堀内敬子

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ほりうち けいこ
堀内 敬子
本名 堀内 敬子(旧姓)
生年月日 (1971-05-27) 1971年5月27日(52歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都府中市
身長 158 cm
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台テレビドラマ映画
活動期間 1991年 -
活動内容 1990年劇団四季入団
配偶者 あり
所属劇団 劇団四季1990年 - 1999年
事務所 キューブ
公式サイト 公式プロフィール
主な作品
テレビドラマ
CHANGE
メイちゃんの執事
ようこそ、わが家へ
コントレール〜罪と恋〜
花のち晴れ〜花男 Next Season〜
パーフェクトワールド
エール
映画
THE 有頂天ホテル
舞台
12人の優しい日本人
バラエティー番組など
サラリーマンNEO
 
受賞
TAMA映画祭
最優秀作品賞

2013年横道世之介
2007年
第33回 菊田一夫演劇賞
コンフィダント・絆』『恐れを知らぬ川上音二郎一座
第15回 読売演劇大賞 優秀女優賞
『コンフィダント・絆』
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堀内 敬子(ほりうち けいこ、1971年5月27日 - )は、日本女優東京都府中市出身。所属事務所はキューブ。元劇団四季団員。

略歴[編集]

生い立ち[編集]

7歳からクラシックバレエを習う。運動神経が良く、中学時代はバスケットボールでゲームキャプテンとして活躍し、全国大会にも出場した[1]。バスケット選手として高校へ推薦入学も可能であったが、小柄だったために断念し、母親の勧めで関東国際高校演劇科に進学した[1]

劇団四季時代[編集]

高校卒業後の1990年に、劇団四季附属研究所入所。1991年に『ミュージカル李香蘭』で初舞台(アンサンブル)を踏む。

在籍中は『キャッツ』、『美女と野獣』、『ウエストサイド物語』、『夢から醒めた夢』、『エビータ』、など数々のミュージカル作品でヒロインをつとめた。入団間もなく大抜擢ばってきされた『アスペクツ・オブ・ラブ』のジェニー役が初めてのメインキャストであり、四季在籍中の最後の舞台も同じジェニー役であった。また、1995年5月8日に、ディズニーの責任者も加わり『美女と野獣』公演のためのオーディションが行われ、堀内は10歳年上の四季看板女優野村玲子と共に初代ベルとなった[2]。『美女と野獣』は1995年11月24日よりロングラン公演が開始され、堀内は1997年までベルを演じた。1999年4月15日、ニューヨーク・ブロードウェイで世界各国の『美女と野獣』のヒロインが集まって開催された「美女と野獣 5周年記念特別公演」では、日本から堀内が出演し、"ホーム"とフィナーレの"美女と野獣"のシーンに登場した[3]。1996年の『エビータ』でも堀内は、野村玲子とのWキャストでヒロインを務めた[4]

劇団四季退団後[編集]

1999年に劇団四季を退団後も、『レ・ミゼラブル』、『屋根の上のバイオリン弾き』、『12人の優しい日本人』、『コンフィダント・絆』、『ガールフレンズ』など数々の芝居やミュージカルの舞台に出演するほか、『THE 有頂天ホテル』などの映画や、『サラリーマンNEO』、 『CHANGE』などテレビにも出演する。また、松任谷由実苗場ライブにも参加している。

ただ、四季退団後必ずしも常に順風であったわけではなく、特に2003年 - 2004年頃はやや活動が少なく、堀内本人は「引っ込み思案で人見知りするタイプ」のためと言っており、マネージャーからも「押しが足りないから仕事がない」と言われていた[5][6]。しかし、2004年9月に『I LOVE YOU 愛の果ては?』での演技を、たまたま観劇した三谷幸喜に高く評価されて、三谷の舞台『12人の優しい日本人』で最後までキャストが決定していなかった「キーパーソンのおばさん」役に、初対面ながらその場で出演依頼された[6][7]。その後多くの三谷作品に参加しており、それと共に、舞台だけでなくテレビ・映画への出演も増えている。

その演技力の高さから、役の人格が憑依ひょういしたかのように完全にその役に成りきってしまう「憑依型女優」と三谷に表現されている[8]。演技力を示す逸話として、『THE 有頂天ホテル』ではハナ(松たか子)の後輩の若い客室係を演じたが、一方同時期の舞台『12人の優しい日本人』で上述のように「おばさん」を演じ、それが本当におばさんにしか見えず、年配の女優と勘違いされた[5][8]。後に仕事で関わる松任谷正隆も『12人の優しい日本人』を観て「おばさんだと思っていた」と発言している[5]

