奈良ドリーマーズ
| 奈良ドリーマーズ | |
|---|---|
| 原語表記 | 奈良ドリーマーズ |
| ホームタウン | 奈良県奈良市（斑鳩町、田原本町、京都府舞鶴市） |
| 所属リーグ | V.LEAGUE DIVISION3 |
| チーム所在地 | 奈良県奈良市富雄川西 |
| 体育館所在地 | 奈良県 奈良市 大和郡山市を中心に |
| 代表者 | 尾上尚史 |
| 監督 | 言上真一 |
| ホームページ | 公式ウェブサイト |
| 種類 | NPO法人 |
|---|---|
| 本社所在地 |
 日本〒631-0077 奈良県奈良市富雄川西1-14-28 |
| 設立 | 2015年 |
| 業種 | サービス業 |
| 法人番号 | 8150005008561 |
| 事業内容 | バレーボールチーム運営 |
| 代表者 | 尾上尚史 |
奈良ドリーマーズ（ならドリーマーズ）は、奈良県を本拠地とする、男子バレーボールのクラブチームである。2023-24シーズンはV.LEAGUE DIVISION3 MEN（V3男子）に所属。
概略[編集]
2006年3月に、西淀製作所バレーボール部OB（90年代に大阪実業団で活躍）と佛教大学OBを中心に結成[1]。関西の大学出身者などで地域密着型クラブチームとして設立された。クラブ名「NBK」は西淀製作所のNと佛教大学のB 関西圏の諸大学のKを組み合わせたものに由来している。
2008年1月に開催された、第28回全日本実業団選抜西部地域リーグに初参戦し6位[1]。翌年第29回同リーグでは初優勝となったが、プレーオフでは4位に終わった[1]。
2009年9月に男子チーム初のVリーグ機構準加盟チームとなった[1][2]。
2009年8月にバレーボールセミナー開催、10月に男女混合バレーボール大会（ドリーマーズカップ開催）12月にバレーボールアクション（バレー教室）を開催するなどバレーボールの普及活動やボランティア活動にも積極的に取り組んでいる[1]。12月、ビーチバレー部門が誕生[1]。
2014年5月、監督の鹿谷明生が、デフバレーボール2017トルコデフリンピック日本男子代表監督に就任（NBKと兼務）
全国6人制バレーボールリーグ総合男女優勝大会の西部決勝リーグでは、2012-2015年の第2回-第5回で4年連続準優勝を果たした[1]。ちなみに、その時期はクボタ（現・クボタスピアーズ）が連覇を続けていた。
2015年3月、奈良県でNPO法人登記完了[3]。そして、2015/16シーズンから開催されるV・チャレンジリーグIIへの参戦が内定した[4]。
2015年7月、チーム名を奈良NBKドリーマーズに改称した[5]。
2016年10月26日より、斑鳩町との包括連携協力を開始した[6]。
2018年3月 S3ライセンス（V3参入権）を取得し、V・チャレンジリーグに替わって誕生する新生V.LEAGUEのDIVISION3(V3)に参入となった[7]。
2018年6月 奈良市をホームタウンとすることが行政に正式に認められ、チーム名を「奈良ドリーマーズ」に変更した[8]。
2019-20シーズン、V3リーグで優勝を果たす。
2020-21シーズン、翌シーズンのライセンスがS2となり、シーズン終了後にVリーグ機構理事会で承認を得ればV2に昇格することとなった[9][10]。V2昇格は確定していたが、連覇を目指したV3リーグでは勝ち星に恵まれず最下位となった。シーズン終了後、V2昇格が承認された[11]。
2021年8月31日、田原本町との包括連携協定を締結した[12]。
2021-22シーズン、V2では10勝18敗（不戦勝1を含む）の成績で15チーム中11位となり、V3降格が確定した[13][注釈 1]。
2022年4月26日、選手兼監督の言上真一が京都府舞鶴市で市職員を務めている縁もあり、100km離れた同市と連携協定を結び、サブホームタウンになることが決まった[14]。
成績[編集]
主な成績[編集]
- V.LEAGUE DIVISION2 MEN
- 優勝 なし
- チャレンジリーグII、V.LEAGUE DIVISION3 MEN
- 優勝 1回 (2019-20)
年度別成績[編集]
V・プレミアリーグ / V・チャレンジリーグ[編集]
| 所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | ||||
| チャレンジII | 2015/16 | 6位 | 7チーム | 6位 | 18 | 3 | 15 | - | ||
| 2016/17 | 7位 | 8チーム | 7位 | 21 | 5 | 16 | - | |||
| 2017/18 | 8位 | 10チーム | 8位 | 18 | 5 | 13 | - | |||
V.LEAGUE[編集]
| 所属 | 年度 | 最終 順位 |
参加 チーム数 |
レギュラーラウンド | ポストシーズン | 備考 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 順位 | 試合 | 勝 | 敗 | 試合 | 勝 | 敗 | |||||
| DIVISION3 | 2018-19 | 4位 | 6チーム | 4位 | 20 | 8 | 12 | - | |||
| 2019-20 | 優勝 | 4チーム | 1位 | 15 | 12 | 3 | - | ||||
| 2020-21 | 4位 | 4チーム | 4位 | 6 | 1 | 5 | - | ||||
| DIVISION2 | 2021-22 | 11位 | 15チーム | 11位 | 28 | 10 | 18 | - | 不戦勝1を含む。 | ||
| DIVISION3 | 2022-23 | 3位 | 10チーム | 3位 | 27 | 18 | 9 | - | |||
| 2023-24 | 5位 | 10チーム | 5位 | 20 | 12 | 8 | - | ||||
