ファン感謝デー

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ファン感謝デー(ファンかんしゃデー)は、興業者などがそのファンの支持に対して、日頃の感謝を名目に行われる各種企画、及びその開催日のこと。

日本では、以下の種類のものがある。

スポーツ関連[編集]

内容は選手とファンの交流が主となり、選手・コーチらによるトークショーや、ゲーム大会、プロ野球チームの場合は紅白戦が行われることもある。

  • プロ野球球団の「ファン感謝デー」。シーズンが終わった11月の勤労感謝の日前後に、専用球場(本拠地のこと)を開放してイベントが行われることが基本的。この日に限り、(大型機材搬出入口を使って)グラウンドに入れる。日本選手権シリーズで優勝した場合は“優勝報告会”として特に盛大に、パレードと共に特別な名を付けて行われることもある。
  • Jリーグクラブの「ファン感謝デー」。夏のリーグ戦中断期間やシーズン終了後などに行われることが基本的である。
  • バスケットボールチームの「ファン感謝デー」。シーズンオフの6-9月頃に練習場や近隣施設で行われる。
  • バレーボールVリーグ所属チームの「ファン感謝デー」。シーズンオフの6-9月ころに練習場や近隣の施設で行われる[1][2]。ファンクラブの加入者以外でも参加できるチームもある[3]
  • ラグビーユニオントップリーグ所属チームの「ファン感謝デー」。シーズン終了直後の1月ごろ(2019-2020シーズンは開幕前の12月)やシーズンオフの5-7月ごろに練習場や近隣施設で行われる。
  • モータースポーツではシーズン開幕前、あるいは終了後に行われる各種イベント。代表的なものにトヨタ自動車の「TOYOTA GAZOO Racing Festival」、日産自動車の「NISMO Festival」、本田技研工業の「Honda Racing Thanks Day」、鈴鹿サーキットの「モータースポーツファン感謝デー」などがある。
  • プロレス団体の「ファン感謝デー」。全日本プロレスなど一部団体においてイベント色の濃い興行として行われている。
  • プロボクシングでは、5月19日の「ボクシングの日」にファン感謝イベントが行われている。
  • 日本中央競馬会で年数回4主場で行われる日本騎手クラブ主催のファン交流会(トークショーやミニ運動会など)
  1. ^ [1] (PDF)
  2. ^ [2]
  3. ^ [3] (PDF)

その他[編集]