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原 一司(はら かずし、1915年(大正4年)1月1日 - 1957年(昭和32年)2月5日)は、日本の漫画家。
東京都出身。明治大学文芸科に学ぶ。
宮尾しげをに師事。1934年、投稿作品が「東京日日新聞」に入選。同年秋より「現代」「雄辯」「富士」「講談倶楽部」(いずれも大日本雄辯會講談社)に大人漫画を描く。
1936年、児童漫画に転向。「幼年倶楽部」「少年倶楽部」「少女倶楽部」「講談社の絵本」に執筆。
1944年応召、満州へ。
復員ののち漫画再開。代表作『カンラ・カラ兵衛』は時代劇なのに刀を使えないというGHQの制約を受けながら、その当時の戦場からの復員や尋ね人など時代世相を下敷きに、親子の情愛と温かみ、明朗快活さで人気を得る。
主な作品[編集]
- 『カンラ・カラ兵衛』(「漫画少年」1948年6月号~1952年7月号、その後「幼年クラブ」に再録連載)
- 『ヨウちゃん』(「幼年クラブ」「婦人倶楽部」1948年4月号~1955年5月号、並行連載)
- 『ロボットS1号』 (東京漫画出版社 昭和23年)
- 『アップルくん』 (「少年世界」 昭和24年 連載)