フレデリック・サッピ

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フレデリック・サッピ(Frederick Suppe, 1940年2月22日, カリフォルニア州ロサンゼルス - )は、メリーランド大学哲学科名誉教授。科学哲学における「理論の意味論的見解」についての業績で知られる。

略歴[編集]

ミシガン大学から博士号を取得しており、科学哲学、認識論、形而上学、神学の哲学、ジェンダーの哲学を研究テーマとしている。

2000年、テキサス工科大学に移り、哲学科長に就任した。2002年、同大学の古典・近代言語・文学科に異動し、2002年から2010年にかけて同学科長を務めた。現在は古典学の教授でありテキサス工科大学スペイン・セビリア校のセンターの立ち上げに携わり、今もそのセンターに在籍している。

著作[編集]

理論の意味論的見解についての代表作として、下記の著作がある。

  • Suppe, Frederick, ed. (1977), The Structure of Scientific Theories[1].
  • Suppe, Frederick ,(1989), The Semantic Conception of Theories and Scientific Realism[2].

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Suppe, Frederick, ed. (1977), The Structure of Scientific Theories. Urbana: University of Illinois Press.
  2. ^ Suppe, Frederick. (1989), The Semantic Conception of Theories and Scientific Realism. Urbana: University of Illinois Press.