後縦靱帯骨化症

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後縦靱帯骨化症(こうじゅうじんたいこっかしょう、ossification of posterior longitudinal ligament (OPLL))とは、後縦靭帯が骨化する疾患

脊椎椎体後面を上下に走る後縦靱帯の骨化により、脊髄の通り道である脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されて知覚障害や運動障害が症状として現れる[1]

疫学[編集]

50歳以上の男性で好発し(男女比2:1)、糖尿病患者や肥満症患者での発生頻度が高い[1]。 症状の進行が年単位の長い経過をたどり、悪化せずにすむこともある。靱帯が骨化する原因は不明である。

合併症[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 骨・関節系疾患調査研究班 (2010年2月7日). “後縦靭帯骨化症(OPLL)(公費対象)”. 難病情報センター. 2011年5月17日閲覧。