中平正彦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

中平 正彦(なかひら まさひこ)は、日本漫画家高知県高知市出身。大阪芸術大学芸術学部美術学科中退。

概略[編集]

小学館から発行されていた週刊少年サンデー増刊号にて『RUNNING WILD』でデビュー。同誌にて読み切り数本を執筆の後、『学園帝国 俺はジュウベイ!』『RATS』などを連載。

新声社から発行されていたアーケードゲーム専門誌『ゲーメスト』、コミック誌『コミックゲーメスト』などでカプコン対戦型格闘ゲームストリートファイター』シリーズのコミカライズを担当し、これで評価を得る。あきまんを始めとしたゲーム製作側が、漫画で用いられたオリジナルの設定を公式設定に取り入れたり、漫画オリジナルのキャラクターがゲーム本編に登場したりといった「逆輸入」が行われるなど、原作であるゲームにまで影響を与えるほどであった。自身がデザインした神月かりんについて、シリーズの新作が出る度にファンから「かりんは出ないのですか?」と問い合わせをもらうという[1]

また、オリジナル作である『破壊魔定光』は、WOWOWでアニメ化もされた。

作品リスト[編集]

※『ストリートファイターZERO』『さくらがんばる!』『RYU FINAL』の3作品は、2007年にジャンプリミックス『ストリートファイターII』の1、2、3として再発売され、2018年に復刊ドットコムより『新装版』として再発売された。

師匠[編集]

アシスタント[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b イーカプコン限定版「ストリートファイターV VALUABLE EDITION」 2016年4月8日閲覧

外部リンク[編集]