書籍

  • ぼくがモスラを好きなわけ(1992年、立風書房
  • 楽に生きるのも、楽じゃない(1997年 東京書籍、2001年 新潮OH!文庫、2017年 文春文庫[注釈 7]
  • はじめての落語。春風亭昇太ひとり会(2005年、糸井重里監修 ほぼ日CDブックス 東京糸井重里事務所)*CD付
  • 城あるきのススメ(2011年、小学館

共著・監修・他

CD

春風亭昇太2(2009年4月22日、ソニー・ミュージックダイレクト
春風亭昇太3(2009年5月27日、ソニー・ミュージックダイレクト)
春風亭昇太4(2010年11月24日、ソニー・ミュージックダイレクト)
  • 落語 The Very Best 極一席1000:春風亭昇太 ストレスの海/力士の春(2009年12月9日、ソニー・ミュージックダイレクト)
  • ざぶとんとおたまじゃくし(2012年4月25日、ソニー・ミュージックダイレクト)

DVD

落語

  • 春風亭昇太 十八番シリーズ-動-(2010年3月29日、ソニー・ミュージックダイレクト)
  • SWAのDVD -古典アフター-(2011年3月9日、ソニー・ミュージックダイレクト)

OV出演

配信

一門弟子

2007年に初めて直弟子を持った。オフィシャル本[要文献特定詳細情報]の中では、男同士でサシで向き合うのがこんなにも気恥ずかしいことなのかと感じ、柳昇への弟子入り当時のことを思い出しながら、どう稽古を付けたらよいか模索しているという。

真打

二ツ目

前座

  • 春風亭昇ちく

色物

脚注

注釈

  1. ^ 先輩の一人が「笑点」「エンタの神様」などの放送作家の佐藤かんじ
  2. ^ 漫才の相方は、現在テレビディレクターの山崎徹。
  3. ^ 昇太自身、師匠の柳昇から教わった古典のネタは「雑俳」だけだと語っている。
  4. ^ 春風亭昇太プロデュースという告知は公式にはされていないが、毎年2公演以上に出演。また、協賛にキクチメガネ(昇太を広告に起用)、制作協力にティルト(昇太の事務所)の記載がある。
  5. ^ 雨治隆介(フリーライター)作。第2回「全国落語台本コンクール」最優秀賞。コンクールを主催した「六人の会」のメンバーのみが演じることができる。
  6. ^ 前週の5月14日放送の40周年スペシャルのエンディングにおいて、新メンバー紹介で少しだけ出演した。
  7. ^ 立川談春との対談あり。

