上新庄駅

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上新庄駅
駅舎
かみしんじょう
Kami-shinjo
HK-63 淡路 (2.1 km)
(0.9 km) 相川 HK-65
地図
所在地 大阪市東淀川区上新庄二丁目24番5号[1]
北緯34度45分4秒 東経135度31分59.46秒 / 北緯34.75111度 東経135.5331833度 / 34.75111; 135.5331833座標: 北緯34度45分4秒 東経135度31分59.46秒 / 北緯34.75111度 東経135.5331833度 / 34.75111; 135.5331833
駅番号 HK64
所属事業者 阪急電鉄
所属路線 京都本線
キロ程 6.3 km(十三起点)
大阪梅田から8.7 km
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
(特定日)47,123人/日
-2021年-
乗降人員
-統計年次-
(通年平均)40,351人/日
-2022年-
開業年月日 1928年昭和3年)1月16日
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配線図[2]

上新庄駅(かみしんじょうえき)は、大阪府大阪市東淀川区上新庄二丁目にある、阪急電鉄京都本線。駅番号はHK-64

歴史[編集]

新京阪時代には、当駅から南進して大阪環状線桜ノ宮駅を経由し、梅田駅(大阪駅)に至る路線が計画されていた。京阪梅田線を参照。

駅構造[編集]

ホーム

相対式2面2線のホームを有する高架駅分岐器絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。

改札口は北口と南口の2か所にあるが、国道479号(内環状線)を挟んで大きく離れている[3]。南口に「上新庄阪急ビル」という駅ビルを併設している。

バリアフリーの一環として、北口には改札口と各ホームを連絡するエレベーターが、南口にはエスカレーターが設置されているが、後者は下りホーム(淡路・梅田・天下茶屋方面)側のみに設けられている。

開業当初は地上駅だったが、1975年昭和50年)に京都河原町寄りにホームを移動し、高架化された[3]。これは、国道479号(当時は「大阪市道新庄大和川線」)との交点にあった島頭踏切が、当時阪急線内で最も自動車交通量が多い踏切であったためで、高架化により渋滞の発生防止に大きく寄与した。

のりば[編集]

長らくのりば番号が設定されていなかったが、2007年(平成19年)3月17日ダイヤ改正に伴い割り当てられた。

号線 路線 方向 行先
1 京都本線 上り 茨木市高槻市京都河原町嵐山方面
2 下り 淡路十三大阪梅田天下茶屋方面

利用状況[編集]

いずれのデータでも東淀川区の駅では最多であり[注 1]、特急停車駅である隣の淡路駅よりも多く、特急通過駅では武庫之荘駅に次いで多い。また、2006年に区内東部を縦断する今里筋線が開業した影響か、以降5年は若干の減少が見受けられるものの、近年は概ね横ばい傾向にある。

