中筋駅

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中筋バスターミナルから転送)
中筋駅
ホームと駅舎
なかすじ
Nakasuji
西原 (1.0 km)
(0.8 km) 古市
地図
所在地 広島市安佐南区中筋二丁目6-17
北緯34度27分5.37秒 東経132度28分37.04秒 / 北緯34.4514917度 東経132.4769556度 / 34.4514917; 132.4769556 (中筋駅)座標: 北緯34度27分5.37秒 東経132度28分37.04秒 / 北緯34.4514917度 東経132.4769556度 / 34.4514917; 132.4769556 (中筋駅)
所属事業者 広島高速交通
所属路線 広島高速交通広島新交通1号線
(アストラムライン)
キロ程 7.0 km(本通起点)
駅構造 高架駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
4,254人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
8,281人/日
-2019年-
開業年月日 1994年平成6年)8月20日[1]
備考 業務委託駅
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中筋駅(なかすじえき)は、広島県広島市安佐南区中筋一丁目にある広島高速交通広島新交通1号線(アストラムライン)の

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線の高架駅。ホームから1フロアー降りたところに券売機・改札がある。コインロッカー設置駅。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 アストラムライン 下り 広域公園前方面
2 上り 本通方面

利用状況[編集]

以下の情報は、広島市統計書に基づいたデータである。アストラムラインでは「1年毎乗車総数」と「1年毎降車総数」の情報を公開している。1日平均乗車人員データは、年度毎の乗車総数を365(閏年は366)で割った値を小数点2位を丸めて小数点1位の値にした物である。アストラムラインのデータは1,000で丸めて提供されているので、1年毎ではプラスマイナス500の誤差があり、1日当たりでは1.4人程度の誤差が発生する。

年度 1日平均
乗車人員
1年毎
乗車総数
1年毎
降車総数
1995年(平成07年) 1,994.5 730,000 658,000
1996年(平成08年) 2,331.5 851,000 766,000
1997年(平成09年) 2,684.9 980,000 892,000
1998年(平成10年) 2,912.3 1,063,000 965,000
1999年(平成11年) 3,010.9 1,102,000 997,000
2000年(平成12年) 3,071.2 1,121,000 1,013,000
2001年(平成13年) 3,202.7 1,169,000 1,060,000
2002年(平成14年) 3,158.9 1,153,000 1,048,000
2003年(平成15年) 3,123.0 1,143,000 1,048,000
2004年(平成16年) 3,183.6 1,162,000 1,056,000
2005年(平成17年) 3,241.1 1,183,000 1,078,000
2006年(平成18年) 3,271.2 1,194,000 1,091,000
2007年(平成19年) 3,262.3 1,194,000 1,097,000
2008年(平成20年) 3,276.7 1,196,000 1,111,000
2009年(平成21年) 3,153.4 1,151,000 1,073,000
2010年(平成22年) 3,249.3 1,186,000 1,111,000
2011年(平成23年) 3,276.0 1,199,000 1,124,000
2012年(平成24年) 3,284.9 1,199,000 1,128,000
2013年(平成25年) 3,389.0 1,237,000 1,167,000
2014年(平成26年) 3,493.2 1,275,000 1,198,000
2015年(平成27年) 3,827.9 1,401,000 1,325,000
2016年(平成28年) 4,005.5 1,462,000 1,386,000
2017年(平成29年) 4,093.2 1,494,000 1,424,000
2018年(平成30年) 4,208.2 1,536,000 1,465,000
2019年(令和元年) 4,254.1 1,557,000 1,474,000

駅周辺[編集]

国道54号国道191号と重複)祇園新道上空にある駅で最も北に位置する駅である。祇園新道を北進すると山陽自動車道広島ICがあり、交通の要衝の一つとなっている。

安佐南区役所にも至近な駅(駅から500m)でもあるが、区役所そのものは古市一丁目に位置し、JR可部線古市橋駅からの方が近い。

バスターミナル[編集]

バス案内所(2013年1月)