選手・スタッフ(2023-24)[編集]
選手[編集]
| 背番号 | 名前 | シャツネーム | 生年月日（年齢） | 身長 | 国籍 | Pos | 在籍年 | 前所属 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 渡邊徹 | WATANABE | 1983年10月4日（40歳） | 186 | 日本 |
MB | 佛教大学 | ||
| 3 | 阿羅田忠勝 | TADAKATSU | 2000年4月10日（24歳） | 170 | 日本 |
S | 2023年- | 大阪商業大学 | 新人[15] |
| 4 | 上岡新 | ARATA | 2000年7月19日（23歳） | 190 | 日本 |
MB | 2023年- | 大阪商業大学 | 新人[15] |
| 5 | 中西翔太 | SHOTA | 1999年10月10日（24歳） | 173 | 日本 |
OP | 2022年- | 龍谷大学 | |
| 6 | 吉田陸斗 | YOSHIDA | 2000年11月8日（23歳） | 174 | 日本 |
S | 2023年- | 富山大学 | 新人[15] |
| 7 | 片野坂拓人 | KATANOSAKA | 1996年10月20日（27歳） | 177 | 日本 |
OH | 2019年- | 中京大学 | |
| 8 | 高橋和希 | KAZUKI | 1996年10月17日（27歳） | 179 | 日本 |
S | 2019年- | 大阪国際大学 | |
| 9 | 里見柾亮 | SATOMI | 1999年12月11日（24歳） | 183 | 日本 |
MB | 2022年- | 大阪教育大学 | |
| 10 | 壇上正健 | DANJO | 1996年5月3日（27歳） | 184 | 日本 |
MB | 2019年- | 天理大学 | |
| 11 | 後藤和志 | GOTO | 1997年1月25日（27歳） | 180 | 日本 |
OP | 2019年- | 至学館大学 | |
| 12 | 江崎闘愛 | MOAI | 1999年10月26日（24歳） | 190 | 日本 |
OP | 2022年- | 近畿 | キャプテン[16] |
| 13 | 伊東幸多郎 | KOTARO | 2000年5月13日（23歳） | 174 | 日本 |
L | 2023年- | 岐阜協立大学 | 新人[15] 2024年2月13日V.LEAGUE登録抹消[17] |
| 14 | 石渡智憲 | TOMO | 2000年8月31日（23歳） | 176 | 日本 |
L | 2023年- | 大阪国際大学 | 新人[15] |
| 15 | 上竣 | UE | 1994年5月27日（29歳） | 183 | 日本 |
OP | 2017年- | 岐阜経済大学 | |
| 18 | タナー・ウッズ | TANNER | 1998年3月30日（26歳） | 198 |  アメリカ合衆国 |
OH | 2023年- | バンガード大学 (en) |
移籍加入[18] |
| 19 | 濵田真滉 | HAMADA | 2000年8月12日（23歳） | 179 | 日本 |
OH | 2023年- | 大同大学 | 新入団[19] |
| 20 | 近藤海斗 | KONDOH | 1997年9月16日（26歳） | 173 | 日本 |
S | 2021年- | 甲南大学 | 副キャプテン[16] |
| 21 | 有津翔太 | ARITSU | 1994年9月25日（29歳） | 188 | 日本 |
MB | 2020年- | 大阪大学 | |
| 22 | 高階凌矢 | RYOYA | 2004年2月9日（20歳） | 171 | 日本 |
L | 2022年- | 桃山学院高校 | 新人[15] |
| 23 | 本多駿 | HONDA | 1990年11月21日（33歳） | 185 | 日本 |
OH | 2023年- | 近畿 | 新入団[19] |
| 24 | 岡嶋翔 | OKAJIMA | 2000年12月12日（23歳） | 168 | 日本 |
L | 2022年- | 大阪大谷大学 | 新人[15] |
| 25 | 山根志哉 | YAMANE | 2000年1月25日（24歳） | 160 | 日本 |
L | 2022年- | 天理大学 | |
| 26 | 武田恭輔 | TAKEDA | 2001年11月26日（22歳） | 174 | 日本 |
S | 2023年- | 至学館大学 | 新入団[20] |
| 31 | 飯嶋直樹 | NAOKI | 1998年11月13日（25歳） | 186 | 日本 |
MB | 2023年- | 琉球ブルーシーズ | 移籍加入[21] |
| 32 | 東影夏海 | NATSUMI | 2001年8月1日（22歳） | 190 | 日本 |
OH | 2023年- | 近畿大学 | 移籍加入[22] |
| 33 | 岡本伊武己 | IBUKI | 2000年6月4日（23歳） | 189 | 日本 |
MB | 2022年- | 天理高校 | 新人[15] |
| 出典：チーム公式サイト[23] Vリーグ公式サイト[5] 更新：2024年2月13日 | |||||||||
スタッフ[編集]
| 役職 | 名前 | 備考 |
|---|---|---|
| GM | 尾上尚史 | |
| 監督 | 言上真一 | |
| コーチ | 品川哲也 | |
| コーチ | 丹下雅行 | |
| トレーナー | 赤堀義宏 | |
| トレーナー | 松田山斗 | |
| マネージャー | 篠原美由 | |
| マネージャー | 川村幸司 | |
| マネージャー | 宮村恵梨香 | 2024年2月14日V.LEAGUE登録抹消[24] |
| 通訳 | 中井智映子 | 新任[25] |
| 運営担当 | 三好理沙 | 新任[26] |