出典

  1. ^ 令和二年度文化庁長官表彰名簿
  2. ^ a b c ぴあMOOK『笑点五〇年史 1966-2016』65ページ
  3. ^ a b “歌丸さんからバトン!落語芸術協会の新会長に春風亭昇太「お断りするわけには」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年3月20日). https://www.sanspo.com/article/20190320-UJQKNCXDKBLFJNR5VVOEGSQKFQ/ 2019年3月20日閲覧。 
  4. ^ a b 落語芸術協会 新会長に春風亭昇太 副会長は春風亭柳橋 令和で若返り,スポーツニッポン,2019年6月27日
  5. ^ 静岡市観光交流文化局 歴史文化課 (2018年10月19日). “公開講座「現代に生きる今川氏の功績」が行われました”. 静岡市. 2020年11月21日閲覧。 “昇太師匠の羽織の紋、そして小和田先生のスーツの襟元のバッジが今川の旗印、赤鳥の紋であることをそれぞれ紹介”
  6. ^ 取材・文/三ヶ尻智昭; 撮影/本田雄士 (2017年6月12日). “大河ドラマでの怪演が話題騒然--春風亭昇太が「今川愛」を語る!”. 週プレNEWS. エンタメ. 集英社. 2020年11月21日閲覧。 “師匠の高座の羽織に配された家紋は、なんと今川家の家紋「赤鳥紋」。(略)実は15年前から使用している”
  7. ^ タレント ザテレビジョン
  8. ^ 歌丸の「早く継げ!」の声に、昇太しどろもどろ”. 産経ニュース (2013年3月13日). 2016年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月19日閲覧。
  9. ^ a b c d 春風亭昇太 (2010年12月20日). 鍋倉伸子、五味響子. ed. 季刊 清水43号「はじめは清水一中に入りたかった」. 戸田書店. pp. 66-68. ISBN 9784924638075 
  10. ^ a b 2月からの明治座公演では落語を披露!!川中美幸さん登場!”. 高田文夫のラジオビバリー昼ズ. ニッポン放送 (2020年1月29日). 2020年1月31日閲覧。 “昇太「うちのお父さんが自分史を書いてたんです」 乾「あの日本軽金属で働いていた」 昇太「白衣着てたお父さんですよ」”
  11. ^ a b 姫野忠 (1997年4月1日). “家族 師匠、両親から自立教わる 春風亭昇太さん”. 東京新聞 夕刊: p. 9 
  12. ^ 河村たかし (2020年1月27日). “春風亭昇太先輩のNHK「ファミリーヒストリー」を見て感動しました。”. 防府市議会議員 河村たかしのブログ. 公明党. 2020年10月18日閲覧。 “「切奴(キリド・先輩の大学時代の高座名)」”
  13. ^ a b 日刊スポーツ』1979年4月26日付、14面。
  14. ^ 河北泰三 (2012年10月22日). “先輩・後輩”. 七福萬来. 七福タオル株式会社. 2020年1月20日閲覧。 “私が1年生の時、昇太さんは4年生で、昇太さんが1年生の時、佐藤かんじさんは5年生。”
  15. ^ 河北泰三 (2010年3月8日). “まんだら~ず”. 七福萬来. 七福タオル株式会社. 2020年1月20日閲覧。 “二人は、大学の同期で(私の先輩)、大学4年の時に"まんだら~ず"という漫才コンビを組んでいました。”
  16. ^ a b c d e f 春風亭昇太 - 協会員プロフィール”. 落語芸術協会. 2022年3月8日閲覧。
  17. ^ 第17回下北沢演劇祭参加作品 春風亭昇太プロデュース下北沢演芸祭”. corich舞台芸術!. 2018年12月15日閲覧。
  18. ^ 古今落語家グラフティー 写真特集 春風亭昇太”. 時事通信社 (2012年3月12日). 2018年11月7日閲覧。[リンク切れ]
  19. ^ 静岡市観光親善大使”. 静岡市. 2018年11月7日閲覧。
  20. ^ 春風亭昇太落語家生活30周年記念デビューシングル「城好きの人」配信中!!”. ソニーミュージックエンタテインメント (2012年2月13日). 2020年11月13日閲覧。 “足軽衣装で熱唱する発売イベントでの雄姿!!”
  21. ^ 清水にぎわい落語まつりのお知らせ”. 清水落語王国Web管理人のeしずおかブログ. eしずおか (2013年4月18日). 2018年12月15日閲覧。
  22. ^ 長浜ブランドアンバサダー(長浜市PR大使)制度”. 長浜市 (2018年10月23日). 2018年11月25日閲覧。
  23. ^ 僕たちの結婚式。”. 昇也DAYS〈春風亭昇也の勝手ブログ〉 (2013年5月6日). 2021年10月5日閲覧。
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  29. ^ 春風亭昇太さんが名誉城主に!”. 砺波市 (2016年10月11日). 2018年12月20日閲覧。
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  31. ^ “『メガネ ベストドレッサー』広末涼子&西内まりやらが受賞”. ORICON STYLE. (2016年10月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2079348/full/ 2016年10月4日閲覧。 
  32. ^ 春風亭昇太 紅白&笑ってはいけないW出演 審査員で大喜利で…”. スポニチANNEX (2016年12月31日). 2018年11月7日閲覧。
  33. ^ 「ふじのくに観光大使・公使」のお力を借りて、静岡県の魅力を広く発信します!”. 静岡県 (2018年4月30日). 2018年11月7日閲覧。
  34. ^ 春風亭昇太、結婚を生発表 60歳を前に一般女性とゴールイン「ついに結婚することになりました」”. スポーツ報知 (2019年6月30日). 2019年6月30日閲覧。
  35. ^ 春風亭昇太の結婚相手は元タカラジェンヌ”. スポーツ報知 (2019年7月2日). 2022年3月8日閲覧。
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関連項目

外部リンク