中筋駅前のバスターミナル(中筋バスターミナル)はアストラムライン開通時に大町駅上安駅のバスターミナルと共に広島市が都市計画事業として整備したもので[3]、広島高速交通が2006年4月1日から指定管理者として運営管理を行っている(4年契約[4]、2010年に契約更新[5])。

アストラムラインから周辺団地向けのフィーダー機能を期待して整備された[3]が、広島ICが近接することもあって、実際にはここを経由する高速バス・空港リムジンバス専用となっており、一般路線バスの乗り入れはない。

ターミナル内にゆうちょ銀行ATM(ゆうちょ銀行広島支店広島市中筋バスターミナル内出張所)が設けられている[6]。かつてはもみじ銀行広島信用金庫のATMも隣接していたが、現在は撤去されている。

また、かつて有人のバス案内所が設けられていた。現在は無人化され、広島空港のフライト情報が表示されている。

高速ツアーバス時代のウィラーエクスプレスの東京 - 広島便にも「中筋駅」停留所が存在したが、バスターミナルには乗り入れず近隣の側道(にしき堂前)で受付を行っていた。

2020年令和2年)7月1日から、安佐北区に本社を置き分譲マンション・賃貸・賃貸仲介業(ピタットハウスFC)を営む「株式会社大和興産」が命名権(ネーミングライツ)を取得し、呼称を「大和興産中筋バスターミナル」と改称した[7]

のりば・おりば[編集]

祇園新道東側にバス・タクシーの乗り入れるロータリーがあり、ロータリー沿いにバス乗り場が設けられている。1番のりばが広島空港行き「エアポートリムジン」(広島電鉄広島バス広島交通中国JRバス芸陽バス)の専用乗り場で、それ以外のバスは2番のりばに停車する。いずれも広島市内方面への乗降不可(広島発の乗車・広島行きの降車のみ扱い)

のりば 愛称 運行会社 行先 備考
1 HIJ エアポートリムジン 広島電鉄広島バス広島交通
中国JRバス芸陽バス
広島空港
2 広島ドリーム名古屋号 中国JRバス・JR東海バス 名古屋駅 夜行便(三次経由)
広島エクスプレス大阪号 広島ドリーム大阪号 中国JRバス 大阪駅
神戸エクスプレス ハーバーライナー 広交観光神姫バス 神姫神戸三宮BT
サンサンライナー 広交観光・中国JRバス
両備ホールディングス
岡山駅西口
ローズライナー 広島交通・中国バス・鞆鉄道 福山駅
フラワーライナー 広島交通・中国バス
本四バス開発因の島運輸
尾道駅・因島(土生港
リードライナー 広島交通・中国バス 府中(目崎車庫・道の駅びんご府中
ピースライナー 広島交通・中国バス 世羅(甲山営業所・道の駅世羅)・上下駅甲奴駅
三次・庄原線 広島電鉄・備北交通 三次駅庄原BC
新広益線 石見交通 戸河内IC・美都総合支所入口・石見交通本社前・益田駅
徳山線 防長交通 徳山駅 土日祝日の1本のみ
3 降車専用

隣の駅[編集]

広島高速交通
広島新交通1号線(アストラムライン)
西原駅 - 中筋駅 - 古市駅

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、25頁。 
  2. ^ アストラムライン経営健全化計画 (2)今後実施する具体的な削減方策とその効果” (PDF). 広島高速交通. 2017年8月8日閲覧。
  3. ^ a b 都市施設(広島市公式サイト内) (PDF) p.4
  4. ^ 指定管理者による広島市バスターミナルの管理について - 広島市公式サイト内
  5. ^ 平成24年度からの指定管理者一覧(広島市公式サイト内) (PDF) p.6
  6. ^ 広島支店 広島市中筋バスターミナル内出張所 - 日本郵政公式サイト内
  7. ^ 2020年5月28日 広島市公共施設命名権取得者と呼称の決定等について”. 2024年1月17日閲覧。

参考文献[編集]

  • 各 広島市統計書

関連項目[編集]

外部リンク[編集]