佐々木喫茶

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佐々木 喫茶
生誕 8月25日
出身地 日本の旗 日本福島県[1]
ジャンル テクノポップ
職業
活動期間 2002年 -
共同作業者 ギャクセツゾク(2002年 - 2006年)
ゲッカンプロボーラー(2006年 - 2009年)
レコライド(2009年 - 2023年 )

佐々木 喫茶(ささき きっさ、8月25日 - )は日本の音楽プロデューサーソングライター編曲家。シンセパンクバンド・レコライドのリーダー。ギャクセツゾク、月刊プロボーラーの元メンバー。福島県出身。

略歴[編集]

高校2年生のときにギターを入手。また、スーパーファミコンソフト「音楽ツクール かなでーる」(アスキー)とMTRで宅録を始める[2]

2002年、ボーカルのギャクオとギャクセツゾクを結成。ギャクオの失踪によりボーカルがジンジャー酒井に交代、2006年まで活動した[3]。ボーカルと打ち込み(+ギター)というバンド編成により、ロックからテクノポップに音楽性が変化、ギターを持たなくなった[4]

2006年、ギャクセツゾクの活動で出逢った月刊プロボーラーに加入[4]。2009年に脱退、レコライドを結成[5]

初めて作曲したアイドルソングは、2008年にリリースされたもも色♡ハピニャス@BMC[注 1]「恋ア・ラ・モード」[7]。2014年デビューのKOTOは、デビュー曲「ことりっぷ」を楽曲提供したのをきっかけとして、サウンドプロデュースを担当。

2019年8月、佐々木喫茶名義としては初の楽曲「versus nervous」をリリース。2020年4月、佐々木喫茶フィーチャリング企画がスタート、第1弾は戦慄かなのがボーカルを担当[8]

作品[編集]

  • versus nervous(2019年8月25日)
  • フォーリンラブ feat.戦慄かなの(2020年4月1日)
  • うれしいたのしいさみしいガール feat.戦慄かなの(2020年7月30日)
  • JuicyFruityLady feat.頓知気さきな(2021年2月22日)
  • 賃貸ほーむれす feat.カナスタ(2021年3月1日)
  • 睡魔ー feat.じゅじゅ(2021年4月1日)
  • 恋のロケットランチャー feat.頓知気さきな(2021年5月9日)
  • sho-ji-jyo feat.可不(2023年4月16日)
  • PUNCH PUNCH FOREVER! feat.逃げ水あむ(2023年7月16日)

楽曲提供[編集]