| 出典：Vリーグ公式サイト[5] 更新：2024年2月14日 | ||
在籍していた選手[編集]
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 翌シーズンよりV2が15チームから10チームに削減されるため、10位以内に入らない5チームは自動降格となった。
出典[編集]
- ^ a b c d e f g h “あゆみ”. 奈良NBKドリーマーズ. 2016年6月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月12日閲覧。
- ^ 『NBKドリーマーズの準加盟を承認』（プレスリリース）Vリーグ機構、2009年9月11日。2020年7月12日閲覧。
- ^ “特定非営利活動法人 ＮＢＫ dreamers”. 内閣府NPO. 2020年7月12日閲覧。
- ^ 『2015/16V・チャレンジリーグⅡに参戦する準加盟内定チームのお知らせ』（プレスリリース）Vリーグ機構、2015年3月4日。2020年7月12日閲覧。
- ^ a b c “奈良ドリーマーズ”. V.LEAGUE. 2024年2月14日閲覧。
- ^ “斑鳩町との包括連携協力を開始”. 奈良ドリーマーズ (2016年10月28日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “2018-19 V.LEAGUEの編成について”. Vリーグ機構 (2018年3月24日). 2019年12月18日閲覧。
- ^ nbkdreamersの投稿（2048413045229845） - Facebook
- ^ 奈良ドリーマーズの2020年10月16日のツイート、2020年10月17日閲覧。
- ^ 『2021-22シーズン V.LEAGUE ライセンス交付結果について』（プレスリリース）Vリーグ機構、2020年10月16日。2020年10月17日閲覧。
- ^ “2021-22 DIVISION2男子 大会概要の決定とDIVISION2女子 ファイナルステージに関してのお知らせ”. Vリーグ機構 (2021年7月21日). 2021年8月2日閲覧。
- ^ “田原本町と奈良ドリーマーズの包括連携協定締結式”. 田原本町 (2021年7月28日). 2022年4月29日閲覧。
- ^ “2021-22 V.LEAGUE DIVISION2 MEN 最終順位および個人賞の決定について”. V.LEAGUE (2022年3月27日). 2022年3月28日閲覧。
- ^ “舞鶴市がバレーVリーグ奈良のサブホームタウンに”. 朝日新聞. (2022年4月29日) 2022年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト”. V.LEAGUE (2022年10月17日). 2022年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月17日閲覧。
- ^ a b “奈良ドリーマーズのツイート”. Twitter (2023年6月6日). 2023年6月6日閲覧。
- ^ “退団選手（男子）” (PDF). V.LEAGUE (2024年2月14日). 2024年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月14日閲覧。
- ^ “ウッズ タナー”. V.LEAGUE. 2023年11月7日閲覧。
- ^ a b “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2023年7月28日). 2023年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月31日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2023年11月17日). 2023年11月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月17日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2023年11月3日). 2023年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月7日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2023年9月13日). 2023年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月7日閲覧。
- ^ “選手・スタッフ”. 奈良ドリーマーズ. 2023年11月7日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2024年2月14日). 2024年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月14日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2023年12月14日). 2023年12月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月14日閲覧。
- ^ “追加登録選手・スタッフ（男子）リスト” (PDF). V.LEAGUE (2023年7月28日). 2023年7月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月28日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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