レジェンダリー・ピクチャーズ

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レジェンダリー・ピクチャーズ
Legendary Pictures
種類
事業部門
業種 映画
設立 2005年
本社
主要人物
トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
ウィリアム・フェイ
親会社 レジェンダリー・エンターテインメント

レジェンダリー・ピクチャーズ: Legendary Pictures)は、トーマス・タルにより設立された、カリフォルニア州バーバンク映画会社

2005年より、ワーナー・ブラザースと共同で映画を製作し続けていたが、近年はレジェンダリーは製作費のほとんどを自社で賄い作品の権利保有や独自の企画進行を考えるようになり、ワーナーも共同出資を募らずに自社が製作を行い利益の独占を考えるようになったため、両社の関係が悪化し、契約満期となる2013年をもってワーナー・ブラザースとの共同製作を終了した[1]。その後、NBCユニバーサルと新たに5年間の契約を結び、2014年から共同で映画製作を行った[2]。NBCユニバーサルとの契約終了後は再度ワーナーとの共同製作を再開した[3]。2022年にワーナーの元を再度離脱し、ソニー・ピクチャーズとの間で複数年の契約を締結し、配給[4]を同社が担当することになった[3]

また、東宝と提携してゴジラキングコングなどを登場させる怪獣映画シリーズ『モンスターバース』を製作しており、ロボットアニメ機動戦士ガンダム』の初の実写映画化でサンライズとも提携している[5]

2014年10月、ソフトバンクが2億5000万ドルの出資を発表[6]2016年1月、中国大連万達グループに35億ドルで買収された[7]

作品[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『ダークナイト』『ハングオーバー』レジェンダリー・ピクチャーズがワーナー・ブラザースを離れる”. シネマトゥデイ (2013年6月27日). 2013年7月15日閲覧。
  2. ^ レジェンダリー、NBCユニバーサルと5年契約を締結”. 映画.com (2013年7月12日). 2013年7月15日閲覧。
  3. ^ a b 米レジェンダリーがソニーと配給契約、古巣ワーナーと離別へ”. THE RIVER (2022年11月29日). 2022年12月3日閲覧。
  4. ^ 中国を除く。また、ストリーミング配信の配給権については引き続きレジェンダリーが保有する。
  5. ^ 「機動戦士ガンダム」初の実写映画化、サンライズとレジェンダリーが共同制作”. ハフポスト (2018年7月6日). 2018年7月8日閲覧。
  6. ^ ソフトバンクSIMI、米映画会社レジェンダリーに270億円出資
  7. ^ 大連万達グループがレジェダリーを35億ドルで買収(英語)

外部リンク[編集]