吉田貴司

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よしだ たかし
吉田 貴司
生誕 (1980-01-12) 1980年1月12日(44歳)
職業 漫画家
ジャンル コメディ漫画
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吉田 貴司(よしだ たかし、1980年1月12日[1] - )は日本漫画家。作品に『やれたかも委員会』などがある。大阪府出身[2]

来歴[編集]

1998年平成10年)、大阪府立刀根山高等学校全日制普通科)卒業[1]

佐藤漫画製作所(佐藤秀峰)の作画スタッフ出身[2]で、2006年、『スピリッツ増刊カジュアル』にて『弾けないギターを弾くんだぜ』でデビューした[1]

2009年、『モーニング・ツー』にて『フィンランド・サガ(性)』を連載開始[3]2015年、『ビッグコミックスピリッツ』にて『シェアバディ』の連載を開始した(原作担当)[4]2016年noteにて『やれたかも委員会』を掲載開始[3]2021年、『ゲッサン』にて『中高一貫!!笹塚高校コスメ部!!』を連載開始[5]

人物[編集]

既婚者であり2児の父。趣味は掃除(そうじ)[1]。不定期にニコ生で配信を行っている。

シェアバディ連載時に原作のみの担当とされ、次第にネームをもとに編集と作画担当者がネーム構成を変更して発表するという不本意な扱いに人間不信となり、「タイトルは自分で決める」「打ち合わせはしない」「自分で作画する」「電子書籍は自分で管理する」という4つの「譲らないもの」を自分に設定。「やれたかも委員会」以降は出版社を通さず自己発信、自己管理するスタイルで執筆している[6]

後ろ盾がないため大変ではあるが、読者のために作品をめちゃくちゃにされたくないという思いから消去法で決意。「やれたかも委員会」も元はビッグコミックスペリオール奨励賞受賞作であるが、連載化を望むも、読み切りネタだと断られた過去も前提になっている[6]

作品リスト[編集]

漫画[編集]

連載

読切

  • お父さんのアロマキャンドル(『ゲッサン』2019年7月号[7]
  • スーパーボール~熱狂が終わるとき、幸せの鐘が鳴り響く~(『ゲッサン』2019年11月号[8]
  • 顔だけ候補イケザワ(原作:加藤航平、『少年ジャンプ+』2023年1月19日[9]) - 作画担当、読み切り[9]

CDジャケット[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 公式ブログの「Wikipedia」記事のコメント欄より”. 吉田貴司公式ブログ (2015年9月30日). 2015年9月30日閲覧。
  2. ^ a b 『やれたかも委員会』作者に訊く”. 日刊サイゾー. 2018年3月5日閲覧。
  3. ^ a b 「やれたかも委員会」で男子の切なさ描く 漫画家・吉田貴司さんの挑戦”. 2024年3月18日閲覧。
  4. ^ a b 38歳独身男がリア充イケメンの体を乗っ取り!? 2心1体コメディ、スピにて”. コミックナタリー (2015年9月28日). 2015年9月28日閲覧。
  5. ^ 「やれたかも委員会」吉田貴司が“コスメ部”描く新連載、島本和彦の還暦記念全サも”. 2024年3月18日閲覧。
  6. ^ a b 「やれたかも委員会」ドラマ化記念キャンペーンのお知らせ&吉田貴司スペシャルインタビュー”. 漫画onWeb. 2018年1月27日閲覧。
  7. ^ 広江礼威が描く若者たちの青春戦争活劇「341戦闘団」、ゲッサンで始動”. 2024年3月18日閲覧。
  8. ^ 「やれたかも委員会」吉田貴司がゲッサンに再び、“熱狂”描く読み切り”. 2024年3月18日閲覧。
  9. ^ a b “超絶イケメンが生徒会長を目指す、吉田貴司が作画を手がける選挙バトルコメディ”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年1月19日). https://natalie.mu/comic/news/509432 2023年1月19日閲覧。 
  10. ^ 「やれたかも委員会」の吉田貴司、女性の本音歌う中村千尋の新作でジャケ担当”. 2024年3月18日閲覧。

外部リンク[編集]