各年度の1日乗降・乗車人員数は下表のとおり。

年度別1日乗降・乗車人員[統計 1][統計 2]
年度 特定日 1日平均
乗車人員
出典
乗降人員 乗車人員
1990年(平成02年) 58,030 27,190 34,965 [* 1]
1991年(平成03年) - 35,156
1992年(平成04年) 59,694 25,885 31,937 [* 2]
1993年(平成05年) - 31,733
1994年(平成06年) 32,822
1995年(平成07年) 57,313 28,635 32,478 [* 3]
1996年(平成08年) 63,086 31,412 29,769 [* 4]
1997年(平成09年) 64,825 31,954 30,238 [* 5]
1998年(平成10年) 62,972 30,827 33,746 [* 6]
1999年(平成11年) - 32,971
2000年(平成12年) 61,144 30,636 32,382 [* 7]
2001年(平成13年) 61,432 30,642 32,862 [* 8]
2002年(平成14年) 61,603 30,459 32,491 [* 9]
2003年(平成15年) 59,166 29,334 32,088 [* 10]
2004年(平成16年) 55,559 26,434 31,463 [* 11]
2005年(平成17年) 57,098 28,291 29,360 [* 12]
2006年(平成18年) 55,982 27,496 30,528 [* 13]
2007年(平成19年) 52,739 26,023 30,590 [* 14]
2008年(平成20年) 52,502 25,861 28,761 [* 15]
2009年(平成21年) 50,217 24,429 27,629 [* 16]
2010年(平成22年) 49,736 24,101 26,432 [* 17]
2011年(平成23年) 50,738 24,503 26,807 [* 18]
2012年(平成24年) 50,354 24,278 26,988 [* 19]
2013年(平成25年) 49,907 23,991 27,279 [* 20]
2014年(平成26年) 50,232 24,079 27,075 [* 21]
2015年(平成27年) 50,676 24,251 26,511 [* 22]
2016年(平成28年) 51,483 24,544 27,119 [* 23]
2017年(平成29年) 51,460 24,574 27,669 [* 24]
2018年(平成30年) 51,105 24,264 27,607 [* 25]
2019年(令和元年) 53,917 27,030 27,171 [* 26]
2020年(令和02年) 46,186 23,139 19,589 [* 27]
2021年(令和03年) 47,123 23,622 20,411 [* 28]

駅周辺[編集]

北口は閑静な住宅街に面しているが、南口の南東側はスクランブル交差点を擁する小規模な繁華街となっており、多様な飲食店などが集積している。

線路は駅南側で緩やかなカーブを描いており、その直上を東海道新幹線の高架が通っている。

バス路線[編集]

南口に面する道路沿いに「上新庄駅前」停留所、北口付近を走る国道479号(内環状線)沿いに「上新庄駅北口」停留所があり、大阪シティバスにより運行される以下の路線が発着する。

大阪市営バス当時の上新庄駅前停留所は、1998年(平成10年)10月の調査結果で1日の乗車人員(平日)が3,328人を記録し、全停留所中10位であった。

上新庄駅前
上新庄駅北口

隣の駅[編集]

阪急電鉄
京都本線
快速特急・特急・通勤特急・準特急
通過
急行・準急
淡路駅 (HK-63) - 上新庄駅 (HK-64) - 南茨木駅 (HK-68)
普通
淡路駅 (HK-63) - 上新庄駅 (HK-64) - 相川駅 (HK-65)

脚注[編集]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 淡路駅と、2019年に開業したJR淡路駅を別駅と見なした場合。

出典[編集]

  1. ^ 『阪急ステーション』阪急電鉄株式会社コミュニケーション事業部〈阪急ワールド全集 4〉、2001年、110頁。ISBN 4-89485-051-6 
  2. ^ オフィスJ.B、旭和則『都市鉄道完全ガイド 関西私鉄・地下鉄 2022-2023年版』双葉社、2022年8月31日、7頁。
  3. ^ a b c d e f g 生田誠『阪急京都線・千里線 街と駅の1世紀』彩流社〈懐かしい沿線写真で訪ねる〉、2013年、4-6・44-45頁頁。ISBN 978-4-7791-1726-8 
  4. ^ 阪急電鉄 75年のあゆみ「記述編」 p256「
  5. ^ 東淀川区政年表(昭和41年~50年)”. 大阪市東淀川区役所. 2018年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月18日閲覧。
  6. ^ 草町, 義和. “阪急阪神、駅ナンバリングを導入へ…三宮駅は「神戸三宮」に改称”. レスポンス(Response.jp). 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月12日閲覧。
  7. ^ 〜すべてのお客様に、よりわかりやすく〜「西山天王山」駅開業にあわせて、「三宮」「服部」「中山」「松尾」4駅の駅名を変更し、全駅で駅ナンバリングを導入します (PDF) - 阪急阪神ホールディングス、2013年4月30日

利用状況[編集]

私鉄の利用客数
私鉄の統計データ
大阪府統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]