多摩そごう

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多摩そごう
TAMA SOGO
外観
地図
地図
店舗概要
所在地 206-8588
東京都 多摩市 落合1丁目46番1号
座標 北緯35度37分20秒 東経139度25分30秒 / 北緯35.62222度 東経139.42500度 / 35.62222; 139.42500 (多摩そごう)座標: 北緯35度37分20秒 東経139度25分30秒 / 北緯35.62222度 東経139.42500度 / 35.62222; 139.42500 (多摩そごう)
開業日 1989年10月20日
閉業日 2000年9月18日
店番号 24
正式名称 多摩センター百貨店ビル
施設所有者 新都市センター開発 株式会社
施設管理者 株式会社 多摩そごう
設計者 梓設計
敷地面積 10,100 m²
延床面積 62,080 m² 
商業施設面積 34,200→34,448 m2
駐車台数 770台
後身 三越多摩センター店
大塚家具多摩ショールーム

ココリア多摩センター
最寄駅 多摩センター駅
SOGO
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株式会社 多摩そごう
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
206-8588
東京都 多摩市 落合1丁目46番1号
設立 1988年(昭和63年)
業種 小売業(百貨店)
資本金 164億3800万円
関係する人物 水島広雄
外部リンク そごうグループ(Webアーカイブ)
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多摩そごう(たまそごう)は、株式会社 多摩そごうが東京都多摩市の多摩センター駅前で運営していた百貨店。

開業時のキャッチフレーズは「はじめまして、新・山の手社交界」

概要[編集]

将来人口約31万人の新都市を計画していた多摩ニュータウンの中心、多摩センター駅前に立地。八王子そごう柚木そごう、橋本そごう(未開店)との連携のもとで資本金4億円をかけ1988年に会社設立。1989年10月20日開店。西東京地域におけるそごうのイメージアップとエリアネット化を担っていた。1992年1月-3月TBS系で放送されたテレビドラマ『東京エレベーターガール[1]の舞台となるも、自然問題で多摩ニュータウンの人口が20万人を切る水準にしかならなかった事と駅から遠い理由から赤字が続き、2000年のそごうグループ破綻により同年9月18日に閉店する。

1階玄関前には世界の人形時計[2]が設置され、店内のエスカレーター脇には多摩の自然を表現し木に止まった多数の小鳥たちが囀りながら動く 『バード・サンクチュアリー』[3]が設置されていた。それ以外にもクリスタルタワーもあった。閉店後、多摩センター三越に改装と同時に全て撤去された。

略歴[編集]

多摩そごう時代
  • 1989年10月20日 - 地上7F、地下2FのSRC造の多摩センター百貨店ビルが完成し、多摩そごう開店。
  • 2000年7月12日 - そごうグループ各社が民事再生法の適用を申請、多摩そごうの負債は553億円。
  • 2000年 7月12日 株式会社多摩そごうは会社法特別清算申請 (代表清算人 内藤良祐弁護士)[4]
  • 2000年9月18日 - 多摩そごう閉店。
多摩そごう閉店後
  • 2000年11月 - 三越多摩センター店と大塚家具多摩ショールームが入居。6階レストランフロアは新都市センター開発運営に移管。
  • 2006年3月 - リニューアルし、三越が地下1階-2階、大塚家具が3-5階となる。
  • 2010年12月 - 3-5階入居の大塚家具多摩ショールームが、立川に移転することに伴い、閉店。
  • 2011年4月23日 - 3-5階部分を新たに専門店街とし、三越多摩センター店や6階レストラン街を含むビル全体をショッピングセンター「ココリア多摩センター」としてオープン。

主な店舗・施設[編集]

営業時間・アクセス[編集]

アクセス

脚注・出典[編集]

  1. ^ 実際の多摩そごうにはエレベーターガールはいない
  2. ^ 『東京エレベーターガール』にも登場している。
  3. ^ 乃村工藝社製作、ケイアイエム・大島ミチル作曲
  4. ^ 事業再生における種類株式設計上の留意点, 事業再生と債権管理 2006年10月号(114号) ,2006

外部リンク[編集]