2007年度に、第33回菊田一夫演劇賞(『コンフィダント・絆』のルイーズ、『恐れを知らぬ川上音二郎一座』の伊東カメの役の演技に対して)及び、第15回読売演劇大賞優秀女優賞(『コンフィダント・絆』の演技により)を受賞した。堀内は『コンフィダント・絆』で「キュートなコメディエンヌぶりを発揮」し、「才能を開花させた」と評価された[9]

私生活についてはほとんど公表されることはないが、43才で妊娠・出産したことを明らかにしている[10]

出演[編集]

舞台[編集]

劇団四季[編集]

退団後[編集]

テレビドラマ[編集]

ウェブドラマ[編集]

映画[編集]

吹き替え[編集]

人形劇[編集]

  • シャーロック ホームズ(2014年3月25日 - 27日、NHK) - ハドソン夫人 役[46]
    • シャーロック ホームズ年末SP「シャーロック ホームズ・アワード」(2014年12月28日、NHK教育) - 声の出演

ラジオ[編集]

バラエティ[編集]

  • サラリーマンNEO(NHK)
    • season3(2008年4月6日 - 9月28日)
    • season4(2009年4月12日 - 9月27日)
    • season5(2010年4月8日 - 9月16日)
    • season6(2011年5月10日 - 9月27日)
    • TVマンNEO(2011年12月30日) - 須磨かおり 役
    • GOLD(2012年6月30日)
  • 鶴瓶のスジナシ!(2011年9月6日、CBC
  • フルタ家の不思議なテレビ(NHK)
    • (2013年8月20日 - 21日)
    • (2013年9月23日)
    • お正月編(2014年1月2日 - 3日)
    • (2014年12月22日 - 23日)
    • (2015年 8月13日 - 14日)
    • (2015年12月24日 - 25日)
  • スタジオパークからこんにちは(NHK) - 司会(不定期)
    • (2016年5月12日・6月9日・11月10日・11月21日)
  • 笑×演(笑いの舞台に俳優参戦 真剣ネタ対決!笑×演SP)(テレビ朝日)(2017年7月15日) - エントリー5 奥菜恵とのコンビ(「地獄のピエロ」役)
  • あさイチ「ツイQ楽ワザ 脱マイナー食材!旬の山菜を楽しみつくす」(2022年4月19日、NHK総合)

CM[編集]

作品[編集]

CD[編集]

舞台のDVD(映画・テレビドラマのDVDは除く)[編集]

著書[編集]

  • こけらおとし シアタークリエ開幕 三谷さん、ここまで語って大丈夫?(徳間書店、2007年12月31日発行、ISBN 978-4-19-862442-2

受賞歴[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 第4回沖縄国際映画祭出品作品。
  2. ^ 2007年1月27日、「劇団四季」の話・2007年3月3日、「三谷幸喜さんの舞台」の話(PODCAST vol.49)・2008年4月17日、「旭山動物園物語」の話・2010年1月16日、「ニューヨーク公演」の話に出演。

出典[編集]

