ホテルノイシュロス小樽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ホテルノイシュロス小樽
ホテル概要
運営 祝津観光ホテル展望閣(1967-1981)
天望閣(1982-2002)
オーブ(2003-)
所有者 祝津観光ホテル展望閣(1967-1981)
天望閣(1982-2002)
オーブ(2003-)
前身 ホテル天望閣(1967-2002)[1]
レストラン数 1軒
部屋数 58室
開業 2003年10月1日
所在地 〒047-0047
北海道小樽市祝津3丁目282
位置 北緯43度14分15.6秒 東経141度0分26.5秒 / 北緯43.237667度 東経141.007361度 / 43.237667; 141.007361座標: 北緯43度14分15.6秒 東経141度0分26.5秒 / 北緯43.237667度 東経141.007361度 / 43.237667; 141.007361
公式サイト 公式サイト
テンプレートを表示

ホテルノイシュロス小樽(ホテルノイシュロスおたる 英:HOTEL NEUSCHLOSS OTARU)は、北海道小樽市にあるリゾートホテル。ノイシュロス(neuschloss)はドイツ語で「新しい城」を意味する。

概要[編集]

1965年に前身となる「祝津観光ホテル天望閣」が開業、1967年に別館が開業し2棟体制で営業したものの1969年から経営不振に陥り1975年に開業当初からの本館を閉鎖、1981年に佐藤建築設計事務所が買収し1982年にリニューアルを行い別館部分一棟で48室の客室を擁する形とした[2]

その後ヒルトン小樽等の大型ホテルの台頭もあり債務超過に陥り、2002年に倒産[1]スーパー銭湯「ほのか」チェーンを経営する丸新岩寺傘下の「オーブ」が買収[3]、総工費約10億円をかけリニューアルし「ホテルノイシュロス小樽」として2003年10月1日に開業[4][5]

外観はウィーンの城を模した形とし、客室は全室露天風呂付きで旧回転レストラン部分にスイートルームを配した[6][7]

おたる水族館がすぐ麓にあるほか、全室オーシャンビューとなっている。また本ホテルが祝津にあることから、客室から見える海は祝津ブルーと呼ばれている。

館内[編集]

8階
  • スイートルーム(2室 ダブル・ツイン各1室)
  • ジュニアスイートルーム(1室)
  • ロイヤルスイートルーム(1室)
6階
  • 展望デッキ
5-3階
  • 洋室(各階8室)
  • 和洋室(各階5室)
2階
  • 洋室(6室)
  • 和洋室(9室)
1階
  • フロント
  • コンシェルジュデスク
  • バーラウンジ「Pelre(ペルレ)」
  • レストラン「ブラウキュステ」
地下1階
  • 露天風呂付き大浴場「眺海 cho-kai」
  • エステルーム「シェーネ」

脚注[編集]

  1. ^ a b “祝津のホテル天望閣が倒産!!”. 小樽ジャーナル. (2003年3月5日). https://www.otaru-journal.com/2002/03/post_33/ 
  2. ^ 第一編 社会経済 第一六章 観光 観光ホテル 祝津観光ホテル展望閣 - 小樽市史第10巻社会経済編(小樽市 2000年)
  3. ^ オーブ株式会社を知る”. ほのかグループ. 2019年10月29日閲覧。
  4. ^ “小樽の料理長(シェフ)登場!<シェフの自慢の一品・おすすめメニュー>”. 小樽ジャーナル. https://www.otaru-journal.com/azumashii/chef/neusch/index.htm 2019年10月29日閲覧。 
  5. ^ “祝津に新ホテル 10月1日オープン!”. 小樽ジャーナル. (2003年9月3日). http://otaru-journal.com/news/2003/09/0903-1.htm 
  6. ^ “旧天望閣が“ウィーンの城”に大変身!全室露天風呂付のホテルに!”. 小樽ジャーナル. (2003年5月30日). http://otaru-journal.com/news/2003/05/0530.htm 
  7. ^ “「ホテルノイシュロス小樽」のてっぺんは回転展望レストランなのか?”. 北海道ファンマガジン. (2018年6月9日). https://hokkaidofan.com/otaru-neuschloss/ 

外部リンク[編集]