岡村孝一

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岡村 孝一(おかむら こういち、1937年 - 1980年)は、日本のフランス文学翻訳家

人物[編集]

1962年、早稲田大学法学部を卒業。ジョゼ・ジョヴァンニなど、多くのフランスの暗黒小説を翻訳した。

訳書[編集]

  • 『狼が来た、城へ逃げろ』(ジャン=パトリック・マンシェット早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1974
  • 『地下組織ナーダ』(ジャン=パトリック・マンシェット、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1975
  • 『おれは暗黒小説だ』(A.D.G.、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1979
  • 『北京の秋』(ボリス・ヴィアン、早川書房、ボリス・ヴィアン全集4) 1980

ジョゼ・ジョヴァンニ[編集]

  • 『おとしまえをつけろ』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ・ミステリ) 1968
  • 『オー!』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ・ミステリ) 1969
  • 『ひとり狼』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ・ミステリ) 1969
  • 墓場なき野郎ども』(ジョゼ・ジョヴァンニ、早川書房、ハヤカワ・ミステリ) 1970
  • 『気ちがいピエロ』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ・ミステリ) 1970
  • 『穴』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ・ミステリ) 1970
  • 『生き残った者の掟』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワノヴェルズ) 1971、のち河出文庫 1986
  • 『流れ者』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ文庫NV) 1978
  • 『わが友、裏切り者』(ジョゼ・ジョヴァンニ、ハヤカワ・ノヴェルズ) 1978