  1. ^ a b 堀内敬子(インタビュアー:吉田祐也)「堀内敬子…美声と「気持ち」で細く長く」『読売新聞夕刊』、2015年9月7日。 オリジナルの2015年9月11日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20150911222631/http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20150907-OYT8T50158.html?cx_thumbnail=08&from=ytop_os_tmb2019年6月20日閲覧 
  2. ^ 毎日新聞 1995年8月1日夕刊
  3. ^ 朝日新聞 1999年4月22日夕刊
  4. ^ 劇団四季「ラ・アルプ」 1997年1月号 VOL.141
  5. ^ a b c SUNTORY SATURDAY WAITING BAR AVANTI PodCast vol. 49”. TOKYO FM Podcast. エフエム東京 (2007年3月3日). 2019年6月20日閲覧。
  6. ^ a b 堀内敬子『こけらおとし シアタークリエ開幕 三谷さん、ここまで語って大丈夫?』徳間書店、2007年、[要ページ番号]頁。ISBN 978-4-19-862442-2 
  7. ^ 三谷幸喜著『三谷幸喜のありふれた生活』[要文献特定詳細情報]
  8. ^ a b コンフィダント・絆』DVD中の三谷幸喜インタビューより。
  9. ^ 第15回読売演劇大賞第1次選考会の批評(2008年1月16日読売新聞)
  10. ^ 堀内敬子(インタビュアー:梅崎正直)「[女優 堀内敬子さん](上)治療を始めてすぐの妊娠に医師は「奇跡だ」 43歳での出産はとにかく怖かったけど…」『ヨミドクター, 読売新聞』、2018年7月27日https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180720-OYTET50010/2019年6月20日閲覧 
  11. ^ “KERA CROSSラストは新作「骨と軽蔑」出演は宮沢りえ・鈴木杏ら7名の女優たち”. ステージナタリー (ナターシャ). (2023年9月28日). https://natalie.mu/stage/news/542727 2023年9月28日閲覧。 
  12. ^ “『世にも奇妙な物語‘20秋の特別編』11月14日放送へ 広瀬すず主演作には岐洲匠、横田真悠らが出演”. Real Sound (株式会社blueprint). (2020年10月16日). https://realsound.jp/movie/2020/10/post-637503.html 2020年11月14日閲覧。 
  13. ^ 向井理、“ムコ入り”榮倉奈々と夫婦役 遺産相続題材にテレ朝連ドラ初主演”. ORICON (2015年8月21日). 2015年8月21日閲覧。
  14. ^ 楽天 初代チアの挑戦をドラマ化「44歳のチアリーダー!!」”. スポニチアネックス (2015年10月30日). 2015年10月30日閲覧。
  15. ^ “竹野内豊主演のNHKドラマ「この声をきみに」また“延期”今度は政見放送”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2017年10月11日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2017/10/11/kiji/20171011s00041000206000c.html 2017年10月11日閲覧。 
  16. ^ 『テミスの剣』に船越英一郎、前田敦子ら追加出演者! 9月27日放送決定”. マイナビニュース (2017年8月22日). 2017年8月23日閲覧。
  17. ^ “小日向文世、主演シリーズ連ドラ化に驚き!? ハードな撮影に「この歳になって…」”. マイナビニュース (マイナビ). (2022年2月24日). https://news.mynavi.jp/article/20220224-2278900/ 2022年2月24日閲覧。 
  18. ^ “千葉雄大主演の“お仕事ドラマ”「プリティが多すぎる」10月開始、共演に佐津川愛美”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年8月21日). https://natalie.mu/eiga/news/296131 2018年10月17日閲覧。 
  19. ^ “中山美穂主演ドラマ『彼らを見ればわかること』に髙橋優斗、佐久間由衣ら”. CINRA.NET. (2019年12月10日). https://www.cinra.net/news/20191210-karera 2019年12月10日閲覧。 
  20. ^ ドラマスペシャル「全身刑事」”. テレビ朝日. 2020年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月27日閲覧。
  21. ^ 佐々木蔵之介主演『IP』追加キャスト発表 杉本哲太が“愛すべきおじさんキャラ”に”. ORICON NEWS. 2021年6月9日閲覧。
  22. ^ 『スナック キズツキ』に徳永えり、西田尚美、八嶋智人ら出演 EDテーマは森山直太朗に”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2021年10月10日閲覧。
  23. ^ 原田知世と堀内敬子がタップダンスを披露!「誰かにわかってもらいたい」”. 2022年7月7日閲覧。
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  26. ^ "伊藤沙莉さんNHKドラマ初主演!特集ドラマ「ももさんと7人のパパゲーノ」制作開始". 1 June 2022. 2022年6月1日閲覧
  27. ^ プレミアムドラマ「我らがパラダイス」制作開始のお知らせ”. NHKドラマ. 日本放送協会 (2022年9月27日). 2022年9月27日閲覧。
  28. ^ “NHK版「犬神家の一族」佐清役は金子大地 あのマスクも解禁!珠世役・古川琴音ら豪華キャスト集結”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2023年3月13日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/03/13/kiji/20230313s00041000313000c.html 2023年3月13日閲覧。 
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  43. ^ “「湯道」湯上がりほっかほかの生田斗真が牛乳ぐびぐび、新キャストも明らかに”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年11月17日). https://natalie.mu/eiga/news/501675 2022年11月17日閲覧。 
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  46. ^ キャラクター&キャスト”. 2014年3月6日閲覧。[リンク切れ]
  47. ^ “広瀬すずさん・堀内敬子さんがイメージキャラクターに就任!味の素冷凍食品「ギョーザ」新TVCM「いいんじゃない篇」2021年4月15日(木)より、全国で順次放送開始”. PR TIMES (株式会社PR TIMES). (2021年4月5日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000027220.html 2021年4月5日閲覧。 

外部リンク[編集]