  • Aira Mitsuki「tell me」(作曲)
  • 天ノ譜ステラ「ハウっちゃう」(作詞・作曲)
  • 文坂なの
    • 「愛わずらい」「好印象な恋しよう」「C級noロマンティック」(作詞・作曲・編曲)
  • WEAR「いんしゅ!」(作詞・作曲)
  • erewhon「りぴりぴ」(作詞・作曲)
  • ギャラクシーあみぃ「おねんね遊泳ミルキーウェイ」(作詞・作曲)
  • きゅるりんってしてみて「いらんこといわんこ」(作詞・作曲)
  • GALS 「ホログラムベイベー」(作詞・作曲)
  • 狂い咲けセンターロード「雷電」「クレイジーサバイバー」(作詞・作曲)
  • 小泉花恋「パンダとダンパ」(作曲)
  • 小森めと「ニートイートミート」(作詞・作曲)
  • Saori@destiny「ステンレス・スターライト」
    • Saoriiiii「3cmディスタンス」(作曲)
  • SAKA-SAMA「わたしたちの地図」(作詞・作曲)
    • 寿々木ここね「スイート・セレブレーション!」(作詞・作曲)
  • さくまる。「尊み!遠江」(作詞・作曲)
  • SAWA「おぼろげダンシン」(作曲)
  • シャオチャイポン 全楽曲(作詞・作曲)
  • 宗教法人マラヤ[注 2]「娑婆KA/RU/MA」(作詞・作曲)
  • 不知火建設(しらけん)「なかま歌」(作詞・作曲・編曲)
  • Cing 「バーガークイーン」(作詞・作曲・編曲)
  • Shinto!
    • 「Shinto!」「ちゅうらぶりん」「さかっけーふぁんふぁーれ」「びゅーてぃふりんぐ」「祝パ!」(作詞・作曲)
  • すこやか健康クラブ「SUKOYAKA」「安心エクスタシー」「凡人ファンタジー」(作詞・作曲)
  • 鈴鹿詩子「U・S」(作曲)
  • 絶対零度「好きなのに残しちゃう」(作詞・作曲)
  • 太陽と踊れ「はなうらNIGHT!」(作詞・作曲・編曲)
  • 武井麻里子「stay'n」(作曲)
  • 月刊PAM「What the PAM?」(作詞・作曲)
  • TOKYO喫茶
    • 「トーキョーキッサ」「ライジング太陽」「ハリーアップトーキョー」「NADESHIKO PARADE」「ピッカピカ賛美歌」「真っ白な夢の中で」「トゥナイトゥナイ」「BOYS & GIRLS」「トーキョースーパードリーマー」(作詞・作曲)
      • あほ四天王+1「恋してんのしってんの?」「あ」(作詞・作曲)
      • 小泉茜「アオ」(作曲)
      • 咲ふうあ「学校終わってまた明日なんてつまらない」(作曲)
  • 鳥 very bird 「鳥Trick」(作詞・作曲・編曲)
  • ねうちゃん「ばいばいピエロ」「0328」(作詞・作曲)
  • ぱすはに「wktk!インターネット侵略中」(作詞・作曲・編曲)
  • ハローニューランド「にじゅうまるぱーふぇくと」「超神回ヒーロー」(作詞・作曲)
  • 平野友里「1995」(作詞・作曲)
  • ピンキーポップヘップバーン アルバム『P-POP』全楽曲(作詞・作曲)
  • femme fatale
    • 「バタフライ」「安眠swimming」「だいしきゅーだいしゅき」(作詞・作曲)
  • ふゆのどうぶつえん
    • 「チョコミントクレイジーサマーガールズライオットラブ」「うまいシュウマイ」(作詞・作曲)
  • 松林てろる「むんらび!」(作詞・作曲)
  • Merry BAD TUNE.「こんぐらいのこんぐらっちゅれいしょん」(作詞・作曲・編曲)
  • もも色♡ハピニャス@BMC「恋ア・ラ・モード」(作曲)
  • 立仙愛理「エ寝るギー」(作詞・作曲・編曲)
  • リナチックステイト
    • 「リナチックステイト」「リアルリニューアル!」「キュンキュンキラキラマジック」「東京SPOTLIGHT」(作詞・作曲)
  • Lila Gray 「愉快ザ・ワールド」(作詞・作曲・編曲)
  • るなてん「エクスクラメーション」(作曲)
  • るーるる「不幸になっちゃえ」(作詞・作曲)

出演[編集]

テレビ[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 雑誌『BOMB』が展開するポータルサイト「Bibus」から生まれたアイドルユニット「Bibus Music Club」の派生ユニット。メンバーは早美あい、小川愛美、寺田ちひろ[6]
  2. ^ 美月リカ鎌田紘子によるユニット

出典[編集]

  1. ^ 佐々木喫茶さんのプロフィールページ”. Amebaブログ. 2021年2月14日閲覧。
  2. ^ 南波一海 2016, p. 191.
  3. ^ ギャクセツゾク is DEAD”. レコライドたったオフィシャルブログ「OMASEにっき」 (2012年10月3日). 2021年2月14日閲覧。
  4. ^ a b 南波一海 2016, p. 193.
  5. ^ 元・月プロ佐々木率いるダンスロック、レコライドが初音源”. 音楽ナタリー (2009年11月25日). 2021年2月14日閲覧。
  6. ^ “Bibus Music Club”でユニット発足。打倒モー娘、AKB48、そしてアイドリング!!!”. ASCII.jp (2008年2月26日). 2021年2月12日閲覧。
  7. ^ 南波一海 2016, p. 194.
  8. ^ 佐々木喫茶、ボーカルに戦慄かなの迎えたメランコリックなラブソング配信”. 音楽ナタリー (2020年3月24日). 2021年2月14日閲覧。

参考文献[編集]

  • 南波一海『ヒロインたちのうた アイドル・ソング作家23組のインタビュー集』音楽出版社、2016年。 

外部リンク[編集]

映像外部リンク
『豪の部屋』佐々木喫茶、人生のターニングポイントや、ニューウェーブのルーツなど。 - YouTube